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今日の推薦盤一覧2002.9下

 

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9/17(火)
ともに急成長。

Clash on Broadway
The Clash

シリーズ「NWの逆襲」

"この正直者。"

91年に発表されていたクラッシュの究極ベスト。とにかくパンク・バンドの中では日本でダントツの人気なのがこのクラッシュ。何でだろなーって考えるにとにかくバカが付くほど正直なとこかな。これを聴くとよーくわかります。最初のころの意欲だけは突出してながら曲作りがついていかない感じ。そのまんま録音してます。ははは。それだけに偶然はまった「ホワイト・ライオット」なんかの爆発力は凄いものあり。面白いのはリー・ペリーの「警官とコソ泥」。全然レゲエになってないんだけど雰囲気だけは見事に。わかってはいるんです。レゲエになってるが「ハマースミスパレスの白人」。メイタルズの「プレッシャー・ドロップ」は工夫しようとして失敗したところがかわいい。それで、あーこれだちゅうのを掴んで一挙に炸裂のアルバム2作目「暴動」のころですか。実はわしはこれが一番好きなんですが。特に「トミー・ガン」。イントロが良いねえ。あと「セット・ミー・フリー」。これはキース・リチャーズが歌う時をやっぱり思い出してしまう曲です。「アーマゲドン・タイム」は確かシングルのみのリリースだったか。EPシングルボックスを手に入れた時始めて聴いたんですが、これにはびっくり、こんなに短時間で見事に本格ダブをものにしました。隠れベスト曲ではないかと思います。この辺の時期がもしかして一番生きが良かったかも。
 さて「ロンドン・コーリング」の登場。これはもー単純に良い曲ですなー。ただ一聴してわかるように録音が変わっています。ざらざら感が無くなってすっきりした音に。このアルバムからもしかしてパンク・バンドでは無くなったのかもしれん。クラッシュとゆうロック・バンドのデビュー盤か。曲もガンガン浮かんでアレンジもしたいことがどんどん出てくる感じがよくわかります。「Lost in the Supermarket 」なんてブルース・スプリングスティーンだもんなー。くりそつなのなんだったっけ。「トレイン・イン・ヴェイン」は最高。これはクラッシュとゆう名前を超えた名曲です。これが入ってるのを見つけただけでアルバム買わせる力有り。
 「サンディニスタ」。3枚組だもんなー。ろっくすみたいに無料なら良いけれど(爆)。当時これはさすがに買えなかった。5000円くらいしたんじゃなかろうか。FMでやってくれてやっと聴けたと思います。「バンクロバー」で最高の英国レゲエ・バンドになったクラッシュがやりたい放題にやったアルバムとゆうイメージあり。ラップまであります。この中ではやっぱり「コール・アップ」かな。ぞくぞくします。ただこのアルバムに関してはやたら曲が多くて何が何だかわからなくなってるちゅうのも実感です。質は各曲相当高いんだけど。
 お、3−9「Every Little Bit Hurts 」とは。スモール・フェイセズがやってた曲では無いかー。良いぞー。これは。こうゆうのもやってだんだ。ほんとに音楽が好きになった感じが。「Midnight to Stevens」ちゅう未発表曲聴いてももうつっかっかるバンドじゃ無くなったことへの嬉しさとそう一抹の寂しさも感じます。大人になっちゃったのね。
 あさて、ここで解散すれば、見事に種牡馬としての価値も上がったのですが(すまんマニアネタ)もう一枚、「コンバット・ロック」。もージャケ見て、どーしたのしょーもなーと思いました。内容も「サンディニスタ」のアウトテイクかいなと思いましたが、「ロック・ザ・カスバ」は大好きです。これもクラッシュを知らなくてもOK曲。「Should I Stay or Should I Go」ですか。俺にこの曲のことを聞くな(笑)。皮肉なことにこのアルバムでアメリカで大成功したんだわな。ジャケで売れたか。はははは。

で、このしっちゃかめっちゃかぶりがパンクだったかも。クラッシュ。去り際のしょーもなさも含めて。やっぱ正直なバンドです。二枚目「暴動」がやっぱ好きだな。

sandさんありがとう。

試聴はここで

9/17(火)
グッド・ロッキン。
NRBQ at Yankee Stadium
NRBQ

シリーズ「人気B級実力A級」

"これぞ隠れ名盤。"

米国のロックパイル(逆か)ことNRBQ、78年の作品。NRBQとはニュー・リズム・アンド・ブルース・カルテットの略であります。60年代末からひたすらライブ活動を続けてグッド・ロッキンな音楽をやり続けております。何の変哲も無いバンド名や横のつながりの希薄さから孤高の存在になってしまいました。本人たちも自覚しているのかこのアルバム、ヤンキー・スタジアムでやりたいなーちゅうことからこのタイトルに。ライブ・アルバムぢゃないんだよ。小粋でプリティとは正にこの人達のことを言うのでは。1曲目から思いっきり地味なロッキン・サウンドで迫りますが、まあ続けて聴いてみてください。2回聴いたら忘れなくなる素敵な曲が一杯。染みまくる3.「アイ・ラブ・ハー」、彼等のマニフェストたる感動的な「8.セイム・オールド・ソング」、9.の「イエスイエスイエス」もたまりません。スティッフ、ニック・ロウ、デイブ・エドマンズもちろんロックパイル、そしてどーしても思い浮かべてしまうルーモア(彼等のマックス・アルバムと感触が同じ)のファンの方はもし未聴でしたらぜひとも聴いてみてください。こういった貴重なバンドは是非応援して上げたいやね。無くなると絶対後悔するのだ。

試聴はここで

9/18(水)
青春だあ。

ザ・サウンド・オブ・ザ・ジャム~25thアニヴァーサリー・ベスト

ザ・ジャム

シリーズ「NWの逆襲」

"世界一青い。"

パンク御三家+1の+1を占めるバンド、ジャムのベストです。セックス・ピストルズは詐欺師、クラッシュは正直、ストラングラーズは不良中年+文学青年とすれば、ジャムは「青い」であります。サウンド的には60’sを継承してグループサウンズの切れの良いやつって言ったら誤解もありますが、まあそうなんですが、何が違うってヴォーカル。パンクがパンクで有り得た最大の特徴はヴォーカル・スタイルにあったと思います。ピストルズは悪態、ストラングラーズは無愛想、そしてクラッシュとジャムはがなる。シャウトじゃなくてがなります。ちなみにバズコックスはへにゃる(笑)。だからなんだと言われても困るんですが、とにかく新鮮でした。こうした初期パンク・バンドの中で一番オールドな人間にも馴染めるのがジャムだと思うのです。ストレートに先達の音楽を吸収しとりますのでいかがなもんでしょうか。切れと爆発力は初期。曲の良さがぐんぐん増して頂点に達したのが「セッティング・サンズ」のころ。こうした流れがこのベスト・アルバムでは一発でわかります。歌の内容、バンドのありかた共にあまりに英国的であるがためにアメリカではほとんど廃盤状態なんでここは一つ日本盤で行ってみましょう。

「セッティング・サンズ」のころ、ライブを見ました。一番後ろで見たのにそのあと3日間は耳鳴りが取れないほどの大音響。これぞリッケンちゅう音がたまりませんでした。

あ、忘れてた。青くて青春の原因はベースのブルース・フォクストンさんのコーラスにあり。これが無いんで今のポール・ウエラーあまり聴かないのかもなー。

9/19(木)
ぷぷぺぱー
Legends of Harmonica

Various Artists

シリーズ「オムニバス・ワールド」

"ぱぷー三昧。"

1. Orange Blossom Special performed by Charlie McCoy - 2:52
2. Mack the Knife performed by Murad's Jerry Harmonicats - 2:10
3. Cherry Pink and Apple Blossom White performed by Fabulous Thunderbirds - 2:00
4. Lover Come Back to Me performed by Larry Adler / Django Reinhardt - 2:33
5. Romanian Rhapsody, Pt. 1 and 2 performed by Sebastian, John Sr. - 6:27
6. Roller Coaster performed by Little Walter - 2:54
7. Fundamental Frequency performed by Thielemans, Jean ''Toots'' - 4:56
8. Puerto de Azul performed by Norton Buffalo - 2:27
9. Rockin' Chair Daddy performed by Harmonica Frank - 3:05
10. Narrow Gauge Blues performed by El Watson - 2:55
11. Gypsy Man performed by War - 5:23
12. Highway 28 performed by Butterfield's Paul Better Days - 3:10
13. Hey! Baby performed by Bruce Channel - 2:23
14. Christo Redemptor performed by Musselwhite, Charlie Blues Band - 11:47
15. The Midnight Special performed by Harry Belafonte - 4:02
16. Boogie on Reggae Woman performed by Stanley Turrentine - 5:47
17. Ends & Odds performed by Jimmy Reed - 2:24
18. Whammer Jammer performed by Geils, J. Band - 2:38
19. A Little Piece of Heaven performed by Godley & Creme - 3:44
20. Devil's Foot performed by Kid Ramos - 3:55

えー全国6857人のハーモニカ・ファンのみなさん、お待たせしました。今こそ立ち上がるときです。ライノから古今東西のハーモニカ・ソングを結集いたしましたコンピが登場。ブルース界からは、リトル・ウォルター、ジミー・リード。ジャズ界からはトゥーツ・シールマンズ、ロック界からはJガイルズ・バンド、フェアビラス・サンダーバーズ、ポール・バターフィールド、フォーク界からはジョン・セバスチャン、はぐれソウル界からはウォー、異界からはゴドレー&クリーム、後は知りません(爆)、が駆け付けてくれました。お約束ミッドナイト・スペシャルもあります。まずは試聴でご堪能を。こうゆうのをかけてくれる喫茶店にわしゃ行きたいです。

フェアビラス・サンダーバーズの曲は日本題で何て言ったっけなー。有名な曲じゃ。ここまで出てるのにー。

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9/20(金)
ぎゃははは
The Very Best of Dr. Demento

Various Artists
Rhino 76704
シリーズ「オムニバス・ワールド」

"古今東西ばかソング。"

1. Poisoning Pigeons In The Park - Tom Lehrer Lehrer 2:06
2. Yoda - 'Weird Al' Yankovic Davies 3:56
3. The Scotsman - Bryan Bowers Cross 2:24
4. Fish Heads - Barnes & Barnes Haimer/Mumy 2:25
5. Bulbous Bouffant - The Vestibules Bowman/D/P 4:15
6. Hello Mudduh, Hello Fadduh (A Letter From Camp) - Allan Sherman Busch/Sherman 2:49
7. My Dead Dog Rover - Hank, Stu, Dave & Hank Landsberg/Whited 2:20
8. Don't Eat The Yellow Snow - Frank Zappa Zappa 2:07
9. Nanook Rubs It - Frank Zappy Zappa 4:37
10. Star Trekkin' - The Firm Kehoe/L/O 3:35
11. Pencil Neck Geek - Freddie Blassie Cicero/Margulies 3:28
12. Ti Kwan Leep/Boot To The Head - THE FRANTICS The Frantics 6:07
13. Marvin, I Love You - Marvin The Paranoid Android Adams 3:54
14. The Smoke Off - Shel Silverstein Silverstein 6:29
15. Dead Puppies - Ogden Edsl Frenzer/Thieman 2:12
16. Shaving Cream - Dr. Demento Bell 2:44
17. They're Coming To Take Me Away, Ha-Haaa! - Napolean XIV Samuels 2:10

じゃーん、ろっくすにふさわしい盤の登場でーす。ドクター・ディメントつー人はアメリカのばかソング専門にやってるDJさんだそうで、その彼の選曲で30年間にわたるばかソングの歴史を紹介。レーベルは必殺ライノ。ロック・ファンには何と言っても2.の「ヨーダ」。あの巨匠ヤンコビック氏が
キンクスのローラでスター・ウォーズのヨーダの歌を。しゅーもなー。フランク・ザッパ氏ももちろん登場。はじめてのヒット曲が、おしっXのかかった黄色い雪は食べちゃいけないよーつーのも彼らしいのー。他はわからないよー。英語がわかればもっとおもしろいだろうけど、かわいい曲ばかり。けっこう黒いことも歌ってるみたいだぞ。

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9/21(土)

The 70's Soul Experience

Various Artists
2001/10/46 Rhino 74346
シリーズ「オムニバス・ワールド」

"ぐわ。欲しい。"

1. Grazing in the Grass performed by Friends of Distinction - 2:57
2. Color Him Father performed by Winstons - 3:07
3. Hey There Lonely Girl performed by Eddie Holman - 3:21
4. Crumbs off the Table performed by Glass House - 2:40
5. Rainy Night in Georgia performed by Brook Benton - 3:39
6. Everybody Is a Star performed by Sly & the Family Stone - 3:03
7. Give Me Just a Little More Time performed by Chairmen of the Board - 2:42
8. Didn't I (Blow Your Mind This Time) performed by Delfonics - 3:28
9. The Bells performed by Originals - 2:56
10. Turn Back the Hands of Time performed by Tyrone Davis - 2:40
11. Love on a Two-Way Street performed by Moments - 3:33
12. Band of Gold performed by Freda Payne - 2:56
13. O-o-h Child performed by 5 Stairsteps - 3:19
14. Westbound #9 performed by Flaming Ember - 2:53
15. Maybe performed by Three Degrees - 4:09
16. The Sly, Slick, and the Wicked performed by Lost Generation - 3:09
17. War performed by Edwin Starr - 3:28
18. Somebody's Been Sleeping performed by 100 Proof Aged In Soul - 2:47
19. Express Yourself performed by Wright, Charles & the Watts 103rd... - 3:51
20. Precious, Precious performed by Jackie Moore - 3:26
21. Funky Nassau, Pt. 1 performed by Beginning of the End - 3:13
22. Groove Me performed by King Floyd - 3:02
23. I Love You for All Seasons performed by Fuzz - 3:08
24. Want Ads performed by Honey Cone - 2:47
25. Cool Aid performed by Humphrey, Paul and His Cool Aid... - 2:41
26. Don't Knock My Love, Pt. 1 performed by Wilson Pickett - 2:12
27. Love or Let Me Be Lonely performed by Friends of Distinction - 3:14
28. Deeper and Deeper performed by Freda Payne - 3:04
29. Pay to the Piper performed by Chairmen of the Board - 3:08
30. Mr. Big Stuff performed by Jean Knight - 2:31
31. Women's Love Rights performed by Laura Lee - 3:14
32. Whatcha See Is Whatcha Get performed by Dramatics - 3:34
33. Baby Let Me Kiss You performed by King Floyd - 2:52
34. Right on the Tip of My Tongue performed by Brenda & the Tabulations - 3:22
35. Thin Line Between Love and Hate performed by Persuaders - 3:26
36. Have You Seen Her? performed by Chi-Lites - 5:11
37. Theme from Shaft performed by Isaac Hayes - 3:19
38. Respect Yourself performed by Staple Singers - 3:34
39. Family Affair performed by Sly & the Family Stone - 3:07
40. Let's Stay Together performed by Al Green - 3:20
41. Clean Up Woman performed by Betty Wright - 2:50
42. One Monkey Don't Stop No Show, Pt. 1 performed by Honey Cone - 3:45
43. Drowning in the Sea of Love performed by Joe Simon - 3:29
44. Ain't Understanding Mellow performed by Jerry Butler / Eager, Brenda Lee - 4:22
45. I've Been Lonely for So Long performed by Frederick Knight - 3:22
46. Suavecito performed by Malo - 3:28
47. Hearsay performed by Soul Children - 3:37
48. She's Not Just Another Woman performed by 8th Day - 3:04
49. I'll Take You There performed by Staple Singers - 3:17
50. In the Rain performed by Dramatics - 5:09
51. Betcha by Golly, Wow performed by Stylistics - 3:18
52. Oh Girl performed by Chi-Lites - 3:14
53. Lean on Me performed by Bill Withers - 3:48
54. I Gotcha performed by Joe Tex - 2:29
55. Do Your Thing performed by Isaac Hayes - 3:20
56. I'll Be Around performed by Spinners - 3:12
57. Too Late to Turn Back Now performed by Cornelius Brothers & Sister Rose - 3:23
58. (If Loving You Is Wrong) I Don't Want to... performed by Luther Ingram - 3:28
59. Starting All Over Again performed by Mel and Tim - 3:56
60. Back Stabbers performed by O'Jays - 3:08
61. You're Still a Young Man performed by Tower of Power - 3:38
62. Everybody Plays the Fool performed by Main Ingredient - 3:21
63. Freddie's Dead {Theme from "Superfly"} performed by Curtis Mayfield - 3:19
64. I Can See Clearly Now performed by Johnny Nash - 2:50
65. If You Don't Know Me by Now performed by Melvin, Harold & the Blue Notes - 3:29
66. Love Jones performed by Brighter Side Of Darkness - 3:21
67. Me and Mrs. Jones performed by Billy Paul - 4:47
68. Papa Was a Rolling Stone performed by Temptations - 6:58
69. Outa-Space performed by Billy Preston - 4:09
70. Could It Be I'm Falling in Love performed by Spinners - 4:14
71. Use Me performed by Bill Withers - 3:46
72. Love Train performed by O'Jays - 3:00
73. Why Can't We Live Together performed by Timmy Thomas - 3:26
74. Ain't No Woman (Like the One I've Got) performed by Four Tops - 3:07
75. I'm Doin' Fine Now performed by New York City - 2:44
76. Pillow Talk performed by Sylvia - 3:55
77. So Very Hard to Go performed by Tower of Power - 3:40
78. Natural High performed by Bloodstone - 4:01
79. Let's Get It On performed by Marvin Gaye - 3:59
80. That Lady, Pt. 1 performed by Isley Brothers - 3:12
81. Keep on Truckin', Pt. 1 performed by Eddie Hendricks - 3:30
82. Hurts So Good performed by Millie Jackson - 3:04
83. Midnight Train to Georgia performed by Knight, Gladys and the Pips - 3:57
84. I Can't Stand the Rain performed by Ann Peebles - 2:32
85. The World Is a Ghetto performed by War - 4:02
86. Tell Her She's Lovely performed by El Chicano - 3:03
87. The Love Is Lost, Pt. 1 performed by Melvin, Harold & the Blue Notes - 3:41
88. Cheaper to Keep Her performed by Johnnie Taylor - 3:28
89. Show and Tell performed by Al Wilson - 3:29
90. Lookin' for a Love performed by Bobby Womack - 2:38
91. Be Thankful for What You Got performed by William DeVaughn - 3:27
92. Just Don't Want to Be Lonely performed by Main Ingredient - 3:39
93. The Payback, Pt. 1 performed by James Brown - 3:31
94. Hollywood Swinging performed by Kool and the Gang - 4:30
95. Sideshow performed by Blue Magic - 4:11
96. Rock the Boat performed by Hues Corporation - 3:09
97. Finally Got Myself Together (I'm a Changed performed by Impressions - 3:06
98. Rock Your Baby performed by George McCrae - 3:15
99. Tell Me Something Good performed by Rufus - 3:33
100. Yes We Can Can performed by Pointer Sisters - 3:54
101. Hang on in There Baby performed by Johnny Bristol - 3:22
102. Do It ('til You're Satisfied) performed by B.T. Express - 3:11
103. You Little Trust Maker performed by Tymes - 2:49
104. Lovin' You performed by Minnie Riperton - 3:23
105. Woman to Woman performed by Shirley Brown - 3:55
106. Everlasting Love performed by Carl Carlton - 2:35
107. When Will I See You Again performed by Three Degrees - 2:59
108. Pick Up the Pieces performed by AWB - 3:02
109. Lady Marmalade performed by LaBelle - 3:23
110. Walking in Rhythm performed by Blackbyrds - 2:55
111. Supernatural Thing, Pt. 1 performed by King, Ben E. - 3:24
112. Reasons performed by Earth, Wind & Fire - 4:58
113. Rockin' Chair performed by Gwen McCrae - 3:18
114. I Wanna Get Next to You performed by Rose Royce - 3:30
115. Love Won't Let Me Wait performed by Major Harris - 3:46
116. Shining Star performed by Earth, Wind & Fire - 2:52
117. Express performed by B.T. Express - 3:32
118. Cut the Cake performed by AWB - 3:39
119. Why Can't We Be Friends performed by War - 3:50
120. So in Love performed by Curtis Mayfield - 2:49
121. Love Rollercoaster performed by Ohio Players - 2:54
122. It Only Takes a Minute performed by Tavares - 3:15
123. Movin' performed by Brass Construction - 3:58
124. Kiss and Say Goodbye performed by Manhattans - 3:33
125. You'll Never Find Another Love Like Mine performed by Lou Rawls - 3:33
126. Dazz performed by Brick - 5:38
127. Best of My Love performed by Emotions - 3:42
128. Strawberry Letter 23 performed by Brothers Johnson - 3:37
129. Float On performed by Floaters - 4:15
130. Always and Forever performed by Heatwave - 3:42
131. (Every Time I Turn Around) Back in Love... performed by L.T.D. - 3:42
132. You and I performed by Rick James - 3:11
133. What You Won't Do for Love performed by Bobby Caldwell - 3:32
134. Reunited performed by Peaches and Herb - 4:01
135. Cruisin' performed by Smokey Robinson - 4:29
136. Golden Touch performed by Rose Royce - 3:49


おとついのハーモニカといいきのうのおばかといい、こりゃライノも久しぶりにチェックしなきゃと思って探してみたら、おおおおおおおお。
去年にこんな凄いのが出ていたとは。まずは装丁っていうんですか、こりゃ8トラック。おまけに雑誌風のブックレット。思いっきり欲しくなるぞ。中身はもーご覧の通り。王道中の王道。凝れ以外何があったっけつーきら星ソウル・ソングの連発。ライノの偉いとこは誰もがわかっているけど誰もしていないことをとびっきりのシャレとともにやってくれるとこだなーと実感しております。こーなったら、これのロック版に期待したい。ヘビメタとかグラムとかパンクとか。
値段が値段ですけどこの内容だととびきり安いと思います。まいったなこりゃ。

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9/22(日)

Look Sharp!

Joe Jackson


"一人スティーリー・ダン。"

1979年作品です。英国人ながらアメリカ発ニュー・ウエイブの印象が強いジョーさんの1stアルバム。これ以上無いってくらいシンプルな編成でやってくれてます。当時はビート物はエルビス・コステロ、レゲエ物はポリスのフォロワー的なイメージを持っていましたけど、今聴くとこれが実にスティーリー・ダンしてるのに気が付いてびっくり。シングルの「Is She Really Going out With Him?」の間奏部のピアノもそうだけど、表題曲「Look Sharp! 」なんてまんまです。そうして聴いて行くとレゲエの「Fools in Love」もドナルド・フェイゲンのソロっぽく聞えて来るから不思議。
 まあ、そう言ったこととは別にしても曲作りのうまさはもう絶賛ものです。捨て曲まったく無し。ブレークしたのが「ステッピン・アウト」からですから、そのイメージが強いですが、初期3枚のパワーポップの良さも見直して上げたいです。実際私はこのアルバムがフェイバリット。
 それにしてもこのNYぽさはいったいどこから来るんだろうか。

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9/23(月)
決定盤か。

Paris

スーパートランプ

シリーズ「LIVEアルバムはお好き?」

"最高の時期の最高の記録。"

80年作品。「ブレックファースト・イン・アメリカ」で世界的にブレークした英国のバンドスパトラのライブ・アルバムです。わたしゃこのアルバムのこと知りませんでした。すっかりパンクしたのかなあ。中身はとゆうとこれは文句無い選曲。欲を言えば「ババジ」が有ればもー決定盤じゃ。この人達の場合、このアルバムのように”ディーコン・ブルース”リック・デイビスさんがメインでやってもらって、間にロージャー・ホジソンさんの必殺ヒット・チューンが混ざるのが良し。ホジソンさんばかりだとめめしさ連発になる恐れ有り(笑)。この辺は「ミラクルズ」のころのジェファーソン・スターシップと同じです。ホジソンさんがこの後抜けちゃったのも同じなんだけど、やめなきゃ良かったのになー。このバンドの微妙なバランスは絶妙で彼にはそれが必要だったのに。とゆうことで、最後のベストメンバーでお送りする、日本ではポップ色強いプログレとゆうことでほんと長いこと人気の無かったスパトラの素晴らしいライブを是非お楽しみ下さい。NHK「ヤングミュージックショー」の感激が再び。

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9/24(火)
てーるみーわどんちゅてーるみー。
Pink Flag

ワイアー

シリーズ「NWの逆襲」

"孤高のニューウエイブ"

1977年の作品。例の「1234」コンピで17.「Mannequin」を聴いたらやけに気に入っちゃって、ありゃりゃワイアってこんなに良かったっけ。昔2枚目まで聴いたんだけどその時はいっこうにピンと来ず。そう言えばアルバムあったぞつーことでありました。みみちん所有。ジャケットが印象的な1stアルバムです。いやー良いじゃないですか。言ってみればピストルズがMC5、ストラングラーズがドアーズの子供たちだとすると、このワイアーはヴェルヴェットアンダーグラウンドの子供たちかいな。見事にやる気の無い(笑)曲が2分少々の連発でどわーっと。これが飽きないんです。地味って言えば地味なんだが。説明不能の魅力満載。意外なり哀愁も盛りこんで歌として現在でも十二分に通用するものあり。ベストトラックはやはり「Mannequin」か。これは良い曲だぞー。

もしかしてこれは
御勝手堂?

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9/25(水)

アナザー・ライブ

トッド・ラングレンズ・ユートピア

シリーズ「ライブ・アルバムはお好き?」

"ぶっち切れ"

75年発表。今になってしびれちゃってるシリーズ。昔は「ドゥ・ヤ」ばかり聴いていたつーバチ当たりな私。先日再会して聴いてみたらあらららら、良いじゃないですか。プログレがすっかり好きになってしまった今では、すんなり入って来る音の数々。しかもファンキー臭までたっぷり臭ってきまして、音の感触がすっかり肌に溶け込みました。これは初代ユートピアのライブな訳なんですが、音が随分しなやかで、後の4人組の硬質な感じとは随分異なります。ベースの名手、ジョン・シーグラーのおかげかな。A面の構成にはもーうっとり。変拍子が心地良いです。B面入るとホール&オーツのフレーズぽいのが出て来たりしてにんまりしますが、ソロ・アルバムからの「ヘヴィ・メタル・キッズ」から抑制がとれて炸裂するトッドが笑えます。何しろ元気。このタガが外れて弾けてる感じが正にロックってことだと。そしてポップが魅力的になる源の狂気だと。そしてムーブの3コード名曲「ドゥ・ヤ」、最後の高らかに勝利宣言「ジャスト・ワン・ビクトリー」。これは昭和のニアリー・ヒューマンだぞ。これは今更ですがトッドのベスト・アルバムの一枚になります。全然古くさくないのであります。

現在唯一発売されてるこのUK盤、ジャケットがオリジナルと変わっております。元のプログレ・パロディみたいなのも良かったけど、これも良いねえ。

9/26(木)

Re Cycled Vinyl Blues

ニール・イネス

シリーズ「実力A級人気B級」

"英国のキダタロー"

最近はカツラをかぶせれば風貌も似て来たつー英国のキダタローことニール・イネスさんの現在唯一入手できるCDです。73年発表の「How Sweet to Be an Idiot」の曲順を変えて曲を追加したものです。ラットルズのジョン役で有名ですが、ほんと声がそっくりなんだよなー。おまけに想像も出来ないほどの才能の持ち主です。才能では昨日のトッドに負けないくらいのものあるのに何でこんなに人気無いのーってシャウトしちゃいたいほど。ラットルズでもそうでしたが、得意技は本歌取りで自分のフィールドに引きづりこむこと。わはは、じょんに似てるーとか最初は笑って聴いてるんですが、その内におおなんて良い曲なんだって泣くはめに。有りとあらゆるジャンルの音楽で遊んでくれて、音楽って本当に楽しいもんなんだなあって教えてくれる素敵な人でございます。

試聴はこちらで

9/27(金)
Hard Rock Cafe: Classic Rock

Various Artists
1997/8/19 RHINO72893

シリーズ「オムニバス・ワールド」

"超豪華秋の祭典スペシャル"

1. Saturday Night's Alright for Fighting /Elton John
2. Maggie May /Rod Stewart
3. Listen to the Music / Doobie Brothers
4. Rock 'N Me / Steve Miller
5. Cold as Ice / Foreigner
6. Green-Eyed Lady /Sugarloaf
7. Radar Love / Golden Earring
8. Feel Like Makin' Love / Bad Company
9. Frankenstein / Edgar Winter
10. Born to Be Wild / Steppenwolf
11. Slow Ride / Foghat
12. Statesboro Blues / Allman Brothers Band
13. Show Me the Way / Peter Frampton
14. Black Magic Woman/Gypsy Queen /Santana
15. Smoke on the Water /Deep Purple
16. Free Bird / Lynyrd Skynyrd

97年に出ているアメリカのロック・レストラン「ハードロック・カフェ」がライノと提携して出したコンピ・アルバムです。食欲の秋だからして、多分これらの曲は、お食事をいただく時においしく食べれるものベスト16を選んだに違い有りません[(^o^)]。で、ご覧の通りばかロックのオンパレード。かつ、ろっくすに来られて色々訳わかんない人たちのこと話してるけど何聴いたら良いかわかんないよーって迷ってる方にも、自信を持ってお勧め出来る一品揃いでございます。やはりアメリカとゆうことでどちらかと言うと大食い系のようで、確かにフォガット聴いたら、もりもりホットドッグ行っちゃいそうでんがな。ジョイ・ディビジョンではこうはいかぬ(爆)。Cold as Ice / Foreignerでアイス食べるのかな。4だから早過ぎるぞ。ははは。しかし、これだけ曲目見てるだけでにんまりしちゃうコンピも珍しい。おいしさの重さが他とはちと違いますので貴方の食卓にも一枚いかがですか。幸せになれると思うなあ。

こんな曲がかかるハードロックカフェには行ってみたいものだ。日本に進出しなさいよー。

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9/28(土)
お食事進む?Hard Rock Cafe: New Wave

Various Artists
1997/8/19 RHINO72894

シリーズ「オムニバス・ワールド」

"お食事ニュウウエイブ"

1. My Sharona / Knack
2. Call Me / Blondie
3. Shake It Up / Cars
4. Devil Inside / Inxs
5. Don't Stand So Close to Me /Police
6. Is She Really Going Out With Him? / Joe Jackson
7. The Look of Love, Pt. 1 / ABC
8. Cars / Gary Numan
9. Walk Like an Egyptian / Bangles
10. Shout / Tears For Fears
11. Hold Me Now / Thompson Twins
12. Down Under / Men At Work
13. Tainted Love/Where Did Our Love Go / Soft Cell
14. Don't You (Forget About Me) / Simple Minds
15. Dance Hall Days / Wang Chung
16. Do You Really Want to Hurt Me / Culture Club

ハードロックカフェとライノが提携してるコンピのニュー・ウエイブ編です。アメリカ人のニュー・ウエイブ感がわかって面白いですねー。インエクシズ、メン・アット・ワークもNWなのかー。まあお食事時ですからポップ・グループとかかかったらおえーとかしちゃうかもしれませんし(爆)、ジョイ・ディビジョンとかかかると「僕食べたく無い。」とか言いそうだし、PILだと唾吐きそうだし、スロッピング・グリッスルだとお祈りとか始めそうだし、そんなんでは困るので、ソフト・セルでかろうじて留まって,ABCで派手にかんぱーーーい。

かの地では廃盤みたいなので欲しい方はお早目に。

9/29(日)
かっとばせー。
Hard Rock Cafe: Rockin' Down the Highway

Various Artists
1999/6/15 RHINO75792

シリーズ「オムニバス・ワールド」

"これはドライブ・マスト・アイテムだぁ。"

1. Rockin' Down the Highway/Doobie Brothers - 3:21
2. Radar Love/Golden Earring - 5:04
3. Under My Wheels/Alice Cooper - 2:48
4. Highway Star/Deep Purple - 6:07
5. Fun, Fun, Fun/Beach Boys - 2:18
6. Hot Rod Lincoln/Commander Cody & His Lost Planet... - 2:43
7. Mercury Blues/David Lindley - 3:34
8. Truckin'/Grateful Dead - 3:14
9. Roll on Down the Highway/Bachman Turner Overdrive - 3:57
10. Truckin' performed by Bread - 2:31
11. Crawling from the Wreckage/Dave Edmunds - 2:53
12. Low Rider/War - 3:07
13. No Particular Place to Go/Chuck Berry - 2:42
14. Go Lil' Camaro G/Ramones - 2:04
15. Drivin' Wheel/ Foghat - 3:47
16. Freeway Jam/Jeff Beck - 4:54

引き続きハードロックカフェ編纂のコンピをご紹介。本日はその中でも白眉のものでござい。かのレストランにお持ち帰りがあるかどうかは知らぬが、ドライブにピッタシのかっとばし曲満載でござる。入ってて嬉しいベタなものから、デビッド・リンドレイ「マーキュリー・ブルース」、デイブ・エドマンズなどよくぞ入れたぞうちゅうものまで、よくわかってらっしゃる。さすが車の本場じゃ。やっぱりキメはBTOだな。速度150k出さないように。一つ不満があるとすればZZ TOP不在。これはまことに残念。独立して続けてかけましょー。

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9/30(月)
幸せの瞬間
Let There Be Music

オーリアンズ
1975 Asylum 1029

シリーズ「Two Trains」

"形容できないほどの幸せ。"

好き過ぎてなかなか書くことが出来ないアルバムってあるもんで正にこれがそれ。もうどうゆう風に形容して良いか。この次に出る「夢のさまよい」と合わせて70年代アメリカン・ロックを代表するアルバムです。何だかんだあったABCからアサイラムに移籍して、最良の環境で録音できたとおぼしき、オーリアンズの魅力全開です。元々ウッドストック方面から発祥の東海岸バンドなんですが、これは丁度ウエストコーストに右足をかけたが如きサウンドで、東海岸のほのぼのとした優しさと、西海岸のスカっとした爽やかさが同居してるとゆう、世にも稀なることに。はっきり言って曲のクオリティ、演奏、コーラス共に物が違います。イーグルスが好きな方はこれを聴いてみてどうか瞳孔開いてみて下さい。おー、こんなバンドがおったのかーと驚かれるはず。現在アメリカでは、次の大傑作アルバム「夢のさまよい」とのカップリング・CDとして出ていて、これがお徳と言わずしてなんとゆう状態なんでぜひだまされたと思って聴いてみてくださいませ。1曲目の「Fresh Wind」からもーつかみはOK。



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