7/1(月)
Glam Bam, Thank You
Ma'am
Various Artists
シリーズ「オムニバス・ワールド」
”これでも良いけどこれで良いのか(笑)。”
グラム・ロックこそはオムニバスに最適のジャンルだあ、てんでうちに有るアナログLPよりも濃ーいやつをCDで探しまくり。うーーーーん、なかなか無いなあ。あ、有ったってのが、これ。
1.ゲイリー・グリッター、うむうむ良いぞ、そりゃそうだ。
2.ニューヨークドールズ、ちょっと違うような気がするけどまあ良いか[(^o^)]。
3.Mott the Hoople、グラムとゆうにはルックスが(爆)。スレイドもグラムだから良いか。でもこれは名曲。
4.Sweet、チャップマン&チンだからこれはもーグラム。
5.Slade、出たスレイド、目玉です。やかましさ世界一。
6.Lou Reed、違うと思う(^o^)___。でも嬉しい(爆)。
7.Ian Hunter、おうここまで引っ張り出すか。グラムぢゃあーりません。なこと言わんで聴いとけー。
8.Alice Cooper、しばし悩む。グラムだったのだろか。確かに化粧は濃い。ひげも。
9.Suzi Quatro、グラムの女王登場。ベスト盤あるのかな。最高です。
10.Brian Eno、出たばかロック期のイーノ。バンドでやったことあるのですが体力入りました。
11.Mick Ronson、この人がこの曲やってたんですね。かっこいいぞー。私はこれだけでこれを買うかもしれません。
12.Iggy Pop、はたしてグラムかしら。ボイさんとはお友達だけど。犬になるのはちと堪忍ね。メシ食うな。
13.Klaus Nomi、食らうのみ..なんてね。ここまでくるとコメント不能。天国で喜んでいるでしょう。単体で買うことは稀なので(笑)嬉しいかもしれぬの。
14.Guess Who、ご長寿クイズのようにもう問題の主題を忘れてしまっています(爆)。写真が載っていないことを祈るのみ。
えー、どさくさにまぎれて、どーにもグラムと言えない人たちも入っていますが、選曲自体は楽しさ満点のこのコンピ。あなたならどーしますか。1242円だからなあ、いけてるんじゃないのこれ。
ケニーとかハローとかマッドとか入ってる普通のも出しましょー。
試聴はここで。
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7/2(火)
If It Ain't Stiff a
Stiff Records Collection
Various Artists
シリーズ「オムニバス・ワールド」&「激安を探せ」
”ばかは古くならない。”
パンク・ロック黎明期にどっか〜んと現れたインディー・レーベルの走り、イギリスのスティッフ・レーベル。最初にリリースされた盤は「バンチ・オブ・スティッフ」と「ヒット・グレーテスト・スティッフズ」。その抱腹絶倒の内容に当時は大喜びしました。なぜこれらが復刻されないのかは多分大物ちゃんの契約問題だからかと思うのですが、その意思を継いだCDがぼちぼちと編纂されておって嬉しいぞ。
このCDなんですが、スティッフその他大勢組の魅力的な音楽が満載なのです。
*冒頭と最後を飾るドクター・フィールグッドはいわずもがな。ヨタ公親父ロックはいつ聴いても最高じゃ。これはその他大勢組って言っちゃ失礼だな。
*3.のレックレス・エリック。まあ、よだれをたらしてるような歌い方だなあって思ってたらフィルムで見たら本当によだれたらしてた(爆)とゆう、モンキーズが本当に猿になったとゆう素敵なポップなのです。
*6.のデイブ・エドモンズ。はじめて聴いたときはそりゃびっくり。シンセを使わないロックンロール・テクノ。後にも先にもこんな音楽はこれだけ。廻りの異常な雰囲気にこの人の狂気が目覚めたか。
*7.のトレーシー・ウルマン。後期スティッフのドル箱ですな。この曲はマッドネスの「マイ・ガール」でわないか。よくやるよ(笑)。
*12.はラリー・ウォレスの名曲。「ライブ・スティッフ」で涙したやつです。不良で最高。
*19.はダーティ・ルックスの「レット・ゴー」。最高のバンド名と曲名。「レッツ・ゴー」ものに悪い曲無し。今リリースしても何の違和感が無いであろう素敵なパワーポップだす。
*20.のイングランド・グローリーは今回のワールドカップで絶対サポーターが歌っただろなあ。
何と言ったってばかロックは古くなら無いぞい。
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7/3(水)
ファンキー・キングストン
トゥーツ&メイタルズ
シリーズ「炎の歌謡レゲエ」
”野生男の叫び。”
ジャマイカのオーティス・レディングことトゥーツ・ヒバートさんと御一党達。これは彼等の70年代初期のシングル盤を集めたアルバムです。考えてみるとこのようなサザン・ソウル・タイプのシンガーって彼ぐらいしか思い浮かばん。さらに南に下ってるせいか、脳味噌が暑さで溶けてます(爆)。アドレナリン最大放出のもの凄い歌唱。演奏もこりゃっきゃ無いの田舎臭さ満載で嬉しいたらありゃしない。
ジョン・デンバーの「カントリー・ロード」やってます。
クラッシュがカバーした「プレッシャー・ドロップ」やってます。
実は私オーティスさんよりトゥーツさんの方が好き。
この時期のアルバムは多種歳々、百花繚乱の様相を呈してオリジナル、編集盤と色々出てますがこれがやっぱりベストの選曲だと思いますです。とわゆうもののはまったら他のも聴いてね。笑いと感動で楽しくなるでよー。
試聴はここで。
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7/4(木)
プレイ
マガジン
シリーズ「NWの逆襲&激安を探せ」
”立ち向かうファンク・ビート。”
腰の座った実力派NWバンド、マガジンが1980年に放ったライブ・アルバムです。オリジナル・メンバーのギター、ジョン・マクガフは脱退したけれど、彼に負けずとも劣らないもう一人の巨頭、元ウルトラボックスのロビン・サイモンが加入してこれはもう夢の組合せに。演奏もさらにまとまって、英国音楽のエッセンスを凝縮しファンクビートにのせたマガジン・ミュージックが鉄壁に。その一丸となるさまは鳥肌続出。これは絶対に風化するNWサウンドではござりません。ライブ見たかったなああああ。
スライ・ストーンの「サンキュー」やってます。
NWにマガジンあり。
しかも値段が1006円だぜよ。くりびつ。
試聴はでけんけどオリジナル曲の一部はこれ。
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7/5(金)
スペシャルズ
スペシャルズ
シリーズ「レコード・レーベルのお部屋」
”永遠の若気のいたり”
1979年発表の英国リバイバル・ニュー・スカの名盤が映像2曲のおまけ付きでリマスター登場。スカちゅうてもオリジナルのジャマイカ・スカはこんなに高速でないし、ボーカルもいかにも白人で感触は全然違うのだけど、まさにこれなんだよーって叫びたくなるような見事なツボ押え。オリジナルスカの呑気さ聴いてこうゆう風にやってくれたらとゆうところをやってくれた感がします。コステロのプロデュースも、「何にもやってないぞー」とかメンバーに言われたらしいですが、何の何の、このチンピラ表現にふさわしい音色を採用したのは彼の功績大では無いかと思うぞ。いつまでも生きの良さを失わない永遠の若気のいたりアルバムです。これにはまって本家レゲエ、スカも聴いてみよう。
おまけ映像は「ギャングスター」と「若すぎちゃって」。
試聴はここで。
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7/6(土)
1975: 20 Original Chart
Hits
Various
シリーズ「オムニバス・ワールド&激安を探せ」
”珍しや英国ポップ”
これは大変なものを見つけてしまいました。70年代ヒット・チャートもののオムニバスは大概アメリカの視点で組まれたものが殆ど。ところがこれはイギリスの視点で編纂されています。マッドやケニー、スージー・クワトロなど今となっては珍しい曲てんこもり。アメリカでも普通のポップ・ヒット発掘には冷たい向きがありますが、イギリスものはもっと有りません。これは手に入れなければ。心配なのはアマゾンで取り寄せ表示になっているやつはたまに、在庫無しになってる可能性があること。でもかけてみる価値大有りだなこれは。
アーティスト表示が無いので一部載せてみます。
1974
1. Magic performed by Pilot - 3:07
2. Judy Teen performed by Harley, Steve & Cockney
Rebel - 3:45
3. Going Down the Road performed by Roy Wood - 3:08
4. (You're) Having My Baby performed by Paul Anka - 2:32
5. Devil Gate Drive performed by Suzi Quatro - 3:47
6. Hello Summertime performed by Bobby Goldsboro - 2:27
7. The Bump performed by Kenny - 2:38
8. Tell Him performed by Hello - 3:07
9. Rock Me Gently performed by Andy Kim - 3:26
10. The Air That I Breathe performed by Hollies - 4:03
11. Queen of Clubs performed by K C & The Sunshine
Band - 3:19
12. Mr. Soft performed by Harley, STeve & Cockney
Band - 3:22
13. Happy Anniversary performed by Slim Whitman - 2:33
14. The Man in Black performed by Cozy Powell - 2:49
15. School Love performed by Barry Blue - 3:15
16. Tiger Feet performed by Mud - 3:51
17. I Honestly Love You performed by Olivia Newton John -
3:35
18. Pinball performed by Brian Protheroe - 3:16
19. Emma performed by Hot Chocolarte - 3:52
20. Rock Your Baby performed by George McCrae - 3:21
1975
1. Make Me Smile - Steve Harley/Cockney Rebel
2. That's The Way (I Like It) - KC & The Sunshine
Band
3. Rhinestone Cowboy - Glen Campbell
4. Right Back Where We Started From - Maxine Nightingale
5. Motorbikin' - Chris Spedding
6. Lovin' You - Minnie Ripperton
7. The Secrets You Keep - Mud
8. Fancy Pants - Kenny
9. Angie Baby - Helen Reddy
10. If - Yin & Yan
11. Pandora's Box - Procul Harum
12. Where Is The Love - Betty Wright
13. It's Been So Long - George McCrae
14. New York Groove - hello←エース・フレーリー・ソロ・シングルのオリジナル!
15. Blanket On The Ground - Billie Jo Spears
16. Your Mama Won't Like Me - Suzi Quatro
17. You Sexy Thing - Hot Chocolate
18. January - Pilot
19. Oh Boy - Mud
20. All Around My Hat - Steeleye Span
1976
1. A Little
Bit More performed by Dr. Hook - 2:57
2. Ships in the Night performed by BeBop Deluxe - 4:06
3. Sing Me an Old Fashioned Song performed by Spears,
Billie Jo - 3:23
4. Man to Man performed by Hot Chocolate - 4:26
5. Heaven Must Be Missing an Angel performed by Tavares -
3:34
6. Loes a Prima Donna performed by Harley, Steve &
Cockeny Rebel - 4:11
7. Movie Star performed by Harpo - 3:23
8. Honey I performed by George McCrae - 3:58
9. (Shake, Shake, Shake) Shake Your Booty performed by KC
& the Sunshine Band - 3:00
10. If Not You performed by Dr. Hook - 3:19
11. Concerto de Aranjuez (Theme from Second... performed
by Manuel & His Music Of The Mountains - 4:09
12. Combine Harvester (Band New Key) performed by Wurzels
- 3:11
13. Mississippi performed by Pussycat - 4:39
14. Maid in Heaven performed by Be Bobp Deluxe - 2:29
15. Movin' performed by Brass Construction - 3:51
16. Don't Take Away the Music performed by Tavares - 6:16
17. What I've Got in Mind performed by Spears, Billie Jo
- 2:45
18. Don't Stop It Now performed by Hot Chocolate - 3:00
19. Better Use Your Head performed by Little Anthony
& the Imperials - 2:50
20. Here Comes the Sun performed by Harley, Steve &
Cockney Rebel - 3:00
試聴はこっそりここで。
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7/7(日)
ベスト・オブ・70’s
スージー・クワトロ
シリーズ「英国ポップの世界」
”ちゃきちゃきパワーポップ”
70年代英国ポップ・チャートを駆け抜けた女性シンガー、スージー・クワトロ。チャップマン&チンの名曲でヒット連発しておりました。アメリカではさっぱりでしたが日本では人気者になり当時のチャートを聴いておられた方には懐かしい存在でしょう。ベースを弾きながら歌う女性ミュージシャンは初めてと言っていいほどだったのでどちらかとゆうとアイドルとしてとらえられました。ミュージックライフのグラビアにも写真がいっぱい。
さて、今こそはその音楽に光を!。これぞ元祖パワーポップ。ハードなエッジのバックでキャッチーなメロディ連発のシングル群の魅力を味わって下さい。ニュー・オリンズ風味あり。ドゥー・ワップ風味あり、「ワイルド・ワン」のメロディは「ペギー・スー」のまんま(笑)。近所で見つけたおいしいプチ・ケーキを食べないわけにはいかないでしょう。たんとお食べ。
試聴はここで。
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7/8(月)
20 レゲエ・チャートバスターズ
V.A
シリーズ「英国ポップ探険隊」
”レゲエ・カバーされる曲は名曲なのだ。”
70年代英国ポップ・チャートを探索中、73年でホットショッツ「スヌーピー対レッドバロン」とゆう曲に。こりゃなんだろと調べましたらこのアルバムにたどりつきました。驚きモモノキ、歌謡レゲエの代表曲がずらり、レゲエだったのねー。
1. Young Gifted and Black performed by Bob & Marcia -
3:08
2. Black and White performed by Greyhound - 2:33 ←スリードッグナイトのオリジナル
3. Let Your Yeah Be Yeah performed by Pioneers - 3:00
4. Help Me Make It Through the Night performed by John
Holt - 3:06
5. Black Pearl performed by Horace Faith - 2:38
6. Love of the Common People performed by Nicky Thomas -
2:22
7. You Can Get It If You Really Want It performed by
Desmond Dekker - 2:30
8. Moon River performed by Greyhound - 3:10
9. Snoopy Vs. The Red Baron performed by Hotshots - 3:11
←これですな。
10. Suzanne Beware of the Devil performed by Dandy
Livingstone - 2:33
11. Double Barrel performed by Dave Collins / Ansel
Collins - 2:34
12. Liquidator performed by Harry Johnson & The All
Stars - 2:53
13. Everything I Own performed by Ken Boothe - 3:24 ←ブレッドの名曲。
14. Dollar in the Teeth performed by Upsetters - 2:27 ←リー・ペリー!
15. I Am What I Am performed by Greyhound - 2:39
16. It Mek performed by Desmond Dekker - 2:21
17. Monkey Spanner performed by Dave Collins / Ansel
Collins - 2:31
18. Crying over You performed by Ken Boothe - 3:28
19. Return of Django performed by Upsetters - 2:26
20. Israelites performed by Desmond Dekker - 2:35 ←邦題「イスラエルちゃん」
暗くなる前のお気軽&楽しいレゲエが一杯です。数曲を除いて殆ど聴いておりますが、その楽しさ・素晴らしさは私が保証いたしまする。ちなみにアップセッターズはあのリー・ペリーの率いるバンドです。ここでの曲はレゲエより前のスカ期のもので、ジャマイカのブッカーT&MG’Sとでも言いたいもの。明るくファンキー。
で、「スヌーピー対レッドバロン」。オリジナルはロイヤルガーズマンってグループの曲でオールディーズ。この人たち妙にスヌーピーの曲が多い(笑)。向こうではスタンダードみたい。ヴェンチャーズもやってまする。
試聴は残念できません。
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7/9(火)
Through the Years: The
Best of
Roy Wood
シリーズ「英国ポップ探険隊」
”あのクリスマス・エブリデイが聴ける!”
70年代英国ポップ・チャートを探索中、73年暮からのチャートを席巻した曲は「I
Wish It Could Be Christmas Everyday
」であります。今や日本のスーパーでも景気付けのためにかかるこの曲、私にとってエルトンの「ステップ・イントゥ・クリスマス」と並ぶクリスマス・ソングの2大巨頭。どーゆーわけかCDでの収録がなかなかありませんでした。とゆう訳でこれが入ってるこのアルバム。ロイ・ウッドが所属したムーブ、ELO、ソロ、ウイザード、ヘリコプターズ(爆)からのチョイスで悶絶ものの名曲目白押し。ブライン・ウイルソンも共演オファーしたとゆう、稀代のメロディメイカーの魅力がたっぷり味わえるのだ。顔があれだから(笑)日本ではまったく知名度0、アメリカでもさっぱりだけど、本国での人気は恐らく春日八郎並。純粋に曲だけの魅力でヒットした(笑)この迫力をみなさんご賞味しませんか。わしはこの人のコンピだけ4枚も買わされるはめになっておりまするが、「クリスマス」のためだけに躊躇無くこれも買ってしまいますだ。問題は在庫切れじゃないかだな。
ムーブ時代の曲では、ジェフ・リンさん登場。ゴジラ対アンギラス。
試聴はここで。
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7/10(水)
A Closer Look/Love's a
Prima Donna
スティーブ・ハーレイ&コックニーレベル
シリーズ「英国ポップ探険隊」
”おもちゃ箱蹴飛ばしちゃいました。”
70年代イギリスでしか人気が無かった人と言えばこの人もそうであります。立場的に言えばイギリスのピーター・フランプトン?。想像するにこの時代にに青春を過ごした方なら「メイク・ミー・スマイル」は「ショー・ミー・ザ・ウエイ」なみの人生ソングとして心に残ってるんだろうなあ。
で、いつのまにか再発されているこの2枚。しかもカップリングでお徳です。ジャケもいかしてる「A
Closer Look」は私は知らなかったんですが、76年発売のアメリカ向けのベストアルバムのようで、そりゃもう感涙ものの曲がぎっしりと。何にも言いません。聴いてみてくだされ。
「Love's a Prima Donna」は「プリマドンナはお好き?」とゆう素敵な邦題が付いていた76年発売のスタジオ作としては最後のアルバム。それまではどちらかとゆうと地味目のアレンジだったサウンドはここでは一転して、おもちゃ箱。はっきり言ってオーバープロデュースなんですが、マガジンの2枚目みたいにその中から色んな味が出てきて楽しい楽しい。こんちくしょーこれがイギリスでいつー音がてんこ盛りでございます。「ヒア・カムズ・ザ・サン」のとんでもないアレンジに笑って下さい。
アマゾンさんで曲目表示が無いようなので
1. Make Me Smile (Come Up and See Me) (Harley) - 4:01
2. Mr. Raffles (Harley) - 4:34
3. Panorama (Harley) - 5:39
4. Hideaway (Harley) - 3:52
5. Sebastian (Harley) - 6:58
6. Sweet Dreams (Harley) - 2:05
7. Psychomodo (Harley) - 4:05
8. Mr. Soft (Harley) - 3:21
9. Mirror Freak (Harley) - 5:15
10. Tumbling Down (Harley) - 5:47
11. Seeking a Love (Harley) - :43
12. (Love) Compared With You (Harley) - 1:29
13. Finally a Card Game (Harley) - 2:28
14. Too Much Tenderness (Harley) - 4:16
15. (Love) Compared With You (Harley) - 4:20
16. (I Believe) Love's a Prima Donna (Harley) - 4:11
17. Sidetrack II (Harley) - 3:13
18. Seeking a Love, Pt. 2 (Harley) - 1:09
19. If This Is Love (Give Me More) (Harley) - 4:25
20. Carry Me Again (Harley) - 4:30
21. Here Comes the Sun (Harrison) - 2:55
22. Innocence and Guilt (Harley) - 7:13
23. Is It True What They Say? (Harley) - 4:41
10CC好きなあなたにはぜひ。
残念無念試聴がでけん。
過去の推薦盤
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7/11(木)
シングルズ・コレクション
デビッド・ボウイ
シリーズ「英国ポップ探険隊」
”これは楽しい。初めてでも、ファンでも。”
ジギー・スターダスト・アニバーサリー盤で話題のボウイさん。ちょっと外していながらもかっこよく無ければならないとゆう過酷な運命を背負っております。そんな彼が最も輝いていた時代を知るのに最適かもしれぬのがこれ。よだれをたらさんばかりの名曲がずらーり。登って行って失速する(笑)までの過程が見事にとらえられた選曲です。ファンが聴けばもちろん大喜びですけど、初めてボウイを聴く方はここから出発するのも手かもしれません。お好きなところから切り取ってオリジナル・アルバムへ旅立ってみてください。
シャラーップ(←イッツ・ノー・ゲームより)
↑フリップさんのギター最高だから黙らんでよろしい。あ、いかん、入ってないや(爆)。
試聴はここでアッシェズ・トゥ・アッシェズ。 今日のチャート
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7/12(金)
スーパー・ヒッツ
モット・ザ・フープル
シリーズ「英国ポップ探険隊&激安を探せ」
”完全無欠の10曲でござる。”
本国イギルスでもしっかりヒットしておりましたモット・ザ・フープル。もさーとした風貌の連中が音楽を始めるとグラマラスなヒーローに変身だあ。ロックンロールのマジックをこれほど感じさせてくれるバンドは稀有なのです。
さてこのアルバム。収録曲は10曲と少ないものの、グラマラス時代のモットの名曲がずらり。曲順も素敵だあ。これ聴けば絶対に夢中になりまする。
そしてあなたは叫ぶでしょう。
もっと。
オリジナル・アルバムに旅立ってくださいましー。
おあとがよろしいようで。
あ、1198円なりー。やすいー。RCサクセションのファンの方、持っとけー。
試聴はここで 今日のチャート
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7/13(土)
ヴェリー・ベスト・オブ
10CC
シリーズ「英国ポップ探険隊」
”ネアンデルタール人。”
英国ポップと言えば真っ先に思い浮かぶのがこの人達。このアルバムを聴けばその偉い歴史が一目瞭然に。
*10CCの偉いとこ
1.優しい・・・根底に流れるほのぼのとした優しさ。訪ねて行ったらお小遣いくれそう。
2.郊外の英国・・・どこか洗練されてない英国の野暮ったさまでやってくれる。この味は唯一無比。
3.メロディと謎・・・メロディの良さはもちろんだけど、どこかに必ず謎が。謎が。謎が。まるみえ(笑)。
僕には英国人の親戚のおぢさんが4人います。発明狂博士です。いつも役に立たないもの作っています。普段はボーっとしてます。歌を歌うのが好きで目の前30cmで物凄いコーラスしてくれます。曲を作ると嬉しくなって2人が歌って聴かせてくれてる間にあとの二人は何やらごそごそやってます。そんなおぢさんたちがとても大好きです。
上のリンクは英国盤。下の試聴リンクは米盤です。注意すべきは英国盤には10CCの前身バンドのホットレッグスの「ネアンデルタール人」が入ってるところ。値段も安いしこれや英国盤だね。
これは両方だけど、おまけに分裂後の双方。ゴドレイ&クレームの「クライ」まで入っています。かなり親切かも。
あ、日本盤は英国盤と同仕様。だたし値段がねえ。どうしよう。
試聴はここで 今日のチャート
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7/14(日)
The Best Glam Rock
Album in the World Ever
Various Artists
シリーズ「英国ポップ探険隊」
”ついに発見。国宝級。”
ついにやりました。グラム・ロックのコンピの決定版発見。とゆうよりこれは70年代英国ポップチャートの俯瞰図となっております。有名どころをばっちり押え、無名どころの痒いところもしっかりと収録とゆう難い技。どーだーちゅうジャケットもこの内容なら納得。まずは陣容をご覧有れ。まるで戦国絵巻だあ。
1. Killer
Queen performed by Queen - 3:02
2. Blockbuster performed by Sweet - 3:11
3. All the Young Dudes performed by Mott The Hoople - 3:29
4. John, I'm Only Dancing performed by David Bowie - 2:44
5. Virginia Plain performed by Roxy Music - 2:57
6. The Passenger performed by Iggy Pop - 4:40
7. Stay With Me performed by Faces - 4:39
8. Children of the Revolution performed by T Rex - 2:28
9. Elected performed by Alice Cooper - 3:59
10. Mama Weer All Crazee Now performed by Slade - 3:41
11. This Town Ain't Big Enough for the Both of performed
by Sparks - 3:02
12. Let's Stick Together performed by Bryan Ferry - 2:57
13. Radar Love performed by Golden Earring - 5:06
14. The Man Who Sold the World performed by Lulu - 3:44
15. Judy Teen performed by Steve Harley / Cockney Rebel -
3:42
16. Perfect Day performed by Lou Reed - 3:43
17. 10538 Overture performed by Electric Light Orchestra
- 5:27
18. Ball Park Incident performed by Roy Wood / Wizzard -
3:38
19. Rock On performed by David Essex - 3:22
20. Sebastian performed by Steve Harley / Cockney Rebel -
6:55
21. See My Baby Jive performed by Roy Wood / Wizzard - 4:58
22. All the Way from Memphis performed by Mott The Hoople
- 4:56
23. 20th Century Boy performed by T Rex - 3:38
24. The Ballroom Blitz performed by Sweet - 4:01
25. Tiger Feet performed by Mud - 3:50
26. Devilgate Drive performed by Suzi Quatro - 3:46
27. All Because of You performed by Geordie - 2:41
28. Gudbye T'Jane performed by Slade - 3:30
29. Personality Crisis performed by New York Dolls - 3:39
30. Do the Strand performed by Roxy Music - 3:46
31. Once Bitten Twice Shy performed by Ian Hunter / Mick
Ronson - 3:49
32. Motorbikin' performed by Chris Spedding - 2:38
33. Seven Deadly Finns performed by Brian Eno - 3:05
34. Cherry Bomb performed by Runaways - 2:18
35. Solid Gold Easy Action performed by T Rex - 2:18
36. Standing in the Road performed by Blackfoot Sue - 3:52
37. Dyna-Mite performed by Mud - 2:56
38. Angel Face performed by Glitter Band - 2:55
39. Dance With the Devil performed by Cozy Powell - 3:33
40. New York Groove performed by Hello - 2:42
41. I Love Rock and Roll performed by Arrows - 3:01
42. Can the Can performed by Suzi Quatro - 3:32
またしても問題は手に入るかどうかだけ。頼む入荷しておくれ〜。それとこれはかなり凄い盤だと思うので日本盤も是非出しておくれー。
試聴はできないす。 今日のチャート
過去の推薦盤
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7/15(月)
The Rise & Fall of
Ziggy Stardust [30th Anniversary Edition]
David Bowie
シリーズ「英国ポップ探険隊」
”一家に一枚。永遠のポップ・アルバム。”
1972年発表からあっとゆうまに月日は流れ、めでたくも30周年記念ヴァージョンがこのたび発売です。アーノルド・コーンズ名義でやった当時のシングルやアウトテイクを一枚分つけてまたまたリマスターされておるそうです。
5年経とうとも30年経とうともおそらく100年経とうとも、まったく古くならないのは、創作意欲がピークに達したボウイさんが曲自体も時代のエナジーたっぷり吸収して本人が考えるより、より多くでっかくなった結果ではないでしょうか。ここまで来ちゃったアルバムは、もはやパフォーマーが誰であろうと関係無い独立した光を持っちゃってるので、ボーイさんが苦手な人でも思わず感動しちゃうに違いありません。これだけは好きですなんてやつです。
ボーカルのピッチが最高です。わざと上げているのか、完璧ねずみ声(笑)。映画「ベイブ」のねずみ合唱隊が歌って入るかと想像するとかわいいのなんの。その方面のかわいい好きの人から思わぬ喜びの声が寄せられるか。常日頃こうしたとんでもない声質でポップ・アルバムが録音されるのはとんでもなく偉大なことじゃないかと思ってるのですが、これにはまさに「とんでもない声大賞」を授与したいですね。(談)
1. Five Years - 4:42
2. Soul Love - 3:33
3. Moonage Daydream - 4:37
4. Starman - 4:16
5. It Ain't Easy - 2:57
6. Lady Stardust - 3:21
7. Star - 2:47
8. Hang Onto Yourself - 2:38
9. Ziggy Stardust - 3:13
10. Suffragette City - 3:25
11. Rock 'N' Roll Suicide - 2:57
12. Moonage Daydream
13. Hang Onto Yourself
14. Lady Stardust
15. Ziggy Stardust - 2:35
16. John, I'm Only Dancing - 2:43
17. Velvet Goldmine - 3:09
18. Holy Holy
19. Port of Amsterdam
20. The Supermen
21. Round and Round
22. Sweet Head - 4:14
23. Moonage Daydream New Mix
あ、これ聴くときはこれ読みながら聴かれることおすすめー。
試聴はここ←前回のリマスターだけど。 今日のチャート
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7/16(火)
フロム・ダスク・ティル・ドーン
和久井光司
”今、日本のCDでは一番好きです。”
このコーナー初の日本の音楽家の方の作品です。毎月買っているレコード・コレクターズ誌、ストレンジデイズ誌で私が気になってる記事には必ず書いている和久井さん。偶然サイトを見つけまして、ご本人からこのアルバムを推薦していただきました。ご本人から推薦してもらったのは、某現場で一緒になったスライド・ギタリストの日暮士さん以来。そもそも日本の音楽家のCDを買ったことがほとんどありません。何故かと言いますと、何か恥ずかしい(笑)。これはもしや子供の頃見たTV、例えば「太陽にほえろ」みたいな場面で、日本のロックちゅうと地下の妖しいクラブでアンポンタンな兄ちゃん姉ちゃんが踊ってるみたいな場面が頭に焼き付けられてて、それがトラウマとなっておるのか。はたまた自分が音楽でなんとかなろうと苦心惨澹した、ステージで歌詞忘れたり肝心なところで弦切ったり山崎ハコさんの前に演奏して暴れて帰れーって言われたりしたやばい場面がつい脳裏をよぎるのか、自分でもよくはわかりません。
妙にドキドキしながら聴いてみますと、やっぱり少し恥ずかしい。が、最初だけでした。聴いて行くうちに昔の好きなアニメソングみたいな気持ちで聴いていれば何も違和感無くいけそうで。ここで白状いたしますと、恥ずかしい他に日本のものを聴かない理由としまして、まず演奏が破綻が無くてリアリティが無いこと。うまくなるために練習した音楽と音楽したくてやっていくうちにうまくなってしまったのとはえらい違いでともすればテクニック主義の本邦では前者が鼻について白けちゃうんですが、この作品では後者であることが私でもわかる音楽への情熱が。そして、日本語の歌詞。洋楽と違って生々しくストレートに入って来ますので、おえーな場合は音楽どころじゃ無くなってしまいます。この作品では、何と、より生々しい感じがどわーっと。言ってることがみんなわかる。私が自分で曲作る時は、生々しさをなるべく排除した意味不明(爆)のものを作るようにしてますので、このリアリティにはショックを受けました。同時にATG映画を見ているような心地良さも感じて、セリフには石橋レンちゃんの顔が浮かんだりして。
あくまでも独自の雰囲気、独自の世界を持った音楽が好きです。その人が食べてきた音楽がその人によってジュースになってまた違う味になって飲ませてくれるような。この作品でもザ・バンドやヴァン・モリソン「イントゥ・ザ・ミュージック」などの空気感がちらりと覗かせてくれますがまったく違うところで聴いたようなそんな感じが。和久井さんミュージック、楽しませていただきました。
試聴はできません。できるといいな。
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