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今日の推薦盤一覧2002.8下

 

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8/17(土)
怒涛のヒット
Have a Nice Decade: The 70s Pop Culture Box

V.A

シリーズ「オムニバスワールド」

"ジャンル天国"

ろっくす開始当時からの企画「VIVA 70’S」。この度「オムニバスワールド」全面改修に伴いその驚愕のボックスセット「ハブ・ア・ナイス・ディケイド」を続けて攻略しようと思います。→ディスク3まではここ。

ディスク4
昨日に引き続いてDISK4後半いかせていただきます。
4-12 Billy, Don't Be a Hero / Bo Donaldson & The Heywoods
*バブルガムPOP* 4/74 pop#1

→昨日ペーパー・レースの方が好きじゃと言ってしまいましたが、こうして聴き返すとこっちの方が好き(爆)。あっち聴き返すとあっちが(再爆)。なにしろ「ビリー〜」さん、曲が良いよ。目頭がうるる。情報は曲があればいりません。くちぶえー。
4-13 Lady / Styx
*非人間技高い声* 12/74 pop#6
→「どもありがっとミスターろぼっと」のスティックスさん、初めてのトップ10ヒットです。しかし外人には何でこんなに高い地声の人がおるのか。声変わり前は超音波ではなしてたんぢゃ無いかあ。なんて言って無いで、このころのスティックスは良いなあ。
4-14 The Payback, Pt. 1 / James Brown
*ゴッドファーザー・オブ・ファンク*3/74 pop#26 r&b#1

→「大宮で〜」って歌ってます。映画のために適当に(笑)作った曲がボツになって、むかついた御大。俺が自分で出しちゃるつーてヒットさせました(←ほんとかいな)。セッション中に600曲くらい出来ちゃうような曲ですが、そこはJBでござる。「払い戻せーー」しかも凄いとこでフェイドアウト。後3時間はやってるなきっと。
4-15 You're No Good / Linda Ronstadt
*i哀愁西海岸* 12/74 pop#1
→彼女がストーン・ポニーズ時代からやっていたと言う
R&B歌手ベティ・エベレットの曲(←1曲目、これが身震いするほど良い)。曲も最高じゃがアレンジが何と言ってもいいねえ。名フレーズのギター・ソロはアンドリュー・ゴールドらしい。やるねえ。
4-16 The Entertainer / Marvin Hamlisch
*ラグタイム&スティング*3/74 pop#3
→楽しいたらありゃしない映画「スティング」のテーマでござい。オリジナルは
スコット・ジョップリン1902年のラグタイム曲(4曲目)。これが弾きたくてねー。じじいになったら必死に練習するか。
4-17 Rock the Boat / Hues Corporation
*pop soul LA* 5/74 pop#1 r&b#2

→5thディメンションの流れをくむポップソウルでござる。東でフィリーが頑張れば西だって黙っちゃいないてんで、この独特の感じ。ソウルも西は明るいねー。
4-18 Kung Fu Fighting / Carl Douglas
*カンフー soul* 10/74 pop#1 r&b#1
→ほーほほーほー。はっ。ほっ。でおなじみ。忘れられない曲です。ばかばかしいんだけどわしゃ必要です。歌い方といいこの流れがビレッジ・ピープルに行くんだね。74年の雰囲気大賞。
4-19 Midnight at the Oasis / Maria Muldaur
*70's女性歌手大賞*2/74 pop#6

←個人的に70年代最高の女性歌手曲として称えたい最高の一曲。最上級中トロの味わい。ギター・ソロは
エイモス・ギャレット。さわさわさわーとしたフレーズはもーーーーーーーーたまりません。
4-20 The Streak / Ray Stevens
*ノベルティ*4/74 pop#1

→流行りましたねー、ストリーキング(?)。中継しておる曲で、見ていたらやってたのが自分のかみさんだったとゆうオチがついたと記憶しているんですが、定かではありません。
4-21 Do It ('Til You're Satisfied) / BT Express
*カーティスsoul* 9/74 pop#2 r&b#1
→サウンドと雰囲気がカーティス・メイフィールドしてるアジテーション・ソング。「満足するまでやれー」つー星一徹ソングなんですが、こうゆう風に言われるとやっちゃうかな(笑)。
4-22 Radar Love / Golden Earring
*五木ひろし*5/74 pop#13

→Booker T. & the MG'sの「
グリーン・オニオン(1曲目)」を祖とし、フリーの「ハンター←同じクロッパー、ダンですけどー」と並ぶ五木ひろしソングとして有名(爆)。凄くこっぱずかしい曲なんでアマチュア・バンドの諸氏、コピーせんほうが良いよ。これはアメリカではプログレに入るらしい(笑)。実は私嫌いじゃないです。

試聴はここで。

8/18(日)
怒涛のヒット
Have a Nice Decade: The 70s Pop Culture Box

V.A

シリーズ「オムニバスワールド」

"夢の中盤"

ろっくす開始当時からの企画「VIVA 70’S」。この度「オムニバスワールド」全面改修に伴いその驚愕のボックスセット「ハブ・ア・ナイス・ディケイド」を続けて攻略しようと思います。→ディスク4まではここ。

ディスク5
それでわDISK5にとつにゅう。
5-1 Beach Baby / First Class
*ビーチボーイズ大好き* 7/74 pop#4

→英国一発屋協同組合会長で有りますトニー・バロウズさんが、
エジソン・ライトハウスブラザーフッド・オブ・マンに引き続いてやってくれました。夏大好き、完全なビーチ・ボーイズへのオマージュ・ソングです。と言ってもよく聴くと思いっきり違うような気がするのが肝かも。ハードロックかあと言いたいほどのやかましさが素敵。途中でストロベリー・ウイッチブレードします。
5-2 Sideshow / Blue Magic
*スイートソウル* 5/74 pop#8 r&b#1
→個人的に全然印象が無いちゅうソウル・バラードなんですが(すまぬ)、スリー・ドッグ・ナイトの「ショウ・マスト・ゴー・オン」のようなサーカスをテーマにした曲とゆうことです。深夜にこれかかると眠くてねー(笑)。あ、それほどスイートちゅうことです。
5-3 You Ain't Seen Nothing Yet / Bachman Turner Overdrive
*ばかロック大賞*9/74 pop#1

→ついにBTO、最盛期に突入です。世界初のど○りフューチャー・ソング。サードアルバム「
ナット・フラジャイル(こわれものじゃない)」からのシングル・カット。ゲス・フーから一貫して歩んできたばか路線がここに実を結んだのじゃあ。ライブでは途中のツイン・リードの0.5秒オブリガードのところでいきなりリズム・ギターやめてツインリードに参加します。
5-4 I'm Not in Love / 10CC
*英国POP* 5/74 pop#2
→あまりにも英国的なバンド10cc。本国では既にヒットを飛ばしておりましたが、さすがにこれほどの名曲になりますとアメリカも静観してはいられなくなったようで、しっかりとヒット。「恋愛中って訳で無し」ちゅうタイトルや、最高位が2位ってゆうのもいかにもこの人たちらしいではありませんか。ところでこのシングル・ヴァージョン、最後のところで物凄い編集のあとが。無慈悲なり。
5-5 The Bertha Butt Boogie, Pt. 1 / Jimmy Castor Bunch
*ぶぎーいやーソウル*2/74 pop#16 r&b#22
→ばんばんばばだん。10ccの余韻をぶち壊すように登場(爆)。ばかやろうソウルでござい。こうゆうの好きなんだよねー。「バーザのケツ・ぶぎー」しかもパート1。パート4まで聴きたい。内容はまったく無いよう。ワースト・ソング大賞に選ばれるのが嬉しくってしょうがない曲です。Johnny
5-6 Black Superman - Muhammad Ali / Johnny Wakelin & The Kinshasa Band
*レゲ* 3/75 pop#21

→いきなりレゲエがチャートに出て来て、びっくりしたなもう。伝説のボクサー、モハメッド・アリを称えておるんですが、全然強そうじゃありません。キンシャサとはアフリカはザイールの都市なんですが、米国人にとってレゲエもアフリカだと思っていたんかいな。全編に漂ういいかげんさが魅力であります。でも良い曲なんだよねー。
5-7 Jackie Blue / Ozark Mountain Daredevils
*哀愁pop* 2/75 pop#3

→別にジャッキー吉川とブルー・コメッツを短くして称えてる唄ぢゃありません(笑)。TOP40を聴いてきて想い出に残る曲。独特の空気が周囲を支配します。間奏のギター・ソロは名演。なんちゅうフレーズを弾くんじゃ。これをOKした名プロデューサー、グリン・ジョーンズ氏はやはり慧眼なり。最高位3位ちゅうのもいかしてるだよ。
5-8 Chevy Van / Sammy Johns
*さわやか革命*2/75 pop#5

←名曲が続きます。美しい女性ヒッチハイカーとの出会いを歌った歌だそうで、実にしかり雰囲気出てます。ビールのCMに起用したいほどの爽やかさ。空耳の宝庫でもありまして「へこんだー」って歌ってますけどへこんでません。こゆう一発ヒットがあるからチャートは楽しいのだ。とかくアルバム中心に語りがちだけど、渾身のシングルをもっと評価したいぞ。
5-9 Shining Star / Earth, Wind & Fire
*己のソウル*1/75 pop#1 r&b#1

→ソウルだって黙っちゃいません。ついに大ブレークのアースでござい。やっぱりこの頃の黒々としたアースはええなあ。独特のジャズ風味、アーシーさがたまりません。1位になった時こそ発揮される最高の終わり方大賞としても注目。この後ケーシーさんの「ジス・ウイーク・なんばー1ー」って声入るとかっこいいのだ。やられたーって感じですわい。
5-10 Why Can't We Be Friends? / War
*ウォーのレゲエ* 5/75 pop#6 r&b#9
→イントロから思いっきりキーボードがとちっちゃってるのが最高の曲。ラフであることの魅力とはこれじゃ。曲だって2フレーズしかないぞ。中国フレーズも入るぞ。邦題「仲間よ目をさませ」も最高。リズムも揺れるぞ。
スマッシュ・マウス(←12曲目)とゆうバンドが97年にリバイバル・ヒットさせてるけどこれには到底かなわんです。
5-11 Love Will Keep Us Together / Captain & Tennille
*必殺リフpop*4/75 pop#1

→後にマイコー・ドゥービー・ブラザースでブレークする必殺リフここに登場。これ以前に一曲あったんだけど思いだせん。これぞナンバー1になるぞーってゆうオーラがあります。こうゆう曲に出会ったぞーって喜び満載。
ニール・セダカ(←7曲目、しかも10ccがバック)作なんだよなー。さらには チューブスのヴァージョンがあるんですが、もー聴きたくってしょうがありません。

試聴はここで。

8/19(月)
怒涛のヒット
Have a Nice Decade: The 70s Pop Culture Box

V.A

シリーズ「オムニバスワールド」

"ミラクル"

ろっくす開始当時からの企画「VIVA 70’S」。この度「オムニバスワールド」全面改修に伴いその驚愕のボックスセット「ハブ・ア・ナイス・ディケイド」を続けて攻略しようと思います。→ディスク4まではここ。

ディスク5
それでわDISK5にとつにゅう。
5-12 Feelings / Morris Albert
*ラスベガス* 6/75 pop#6

→ふにゃあ。すみません。これはわしコメント・ノー。しいて言えばためて唄ってピアノがベガスしてて笑えるなー。わが国でも
ハイファイセットでヒットしましたね。
5-13 Miracles / Jefferson Starship
*1&only* 8/75 pop#3
→はい、何とも言えぬ魅力を持った一曲です。返り咲き加入のマーティン・ベイリンさん、花開きました。とてもとてもおすけべな曲だそうで、おーらる・・・のことを歌っておるそうです。どうりで「ベイベ」連発。アルバムで聴くと58回は言ってるな。シングルで聴くと丁度良かったのです。この空気感はフリートウッドマックに通じてともにブレークです。
5-14 Magic / Pilot
*完璧英国pop*4/75 pop#5

→間違い無く70年代ポップ、完璧な一曲に選ばれるような曲でござい。アラン・パーソンズのプロデュース、冴えに冴えて、アンドリュー・パウエルのストリングス(クレジット無いけどそうでしょう?)が切れこみ、ギターの粒が立ち、ボーカルは限界高音そして見事にパシっと終わってくれます。これが駄目だったら何がええとゆうのー。
5-15 Love Machine, Pt. 1 / Miracles
*soul* 10/75 pop#1 r&b#5
→冒頭のうううういいぇーで完全に掴んじゃってます。時代にシンクロしたサウンドで見事な復活と言って良いんでようがこれで打ち止め。最後の一撃は強烈でした。
5-16 You Sexy Thing / Hot Chocolate
*欧州ソウルえぐい*11/75 pop#3 r&b#6
→出ました。ホット・チョコレート。ついに欧州ソウルの上陸です。冒頭のえぐいファズ・ギター、えぐいフェイズシフターがかかったぽんぽこりんパーカッション、えぐいボーカルとえぐい15乗でございます。欧州のソウルは独特のエキセントリックさがあって最高なのだ。歌のフレーズの終わりには必ず感極まってます。
5-17 Lady Marmalade / LaBelle
*逆ニューオリンズ* 1/75 pop#1 r&b#1

→アラン・トゥーサン・プロデュース、ミーターズ演奏、ラベル歌唱とゆうニューオリンズ・シーン渾身の一発。世間のニューオリンズに対するイメージを逆手に取ってノックアウトです。「腕づくであべかわ、おこわ」とか「あじゃぱー」とかクリオール・フランス語効きに効いて、強烈なインパクト。それにしてもケニー・ノーラン作曲なんだよなー。「アイ・ライク・ドリーミン」書いた人とはおもえんエナジーじゃ。やってる人たちがこうしちゃったのかも(笑)。 それはともかくニューオリンズで独自に咲いたシーンの存在を高らかに宣言したアジテーション・ソングなのだ。
5-18 Fame / David Bowie
*グラム・ソウル* 6/75 pop#1 R&B#21

→ギターのカルロス・アロマーの弾いたリフでジョン・レノンと一緒に遊んでたら出来ちゃった曲でありませう。時代に敏感なボウイさんのこと、盛り上がってソウル・シーンには黙っていられなくなった「ヤング・アメリカンズ」からのカット。ぴったりはまって見事ナンバー1じゃ。ビートルズのメンバーがからんでR&Bチャートに入るってのも快挙だなあ。最後の方の高いとこからおりてくるの大好きです。後に「
フェイム’90」と題してリメークしてるそうじゃのー。
5-19 Sky High / Jigsaw
*ミル・マスカラス*8/75 pop#3

←日本ではとにかくメキシカン・プロレスラー、
ミル・マスカラスの入場テーマとして少年少女の心をときめかしたこの曲、先に登場の「ビリー・ドンビアヒーロー」のヘイウッズのメンバーが書いた曲であります。良い曲なんだけど、一発屋の呪いがかけられてました(爆)。英国のバンドですけどこれには一切関係無し(笑)。「スカイ・ハイ’95」とゆうのがありまして「フェイム’90」に勝てるか。ジャンル的にはディスコとされてるんだよなー。これで踊るか。
5-20 Convoy / C.W. McCall
*でっかいトラック*12/75 pop#1

→どわーっとでっかいトラックが走ってるクリス・クリストファーソン主演映画「コンボイ」のテーマであります。曲が先で映画が出来たそうで、年間カントリー・チャートの1位になったそう。いわば幌馬車の唄じゃからアメリカ人にはぐーーーっときたんでしょうね。でもきっと車内ではZZトップがかかってるぞ(爆)。
5-21 Bad Blood / Neil Sedaka
*見事なり復活* 9/75 pop#1
→「ラフター・イン・ザ・レイン」で見事にチャート復帰しましたセダカさん。またもやってくれます。ファンク風味を効かせたボ・ディドリー・ビートとゆう稀有なリズムで。ロケット・レーベルとゆう縁で、エルトン・ジョンがコーラス参加してるんですが、これが本人より目立ってるとゆう。この時期のりにのってる二人が組んで悪い訳がありませぬ。しかし甘い声は魅力的だなあ。大好き。
5-22 Slow Ride / Foghat
*ばかロック殿堂* 12/75 pop#20

→はったりこそ人生だあと高らかに歌い上げます(←ほんとか)。歌舞伎の見栄切りの連続のような曲であります。ベースのおまぬけさはもー格別。チョッパー、ぺこんぺこん。サビでのボーカルエコー、得意のスライドユニゾンは習い立ての小学4年生でも可。内容の無い歌詞ともどもこの世界に欠くべからざるものとなっております。これがあるからロックはやめられませんぜ。

試聴はここで。

8/20(火)
怒涛のヒット

Have a Nice Decade: The 70s Pop Culture Box
Disk 6前半
V.A

シリーズ「オムニバスワールド」

"熱狂そして熱狂"

ろっくす開始当時からの企画「VIVA 70’S」。この度「オムニバスワールド」全面改修に伴いその驚愕のボックスセット「ハブ・ア・ナイス・ディケイド」を続けて攻略しようと思います。→ディスク5まではここ。

ディスク6
DISK6盛り上がりまくりー。
6-1 Get Down Tonight / KC & the Sunshine Band
*マイアミ産ばかロック会長* 7/75 pop#6 r&b#1

→いきなり意表をついた早廻しギターソロではじまりますスーパーばか。この16ビートはもー何にもゆうことありませぬ。ただただかっこいいし、これを創造したハリー・ウエイン・ケーシーさんとリチャード・フィンチさんは偉大です。
マイアミに
TKレーベルちゅうのがあって、そこが発信地、一大旋風おこします。
6-2 Love Rollercoaster / Ohio Players
*どファンク* 11/75 pop#1 R&B#1
→続けてなんともダウナーなギターカッティングで始まってぽりんぽこりんと。天中を舞うストリングス・シンセ。ロクシー・ミュージックに負けないキャムプ感覚でござい。このあっちに行っちゃってル感じがたまらんのよ。この曲を録音中女の人がスタジオで殺されたとゆう噂がたったらしい。2ndバースの中に叫び声が入ってるとゆうことで。おー怖ーー。怪談ソングでもあるんね。レッド・チリ・ホット・ペッパーズが
映画「ビーバス&バットヘッド・ドゥー・アメリカ」でカバーしております。。
6-3 December, 1963 (Oh, What a Night) / Four Seasons
*復活の日* 12/75 pop#1

→「フー・ラブス・ユー」で見事に復活したフォー・シーンズ。続けて放つは
詩の内容を知ると思わず笑っちゃう曲でござい。この方は63年12月にチェリーボーイを卒業したのね。「as I recall it ended much too soon.」だそうで(爆)。続けての活躍を期待したんだけどここで止まっちゃったのだ。しかしまあこれで全米中のホテルのナイト・ショーの仕事はいただきだぜ。
6-4 Saturday Night / Bay City Rollers
*英国pop王者* 10/75 pop#1
→75年に英国で一大ブームを巻き起こしたBCR、76年にわたってこの曲でアメリカをも征服いたします。冒頭からリズム乱れまくり後半どんどん走ってくさまが、実にアナログでいかしてるーーー。73年にはもう録音しとったそうで当時の英国のポップ嵐チャート状況を考えるとうなずけるものが。ギタリストのホームベース・エリック・フォークナーさんは歌の冒頭の掛け声でいつかはこの曲が全米ナンバー1になると確信しとったそうです。なるほどチアガールちゅう訳ですなー。。
6-5 The Rockford Files / Mike Post
*探偵TVテーマ* 5/75 pop#10
→70年代はアメリカTVシーンで刑事もの探偵ものの傑作があった10年でもあります。この曲の番組は確かジェイムス・ガーナー主演で、「
ロックフォード氏の事件メモ」ちゅう題でテレビ朝日で放送されておりました。マイク・ポストさんはアメリカTV音楽界の重鎮でござい。他にも「ハワイ5−O」でしょ「特攻野郎Aチーム」でしょ「グレーテスト・アメリカン・ヒーロー」でよ「ヒル・ストリート・ブルース」でしょ...
6-6 Rhinestone Cowboy / Glen Campbell
*ラスベガス・カントリー* 5/75 pop#1

→確か「ウエインズ・ワールド2」でエアロの登場する前のステージでこれかかって観衆が「booo」って言ってましたね(笑)。そんなに悪く無いよーってわし言ってました。確かに典型的保守WASPの代表みたいな曲ですが。ヒットすべくしてヒットした曲じゃないかな。この曲にインスパイアされて84年にシルベスター・スタローン+ドリー・パートンで
コメディ映画が作られました。どんなんかな。
6-7 Fly, Robin, Fly / Silver Convention
*欧州デスコ* 10/75 pop#1 R&B#1

→みなしごハッチみたいな題名ですが西ドイツデスコです。実に凄いルックスをした3人女性トリオでござい。オリジナルがあるそうで「ラン・ラビット・ラン」ちゅう(爆)。わしゃそのほうが好きじゃ。(探したけど流石に無いのう)。ほぼ同じ趣向の曲「ゲット・アップ・アンド・ブーーギー」ってヒットもあります。ぱっぱしゅびぢゅー。
6-8 Evil Woman / Electric Light Orchestra
*ELOのデスコ* 11/75 pop#10

←名曲&ヒットだらけのELO、その中で選ばれたのがこの曲だと知ったらさぞかしジェフ・リンさんは涙を流してうれし無きかあ(笑)。彼のキャリア中もっとも速く作ることができた曲だそうです。リフレインのカウベルが何ともまぬけで最高だあ。私はこうゆう曲をやってたころのELOが大好きです。もの凄い英国らしいその辺で呼んできたようなおねえちゃんコーラスもたまりません。
6-9 Theme from Mahogany (Do You Know Where You're Going To) / Diana Ross
*ムービー* 11/75 pop#1 r&b#14

→こうゆうバラードはちょい苦手な方なんですが、これは良いですよう。ゲリー・ゴフィン作だもんなあ。エルトンの「ブルームーブス」アルバムに通じる雰囲気有り。題名通り
映画「マホガニー」のテーマでダイアナさん本人も大変お気に入りらしいです。
6-10 Happy Days / Pratt & McClain / Brother Love
*TV* 4/75 pop#5
→テレビコメディの主題歌です。現在スカパー・スーパーチャンネルで放送中なんで興味ある方はぜひ。マイケル・オマーティアンがらみだそうで、それを微塵も感じさせない(笑)見事なお仕事。これぞアメリカだーーってゆう曲でございます。明るい人生だなあ。一週間全部幸せな日だそうです。
6-11 Making Our Dreams Come True / Cyndi Grecco
*テレビ* 5/76 pop#25

→これもTVのテーマ。「
ラヴァーン&シャーリー」ですな。悩みなどあるもかーてな感じでむかつく方もいらっしゃるかと思いますが、すぐジョイ・ディビジョンなんか聴かないで(爆)これはこれで楽しみませう。曲は良い曲なのだ。

試聴はここで。

8/21(水)
怒涛のヒット
Have a Nice Decade: The 70s Pop Culture Box
Disk 6後半
V.A

シリーズ「オムニバスワールド」

"立ち直ったかアメリカ"

ろっくす開始当時からの企画「VIVA 70’S」。この度「オムニバスワールド」全面改修に伴いその驚愕のボックスセット「ハブ・ア・ナイス・ディケイド」を続けて攻略しようと思います。→ディスク5まではここ。

ディスク6
6-12 Let Your Love Flow / Bellamy Brothers
*明るい西海岸 1/76 pop#1

→こうして聴いて行くとこの頃はむやみに明るい曲多し。米社会が疲れていたことへの裏変えしか、それとも単に能天気、元気を取り戻したのか、難しいところですが。この曲もビールのCMにぴったりだなあ。
6-13 Tear the Roof off the Sucker (Give up the Funk) / Parliament
*P-ファンク* 5/76 pop#15 R&B#5
→そうした明るいアメリカの裏でふつふつと湧いて来た
P-ファンクの波でござい。EW&Fを表とするような活動ぶりで、同じ宇宙的な世界を描いてもこちらはブラックネスをより多く放出しております。それだけに臭いもきついけど慣れればおいしいくさやの干物。よりロック色を前面に出している同面子別バンド、ファンカデリックともども1stから聴けばPOP正史とはまったく違う歴史に遭遇いたします。
6-14 Right Back Where We Started From / Maxine Nightingale
*ポップソウルポップ* 2/76 pop#2 r&b#46

→ソウル側からもむやみに明るい路線への参入が。モータウン・ベースですが、これはやはり元気を出そうやと鼓舞してる雰囲気有り。マキシンさんは、実はこの曲やりたくなかったそう。これで良いのかとゆう疑問もまた出て来た時期なのか。
6-15 Fooled Around and Fell in Love / Elvin Bishop
*さあギターソロだ。* 3/76 pop#3 R&B#82
→そんなことはお構いなしに我が道をひたすら歩むアーティストもおり、エルビンさんは地味ながら着々と自分の音楽を。ついに「ストラッティン・マイ・スタッフ」でブレーク。最高にファンキーな表題曲や世界一のオポンチ・バージョンの「マイ・ガール」などが収録の中でこの曲が大ヒットです。後にスターシップに加入してお目目化粧でキラキラしておったミッキー・トーマスさんがここでは素朴で爽やかな歌唱を。さあ、来るぞーとギター・ソロはこれしかないぞとゆうシンプルで絞りきったフレーズ。アルバム・バージョンではもっと長いのですが、シングルの方が引き締まってて良いのでR。R&Bチャートでもランクインしたのねー。
6-15 Afternoon Delight / Starland Vocal Band
*不倫ソング?* 5/76 pop#1
→ジョン・デンバーとのチームで「カントリー・ロード」をヒットさせたビル・ダノフさんとその奥さんのバンドだそうなんですが、どうしてこの曲がこんなにヒットしたか当時は不思議だった感も。その秘密は
歌詞にありかと。どーも不倫の唄だと思うんですが。そうだとするとこののほんとした中の異常なるエナジー感も頷けるものあり。最後は見事に締まってナンバー1ソングにふさわしいものあります。
6-17 Dream Weaver / Gary Wright
*夢のソング* 1/76 pop#2

スプーキー・トゥース(←I Am the Walrusがええよー)では何かとっちらかっちゃってなかなか成功しなかったゲイリーさん。ソロになって自分のサウンド開眼、見事にブレーク。このシンセ・サウンドは後のハワード・ジョーンズの先輩ですな。絞りに絞った音で最高なのだ。そう言えばスプーキイには後にフォーリナーのミック・ジョーンズさんもおったのですなー。そのサウンドからは想像出来ない変身ぶりじゃ。
6-18 I'd Really Love to See You Tonight / England Dan & John Ford Coley
*真性ポップ* 6/76 pop#2

→これもビールのCMにぴったりな爽やかソングです。しかしまた年季の入った曲でひたすらほれぼれ。イングランド・ダンのお兄ちゃんはシールズ&クロフツの人で爽やか兄弟な訳ですが兄ちゃんたちのちょっとくどいかなとゆう感じとは違い、すっと抜けていくようなところが爽快です。この曲、冒頭の「
Hello, yeah, it's been a while,Not much, how 'bout you」ちゅうのはええですなー。この次のアルバムでトッドの「ラブ・イズ・ジ・アンサー」をカバー、中ヒットさせるのですがこれがまた良いんですよ。ベストが出てますのでぜひ。
6-19 Disco Duck, Pt. 1 / Dees, Rick & His Cast Of Idiots
*お笑いデスコ* 8/76 pop#1 R&B#1

←この曲のライブを「サタデイナイト・ライブ」で見たんですが、これが大笑い。当然、ディスコダックの着ぐるみ登場でござる。コーラスの姉ちゃんがなぜか一番前に。もの凄いコステュームで(笑)。頭は直系1m。こうゆうショーを見れたら幸せです。
6-20 Turn the Beat Around / Vicki Sue Robinson
*コンガ* 4/76 pop#10 r&b#73

→これは何と表現したら良いか(笑)。ぽこぺんぽこぺん言ってる曲です。あまりにぽこぺんぽこぺんしてるので後に
マイアミ・サウンド・マシーンがカバーいたしました。これがまたそのまんま(爆)。しかしながら後半に行くにしたがって妙な高揚感が。おお笑いしてしまうかも。ぽこぽこ。
6-12 Car Wash / Rose Royce
*一発ソウル* 10/76 pop#1 R&B#1
→エドウィン・スターのオーディションを受けてバックバンドに採用された人たちがモータウンのプロデューサー、ノーマン・ウイットフィールドに見出されて、映画「カー・ウォッシュ」のテーマを。後のシックに通じる軽快ファンクで良いんですが、聴いていて薄々感じたように(笑)、一発ヒットで終わってしまいました。。
6-22 More, More, More, Pt. 1 / Andrea True Connection
*またまた一発ソウル* 3/76 pop#4 R&B#23

→成人用デスコでブレークいたしましたお色気ソングでござい。言ってみれば五月みどりか(笑)。ぽん、ぽん入るパーカッションに大笑い。このようにしてドナ・サマー登場の社会的基盤が出来上がって行ったのですなあ。
6-23 You Are the Woman / Firefall
*マナサスばんざい* 8/76 pop#9

←マナサス・ファン倶楽部会長(嘘)でありますリック・ロバーツさんがこれで目一杯マナサスできるぞーと作りましたファイアフォールの1stヒット。コロラドとゆうよりもどこかメキシコ風味でして、マナサスのメキシコ感を見事に引き継いでおります。このバンドもウエストコースト・バンドとして認知されておったわけですが、それは違うんじゃないかいと当時から突っ込んでおりました。この質の高さは再評価されるべきではないかい。あ、
マナサスの「コロラド」はリックさんの曲です。
6-24 Fly Like an Eagle / Steven Miller
*ばかロック大将* 12/76 pop#2 R&B#20

←してみると76年はこつこつ自分の道を歩んで来たミュージシャンがようやく花開いた年でもありまして、この人なんかその象徴では。正確には「ジョーカー」でヒットさせているんですが、この表題曲入ったアルバムでついに大ブレーク。本人はここに来て別段変わったことしたわけじゃなくて、世間がそう言ったものを認める余裕ができたのか、とにかく嬉しいし、アメリカ人もさすがじゃ。変わったと言えばスペース・カウボーイになったとゆうことか。シンセのとんでも無くお気楽な使い方がとっても素敵です。r&bチャートで20位ちゅうのも不思議。
シールが97年にカバーしてヒットさせておるのかー。

試聴はここで。

8/22(木)
怒涛のヒット
Have a Nice Decade: The 70s Pop Culture Box
Disk 7前半
V.A

シリーズ「オムニバスワールド」

"ディスコ&地道ブレーク"

ろっくす開始当時からの企画「VIVA 70’S」。この度「オムニバスワールド」全面改修に伴いその驚愕のボックスセット「ハブ・ア・ナイス・ディケイド」を続けて攻略しようと思います。→ディスク6まではここ。

ディスク7
7-1 Do You Feel Like We Do / Peter Frampton
*人生POP* 9/76 pop#10

→スティーブ・ミラーと並んで地道ブレークしたのがこの方ですね。ツアーにツアーを重ねて少しづつ支持を得て人気獲得とゆう演歌も真っ青な。アメリカの広さ考えるとこりゃ大変なことじゃ。この曲も初出は73年の「
フランプトンズ・キャメル」。わしのように「カムズ・アライブ」でしか聴いたこと無い人仰山いるだろうなあ。トーキング・モジュレーター被害者の会会長(爆)。今じゃすっかりぴかちゅうですけど健在で良いライブやってます。ザッパがからかったくらいだから年季の入ったアイドルさんです。
7-2 Free Bird [live] / Lynyrd Skynyrd
*サザン・ロック* 12/76 pop#38
→70年代中盤は素晴らしいライブアルバムが続出した時でもあります。リトルフィート「
ウエイティング・フォー・コロンブス」、ローリング・ストーンズ「ラブ・ユー・ライブ」、ジェントル・ジャイアント「プレイング・フール」、AWB「パーソン・トゥ・パーソン」などと並んで彼等の「ワン・モア・フロム・ザ・ロード」も。そこからカットのこの曲、シングルになって物凄いカット。あっとゆうまに最後のギター・バトルになだれ込みます。世界初ギター中心シングル(爆)。しかもそれすらあっとゆーまに終わるので、ダイジェスト版と化しておりまする。デュアン・オールマンに捧げて作られたそうでこれも初出は73年のデビュー・アルバム。腰が座っております。余談ですがロック・バンドのシングルは最高30位台に留まること多かったような。それがまた良い曲ばかりで、涙を飲んで悔しがったものでございます。
7-3 Ridin' the Storm Out [live] / REO Speedwagon
*地道ロック* 5/77 pop#94

ライブ・アルバム、地道と言えばこの人たちも。とにかく爽やかで目がきらきらしてる音楽ながら、ツアー、ツアーで支持を集めてきました。正に手売りの世界だわな。この曲も73年の3rdアルバムが初出。良いものは時間がかかっても認められるこの頃のアメリカは健全だと思います。
7-4 Star Wars Theme/Cantina Band / Meco
*映画* 8/77 pop#1 R&B#8
→ご存知「スター・ウォーズ」のテーマです。やるんじゃないと言ってもやってくれましたディスコ・ヴァージョン。r&bチャート8位とゆうのがどーしても解せん。
7-5 Disco Inferno / Trammps
*土曜の夜熱* 3/77 pop#11 R&B#9
→ついに登場、77年の顔「
サタデイナイトフィーバー」。そこからこのコンピで選んだのがトランプスとは。ビージーズさんが駄目出ししたのかもしれんけど(笑)、渋いぞ。あのサントラは素敵おぽんちな映画なんですけどけっこう渋いものがあったのだ。こうしてベテラン・ソウル・グループもまともなアプローチでヒット出せたし。かなり好きなアルバムなんです。
7-6 Brick House / Commodores
*どどファンク* 8/77 pop#5 R&B#4

→まいてまいてー。80年代にはすっかりマンドリルしてしまいましたライネル・リッチーさんでありますが、この頃はどファンク、コモドアーズのラッパ隊の一員でした。このブリックハウス、とにかく最高のファンク。あおーって定番奇声入りだしー。バラードだけど「
イージー」も良かったなあ。しかだんしかだんだん。
7-7 Got to Give It Up / Marvin Gaye
*浮遊ファンク* 4/77 pop#1 R&B#1

→これがまた最高な
ソウル・ファンク。日本人にはどう逆立ちしたって出来ない感覚でございます。ベース・ラインがもー、あっち行ってこっち行って。もーーーずううっと聴いていたい。長い手足をぶるんぶるん言わしてロイクがをどりまする。鳥肌。
7-8 Feels Like the First Time / Foreigner
*スーパーバンド* 3/77 pop#4

←この年はロック界でスーパーバンド結成ちゅうのも続出した年でござる。デテクティブとかナチュラルガスとか。フォ−リナーもその一つとして登場した訳ですが今、考えると有名な人はイアン・マクドナルドfromキンクリだけだったりして(笑)。しかもここでは何やってたかよくわからない(爆)。ともかくドキドキいたしまして、この曲がチャ−ト・インした時は。はったり効いてるし、ボーカルはポール・ロジャースしてるしで嬉しかったのである。リーダーのミック・ジョーンズさんはゲイリー・ライトと同様
スプーキー・トゥース出身。
7-9 Don't Give up on Us / David Soul
*スタスキーかハッチ(笑)* 1/77 pop#1
→爽やかPOPもまだまだ健在です。警官TV番組「
スタスキー&ハッチ」でブレークしたデビッドさん。見かけはけっこう親父したたような気がしますが(笑)とにかくアイドルで、こうゆう良い曲をやられてはそりゃ1位になるわな。知らなくても楽曲だけで立って入るのだ。
7-10 Sometimes When We Touch / Dan Hill
*pop* 11/77 pop#3

→ずっとtop40聴いてますと、何故だかわからんがピンと来ない曲ってのもあるもんで、これはそれにあたるんですが、バリー・マンとの共作で良い曲なんですが、どうも***で***なんで、今一つ来なかったのです。

試聴はここで。

8/23(金)
怒涛のヒット
Have a Nice Decade: The 70s Pop Culture Box
Disk 7後半
V.A

シリーズ「オムニバスワールド」

"そして美しき10年が終わる。"

ろっくす開始当時からの企画「VIVA 70’S」。この度「オムニバスワールド」全面改修に伴いその驚愕のボックスセット「ハブ・ア・ナイス・ディケイド」を続けて攻略しようと思います。→ディスク6まではここ。

ディスク7
7-11 Sir Duke / Stevie Wonder
*POP* 4/77 pop#1 r&b#1

→さあ困ったなんてしゃれてる場合じゃないですが、うむむ、わしにとって評価はともかく、聴く気がおこらんアルバムなんです「キー・オブ・ライフ」。理由はどうしちゃったのブラックネス。すこっと抜けちゃってそこが好きな方も多いと思いますが納豆から粘りとったみたいでどうも。この曲もデューク・エリントン感じませんでした。
7-12 I Will Survive / Gloria Gaynor
*大映TV* 12/78 pop#1 r&b#4
→またまたさあ困った。どうにもこうにもこれ聴くと大映TV思い出して(笑)。何て番組でしたっけ、リンク貼りたいけど思いだせん。誰がカバーしてたかも。この曲は南アフリカで出したヒット・シングル「Substitude」のB面だったそうでございます。
7-13 I Love the Nightlife (Disco 'Round) / Alicia Bridges
*オン・ザ・ディスコ* 7/78 pop#5 r&b#31

→さあ困った第3弾。とわいえ少しは状況が。このボーカルはえぐいぞ。ジョン・ホールのようにコロコロ転がるギターと演奏が見事なので調べてみたんですが誰も知らなかったよー(笑)。何か夕陽のデスコって感じで寂しくなってしまう感あり。
7-14 Happy Anniversary / Little River Band
*豪州デスコ* 12/77 pop#16
→どないしよ第4弾。さて豪州ポップ・ロックバンド中央進出の口火を切ったのがこのバンドなんですが、「Reminiscing」はともかくこの曲はちょっとださださ(すまぬ)。ださださはけっして悪いことじゃなくてそれがばかロックの魅力爆発にもつながる可能性もあるんですが、ちょっとこれはださださで止まってしまったかいの。これで良いのかとゆう気がしたのを覚えています。
7-15 Baby Hold On / Eddie Money
*むさ(笑)* 2/78 pop#11
→この年デビューした新人さんなのですが、暑苦しいボーカルが特徴か。やはりださ系だと思ってしまうのですが、この人はかなりばか寄りで好感が持てちゃったりします。「天国行超特急」のビデオクリップは大笑いなので必見なのだ。
7-16 Werewolves of London / Warren Zevon
*おほー豪気SSW* 3/78 pop#21

→おう、78年の良心登場。大傑作アルバム「
エキサイタブル・ボーイ」からのシングル・カット。元々エバリー・ブラザースのピアニストをしてた人なんですが、ソングライターとして頭角をあらわしてリンダ・ロンシタッドも取り上げた「プア・プア・ピティフル・ミー」など傑作を多く書いてます。この曲は元々フィル・エバリーのアルバム用に書かれたそう。マーティン・スコセシの映画「ハスラー2」でも登場。見かけはけっこうアメリカ兄ちゃんなんですが実に硬派でこの人だけの良い音楽を作るのです。この時期西海岸ロックの成熟とシンクロしてシンガーソングライターの傑作アルバムが続出します。この「エキサイタブル・ボーイ」、ジャクソン・ブラウン「プリテンダー」、ランディ・ニューマン「小さな犯罪者」はもーたまらん3作なのだ。
7-17 Kiss You All Over / Exile
*一発屋* 7/78 pop#1

→イギリスからアメリカに渡ったteenの神様チャップマン&チンがわしゃたち大人の曲も書けるんだぞーと放った大ヒットでござる。実に時代の空気を読むのがうまい人達ですから、この年なぜか続出する前半後半のメロディつながりがまったく無くてどうにもこうにも解決しなくてまた聴きたくなるぞ手法の曲を見事にものしております。チャップマンちんの通った後にはペンペン草も生えないなどと揶揄されてます通り(笑)、このエクザイルさんもやっぱり一発屋で終わり。呪われておるのかー。
7-18 I Want Your Love / Chic
*リズム・ギターでごー* 2/79 pop#7 r&b#5

←独特のメロディアス・リズム・ギターでここから80年代にかけて一世風靡いたしましたシック。ジョン・ホールが元祖だじょと言いたいのをぐっと我慢しまして、その切れの良さはやっぱり快感でござる。ここで登場するのがブレークした「おしゃれフリーク」ぢゃ無いのか謎ですが、どこかデビッド・ボウイ臭がするなこの曲。でレッツ・ダンスなのだろうか。
7-19 We Are Family / Sister Sledge
*シック一族加入* 7/79 pop#2 r&b#1
→さてシック一族全米制覇計画もちゃくちゃくと進行してスレッジ姉妹をも手下に、拝一刀を倒しに行くのだあ...じゃありません(笑)。こうして聴くとフィリーソウルを下敷きに16ビート風味の8ビートデスコで....なんてね。どうでも良いからをどりませう。
7-20 Ain't No Stoppin' Us Now / McFadden & Whitehead
*desco* 4/79 pop#13 r&b#1

→おいおい、サビしか憶えて無いじゃないか俺。何か妙に寂しくなっちゃって終わってしまうこのコンピ。78年以降はわざとそうゆう選曲をしてる感じが。実際はもっとわくわくするような曲があったのですが。関係が無いようでパンク/NWによる現状はこれで良いのかちゅう突き付けがじわりじわりと効いて来たような。70年代のスピリットの終焉を感じさせるような選曲にしたのだと思います。

それはともかく良い曲全部を集めるのは不可能なこのようなアルバムで大切なのは、他にも有るじゃ無いかと言うのを忘れさせてくれるような独自の流れだと思います。その点、これは一本しっかりとした芯が通っていてまったく納得の次第。値段以上の価値があるのだ。70年代はアナログ・ポップ・ミュージックの頂点を極めた10年でありました。

試聴はここで。

8/24(土)
出入だあ。
USA

キング・クリムゾン


"仁義無き戦い。"

TotalTime 01:07:14
1.(35) ウォーク・オン…ノー・プッシーフッティング(ライヴ)
2.(06:24) 太陽と戦慄パートU(ライヴ)
3.(04:21) 人々の嘆き(ライヴ)
4.(07:10) 放浪者(ライヴ)
5.(06:53) アズベリー・パーク(ライヴ)
6.(06:41) イージー・マネー(ライヴ)
7.(08:10) 21世紀のスキッツォイド・マン(ライヴ)
8.(11:19) 突破口(ライヴ)
9.(14:53) スターレス(ライヴ)

いやーめでたいめでたい。この度ようやくUSAがCD化されることと相成りました。しかも3曲追加。「スターレス」だあってんでお得感さらに3割増しです。。うん十年来の切望であるイージー・マネーあの後どうなったんだは収録時間を見る限り9秒延びただけなんで、どうなったんだに終わりそうな気配ですが、しようがないかねえ。
グレート・デシーバーと同じかな。
 何せファンが多いバンドですからヘタなこと言うと袋叩きになるやもしれんのでおっかないのですが、ま、私見とゆうことで。復活前のキン・クリ74年初頭のライブで、この時期のライブ録音は「
グレート・デシーバー」BOXでどだーんと明かされた訳ですが何せこのUSA、色々と手を加えて、ザッパの「シーク・ヤ・ブーティ」方式で完璧なものになっております。1枚ものと言う事もあり集中力が違います。この時期のキンクリの魅力は、これぞロックだと言いたいハッタリと派手な格闘シーンの連続で聴くものをけっして飽きさせないとこでしょうか、まるで日活のヤクザ映画を見てるがごとき高揚感が(イージーマネーのイントロなんて正にそれ)嬉しくて嬉しくて。嬉しいと言えば「太陽と戦慄PT2」でどこからともなくいきなり現れる金髪の王子様エディ・ジョブソンのエレクトリック・バイオリン・ソロはロクシー・ミュージックの「アウト・オブ・ブルー」のソロを弾いた後、そのままこちらにやってきたみたいなのだ。かっこいいねえ。そのあとNYに行きます(笑)。ビル・ブラッドフォードのドラムは本人はJAZZのアート・ブレイキーが好きだと言っておるようですが、私にはどうもタメの効いたブレーキーさんと違ってオン・ビート・スタイルのマックス・ローチっぽく聞こえまして、お約束のオカズともども前に前に行く様がここでははっきりと。かっこいいねえ。歴代でドスが一番効いてるボーカル、ベースのジョン・ウエットンさん。21世紀の精神異常者ではその為一番エフェクトが少ないか、ナチュラル精神異常者か、これまたたまらん。かっこいいねえ。ジョブソンさんに「戦慄ちゃん」でおいいしいところ持っていかれちゃったデビッド・クロスさんも「21世紀〜」では短いながら壮絶ソロを。おや、これはどこかで聴いたことある感触だと思っていると、そうじゃザッパ、「バーント・ウイニー・サンドウイッチ」じゃとはたと思いあたり、なるほどフリップさん、ザッパに憧れてたみたいなのでバイオリン導入はあれをやりたかったのかーと勝手に想像してわくわくしたり出来たりする素敵なアルバムです。って今日は特に文章めちゃくちゃ。すまぬ。「アズベリーパーク」が好き。

アースバウンド」もCD化ですねー。音は良くなってなくとも想像力かきたてられる盤なのでOK。ボズさん頑張れ。

試聴はまだできません。

8/25(日)
格闘中。
アースバウンド

キング・クリムゾン

"ジャズファンク。熱いぜ。"

1. 21st Century Schizoid Man (Fripp/Giles/Lake/McDonald/Sinfield)
2. Peoria
3. The Sailor's Tale (Fripp)
4. Earthbound
5. Groon (Fripp)

この度、「USA」とならんで、まさかと思った「アースバウンド」も見事に再発です。正直言いまして、最初に聴いた10代の時はちんぷんかんぷん。エピタフのような叙情も期待してた耳には遠い盤でした。ところがどっこいその後JAZZやファンク、NEWWAVEを通過した耳には何ともフィット。かっこいいたらありゃしない。色々聴いてきたのも悪く無いな。

この盤の一番の問題は、音質だろうと思いますが、特に「21世紀〜」ではドラムの音量が異常に大きく、バスドラムがどすんどすんと。しかーし。上品なオーディオ・ファンならともかく、ロックなロック・ファンなら最良の音であるとあえて言ってしまおう。この壮絶な音の格闘にはこれがぴったりなのだ。ポップ・グループぽくてよろしい。

フリッフ博士以外の3人はR&Bフィールドの人間だからして、放っておけばこのような壮絶なジャズファンクになるのだろうて。「21世紀〜」はますます
スパイ大作戦し、2.なんてサン・ラのようなアーシーさが。ドラムスのイアン・ウォレスはエルビン・ジョーンズのように七面ろっぴのパルスを。ボズ・バレルのヴォーカルは黒っぽく、あのおとなしい人がここまでワイルドに、ベースも習い立てとは思えないファンクネスを。サックスのメル・コリンズはコルトレーンのように咆哮してひたすらあおり、フリップ博士も引きずられて生涯唯一のファンク・セッションに身をゆだねます。へたすりゃリトルフィートファンカデリック初期の味わいがするこのアルバム。従来のキング・クリムゾン・ファン以外の人さえも夢中にさせそうな予感がします。(マスター)

キング・クリムゾンのライブ盤が発売されました。「アースバウンド」と「USA」です。この2枚は待たれて久しいステキなCDなのです!早速「アースバウンド」を手に入れました!「USA」はレコードを持っているのでCDは、また今度とゆうことで・・・(笑)聴きものはボズ・バレルの21世紀のスキソイドマン!地味で大人しそうなボズが頑張っているのが嬉しい!カッコいいじゃありませんかあ〜!イアン・ウオーレスのドラムもすごくてドスドス来ます!全体的にジャズっぽくて、すごい新鮮な驚きでした!キング・クリムゾンってメンバーによって目まぐるしく変わるバンドですが、そこがスゴイ!音質も思ったほど悪くなく、良い意味で迫力満点です。(みみちん)


試聴はまだできません。

8/26(月)
センス抜群。
ムービング・ウエイブス

フォーカス

"中世と現代。"

 ずーっと手に入れたいと思っていたフォーカスにやっと出会うことが出来ました。何せ1.の「悪魔の呪文」だけの認知で、スーパー・ばかロック・バンドだと思ってたもので。今回きちんと1枚通して聴いてみてその実力にびっくりです。
 フォーカスは70年にオランダで結成されたバンドです(
詳しくはこちら)。オランダのバンドっていったいと他のバンド知らないので二の足を踏む方多いかと思われますが、どこの国であろうと優れた音楽を作る連中はいるもの。しかも70年代前半でのこのバンドの英国での人気は想像を絶するものであったとか。しかり。
 このアルバム、キレの良さは絶品ものであります。ジェネシスに感触的に似ている面もありますが、彼等の英国臭が無いかわりに(←当たり前だ)、中世にいたかと思えば、一瞬にして現代の街中にいる自分を発見してしまうとゆうSF的感覚がたっぷりと味わえます。その切り替わりが楽しくて、このセンスの良さはスティーリー・ダンのファンの方をもきっと納得してもらえるはずです。それにしてもこのアルバム、製作1971年だよなあ。ぜんぜん古くなってません。とりたてのサンマじゃ。恐るべし。



試聴はできないのだ。
詳細データ

8/27(火)
涼しい。
ハート・オブ・イングランド
The Legends Of English Folk


V.A

シリーズ「オムニバス・ワールド&英国POP探険隊」

"嬉しい英国トラッド・コンピ。"

1998年に英国トラッドのコンピレーション・アルバムです。曲目とオリジナルアルバムは以下の通り。
1. A Calling on Song / Steeleye Span
1ST「Hark the Village Wait」
2. The Blacksmith / Steeleye Span
1ST「Hark the Village Wait」
3. You Never Wanted Me / Sandy Denny
「Original Sandy Denny」1978
4. Famous Flower of Serving Men / Martin Carthy
「Shearwater」1972
5. Horn Fair / Etchingham Steam Band
6. The White Hare / Albion Country Band
「No Roses」1971
7. Sorry the Day I Was Married / Tim Hart / Maddy Prior
「Summer Solstice」
8. Four Nights Drunk / Steeleye Span
「Individually and Collectively」72
9. The False Bride / Sandy Denny
「Original Sandy Denny」1978
10. Red and Gold / Fairport Convention
「Red & Gold」1989
11. Lish Young Buy-A-Broom / Tim Hart / Maddy Prior
「Folk Songs of Olde England, Vol. 1」1968
12. Rave On / Steeleye Span
「The King: The Best of Steeleye Span」1996
13. Claudy Banks / Collins, Shirley & Albion Country Band
「No Roses」1971
14. Banks of Green Willow / Martin Carthy
「Shearwater」1972
15. Telstar / Big Beat Combo / Ashley Hutchings
「Twangin' N' A-Traddin'」1995
16. Meet Me on the Corner / Lindisfarne
「Fog on the Tyne」1971

10枚くらいは持ってたんですが、ずーっとさらに攻略したいと思ってた英国トラッド。その出発点となる素敵な盤を発見しました。スティーライ・スパンの1STからこれもトラッドってびっくりするビッグ・ビート・コンボまで、古いのから新しい所まで網羅。フェアポートコンベンションが1曲新しいのだけとゆうのが、ちと寂しいけど、それはもう濃いです。それにしてもサンディ・デニーとゆう人は只者じゃありません。その歌の力はけっしてシャウトなどせんけど、ジャニス・ジョプリンに匹敵します。12.はバディ・ホリーの曲。16.のリンデスファーンはもう良い曲ですよお。モンティ・パイソンのデニス・ムーアが頭から離れない人、プログレ・ファン、特にジェネシス、もちろんレッド・ツェペリン・ファンの方々に特におすすめ。アイルランド編もあるとゆうことなので、ケルティック・トラッドもおいおい責めてみたいものじゃ。

オリジナルアルバムのジャケットもあまりに素敵なのでお部屋作っちゃいました。

ロンパールームやU2、エンヤのファンにもすすめちゃお。

試聴はこちら

8/28(水)
迫力。
リージ&リーフ

フェアポート・コンベンション

シリーズ「英国POP探険隊」

"ここからエレクトリック・トラッドが始まった。"

 今まで名盤リストにあげなかったことはまことに不覚の至り、英国エレクトリック・トラッド1969年の不滅の名盤であります。メンバーはレッド・ツェッペリン「バトル・オブ・エバーモア」でロバート・プラントに負けない存在感を示したサンディ・デニー(1978年に急逝)、独特のトゥワンギング・ギターを聴かせてくれるリチャード・トンプソン、XTC「ノンサッチ」、ポール・サイモン、ポール・マッカートニー、エルトン・ジョン、ジョージ・ハリソン、ブライアン・イーノなどとんでもなく多彩なアルバムに参加してるドラムのデイブ・マタックス、旋律のバイオリン、デイブ・スワーブリック、フェアポートと並ぶ電気トラッドの名バンド、スティーライ・スパンをこの後結成するベースのアシュレイ・ハッチングス、ギターのサイモン・ニコル、
プロデューサーはREM、ピンク・フロイド、マリア・マルダーなどを手がけたジョー・ボイドであります。
 とにかくこのアルバム、タイトルを「マニフェスト」として良いくらいの、さあ、これから我々はこれでやっていくんだとゆう、英国エレクトリック・トラッドの幕開けを飾る力強いものであります。サンディさんの歌はスタイルとしてはジョニ・ミッチェルとキャロル・キングを混ぜたような感じかな。トラッド独特のこぶし廻しはあまりありません。何かに憑依されたかのごとく力強いもの。4.ではもうしみじみと心に染みる面も見せてくれたりもうたまりません。バンドは一丸となって前へ前へ。ロックです。ドラム・スタイルが的確かつシンプルなこともありまったく古さは感じません。
 実は私は手に入れた当初はどこが名盤なんじゃと思うくらいピンと来ませんでした。こちらの望むトラッド像とは異なるパワーに面食らったのか。ある日を境に壁が崩れてもう夢中に。ある種突き放す感触があるので、入って行き難いところがあるかもしれませんが、詰まってるエナジーは銀河級規模。挑戦してみる価値は十二分にあると思います。はまったら
その後が大変(爆)。

試聴はこちら

8/29(木)
ほえー。
フォーティ・リックス

ザ・ローリング・ストーンズ


"これなら納得。やっぱり究極か。"

ついに出るんですねー、ローリング・ストーンズのレーベルまたぎ通史ベスト。曲目情報をゲットしたのです。

Disc 1

Street Fighting Man
Gimme Shelter
Satisfaction
The Last Time
Jumpin Jack Flash
You Can't Always Get What you Want
19th Nervous Breakdown
Under My Thumb
Not Fade Away
Have You Seen Your Mother, Baby
Sympathy For The Devil
Mother's Little Helper
She's a Rainbow
Get Off My Cloud
Wild Horses
Ruby Tuesday
Paint It Black
Honky Tonk Women
It's All Over Now
Let's Spend The Night Together
Disc 2

Start Me Up
Brown Sugar
Miss You
Beast Of Burden
Don't Stop
Happy
Angie
You Got Me Rocking
Shattered
Fool To Cry
Love Is Strong
Mixed Emotions
Keys To Your Love
Anybody Seen My Baby?
Stealing My Heart
Tumbling Dice
Undercover of the Night
Emotional Rescue
It's Only Rock 'n Roll
Losing My Touch

こ、これを見たらアドレナリンが上がってしまいました。やっぱり強力過ぎるはこれ。新曲が妙なところに入ってますが(笑)。だーーっと聴いたら快感だろなあ。ストーンズはブルース、ロックンロール、R&Bを基本としながらもその時々の同時代の音楽がマジで好きで積極的に食らいつつ自分のものにして行った所が素敵だし凄いと思うのです。現在の彼等はいったい何に興味を持っているのでしょうか。

試聴は「ドント・ストップ」

8/30(金)
ついについに。
ファンクシュエイ

ジョン・オーツ

"よう出してくれました。"

ジョン・オーツのソロCDが届きました!多くのジョン・オーツファンが待ちに待っていたCDです!ホール&オーツは大好きだけどだんだんジョンさんの歌が聴けなくなってきて寂しいなあ〜と思っていたのですが、つ・い・に〜♪この日が来たのです! 頭から最後まで全部ジョンさんが歌いまくりなのです〜! やった〜♪たっぷりとジョン節が堪能できるんですよ!暖かくて、まろやかな歌声がたまりません〜。ジミ・ヘンのエレクトリック・レディランドを歌っているんですがこれが、すごくカッコいい出来なんですよ!彼がジミ・ヘン好きだったなんて知らなかったなあ(笑)
ちなみにジャケはジョンさんのシルエットのみで裏にちょこっと顔出ししています。
奥ゆかしいジョンさんのお人柄がにじみ出ています。(みみちん)

待ちましたねー。20年以上待ったんじゃないでしょうか。ついに出してくれました。ホール&オーツのジョン・オーツ、待望のソロ・アルバムでございます。出だし聴いたところでは、予想してた通り元AWBのヘイミッシュ・スチュアートに似たやけにおしゃれなサウンドが。こりゃ無理してるかなあ、やばいかなあと思ってるうちに、どんどんと良くなっていきます。顔を全然出さないジャケット共々この辺はいかにもオーツ氏らしくじわじわと。大好きだとゆうP−FUNKも隠し味程度で、わさびですな。聴き物は何と言ってもジミヘンの「エレクトリック・レディ・ランド」。この黄金の声でカバーされた日にゃ、天国で彼も充分に納得か。最近出たCDでこれほど感動したこと無いよ、わし。次はフォーク色をもっと出した「アバンダンド・ランチョネット2」をよろしくね、ジョンさん。
素晴らしい曲のボーナスが付いた日本盤がよろしいかと。(マスター)

試聴はこちらで

8/31(土)
ロック伝道師。
King Biscuit Flower Hour Presents Ringo Starr

Ringo Starr & His New All-Star Band

"夢のようです。" 

先日NHKで放送されましたリンゴ・スターのニュー・オールスター・バンド。CDで見事に発売されておりました。毎度驚愕の面子で我々をワクワクさせてくれますが、今回のは今までで一番仰天かも。ベース:グレッグ・レイク、ドラム打楽器:シーラ・E、監督さん:マーク・リヴェラ、ギター:イアン・ハンター、ギターと鍵盤:ロジャー・ホジソン、鍵盤:ハワード・ジョーンズであります。今までのどちらかといえばアメリカ傾向と異なりやってくれましたばっちり英国連合。まったくこの連中でバンド組めるなんて、世界中でリンゴしかいません。記録に残ると言うより記憶に残るミュージシャンと言いますか、どちらかとゆうと超一流と言うより密かに愛してる人達を見事に。さらにはみんな歳を取ったとはいえ、バリバリにやれる人ばかり。いくら賛辞してもしきれないくらい絶妙な選択だと思います。そして各人にやってもらう曲も、もーこれがやって欲しかったんだよなーとゆう代表曲をズバっと。メロディを崩すこと無くキチンと歌っているのは、後ろで睨みを効かせているリンゴの力でしょう。
 ビートルズ解散後の4人はみな素晴らしい仕事をしてくれました。そしてリンゴも自らの資質を完全に理解してくれて、素敵な自分の音楽のみならずこうやって、ビ−トルズの子供たちと言える音楽、自分たちとは違った道を辿ってきた音楽を我々に提供してくれる。ビートルズ・ファンの中には、まああれだけのバンドですから、他のバンドや音楽をあまり聴かない人も多いようで、そんな人たちにも、音楽つーのは素敵ででっかくって良いもんだよってメッセージを、けっして力を入れずに示してくれてます。あまり評価されていないかもしれないけどこれは、とてつもなく凄いことなのだ。今後も期待してます。ほんとに頑張ってほしいぞ、そしてありがとう、リンゴ・スター。

試聴はこちらで