rocks 戻る

今日の感謝盤一覧2006.09下

 

8月 9月上 9月下 10月上 10月下 11月上 11月下 12月上 12月下 02.1月上 1月下
2月上 2月下 3月上 3月下 4月上 4月下 5月上 5月下 6月上 6月下 7月上
7月下 8月上 8月下 9月上 9月下 10月上 10月下 11月上 11月下 12月上 12月下
03.1月上 1月下 2月上 2月下 3月上 3月下 4月上 4月下 5月上 5月下 6月上
6月下 7月上 7月下 8月上 8月下 9月上 9月下 10月上 10月下 11月上 11月下
12月上 12月下 04.1月上 1月下 2月上 2月下 3月上 3月下 4月上 4月下 5月上
5月下 6月上 6月下 7月上 7月下 8月上 8月下 9月上 9月下 10月上 10月下
11月上 11月下 12月上 12月下 05.1月上 1月下 2月上 2月下 3月上 3月下 4月上
4月下 5月上 5月下 6月上 6月下 7月上 7月下 8月上 8月下 9月上 9月下
10月上 10月下 11月上 11月下 12月上 12月下 06.1月上 1月下 2月上 2月下 3月上
3月下 4月上 4月下 5月上 5月下 6月上 6月下 7月上 7月下 8月上 8月下
9月上
1

9/16(土)
街の新人さん
cover
Hotel California SP 1
Eagles
1976/12/8

シリーズ「完璧なシングル」

*パーパーパアパパッパーどちゃん♪
今週の「朝まで生ムジカ」パネラーの皆さんを紹介しましょう。
まずはOシマなぎささん。NOさかアキユキさん。
パンク界から序二6トンさん。
メタル界からモーターヘッドレミちゃん。
大御所地味平次さん。
軟弱男sティブ
ン・美ショップさん。
えーと次の方はピュア・プレイリー・リーグから、ちょっと待って下さい・・・バンドの方。そして番組中ゲスト及び乱入者多数の模様です。
司会は御馴染み、タハラSO一LOWEさん。
それではタハラさんお願いします。
「こんばんわ、タハラSOイットゴーズニックロウです
。今週の議題は
どんっ

このアルバムです。
1976年12月8日に発売された、あれ12月8日、真珠湾攻撃の日ですね、えー、その点も後ほど議論するとして、ホテル・カルフォルニアです。
この盤からのシングルを中心としてお話したい皆さんと。ちょうど今年で30周年となります。ご存知の通りとにかく人気の盤で、夜な夜な洋楽カラオケ場では今日も親父達が若者の冷たい視線を浴びながらがなっているとゆうタイトル曲、私も好きでイーチコ6杯飲んじゃうとやっちゃうのですが、とにかく色々な意味で大きなブツかと。ロック界においてカリフォルニア旅館以前以後なんて分けられるのでは無いかと思います。ホテカル歴30年とゆうことで
「ホテル・カリフォルニア問題」
どーかよろしく。
まずは
第一弾シングル
”ニュー・キッド・イン・タウン”
76年12月25日に全米チャートTOP40に登場、9週目に1位になって、次の週に2位、次の週は27位、次の週は消えるつうまさしく駆け足のニュー・キッド。これは後でやる例のあれが出てきたためなんすが、作者はグレン・フライ、ドン・ヘンリー、JDサウザー3氏ですね。
まずは皆さんご存知でしょうが、曲を聴いてみましょう。こんな曲です。」


街の噂によりますと そのサウンドはとっても親しみやすいとな
大いなる期待をうけまして 君を皆さんが見ています
会う人会う人みんな 知ってるみたい
君の古くからの友人でさえ、何か新人さんのように君達を扱います

ジョニーは最近やってきた 街の新人さん
皆さん君を愛してる だからがっかりさせないで

彼女の目の中に 音楽がかかり始めます
希望無きロマンチック さあ俺達また始めちゃうぞ

でもしばらくすると、オメーラは別な方を見ている
そいつはまったく治療不可能な気まぐれハートだべさな

ジョニーは最近やってきた 街の新人さん
彼女はまだ愛してくれるかな 君が廻りにいなくなっても

トイチャントイチャントイチャンといちゃんちょチャンチャちょう←ギターソロ多分ジョー・ウォルシュしゃん

あまりにも多くのことが有ります 君が彼女に話さなきゃいけないことは
でも毎晩毎晩君は彼女を抱こうとした ただ抱こうとした 君の肩には巨人の星の星君のような滝のような涙

街ではもっぱら噂です 君を思い出すためにそれはあるんです どっちの側に君達がいようとそいつは大した問題じゃない
君は散歩する すると彼がやって来て君の後ろでひそひそ話
ヤツラはけっして君を忘れません 誰か別の新人さんがやってくるまで
君は最近どこにいたんだい?街の新人さんがいるよ
みんなが彼を愛してます そうだよな?
今彼は彼女を抱いている最中 そして君はまだうろついている
おーマイマイ
街の新人さんがいるよ
また別の街の新人さん
うーうー
みんなが噂、街の新人さん
みんなが歩いてます、街の新人さんみたいに
街の新人さんがいるよ
街の新人さんがいるよ
僕はそれを聞きたくない
街の新人さんがいるよ
僕はそれを聞きたくない
街の新人さんがいるよ
街の新人さんがいるよ
街の新人さんがいるよ

「いやー、改めて聴きますと、声が和田アキコさんに似てるかも。かもー。是非紅白で歌っていただきたいですね。
ま、それはともかくここで歌われてる新人さん、ッホール&オーツのご両人と言われてます。今日は衛星回線でNYとつながってるみたいですね。
街の新人さーん、新人さーん」

ッホール&オーツ
「はーい、ユー・ウォッティング・(二人で)MTV!
−ボクだりる・ホール
−ぼくジョン・オーツ。
二人ソロってオーツ&ホール!
      ホール&オーツ!
あれ?
二人ソロってオーツ&ホール!
      ホール&オーツ!
−ま、いいや。ボク、ダリル、スタアです。
−何をーっ。ここで歌われてるのは俺様のことだぞ。だってジョニーっていってるじゃん。オーツです。
−わはは、余裕余裕。顔を見てください。皆さんはご存知よ。
−くそう。負けた。とにかく僕達のことでーす。丁度その時、立地が最高のリッチ・ガールでチャート鰻上り最中でした。
−光栄でーす。しかし早いな。ヒットしてブレークするの知ってたのかな白身フライさん。
−あれでもさ、♪ボクはそれを聞きたくない♪って歌ってるよこれ。
−俺達ネタにされてからかわれたんか?くそー。呪ってやる、マンイーターに頼んで喰ってや・・・・

「あれ?新人さーん。回線が切れたようです。駄目だな。しっかりしてよ。
あ、6トンさん、何か言いたそうですね?」
「ジョニーたら俺のことじゃねえのかxxxxユー。ぺ」
「わ、汚い。僕にツバを吐くなよ。」
「何をこの軟弱野郎。つんつん。」
「痛っ。司会者さん注意してくださいよ。さっきからこの人安全ピンで腹刺すんです。」

ブっ

「おーデカイのが出た。」
「レミさん、生放送でオナラは止めてください。」
「バカヤロー。デモの腫れ物ところかまわずってゆうじゃねえか。ぐそごそ言うと俺の革ジャン頭からかぶすぞ。」
「わわ、それだけはどうかご勘弁。あ、ノサカさん、どうぞ。」
「こ、これが、ウエストコウストてのか。随分ふにゃふにゃだな。もう少し歯ごたえのあるツマミは無いのか。」
どが
椅子から転がり落ちる。
ビショップさん、助け起こそうとする。
タハラ「あ、いいからいいから。ほっといて。その人いつもそうですから。はい。Oシマさん、いかがですか?」
「これはだな、幻滅してるんだな、芸尿人、芸能人か、芸能人稼業にガハハ。呪われた夜で1位になって呪われて、敵とリミットで文字通りギリギリ我慢の限界になって、ブちぎれて残りカスか、バカヤロー。」
「むやみに人を罵倒しないで下さい。残りカスですか。アルバムでは2曲目の曲を最初にカットしましたね。その理由思い当たる人は?」
「それはね、イーグルスてのは頭のいい人たちですから。アルバムを先にみんな買っているの知ってるわけです。それに最初に旅館カットしちゃうと後が続かないでしょ。そうすると売れなくてお金が・・・」
平次さん「何?金?金なら俺が貰う。絶対貰う、1円でも貰う。」
「お、お金が儲からないでしょ。」
6トン「誰だコイツは?」
タハラ「先ほど到着した音楽評論家の渋谷テッペイ用一さんです。」

何?音楽評論家!
何?音楽評論家!
何?音楽評論家!

レミ「コマしたれっ」

全員でsブヤ氏を袋叩き。ビショップ氏が一番最後まで蹴っている。
「このこのボクの曲、Sストリートでかけないでしょ。無視するでしょ。このこの。」
6トン「その辺で止めときな。天国への階段いっちゃうぞ。」
平次「あ、俺の曲の名前言ったな。5円。」
6トン「パンクは財布を持ってないの。無い。」

ブっ
レミ「殴ったらデカイのしたくなった。」

タハラ「駄目だこりゃ。えー、じゃコマーシャル。その後、いよいよ本題ホテル・カリフォルニア入ります。
あ、ADさん、その辺拭いといて。何か変なもの床に付いてるから。あああ、もうこの連中誰が呼んだんだクソっ。あ、失礼」

試聴はここで

9/17(日)
加州旅館問題
cover
Hotel California SP 2
Eagles
1976/12/8

シリーズ「完璧なシングル」

*「CM明けました?それでは引き続いて
どんっ
このアルバム、ホテル・カリフォルニアから所謂ホテル・カリフォルニア問題を討議して行きましょう。司会はタハラGO一ロウです。
何か局に”もっと真面目に話し合え”って抗議が殺到しているようで・・
こんなメンバーでそんなの出来るかっ。
我慢して下さい。えー先ほど登場した某sブヤさんちゅう音楽評論家は全員に袋叩きに合って愛車ポルシェに乗って女の子と泣きながら帰ったそうなんで、代打さんを呼びました。じゃないと曲を説明できる人がおらんよ。
その勇気ある人は・・・
まさ伊藤生息さん、どうぞ。」
音楽評論家?
音楽評論家?
音楽ひょうろんか?
「またかよー。」
モーターヘッドレミ「ちょっと待て皆の衆。コイツはちょっと違うよ。ほれ見てみい。」

ぶっ
「おう、でかいのが出た。」
「ああ、レミ兄さんの屁。美味しいです。ヘヴィです。」
「ほらみろ。日本のメタル・ゴッドだ。」
ロットン「兄さんの屁を美味いと言うのなら確かに違うな。許す。」
タハラ「え?この人メタルなの?大丈夫かな。あ、も一方おられるそうです。タマリ倶楽部から急遽駆けつけてきてくださった
JUNミウラさん。」
「どもどもミウラです。皆さんにお土産ね。ボクの秘蔵スクラップ・ブックどぞ見てください。」
スティブ・ビショップ「わ、バルタン星人だ。すげー。」
レミ「お、xxxがxxxしてるやんけ。ぎゃはは。」
ジョニ「俺にも見せてくれ。おおおお。穴あき。」

タハラ「連中が見てる間にイトーさん、曲の説明お願いします。」
セーソク「はい、わかりました。キーポン・ロック。えーと知らねえな、イーグルス。アンチョコアンチョコ。あー、アルバム1曲目で、全米チャートでは77年3月12日にニュー・キッド・イン・タウンが1位から落ちたのを見計らって35位で初登場。意外と低いのです。で17,8,7,4,3,2,1,
3,8,11,13,17,30
つうチャート・アクション。1位が1週のみってのも意外ですね。14週しかいないし。どーもアメリカ人にはもしかして合わなかった?我が大英帝国チャートですと4月に登場して最高位8位。そうだよなロンドンにも合わないよ。じゃどこで合ったかとゆうと日本かもしれません。はい。私が聞いてもイーグルスの中では異色な曲だよな。イントロは・・・」
タハラ「あ、平次さんが何か言いたそうで。」
ジミー「俺のパクリだ。」ぼそ。
セエソク「はい、偉大なるZEPさんの天国への階段思い出しますね。お金貰ってもいいんじゃないペイさん。12弦とのダブルネック・ギターもぱくられてるし。その前にジェスロ・タルのウイ・ユースド・トゥ・ノウのパクリだって意見も有るよね。まあ、それはともかく、ドンドンってアホな(すまん)、バスドラに導かれて始まるはレゲエのリズム。イーグルスでレゲエは初めて。これがまた全然跳ねて無いレゲエで。言われなきゃ誰も気付きません。それでコードはBm、F#,A、E、G,D,Em、F#、サビで一転メジャーでG,D,Em、Bm7後半一転またマイナーになるって誰が聴いてもマイナーだ。半泣きしながらドン・ヘンリー歌ってるし。メロは演歌だし。はい。それで後半がギター・バトルてんだから。そのフェルダーとウォルシュによるバトルがまた、やろうと思えば誰でも歌えるフレーズで、丁々発止これはウイッシュボーン・アッシュじゃんか。てな具合で、で、最後はフェイドアウトで解決しないで終わります。ギター・フレーズはアドリブしてません。完全作曲です。フェルダー氏のは粘ってきゅ、ウォルシュさんのはおちょくり気味に軽快にイエー。どっちも最高だよ。キーポンロッキン。」
タハラ「だから何なんだつう説明ありがとうございます。まあともかく聞かなきゃわからん。聞いて見ましょう。」

女、暗い砂漠のハイウエイで 僕の髪には冷っとした風
コリタスのあまーい暖かな香り 空気中から立ち上ってくる
顔上げて見渡せば 軽やかな光が見えました
僕の頭は重苦しくなり 眺めはぼんやりしちゃって
僕は夜に備えて宿を探さねばならぬわ
彼女は戸口(タイガー)に立っていました 僕は指令の鐘の音聞いたよ
で、考えた これは天国なのか それとも地獄なのか
その時彼女は蝋燭を点して 僕に道を示してくれました
廊下の下の方から声がしたのだ 僕はその声聞いたと思う

ようこそホテル・カリフォルニアへ
こんな素敵な場所はありません こんな素敵な外観はないです
カリフォルニア旅館にはお部屋がいっぱい
どんな時代でも そこで見つけることが出来ますよ

彼女の心はティファニーがツイストしてるみたいで メルセデス・ベンツ持ってます
沢山のたくさーんのイケメンかわゆい男の子も持ってまして それをお友達と称してます
野っ原で彼らが踊る様は あまーいサマーの汗
思い出すために踊るものもおり 忘れる為に踊るものもおり

そして僕はホテル長を呼び出して
「俺様にワインを持ってこいや」
彼は言いました「私どものホテルには1969年からお酒類はご用意しておりません。」
で、まだあの声があっちの方から聞こえている
真夜中に君を起こすのだよ
こんな風に言っているのだ
ようこそホテル・カリフォルニアへ
こんな素敵な場所はありません こんな素敵な外観はないです
ホテル加州でどうか死ぬまでお過ごし下さい
素敵なサプライズを貴方に アリバイだって作れます

天井の鏡 ピンクのシャンペン氷付け
彼女は言いました
「私たちはみんなここで囚人みたいなものよ、まあ自分でそうしてるんだけど」
で、ご主人様の謁見室では
どんちゃん騒ぎのためにみんな集まって
鋼鉄のナイフでそいつを貫通
でも彼らはその獣を殺すことは出来やしない

最後に僕が覚えているのは
ドアに向かって走っていったこと
僕は荷物を見つけなければ
僕が前にいたところに向かって
「りらっくす」夜男が言いました
私たちは救助されるようにプログラムされてます
どーぞお好きな時にお好きなようにチェックアウトしてください
でも貴方はけっしてお立ちになることは出来ません!!!

ぎたーーー

タハラ「えー、ミウラのリカ、いやジュンさんいかがですか?こうして改めて聞いて。」
じゅん「嫌いです。嫌いだってことはとっても好きだってことですから。好きです。そのままイナガワのジュンジイさんに炉辺で怪談して貰いたいと。
え、マジっ?みたいな。
”we haven’t had
that spirit here since
nineteen sixty nine”、
あはは英語言えた。のところのスピリットがお酒じゃなくて”ロックの魂”みたいなあ、巷で言われてますが、これは間違いなくイーチコです。イーチコみたいな安い酒は置いてませんみたいな。下町へ行け。ナポレオンになれ。みたいな。単にイーグルスの皆さんが、ロスに上京してお仕事して、成功したのは良いけれど、さんざ怖い目にも会いましたてのをホラー仕立てに歌ったら、思わぬ反響しちゃって、ロックの墓参り、もうすぐお彼岸とか、そんなつもりじゃ無かったですが、いつの間にか本人たちもそんな感じで作ったのかなあと思えてきちゃってそれが怖いですわ。とにかく何だか大変そうなこと歌ってるみたいに思えますから、どんなに下世話な泣き歌でも安心してカラオケでがなれます。その後、ウンチクすればだいじょぶよ。ギター弾ける人は弾いちゃえるし。最高。

あ、何か俺失礼なこと言いましたか。すまんすまん。」
タハラ「充分失礼です。」

「あ、それと我が国にはなかにし礼さん詞のタンポポのカバーつうすげえのあります。あしからず。
歌っていいですか?あ、日本物は特にやばいですか。なら、やめときます。」

レミ、ロトン以下全員じゅんちゃんのスクラップブックに夢中。

タハラ「あ、全然発言されなかった、えーと、ピュア・プレイリー・リーグの・・・うんとメンバーの方、最後に何か?」
メンバーの方「あのフラーです。今はリトル・フィートにいます。えーと、お鷹さんたちのおかげで僕ら表に出られたってみんな言うんですけど、この曲で息の根止められました。もうびっくりしちゃって。この後も頑張って、素敵な音楽作ったんだけどなあ。全然駄目で。貧乏してます。責任取ってくれますか?」
タハラ「あんたたち、そーんなこと言ってるから駄目なんだよ。何がどうあろうと自らの力で日本人は何とかしなければ真の戦後とは言えないんだ。そこでごまかすからいつまでたっても解決しないってことなんだけど。あ、誰もいない。」

試聴はここで

9/18(月)
真芯ヘッド
cover
Machine Head
Deep Purple
1972

シリーズ「直球野郎一本勝負」

*うわ、もしかするとマシンヘッド、ろっくすでやらせて貰うの初めてかもしれない。何とバチ当たりな。
すまん
の気持ちを込めて先日30うん年ぶりに買い戻したLPのジャケを、表裏中帯スキャニングしてたら時間が無くなってしまったよ。ぎゃはは。なんせパープル王のマシーンヘッドだげん、迂闊なことを書いてしもたら島流しになりそ。そうだ。一応英語自動翻訳のリンクも貼っていることですし、英米インド中国中東東欧欧州の方もどうやら見ていられるようなので、その方に日本におけるこの恐ろしき盤の状況をば伝達いたしましょう。
うまくやれよ自動翻訳。
えー、ディープ・パープルはとにかく我が国では凄い人気です。特にこのマシン・ヘッドは。聖典。私が中学の頃にはこのジャケットを学校に持ち込んで訳もわからず頭の上にかざして廊下を走り回ってるヤツがいました。先生に捕まってジャケごと職員室前で正座させられました。高校の頃には全クラス男子の洋楽好き中、実に98%がパープル・ファン、そのうち81%がリッチー先生のファンでした。女子はとゆうと洋楽好き中73%がクイーン・ファン、35%がベイ・シティ・ローラーズファン、2%がデビッド・ボウイ・ファンだったと思われます。全部足して100になりません。ですから私は数2Bの通信簿は3でした。10点中。よく卒業できたな。えー、現在では小中高の音楽の教科書に載ってます。イエスタデイと共に。小学校では縦笛の時間に全員でスモーク・オン・ザ・ウォーターやります。それはもう微笑ましい光景。中学になりますとハイウエイ・スターやります。壮絶です。試験で間奏部分が出ます。実技です。二人一組でやりましてちゃんとリッチーさんのとこもロードさんのとこもやるんだよ。出来るまでやらされるので9割が居残りです。で、そんなことをするのでこの時点でほぼ全員がパープル嫌いになります。なんつうことをするのだ。
そんな状況下でも、現在日本の人口の割合は男親父女親父率83%ですので、パープルの地位は不滅です。日本の夏の名物には蚊取り線香と共に「盆踊り」とゆうものが有ります。えー、そちらの国で言いますと野外ディスコでして、街の広場の中央に櫓を立ててその周りを皆で着物来て、手をこう頭上にひらひらさせて踊ります。そこでも当然、スモーク・オン・ザ・ウォーターとハイウエイ・スターはやるんだよ。町内会長さんがフリークだった場合は、全曲そればっかです。レイジーもネヴァ・ビフォアもスペース・トラッキンもメイビー・アイム・ア・レオまで。で、櫓の上では会長さんがストラト弾きます。マーシャル10段積みです。和太鼓がとなりで華を添えます。もちろんトムソンのストラトも用意してまして、クライマックスにはちゃんとギター破壊もやるんだよ。みんな嬉しくて拍手喝さいです。片付けはパンクがやってます。己のフラストレーション貯める為に。
で、街のコンビニに行けば、男豆腐リッチーとか、食玩でパープル・フィギュアとか売ってましてすぐ売り切れます。
街のレコード屋さんでは各国のマシーン・ヘッドが必ず置いて有ります。1stプレスはヤフオクでは1億5千万の値が付いてます。何しろ日本人は金持ちなので飛ぶように売れます。CDでは紙ジャケはもちろん、デカジャケってのも有ってしかもレコードサイズのCDが入っていて、それじゃプレーヤーでかけられないじゃないか。いいえ、マシンヘッド再生用の特別CDプレーヤーが発売されてまして、かけられます。いい国でしょ。
ええと、それと日本のレコードには帯ってのが有りまして世界各国から垂涎の的かとは思いますが、輸出規制法がかかっているので、売ってあげない。何しろ国外に持ち出すと目玉のおまわりさんにタイホされます。
えーとえーとそれと皆さんご存知の秋葉原にはパープル喫茶てのがありまして、10代の女子が各人リッチー、ロード、ペイス、ギラン、グローバーの扮装をして静岡茶と心太と羊羹出してくれます。外人さんは正座で頂かなければなりません。もし触ったりしたら当然ストラトが振り下ろされます。
それくらい人気有るのです。
どうですいい国でしょ。是非観光に来て下さい。街で目が合ったらすかさず「じゃっじゃじゃー、じゃっじゃっじゃじゃー」ってエア・ギターやってね。
「じゃっじゃっじゃー、じゃっじゃー」って爺さんも婆さんも犬も猫も返します。
毎週水曜日の5時間目にはエア・ギターの授業もあるのです。

ちゃんと訳されたかな。

・・・多少の誇張あり。確かめる為にもカモン、ジャパーン。・・・

曲目等詳細

試聴はここで

9/19(火)
むーちゃ
cover
Blues Brothers
The Blues Brothers
1980/6

シリーズ「ブラック道」

*人生でかなったら一番幸せなことって何でしょ?
一番好きなことを仕事にしてそれで成功すること?
うんにゃ。たしかに。蠍団みてると廻りも幸せ、ご本人達も最高に幸せそう。パープル、マイケル・シェンカーさんとか見てると幸せの中にしんどさも凄いよなと傍目からも。
じゃ2番目に好きなことで大成功して、得た人気と地位とお金で好き放題一番好きなことをやっちゃうのは?
これが一番最高かもしれません。夢です。
私だってもし、ま、100%ありえんが、そなったら夢のグラム・フェスティバルとかチニチャプ祭とかバカロック・オールスターズとかやりてぇ。でもまさかその尊敬する人たちをバックにしてやりたいなんて恐れ多くて出来ません。ちょっとお願いするかもしれんが。
その恐れ多い夢をかなえてしまったのがこのお二人身軽なデブ、ジョン・ベルーシ&ガリガリ君ダン・エイクロイドのご両人です。2番目に(?)好きなこと、コメディで、NBCサタデイナーイト(ライブ)で大成功、もしかするとウケるかもしれないとやったネタ、ブルース・ブラザースがオオウケ。んならレコード作っちゃおうって本気でジェイク・ブルース&エルウッド・ブルースつうブルース仮面に変身してやっちゃった。フロントで堂々と。それもこれも2番目に好きなことが芸事で、出来ちゃったからです。オマケに番組コネで空恐ろしいバック・ミュージシャン面子を召集可能で。
本物だもんな、みんな。
1/2ブッカー・T&MG’sの何は無くともスティーブ・クロッパー氏&ドナルド・ダック・ダン氏。てば。
で、マット”ひょうきんさん”マーフィおじさん。豪華ホーン陣。
まるでコント55号のお二人がV9巨人軍、王、長島、柴田、土井、末次、堀内、金田、柳田(名前書いて喜んでます)ら神様達と一緒に野球やってギャグ映画作ったごとし。うお。
そうです、78年暮の登場以来、どうしたのかな、どうしたのかなって思ってたら映画作ってた。大馬鹿仲間ジョン・ランディスさんと。
史上最大の公私混同大作。お金も人も使い放題。
それにビビってこじんまりってなっちゃわないところがヤンキーの凄さだ。
ベルーシさんがあの愛くるしい眼差しで「やってくれる?やってくれる?」って頼んだんだろうな。断れません。
断れなかった人たちは
ジェイムス・ブラウン!!ファンク・ゴッドさんには神様の使徒さんお願い。
アリーサ・フランクリーン!!。全米一のソウルおばちゃんお願い。
ジョン・リー・フッカー!!街角ブギイお願い。
レイ・チャールズ!!もしものコーナー。こんなファンキーな楽器屋の親父がいたら・・・お願い。
一番美味しい場面で・・・・キャブ・キャロウエイお爺さん!!。むーちゃ。

知ってる人は突っ込むだけ突っ込んで下さい。文句言うだけ言って下さい。
知らない人は、初めて聴いても面白いでしょ?見ても楽しいでしょ?をこれは本業の腕で力技。
楽しさわかってくれたら、ここからどーか奥地をお口へどーぞ。てな音楽ファンのさーが性満載。
てめえの歌、演奏の力不足は先刻承知で、恥ずかしい水先案内人役をばっちしやってくれたよ。
みんなが元気なうちに誰かがやらねばなんとしょう。
最高の人たちが最高の形でしてくれたと思います。

感謝。

一番好きな場面は、むー、カミナリ打たれて身軽なデブがバクテンのとこも・・キャブお爺さんのとこも
カントリー・クラブでのお仕事の場面。ギミ・サム・ラヴィンっって歌ってもあかんでローハイド、
スタンド・バイ・ヨア・マンがそれこそ誰でも知ってるカントリーだってのは初めて知りました。

曲目等詳細

試聴はここで

9/20(水)
泣いて笑って
cover
Crying Laughing Loving Lying
Labi Siffre
1972

シリーズ「英国SSW」

*快挙!英国EMI。ラビ・シフレ氏のオリジナル・アルバム一挙再発です。いつ廃盤になるかもしれません。嬉しいけど困った。貧乏人は一挙に買えませーん。再発されたのは今年6月、最近音楽雑誌まるで買ってないのでその事実知らず。でも載ってないんだろな。たまたまレコード屋さんで発見して目を疑いました。思わず買うはこの
72年作3rdアルバム

泣いて笑って恋して寝る

帰って飛びついて聴いて、文字通り

泣いて笑って恋して寝る

そして困る。この素晴らしい音楽、感謝したいのは山々なれど、これほど圧倒的だと言葉が出ません。
何を書いちゃっても傷つけてしまいそうで。
とにかく今年のベスト10入りはもちろん、人生盤になりました。
以前一回だけやらせて貰ってます。ベスト盤の
「ザ・ミュージック・オブ・ラビ・シフレ」で。
経歴はそちらで簡単に書かせて貰って。さらに生年が判明。1945年6月25日生まれだそうです。5人兄弟の4男さん。インド系かと思ってましたけど、父ちゃんはナイジェリア人、母ちゃんはベルギー人。生まれたのはロンドン。兄さんがジャズとブルースのキチガイで当然、ラビさんも音楽にガキの頃からはまると。ギターを買ったのが16才の時。歌を歌うべく旅立ったのが18歳の頃。7年の苦闘の末、1970年にポリドールからデビュー。2ndからパイに移籍してこの3rdでの2曲のヒットでひっそりとブレークしました。
英国での全ヒット曲は

14 Labi Siffre It Must Be Love Nov 1971
11 Labi Siffre Crying Laughing Loving Lying Mar 1972
29 Labi Siffre Watch Me Jul 1972
4 Labi Siffre (Something Inside) So Strong Apr 1987

上の2曲がこのアルバムから。イット・マスト・ビー・ラブは後にマッドネスがカバー。知らずに知っていたのだいつのまにか。ちょうどマッドネスの連中がガキの頃のヒットだに、思い出にこびりついてやらずにおられなかったに違いありません。
ジェイムス・テイラー氏、スティーヴィー・ウインウッド氏の声、共に持ってる方です。
このアルバムでのその音楽は、んーーーー、一言で書きたく無いけど、70’s初頭ってことでシンガー・ソング・ライターさん。生ギターで生な歌を。
1曲目はどすこいアカペラ。全部じゃないよ。ドラム、ベースのバンドが付いてる曲がほとんど。
試聴していただければ一発で。
私がはまるきっかけとなった先の2曲ヒットの素晴らしさは、改めて「完璧なシングルを讃える会」でやらせてもらおうかと。
今回は全曲そりゃもたまらんですけど、中でも10曲目の
「マイ・ソング」。
やばいほどやられました。こんな歌です。ネットに歌詞無いから、歌詞カードからのガチンコ解釈で。

これは僕の歌 そして誰も奪うことなんか出来ない
随分長いことかかりました 今君はここにいる
ここにいておくれ
僕は願います 君の夢がかなう方法を見つける その意味をわかってくれることを

これは僕の歌 誰も、まやかしに出来っこない
随分長い時間経ちました 誰かが僕を泣かしてから
僕は願います 君が涙とサヨナラして笑うこと その意味をわかってくれることを

僕はいつもちゃんと歌うことが出来ないかもしれません
そして時々君は聴いてくれない
でも知っておいて 僕がたとえ歌っていても君は近くにいなきゃいけないなんてことはないんだ

これは僕の歌 何ものも消すことなんか出来ない
僕は願います ほんとにほんとに君にはわかって欲しい 生きてる限り 君に僕の歌を歌います

僕はいつもちゃんと歌うことが出来ないかもしれません
そして時々君は聴いてくれない
でも知っておいて 僕がたとえ歌っていても君は近くにいなきゃいけないなんてことはないんだ

これは僕の歌 何ものも消すことなんか出来ない
随分長い時間経ちました どうやればより強くなれるかわかるまで
僕は願います ほんとにほんとに君にはわかって欲しい
生きてる限り 君に僕の歌を歌います
生きてる限り 僕の歌を歌います
生きてる限り 僕の歌を歌います
生きてる限り 君に僕の歌を歌います

どうしたって思い出すのはエルトン・ジョンのユア・ソングです。肩を並べる名曲だ。
かたや誰をも認める、かたやひっそりと。
それはどこがどうしてどうなってそうなったかは浮世の理で。
こっちが言いたいす。
随分長いことかかりました あなたの歌を知るまで
生きてる限り あなたの歌を聴きます。

このとてつもなき清浄な音楽、いつビールのCMとかに使われてもおかしく無し。
出来ればそっとしておいて欲しいような。
それでも全世界の人に聴いて欲しいよ。
何か生きることにとっても大事なことがここにあると思います。

曲目等詳細

試聴はここで

9/21(木)
生の蠍団
cover
Acoustica
Scorpions
2001/6/1

シリーズ「週刊スコーピオンズ」

*「週刊蠍団フェスティボー21」レッツゴー
いよいよ本格的に21世紀に突入です。親父でますます盛んな蠍の男達。祭の第2弾。オーケストラとの共演成し遂げたからには、も一つやらねばならぬことがござる。

生だ。

ドイツだし。生が一番うまい。ぐび。
生といやあMTVアンプラグド。当然スコさん達にその初期段階87年にお声がかかったとのこと。それがまあ色んなスケジュールやら巡り合わせ合わぬやらでなかなか実現出来ず。ようやく出来そうだとなった91年には、今度はアンプラグドがブームになっちゃって出演順番待ちになっちゃったんだって。蠍ズを待たせるとはふてぇヤツラだ。
やってやんない。
って断ったぜベイベ。そんなら自分達でやってやるわいと機会を待つこと10年。オーケストラとの共演の際、大活躍したクリスチャン・コロノヴィッツとゆう人を得て段取り委ねての2001年。ついに実現す。

生の蠍団。

突っ込みどころ5300箇所。まるごとスコさん聴きまして裏ベスト1になっております。裏どころか表か。実際一番聴いてしまうのはこのアルバムかもしれん。今からさかのぼって2001年のナンバー1だぜ。つーか21世紀の。
ジャケが気合入ってるぞ。カンラカンラに渇いてしまった地球の大地から首を出す男一匹。エレキのシールドでぐるんぐるんにされてます。電気に呪縛されてるかー。そしてこの後、地面を破って立ち上がり、顔のシールド振りほどき叫ぶ。聴いてるうちにジャケが変化します。ほんとです。心の中で。
さあバラードの鬼神、スコーピオンズ。曲のワンダホ、スコーピオンズ。存分にお楽しみ下さい。期待のあの曲、この曲遺憾無くやってくれます。
場所はポルトガルはリスボンの由緒正しき修道院。尼さんたち目を丸くして大フィーバーの絵浮かぶよ。実際は野太い声も多数だけんど。
さすれば生、ロマンティックで愛のチークダンスか?
否。鬼神ですから。一番印象に残るはクラウス・マイネ氏の歌いっぷりです。スコさん史上最も愛想が無い歌い。
地獄の美川憲一と化してます。
これだから好きなんだよー。コメディはキートン、ピーター・セラーズ、渥美清、偉人達の顔は無表情であります。笑うのは見る人でやる芸人が笑ったらお仕舞いだの極意。音楽も入るのは聴く人。猪木だって馬場さんだってハンセンだってヨロキンだって無表情だったぞ。表現者は愛想が有ってはいかんのだ。その上でふとした瞬間の笑顔のチャーミングなこととゆうたら。
昨今あらゆるとこで感情むき出しカメラ目線の芸人多し。ロックの新人達のプロモ見てげんなりする。気づけよろしく。何回も書いてるけど。
もとい
お祭ですから・・・・一夜の夢あります。初めて挑戦、カバー曲。そのセレクトたるや

ダスト・イン・ザ・ウインド
・・・カンサスのあの曲。当然真正面から。やる場所が場所だけにポルトガル匂い入りです。決して自分たちの曲のメロディを崩して歌うことの無いマイネ氏。他の方の曲も決して北島らず、もっと大切に歌うのだ。

ラブ・マイ・ライフ
・・・クイーンのあの曲です。CD中、ウインド・オブ・チェンジからここに突入する瞬間、クライマックスがどわーっと。風の温度が変わったとたん天からフレディさんが降臨してクラウス氏と同化してしまう。見えるよー歌ってるのが。最大のトリビュートだと思う。
この生を生で見たかった。CDでも鳥肌が立つんだもん。

ドライブ
・・・カーズのあの曲!ハエハエカカカなあの曲の影でしっとり花咲いたこの曲をやってくれますか蠍さん。ベンジャミンさんも降りて来たよー。

ブギーな生で蘇るザ・ズーからハリケーン2001まで、泣いて笑って恋して寝っころがって、払ったお金の1億倍は楽しめまする。日本盤が入手出来ればリズム・オブ・ラブまで。
さらにDVDならこの日やった24曲中21曲楽しめるとな。(まだ買ってません。お楽しみは貯めて。)

極上新曲2曲。当然キラー。

ルドルフ氏ったら、ユー・チューブで垣間見れる動く絵見ると、生のフライングV弾いてるわ。
親方最高です。

曲目等詳細

試聴はここで

9/22(金)
UFO対シェンケル
cover
High Level Cut pt 2
UFO
1979/6

シリーズ「直球野郎一本勝負」

*週刊UFOガッツ。音楽雑誌ガッツ憶えてますかーっつ。OK牧場。
79年に出ました日本盤ベスト

ハイレ・ベル・カット

より70’s英国ハードロック東関脇バンドUFOのアンフォーゲッタブルな曲を探検するシリーズ第2回です。
今回はバンドの歴史をさかさまにして収録している
このレコードのB面2曲目1曲目を。
何と全9曲中3曲もアルバム「フォース・イット」からチョイス。何か怨みでもあるのか?がはは。
「現象」の次に出たこの「そらフォースだ」はこの後マイケル・シェンカー君が不良化して得意技を失踪にしてしまった原因になったのでは・・・の諸問題噴出の盤かと思われます。

果たして俺はここでやっていていいのかーーーっ?

逆に言うと、
UFOとは何か
マイケル氏の本性とは何か、
その対決の中に浮き彫りにされてる。対決はロックを名盤化させる必要充分条件だぜ。「必要充分条件」その意味が合っているかはいささか不明。数学で「集合」てのは一番苦手だった。多分わかってるんだけど、わざと難しくしてる感じぃ。やだー。
なんてギャル化してるばやいでは無い。
見事なチョイスだ。
その対決をより鮮明にあらわしておる3曲を選んでいる。いやがらせか?ぎゃはは。
まずはB面2曲目となる

アウト・イン・ザ・ストリート

作クレジットはモグ=ウエイのUFOは俺様たちだぜコンビ。マイケル君も尽力するがこのくらいじゃ名前付けてあげないの微妙な力関係なり。
それだけにあんたら言い訳効かないぞ。さー、どうなる。
イントロから入るエレピはゲストのチック・チャーチルさん。元テン・イヤーズ・アフター。白黒な曲をオレンジ色に着色することに奮闘す。
えーと、シングル・カットは・・・してません。ミドルでだるーいメロディ無いですって字で書くと身もフタもにゃいUFOの魅力爆発だ。
こんな曲です。

お嬢様は吊るされることを愛してます
お嬢様は本当のインテリが好きでした。
あまーいシスター 君が今もってシェイクしてる
そして、お前の悲劇は決して終わっていません。
銀色の靴 お前が履いている
お前が今までに見つめたことがあるあらゆる窓
俺の頭上に 俺の頭上に

都市の歩道
そしてお前が演った全ての劇場
お前のマンガ雑誌ものまね
お前の願望はぶすぶすとくすぶる続ける燃えカスだ
俺の頭上に そう、それが全て

街外れでは、もう一つの昼ショーが開催中
イエス、お前の大道芸は続行中
見ていてくれる人たちみんなにお愛想をふりまいて
イエス、お前の大道芸は続行中

(どうしましょのマイケル君ギターソロ)

街外れでは、もう一つの昼ショーが開催中
イエス、お前の大道芸は続行中
見ていてくれる人たちみんなにお愛想をふりまいて
イエス、お前の大道芸は続行中

お嬢様は吊るされることを愛してます
お嬢様は本当のインテリが好きでした。
あまーいシスター 君が今もってシェイクしてる
そして、お前の悲劇は決して終わっていません。
銀色の靴 お前が履いている
お前が今までに見つめたことがあるあらゆる窓
俺の頭上に 俺の頭上に

おういえー、いつもより馬鹿じゃ無いぞ。しかあし、「お前お前」って言われまして、何かとても迷惑をかけているようなんすが、何を言われてるのかわかりません。もっと困っておりますのがマイケル君。
「イエス、お前の大道芸は続行中」
って歌われた後にギター・ソロ弾かねばなりません。俺のギターてば皿廻し?いつもより余計に廻して・・・いや素敵だしいいんだけどちょっと複雑?みたいな様から、それでも本気になっていくギタリストの性、あ、俺の時間終わった。うー貯まる。
困ったことにその何やら欲求不満貯まるとこがUFOの魅力かもしれんで。

B面1曲目となりますは

レット・イット・ロール

シングル・カットは・・・タイで。ハイ・フライヤーのB面で。タイでハイ・フライヤーがカットって何かえらく納得します。
作はザ・ミグス=モグ=シェンカー。ミグスっていったい?
アルバム冒頭をも飾るハード&ナイスなロックス・ナムバーは、これぞUFO対マイケルの戦い。
歌部分がモグタンのメロディの神様が降りてきませんパート、そしてインスト部分がシェンカー君作曲と丸わかり。
2曲くっつけてみました、てか。これだけマイケルしてるとクレジットしない訳にはいかんわ。
そのインスト部分の強力さたるは、歌が完全に司会状態になってしまってる。「どうぞお聞き下さい〜。」
後のイントゥ・ジ・アリーナの原型ここにあり。たまりません。
こんな風に出来れば欲求不満たまらないだろな。
では歌の部分がほんとに司会状態か、見てみましょう。

冷たくだだっ広いハイウエイ 俺達みんなが行くとこである
切っ先尖ったカミソリのように突入 俺ら全員ロールさせてやるぜ
ロールさせてやる
ロールさせてやる 行かせてやる
ロールさせてやる

彼女はスキップ、俺らほんとに参っちゃった
寝ちゃうよ ロールさせてやる

この車輪が廻る時
お前の頭上でくるんくるんさせてやるわ
時は音となり、そして俺はいつだってやり抜いてやる
ロールさせてやる
ロールさせてやる
ロールさせてやる

怖いです。「俺ら全員」とかことさらの主張、「俺」だし「She'd skid up, and we really let it down Layin' it out, let it roll」の後、マイケル君パート突入だし。緊張状態ぶちギレル瞬間、雪崩のギター。
メロ無き歌部分が、メロ大王のギター・ソロを百倍引き立てる結果ともなり。
てことは、やっぱUFOにいたからこそ、己の音が見つかったか。
この迫真を聴くと納得してしまう次第であります。

つづく

曲目等詳細

試聴はここで

9/24(日)
猿の惑星
cover
Sex Machine
James Brown
1970

シリーズ「完璧なシングル」

*「ファンクとは何だ!」つう私製コンピ作ってみてぇ。
と思ったんです。どこから始まってどこへ行ったか。
既にあのライノからほれこれ
「イン・ヨー・フェイス」

つう、お化けボックス(現在はバラ売り半廃盤)があるんですが、70’sからっつうことも有り、さすがのライノでもレーベルの壁超えられなかったつうこともあり。ぢゃシガラミもクソも無い素人が勝手にやりゃあリストアップだけでもスっとするぜ。と息巻いた。
瞬間この親父の猿顔に打ちのめされる。

ジェイムス・ブラウンっ。

どう考えてもファンクの始祖はJBおいちゃんだよ。
60’sはニュー・オリンズ勢が参戦するまで独走状態す。64年の「アウト・オブ・サイト」から始まる「パパのおニュー・バッグ」もので。あんまりにもインパクト・ディープで己ハイ・テンション芸の極致だったもので他の参戦を許さず。誰かがやっちゃうとオールスターものまね歌合戦状態になっちまう。驚き続けてうん年間、68年の
Say It Loud (I'm Black and I'm Proud)
でかく言ってしまえ(俺は黒、そして俺はえらい)
で、「わ、親分からお許しが出た。はい、言ってしまいます。」で一挙にみんな突入したのかな。
注目すべきは猿の、いやJB親分の髪型です。
最初はピシっと床屋の見本写真のように、1500トンの圧力をかけて固めております、リーゼントに。
それが「言ってしまえ」の頃からほどけ始めましてアフローに。
そして全世界ファンクの夜明けとなる。
ライノのイン・ヨー・フェイスてば至言のタイトルなり。ジャケ通りイン・ヨー・ヘアってことだわきっと。
アフロに始まりアフロに終わる。
しかしてJB親分の頭は・・・ほどけたのはええけんど、まん丸アフロになったお姿、思い返すに見たことが無いような。
最終的におばさんヘアで決着するつう。あくまでも俺は俺だ参ったかの人でございます。

参りました。

”ファンクとは何だっ”は後々のライフワークといたします。なるべくやり残しすことは多い方が長生き出来るし。かかか。
んじゃ親分、親分と言ったら

セックス・マシーン

行かせて貰います。

ふぇら 俺は立ち上がる準備出来てるぜ んで 俺のやることやる(いえ、行っておくれい!)
俺はそうしてぇ、マン、わかるけ(いえー、行ってくれい!)
みたいな みたいな セックスマシン まん (いええい、行っておくれい!)
動いちゃうよ やっちゃうよ ユノ
カウントしておくれでないかい?(行きやす)

1,2,3,4

立てや(立ち上がれや)
立てや(立ち上がれや)
どーだこいつは(立ち上がれや) セックスマシンみたいだろ(立ち上がれや)

立てや(立ち上がれや)
立てや(立ち上がれや)
どーだこいつは(立ち上がれや) セックスマシンみたいだろ(立ち上がれや)

立てや(立ち上がれや)
立てや(立ち上がれや)
どーだこいつは(立ち上がれや) セックスマシンみたいだろ(立ち上がれや)

ちょいとお待ち!
お手手を振りな あんたの形でええ
どーだっちゅうの セックスマシンみたいだろ
そのフィーリング、あんたゲット 生まれたまんまの 確かだ
さあご一緒に そうだ そうそう

立てや(立ち上がれや)
立てや(立ち上がれや)
立てや(立ち上がれや)



立てや(立ち上がれや)
立てや(立ち上がれや)
立てや(立ち上がれや)
立てや(立ち上がれや)

あんたは言う 言う ゲットしたって
そのフィーリンを
あんたは言うそのフィーリンをアンタがゲットしたゲットするために
俺にフィーバーくれますわ 冷や汗もな
僕それ好き それがそれだよ
俺のものゲットしたよ ヤツのことなんか気にするんじゃねえ

立てや(立ち上がれや)
どーだこいつは(立ち上がれや) セックスマシンみたいだろ(立ち上がれや)
立てや(立ち上がれや)
立てや(立ち上がれや)

ボビーっ! 俺にブリッジをくれないかえ?(やっちまえ!)
俺にどーか、曲の展開ってやつをくれよう(展開ですかい?おやぶん)
そーだブリッジをくれよう、頼むから(いえー)
ブリッジくれってば(行きやす)
今、俺直撃!

かまん

どーだこいつは セックスマシンみたいだろ
どーだこいつは セックスマシンみたいだろ
どーだどーだ

俺も一回やりたいんだけど いい?(やっちゃえやっちゃえ)
聴きたい〜?ふぇらの王者みたいにやるの?(いえー!)
王様みたいにさっきやったみたいなの聴きたい〜〜〜?(いえーー!)
今直撃しますっ!

立てや(立ち上がれや)
立ち上がれや(立ち上がれや)
立てや(立ち上がれや)
立ち上がれや(立ち上がれや)

どーだこいつは(立ち上がれや) 恋マシンみたいだろ(立ち上がれや)
立てや(立ち上がれや)

味見(立ち上がれや)
べりん(立ち上がれや)
味見(立ち上がれや)
べりん(立ち上がれや)

立てや(立ち上がれや)
立てや(立ち上がれや)
どーだこいつは(立ち上がれや) セックスマシンみたいだろ(立ち上がれや)

君そのフィーリンをばゲット(立ち上がれやあ)
生まれたまんまの(立ち上がれやあ)

ご一緒に そう そうそう
そうそう そうそう(そうそうそうそう)
そうそう そうそう(そうそうそうそう)
そうそう そうそう(そうそうそうそう)

立てや(立ち上がれや)
立てや(立ち上がれや)

えーそれからそれから 君のお金くれる人ゆすってみなさい
君のお金くれる人ゆすってみなさい
君のお金くれる人ゆすってみなさい
君のお金くれる人ゆすってみなさい
君のお金くれる人ゆすってみなさい
君のお金くれる人ゆすってみなさい
君のお金くれる人ゆすってみなさい

立てや(立ち上がれや)
立てや(立ち上がれや)
立てや(立ち上がれや)



立てや(立ち上がれや)
立てや(立ち上がれや)
立てや(立ち上がれや)
立てや(立ち上がれや)

もいっちょ行く〜〜〜
もいっちょ行く〜〜〜〜〜(もいっちょちょうだい)
もいっちょ!
やらかすぞ で終わる(やってえ)
やらかすぞ で終わる(やってえ)
やらかすぞ で終わる(やってえ)

やらかした

これさ、はたしてどれくらいやる前に決めてやってるんでしょ。
3割くらいかな。後は上手く出来たのを採用して、後から聞いて自分コピーしてたりして。
それならイエスと同じじゃん。
そのフィーリンをいつでも、もいっちょ行けるのがプロのゴッドファーザーだぜ。

試聴はここで

9/25(月)
駄目出し実行
cover
毎日新聞
BACKSTAGE
に噛み付く
2006/9/24

シリーズ「日刊ろっくす」

*今日は感謝盤ではありません。並み居る宝石のような音楽と並べて載せるのは抵抗有りますが、その宝石の為にもミミズが土佐犬に噛み付くがごとく抗議
実行するぞ。
我が家の新聞は毎日新聞です。
何故毎日かとゆうと4コママンガ(子供か俺は)と競馬馬柱の為。あと読売が嫌いなため。最近では「格差社会」のレポートがこの国でただならぬことが起き始めてるのを伝えてくれます。ただ、それは世間一般でそうなんだからしょうがないだろうつう諸歯の刃だけど。新聞が書かなきゃどこが伝えるんだって思いです。他紙はやってるのかな?
その毎日が日曜版で出していますのが
「BACKSTAGE」
とゆう音楽・映画別冊です。大新聞がロック記事のを出すとは昔じゃ考えられなかったわ。問題は何は無くともその内容。
看板背負って出すからには覚悟あると見た。
常日頃からこれはいったい何じゃいの居心地悪さ感じて、昨日の記事でついにそれが爆発す。喰い付くにはオリジナルを載せなければ何だかわからんしフェアでは無いので一部スキャニングして載せます。消せと言われりゃ消す。その時は消せと言われたことは載せますのでそのつもりで。
その特集は「ひさびさにロックする!」
わ、今気が付いたよ。タイトルは「ひさびさにロックする」なのだな。てことは皆さんやうちみたいにしょっちゅうロックしてる若き野郎どもには関係ないのか。しかしロック好きだった野郎がひさびさってのはありえるのだろうか。どんなに薄くても線で生きてる間ロックしてるんじゃないのか?
とにかく「ひさびさ」にしてると大新聞が想定しての読む対象限定の記事。おそらく新聞社のデスクの方は、洋楽ロックつうとマニアおたくと、ひさびさと2種類しか存在してないと思ってるらしい。普通に当たり前に生活の中で音楽好いて欠かせない野郎もおるんよ。何故当たり前が当たり前じゃないのか不思議。格差音楽社会。
「あのギタリストの名盤を聴く」
とゆう記事があります。藤井徹貫とゆう方の記事。すいませんご存知ありません。当然のごとくジョン・マクガフちゃんやルドルフ・シェンカー親方のでは無くエリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジ3氏の盤となる。後は「他にも」・・・。
ジミーさんのはゼップ「W」。
「20世紀最高の指揮者カラヤンも絶賛したと言われる〜」だってさ。だから何なんだ。クラシックの偉い人に褒められて万歳か。お墨付きかてーの。そうゆう意味じゃないのこの表現。違うの。ぢゃ、どうゆう意味かわからん。ZEPはZEPだろが。「今なおロック名盤10傑に選ばれることも多い」。「多い」で逃げました。そうで無いこともある。ちなみにここROCKSの名盤チャートでは・・・うわ入ってない(^0^)。
どこがどう素敵なのか最後まで内容で記述すべきでは無いのか。最終的にお墨付き多数で歴史に残ったって理由で、Wは名盤なのでは無いです。
続いて最大の問題箇所を。「他にも・・・」の冒頭。
「ちょいワルぶるなら、ストーンズ魂の結晶、「イッツ・オンリー・ロックンロール」。不良グルーヴを会得できるかも。」
「ちょいワル」と「魂の結晶」が同居する文章に吐き気催して。おえ。ストーンズ40年は「ちょいワル」ぶって「不良グルーヴ」を会得するためにあったのか。「気軽に聞いてね」って気持ちがこう書かせたのだとは思うが、本気でロックは気軽だと思ってるのか聞いてみたし。
どう考えても考えてみなくても気軽じゃ無し。俺だって30年かかってやっと入り込めたのもあるし、貴方の書いているようにそれぞれが「魂の結晶」です。それを「ちょい」するなら自分をも「ちょい」にさせてしまう。

「ロックはとんでもないものです。入ったら抜けられないので、気軽に近づかないように」by ROCKS

素人が書くなら文句は無し。この文でいくら貰って書いてるのか知らんが、こちとらも買って読んでるからに、小馬鹿にされると腹が立ち申す。

「エレキギター:あの頃あこがれだったあのギターを手に入れよう」
とゆう記事もあります。

「80万円ぐらいのビンテージ・ギターも結構売れてます」だってさ。楽器屋さんにとってはそりゃ結構。写真は当然フェンダー、ギブソンそれもテレキャス、ストラト、レスポールの3大神器だ。ほしー。恐らく親父になってそれなりに高収入で、やっと買えるようになったってことを想定しての記事だと思いまするが、うちではとてもポンと80万出して買えません。皆さんは買えますか?ご丁寧に痩せてくだびれたおじさんがショーウインドウ眺めて「ほしぃ〜〜」のイラスト入り。まー、情けないのはそうゆうお金持ちになれなかった自分で、ヒガミちゅやあヒガミだぜ。
格差社会を身を持って染み込まされる恐るべき記事です。皮肉なことに。「成功者限定ページ」って次は書いておいてね。体に悪いから見ないなから。

「ひさびさにROCKスタイルしてみる」ってページもあります。
フレンチカジュアルとアメリカンカジュアルなら「OK」なのですと。その意味もわからん人に向けて(俺)、短い説明文が。
余計なお世話だ。

最後に
「スタジオへ/ギターもスタイルもバッチリ決まったら仲間とスタジオに集まろう。それともちょっとリッチに個人練習に励んでみる?」
の文章でトドメ。
歳取ると、仕事以外の友人つうかそれも知り合いだよなあ、友達っていないよなあ、時間無いよな、休みの日は疲れて寝ちゃうよな(体の弱い人特に)、リッチも何も昼飯何喰おうか・・・・日曜の朝から何つうもの届けるんだ。

読者に色目を使って、妙な意識持って作るからこうゆうもんになるのだ。古今東西今昔、音楽でも他のジャンルのものでもそうゆうのはロクなもの無し。
当然ロックじゃない。

詳細

9/26(火)
当為
cover
Look at Yourself
Uriah Heep
1971/10/1

シリーズ「直球野郎一本勝負」

*祝紙ジャケ発売「対自核」。
とはいえモノホン確認してないけど、ちゃんと鏡付だよな。そんじゃないと意味ないもんな。こればっかはスキャンしても鏡にならず、実物をゲットするっきゃ無し。
ダウンロード時代へのキラー・アイテムだ。
この手を皆使えばCDは売れる。しかも出来ればデカジャケ。何故なら丁度その鏡のサイズが自分の顔が入る大きさだもん。中古LPでもかなりの確率で出会うことが出来ます。しかーし、何てたって35年前だから鏡の曇りますます増してましてなかなかピッカピカのものとなると・・。ピカピカのものはプレミア付いてるって・・・話は聞いたこと無いけんども。はは。それだけインパクト強し。表題曲「ルッカッチョ・セルフ」は6月に当ROCKSでは先行発売、じゃなかった先行感謝させて貰いました。あの時も鏡話先行しちゃったなあ。だって惹かれるんだもん。覗く人によってジャケが変わる。
タラが覗けばほらかわゆい。

エノさんが覗けばあらら。

マックのフリ男君が覗けば怖さ倍増。

そしてその音も聴く人それぞれによって色味変わる。何と秀逸なアイデアでしょう。デザインはダグラス・マックスウエル・リミテッド。DML。
ちなみに引っくり返せばメンバー自身が写した顔顔。ニョミーンとなりまして、これまたヒープの音をば如実に写して、鏡てば正直す。
さらに引きは、レーベルがブロンズ!ブロンズていやあヒープ。人類進化のその様のそれぞれの方の名前は以下の通りです。

そしてそしてさらに引きは、日本盤を買いたくなる引きはその邦題にあり。
デレクターさんすげー。

Look at Yourself→対自核
おおおおおお
I Wanna Be Free→自由への道
正にっ。
July Morning→七月の朝
まんま。しか無し。
Tears in My Eyes→瞳に光る涙
かー。詩情あふるる3錠。
Shadows of Grief→悲嘆のかげり
「かげり」はひらがな必須。
What Should Be Done→当為
とういと言っても「糖衣」じゃないよ「当為」。当為って何じゃろ。What Should Be Doneですわ。
Love Machine→ラヴ・マシーン
「ブ」じゃいけません「ヴ」です。

帯のコピー文には「ブリティッシュ・ヘヴィー・ロックの諸概念をことごとく破砕したユーライア・ヒープ」と。
ただの概念じゃなくて「諸概念」、破壊じゃなくて「破砕」。思い入れのデカさたるや想像を絶する、愛の仕事です。
その情熱見事伝わって本邦ではパープル、ゼップ、サバス、そしてヒープと省略形で愛される四天王ハードロック・バンドに。
私が洋楽入りしたのは73年からですけど、ラジオでそりゃもうまだまだかかってました。
で、みんな、このアルバムは聞いてる。売ってしまって今、後悔する率98%。
暗くてヘヴィが真情のそのサウンド。改めて聴きますと眩いばかりの光が見えます。ここにはロックの希望と未来がテンコ盛り。見つけたその音を演奏する喜びが隅から隅まで溢れかえってる。今、若い人が聴くならば思う存分それを浴びて下さい。当時買って押入れの奥の段ボールに入ってる方は引っ張り出してみて下さい。プレーヤーでかければどんどん鏡の曇りが晴れて行きます。耳の中で。
それではヒープさん、歌ってください。キラー
「7月の朝」

私はおりました 7月の朝
愛を求めて
その強さと共にある
新しい日の夜明けの
そしてその美しい太陽

その音々
まずさえずる鳥が鳴く
私は家を離れた
嵐と共に
夜が背後に忍び寄り
私の行くべき道

その日と共に答えは来たれり
私は貴方を求める
らららーら- らららーらー らららー

私は愛を探した
最も不可思議なる場所で
引っくり返さぬ石は無し
さらに挑まねばならぬ
千の顔を求める為
しかし何一つとして燃え上がる炎を起こすことは得なかった

俺のハート 俺のマインド 俺のソウル
らららーら- らららーらー らららー

私はおりました 7月の朝
愛を求めて
その強さと共にある
新しい日の夜明けの
そしてその美しい太陽

その音々
まずさえずる鳥が鳴く
私は家を離れた
嵐と共に
夜が背後に忍び寄り
私の行くべき道

ありがとうございました。これ聴きながら焼き鳥喰うとうめー。失礼しました。
それくらい和の味持ちます。そりゃも嬉しい偶然で。
「チャイルド・イン・タイム」とは従兄弟同士だで、顔はまるで違います。
クリスタル・キングのお爺さんだで。それは確かだ。

曲目等詳細

試聴はここで

9/27(水)
男一匹ブギ大将
cover
John Fogerty
John Fogerty
1975

シリーズ「南部鉄道」

*人生盤です。んもー冷静に書けません。
1975年作
ジョン・フォガティ
男一匹ガキ大将とゆうマンガがございましたが、男一匹ブギ大将です。何故一匹かとゆうと、全部一人でやってます。ドラムもベースも鍵盤もラッパも。もちろんギター、そして世界一の黄金のウンコ声がど真ん中にこんもりと。ジョン・フォガティ!正に相応しきアルバム・タイトル。演るはそりゃもロックンロール且つブギー。最もワンマン・レコーディングにそぐわぬ代物。何でまた一人でやったか。頭の中テンコ盛りだったからです。演る前に全部この音が鳴っていた。これだっこれこそが75年のロックンロールだ、うわ、早くしないと取れたて鮮度が逃げてしまいそ。ええい、全部自分でやっちまえ。もしかしたらラッパなんて出来なかったかもしれません。しかし音が見えていた。音が見えていると楽器は出来るものです。向こうから鳴ってくれる。これを称して楽器が「歌う」と申し。いくらテク抜群修練重ねても見えてなけりゃあただ触ってるだけです。
この音楽神憑依状態、同じく70’sにトッドのラングレンさんもなっておりました。あちらも一人キチガイ。ハードロックでさえ歌わせた。
そうなっちまえば一人でやることが最大の必殺技に変身。ノリの一体化・・・当たり前だのクラッカー、自分でやるんだもん。
全曲名曲です。そしてこんなことやられた日にゃあ英国のパブ・ロック勢唖然。ひたすらいいなあって憧れの眼差しで見たに聴いたに違いありません。
目指してるものどんぴしゃ同じだったからです。外側から南の南部を求めるも同じ。
キラー中のキラーは2曲のシングル。共にA面B面のTOPを飾る曲です。
まずは
ロックン・ロール・ジョン
すげー邦題。世に
Rockin' All Over the World
として、世界ブギ愛好者連盟連盟歌となっている曲だ。この盤では全部ジョンだからロックンロールジョン。
んも最初の「うぎやあ」の掛け声から無敵。

うぎゃあ、ここや ここやで ここで行こ
朝の4発 道路にぶちかませ
さ行くでーえ ロキン全おば世界

う”えー 突進突進 あ突進ぶえ
キチガイ丸出し 今日只今本日突進 さ行くで
ロキン全おば世界

ぶえ 好きや 好きや 好きや 好きや 好き好き好きや すすす 行くで
ロキン全おば世界

いえいえ
ぶえアンタのママに言いたいよ 父ちゃんが何してるんだか
アンタのダンシン靴で夜踊るんだよ
さ行くで ロキン全をば世界

ぶえ 好きや 好きや 好きや 好きや 好き好き好きや すすす 行くで
ロキン全おば世界

ぶえ 好きや 好きや 好きや 好きや 好き好き好きや すすす 行くで
ロキン全おば世界


好きやーーーっ!


オールモスト・サタデイ・ナイト
思いっきりロックパイルだぜ、ぶえーって思うサタデイナイト。ニック・ファンもデイブ・ファンも大喜び。デイブさんなんか俺呼ばれましたってツワンギンで当然の如くカバしました。でもさ、先に思いっきりパイルされちゃったから、まるで自分コピーみたいになっちゃってまー。
ぜってーライブでやってたと思う。想像してみてください。リードはニックさんでコーラスがエドマンズさん。天国です。2番から御大ジョン兄貴が乱入するの。参ったー。

俺の窓外から ラジオが聞こえる
俺の愛車は飛ぶ準備まったくOK
そりゃもうほとんど土曜の夜だから

バイバイ明日 ジュディはロデオに行っちまった
古いガキどもがお馬ぱっかぱか準備OK
そりゃもうこいつは土曜の夜だから

人込みかきわけかきわけ 音楽をぶちかまそう
俺のハートをわしづかみにしてくれ そうだ俺はやっちまう

外ではリンリン鳴ってます 夜汽車が俺を故郷へ連れてってくれる
アンタが汽車を聞く時 そいつは準備OK
そりゃも 土曜の夜だから

人込みかきわけかきわけ 音楽をぶちかまそう
俺のハートをわしづかみにしてくれ そうだ俺はやっちまう

外ではリンリン鳴ってます 夜汽車が俺を故郷へ連れてってくれる
アンタが汽車を聞く時 そいつは準備OK
そりゃも 土曜の夜だから
おー、いえ

やっちまってくれーっ。

曲目等詳細

試聴はここで

9/28(木)
プログレ
cover
元祖!!冗談音楽
スパイク・ジョーンズ〜
クラシック編
1945-50

シリーズ「JAzZ」

*えー、毎度御馴染みの一席を。
とかくポプ、ポプ、ポプ、失礼、ポプ、ポピュラー音楽の世界では最新流行のものがいいとか申しまして、やれブリトニー・スピアーズだモームスだハマザキだコブクロだハツだシロだタンだとダウンロードだあなんてえ、えれえ騒ぎだ。かくゆう私も今からさかのぼる事20年前、世にゆうパンク登場の頃ですな。バンドやろうぜなどと罰当たりにも言ってた頃、そりゃもう新しい音楽ってどこにあるどこにあるサーチン・フォー・ザ・馬鹿の金、と探し回っておりました。ニュージャックスイングだあハウスだあとそこまで言ったは良かった。良かったんだけどそこでパッタリ。右の耳から左の耳に寂しい北風がピューっと。あまりにも寒いのでしばしバイオハザードだあファイナル・ファンタジーだあダビズタだとそっちの世界(これも新しいわな)存分に浸りまして、ふと立ち戻りましたまた音楽の世界に。バンドやってる時は作ることばっか考えて落ち着いて音楽を聴けなかった。おおネタみっけ。みたいなー。今度は違います。思う存分、今再び聴いてやろうと。
そして始めたこのろっくす。この喜びどっかで吐き出さずにはおるべきか。お節介にも電子壁新聞おっぱじめ、さすると益々動機付けになりまして、さらに聴きまくる生活になって今に至る。世の中不況で、こちとらもまたまた貧乏になっても、見つけてしまったアナログLPの世界。100円300円なんてーのあるもんね。CDも安いのは安くなったし。
さのような生活の中で21世紀、つくづく感じ始めてますのが新しいものが新しくて古いものが古いのか。おニューが善でお古が悪なのか。
そりゃまとんでもねえ過ちだよの思いであります。
たかだか人間、100年の間にどれほど変わるものかい。そりゃま技術のちんぽ、失礼、進歩いちじるしく、それに伴って形は変われども、その時々の時代でいつだって目一杯やらざるを得なかったのが音楽好き音楽屋の性さがーだんね。
むしろ機械のおかげで楽になって新しいものヤバくなってるんじゃないか。
んなことを痛感いたしますのが、このような音に出会った時。
スパイク・ジョーンズさんです。
この完全に目が行っちゃってますおじさん、北米大陸カリフォルニア州ロングビーチに1911年に生をうけ、本名リンドレー・アームストロング。ジョーンズ。父は鉄道員、母は学校の教師。11歳からドラムを始めてハイスクール時代からバンドにいそしみ、スパイク・ジョーンズと名乗ります。
スパイクとは枕木打ってるお父ちゃんのお仕事からいただいたそうで。
ジュニア・カレッジの時から業界入り、1941年末にスパイク・ジョーンズ&ヒス・シティ・スリッカーズ結成してブレーク(おいおい戦争始まるよ)、全米中で笑いの渦を巻き起こしたとゆう事の次第。
笑いをいただくにはネタは有名なほど効果バッツグーンてな訳でこのレコードは、有名クラシックを「ぶち殺した」、恐るべきブツです。
聴いてびつくり。超絶テクの嵐。弾けるのは当たり前でその上、ウケなきゃいかんのだからその修練の恐ろしさ想像を絶する有様だ。コケル訓練1000回なんてね。で、改めて気付くは、これ当然全部一発録りだよな。ライブ。出来るのかほんとに?
映像見るとやってるよ、マジで。
幸いなことに&情けないことに、クラシックに疎いあたしゃ、原曲がわかる場面時々しか発生しなくて、全て恐るべきプログレに聞こえてしまいました。
思い出すは、ジェントル・ジャイアントにイエス。
当然直な後継者ボンゾ・ドック・どーだー・バンドの皆様も。
10ccも。
そして何よりビートルズのサージェント。
既に聴いていたのだ、この感覚。
フランキー堺のお兄さんもクレイジー・キャッツも、ドリフターズも。みんな憧れて全員集合。
しかるに至って違和感無く、楽しいのなんのって、おまけにこのギャグは時も言語も超越するだに。
音でコメディすることに人生を捧げた師匠の宇宙に誇るべきご馳走、ありがたく頂戴します。

レコード・レーベル、赤シールRCA盤面には「エレクトロニカリー・リプロセスド」。おわ、スティッフだぜ。

曲目等詳細

試聴はここで

9/29(金)
秋は乱れず
cover
Zoot Allures
Frank Zappa
1976/10/29

シリーズ「ZAPPA!」

*秋です。どうやら秋バテってやつになってしまったようで、体調ガタガタ、お腹は徹底的に壊す葉、くしゃみは止まらない葉、果ては親知らず周辺の歯茎に菌が侵入、顔の形が変わるほど腫れて、痛いのなんの。たまらず医者に行って、もう少し遅かったら入院でございます、てか。たまりません。ギリギリで回避は悪運か。今年はどうも真の厄年なようで。
そんな厄を吹き飛ばしてくれー。雑葉神宮詣でだ。
しばらく参拝しないでごめんなさい。秋まで待ってたの。
1976年10月に開闢した

ズート・アローズ

です。70’sに入ってから全開で驀進して来た大明神様。黒のロクシー・マザースと来て、大怪獣ビーフハート船長とのクライマックス対決と来て、さすがに静かに秋が来襲。メンバーが一人去り二人去り。寂しいよう。
そんな時、76年2月に日の本の国やって来てくれて、11月にこのアルバムを。
2.に収録のブラック・ナプキンは2月3日の大阪厚生年金での演奏です。ありがたやー。
懺悔します。最近です、この盤のありがたさを実感したのは。なんつっても地味。ほとんど残ってくれたテリー・ボッジオちゃんとお坊さんと小僧さんの対話のように作られておる。師匠の歌は囁くように。ぞわっと。あのど派手な時期と続けて聞きますと、むむむう。
しかし人の一生、何だか知らんが静かになることもあるもんだ。理由も無しに。さすがのハードコアテンションエクスタシーなザッパ氏もそれだけは回避出来ぬと妙な安心感が。静かになった時は逆らわず、それに相相応しく放てばいいのかっ。そんな時も一生の掛け替えの無い一瞬だし。
思えばFZのベース・プレイがこないに堪能できる盤は他に無し。
ブレークすらば、あとはもう。こちらも座禅組んでありがたくお話を聴くのみ。
「父ちゃんは止まらない」。なるほど、父ちゃんは止まらないのですね。
「ずうっと洗うの」ずっと洗うのですね。
ザッパ師匠のギターはそれで無くとも何と申しますか、般若心経を耳で読んでるような、達人毛筆家がスラスラスラっとその文言を行書で書いてる様を耳で見てるようなそんな趣がいつもあります。出来ればいつまでも浸っていたく。
多分それは師匠があちらの光景を生きながら見たからです。酒池肉林込みで。
参ってる時に後ろから支えてくれます。
「待つのだ。お前の背中にこの虹を置いてあげよう。時が全てを解き放つ。光はすぐ頭上にあり。」
ありがたやー。
豪腕俳句でお返しします

秋深し乱れず落ち葉をかき集めイモを焼いてやっておくんなまし掻き毟りギブソンSGライトハンド奏法

曲目等詳細

試聴はここで

9/30(土)
洋楽はじめて物語
cover
Yesterday Once More
Carpenters
1973/6/16

シリーズ「完璧なシングル」

*私の洋楽はじめて物語はカーペンターズからです。
昭和30年代から40年代生まれの方はそうですよねっ。って脅迫してどうする。何か恥ずかしい過去を告白するような気持ちになるのは何故かいな。カーペンターズにはまりカーペンターズを憎みカーペンターズをまた認められるようになって人生川の如く進む。
誰も知らないようなミュージシャンを好きって言うのもいささか勇気のいることかもしれんすが、あまりにもメジャーな人を好きってゆうのもさらに勇気のいることです。妙に力入ったりして。
えー、年代によりまして、私は遥かなる赤影です、プリーズ郵便屋さんです、とテンコ盛りの完璧シングル群から違いはあるでしょう。私の場合はイエスタデイ・ワンス・モア。ぐお、メジャー中のメジャーだっ。
中学生になり算数が数学ってのになるんだってよっと同時にマセガキに変身する為興味を持つ洋楽。英語が始まるってのは・・・多分関係ない。それがあっしの場合73年でして、「ナウ&ゼン」アルバムの感謝の時にも書きましたが、無理やりせがんで貧乏我が家にやってきたアイワの9800円のラジカセ。日曜の朝、ラジオを付けたら流れてきたのはニッポン放送ポップス・ベスト10だちゅう訳だ。歌謡曲しか知らなかった耳に飛び込んで来たのは遥か遠く海を隔てたお国の音楽。わー何か素敵。響きだけでさっぱし何が素敵だかわかっておりません。感受性敏感な馬鹿ガキは狂ったように聴き始めます。そんな時、ほれイエスタデイ・ワンス・モアがやたらとかかっていたらそりゃもう入れ食い状態としか。口当たりいいもんね。その頃のやたら印象に残ってるチャートと言えば
1. イエスタデイ・ワンス・モア /カーペンターズ
2. 落葉のコンチェルト /アルバート・ハモンド
3. 太陽のあたる場所 /エンゲルベルト・フンパーディンク
4. 悲しみのアンジー /ローリング・ストーンズ
5. キャン・ザ・キャン /スージー・クアトロ
6. さよならを教えて /フランソワーズ・アルディ
7. ブラザー・ルイ /ストーリーズ
8. ママはご機嫌 /ポール・サイモン
9. 小さな愛のワルツ /アンディ・ウィリアムス
10. 愛の伝説 /ミッシェル・ポルナレフ
11. ヤング・ラヴ /ダニー・オズモンド
12. ウー・ベイビー /ギルバート・オサリバン
13. 007死ぬのは奴らだ /ポール・マッカートニー&ウィングス
14. 友に捧げる讃歌 /アート・ガーファンクル
15. マスクラット・ラヴ /アメリカ
16. 土曜の夜は僕の生きがい /エルトン・ジョン
17. ビコーズ /レターメン
18. 泣きたいほどの淋しさ /ハンク・ウィルソン
19. チャイナ・グローヴ /ドゥービー・ブラザーズ
20. スウィート・シティ・ウーマン /デイヴ・クラーク&フレンズ
これ10月21日号です。先のニッポン放送ポップス・ベスト10の。初めて聴いたのは4月だよ。印象に残ってるのが10月。ってことは何とかわかるまで半年かかってる。わはは。ま、暮には全米TOP40聴きだすんだからアホながら進歩は急だったんかな。
見れば見るほど今とつながる、原体験の恐ろしさここにありです。ここで好きなのはヴァリエーション広がって一生モノに。嫌いなのは今でも駄目や。
さー、イエスタデイ・ワンス・モア。
もう一度戻して貰いましょう、昨日に。昨日ってのがミソ。大昔じゃなくて昨日のことなんです。

俺が若かった頃
ラジオを聴いたもんだ
好きな曲を待って待って
そいつがかかった日にゃあ、一緒に歌ってさ
もうニコニコしちゃったさ

それはもう幸せな時間
そんなに昔のことじゃないよ
どんなふうにそれが行っちゃったかわからないけど
再びそれが戻ってきたんだ
まるで長い間会っていない別れた友達みたいに
全部の歌、それはもう大好きでした

どのシャララー
どのヲウヲウ
まだ輝いている
どこだって歌えるえるえる
全部の歌いだしったらそりゃもう素敵

それがかかりはじめて
彼が彼女のハートを打ち砕くところ
ほんとに泣いてしまいます
以前とまったく同じく
それはもう一度昨日

過ぎ去った年月がどんなだったか振り返り
素晴らしい時間を過ごせました
今日がいささか不幸せに思えても
多分それは変わるはず

それは愛すべき歌 その時よく歌った
どの言葉も どのメロディも頭に焼き付いています
その古臭いメロディはいまだに俺にとって最高で
まるで年月を溶かしてしまうようだ

どのシャララー
どのヲウヲウ
まだ輝いている
どこだって歌えるえるえる
全部の歌いだしったらそりゃもう素敵

俺の最高の思い出全部
はっきりと戻ってきた
いくつかは確実に俺を泣かせる
以前とまったく同じく
それはもう一度昨日

スコーピオンズ・ヴァージョンで歌わせていただきました。
まいったな。30うん年経って、この歌詞は効くわ。
予言されてるみたいで。
これからまたこの歌で始まるような気がします。
なんてたって歌い出し、♪ウエナイ・ワズヤン♪のとこと言ったら。鬼をもビビらせる迫力だよ。

試聴はここで