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今日の推薦盤一覧2002.10上

 

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10/01(火)
強さと弱さ
Nilsson Schmilsson

ニルソン
1971/11 RCA 3464


"形容できないほどの幸せ。"

 ニルソンの代表曲となっております「ウイズアウト・ユー」収録のアルバムであります。その曲の素晴らしさに心打たれて買った人は感じの違いにちょいと面食らうかもしれませんが、ニルソン・ワールド炸裂の好盤なのだ。果してポップなのかと言われれば、ちょいと違うかもしれない。3回目くらいからじわじわっと良くなって気が付くとヘヴィ・ローテーションってパターンかも。まず1曲目の「Gotta Get Up」が耳に付いて離れなくなります。そしてほぼ同時期に「Coconut」も(笑)。この分野では珍しいシャウターでありながら、オリジナル曲はそっとそばによりそうものが多くて、最後の曲なんか、おいおいその終わり方で良いのかって感じで、ほんと不思議な人じゃ。あの終わり方はわしにはでけんなあ。
 「ウイズアウト・ユー」。オリジナルはバッド・フィンガー。そのヴァージョンも素晴らしいんですが、AとB部分しか無い曲でも真に良い曲ならばそれで充分、これだけの曲をニルソンが歌えばそりゃ大ヒットです。本人も当時のインタビューでそう言っておりました。ははは。意外と自信家。かと思えばデビュー時にはいつやめて銀行家に戻っても良いやとか思ってたらしく、その強さと弱さが同居してるとこがこの人の魅力かもしれん。

試聴はここで

10/02(水)

Face to Face

The Kinks
1966/10/28 Reprise 6228


"くちづさんじゃうよ。"

 キンクス4作目のアルバムです。どこから書いていいものか(笑)。数あるキンクスのアルバムの中で何が好きかと言われたら「ローラ対パワーマン」とこれを上げてしまうだろーなー。ビート・バンドからいよいよ幅を広げたアルバムつう訳なんですが、なにしろかわいい曲がいっぱい。キンクスの魅力は、小唄って言いますか、かるーくやってくれて、歌詞も曲もけっして難しく無くて、でも聴いてるとにやりとしたり、ほろりとしたり、「駅前旅館」のようなところだと思うんです。このアルバムは特にその小唄感が顕著。大作とかじゃ無いですけどいつもそばに置いておきたくなります。なんでいかがですか(爆)。ほんとに好きだといつも文がめろめろになるなー。ははは。大体ロック・バンドで「田舎の家」とか「豪華邸宅売ります」とかゆうタイトルはなかなか。「とても美しい」つーのも直球勝負。

キンクスにジョージ・マーティンとEMIスタジオがあったらどうなっていたか。いつも考えてしまうことではあります。でもまあ、この荒っぽい感じが合ってて良いつーのもあるんですけど。

ヒロミ・ゴーにキンクス・カバーやってもらいたい。

試聴は残念ながらできないんですけど「サニー・アフターヌーン」はここで。あとこれと二つはとんでも無く安い初期ベスト盤。在庫有るかどうかはわからんが

10/03(木)

Bad Company

Bad Company
1974/6

シリーズ「英国ポップ探険隊」

"ブリティッシュ王道の路。"

 一昨日のアイドル新生バドコのセッション映像見ていただけましたでしょうか。今日のアイドルでも聴ける新局ははっきり言って、ほにゃあ久しぶりにしては弱いんじゃ無いかいてな出来でしたけど昔の曲やる時の生き生きとして楽しそうなことと言ったら。やっぱり曲の出来が違うと。
で、このアルバム、無性に聴きたくなりました。
元フリーのポール・ロジャース、サイモン・カーク。元モット・ザ・フープルのミック・ラルフス。元キング・クリムゾンのボズ・バレルとゆう陣容で結成された元祖スーパー・グループであります。ほっとくと哀愁塊人間と化してしまうロジャース氏にモットの軽妙なポップセンス+ロックンロール、ボズ・バレルの顔からは想像出来ないおポンチ・ベース&ステディなロック・ドラマー、カークさんが合体して、元々いたバンドとは一味違うサウンドに。まったくバンドマジック。そしてこれが肝心、モット時代から絶対にフリーのファンだったとおぼしきラルフスさんと、ロジャースさんの息の合った曲作りでたまらんものが出来ました。簡単だから誰でも弾けるけど、誰でもまねできないのです。70’s英国ロックのとっかかりとしてまったく最適の一枚だぞ。

新生バドコのライブDVD。かなり楽しいらしい。

試聴ははここで。

10/4(金)

The Early Years

Steeleye Span
1989

シリーズ「英国ポップ探険隊」&「激安を探せ」

"エンヤの好きな方にも行けちゃうだよ。"

 先日ご紹介しました英国トラッド・コンピ「Heart Of England」にすっかりはまってしまいました。その中でもやっぱり耳を弾いたのがスティーライ・スパン。フェアポート・コンベンションと並ぶエレクトリック・トラッドの横綱バンドです。70’s後期のやつは体験してたんですけど、ここで聴ける初期のやつは初遭遇でした。そもそも昔何で興味持ったかと言いますと、スティーリー・ダンに名前が似てるからちゅう(爆)。すまぬ。
 で、これはいかん、
1stから聴いてみなければと思ったのですが、なぬー878円ーーちゅうことでついこれを買ってしまいました(爆)。初期4枚までのコンピ・アルバムです。いやー素晴らしい。1曲目の「Heart Of England」にも入ってた「ブラック・スミス」からもうその世界に釘付け。フェアポートは何と言ってもあのサンディ・デニーがヴォーカルですから、おっかないところもありますが[(^o^)]、こちらはより落ちついてしっとりと聴かせてくれます。と言っても中身は極悪ソング。マーダーとかやたらと出てきます。こういったトラッド・ソングは昔のワイド・ショーの役割を果していたようで、話題になった殺人事件や王宮のゴシップを歌ってるらしい。こうゆう時は日本人で良かったと。言葉がわからんのでなごんでしまえるのだ。もちろん言葉がわかってもそれはそれで楽しいと思いますが。サウンド的にはまことに地味でありますが、じわじわっと確実に心に入ってきます。これはエンヤのファンの人も絶対気に入るはず。もちろん英国臭の塊ですから、レッド・ツェッペリン3rdが好きな人、プログレ好きな人にもお勧めの一枚。なんつーてもこの値段ですから。

もしや中島みゆきのファンの人も気に入るかも。よくは知りませんが_<(_ _)>_

試聴ははここで。

10/5(土)

Au Theatre De La Porte St Mart

Lewis Furey & Carole Laure
1982

シリーズ「実力A級人気B級」

"辺境の桃源郷。"

-----曲目------

croque la lune (intro) (Lewis Furey / Lewis Furey & Dominique Issermann)
desire machine (Lewis Furey / John Lissauer & Lewis Furey)
joue-moi un tango (Lewis Furey / Lewis Furey, Carole Laure & Dominique Issermann)
scenes du train (Lewis Furey / Lewis Furey, Carole Laure & Dominique Issermann)
i've counted what i have (Leonard Cohen / Lewis Furey)
funny (Leonard Cohen / Lewis Furey)
love stepped out
stupid me
hustler's tango (Lewis Furey)
louise (Lewis Furey)
fantastica (Lewis Furey)
croque la lune (Lewis Furey / Lewis Furey & Dominique Issermann)

82年にどこかで録音されたライブ盤。どこからも隔絶されたところでひっそりと花開いてる音楽がこの世にはあるもんで、これはそんなアルバムです。タイトルからして読めん。「お。しあたふ・どぅ・ら・ぽふた・せいん・まるたん」ですか[(^o^)]。仏語Cなもんで。
ルイス・フューレイさんは75年にA&Mからデビューしたカナダ出身のシンガー・ソングライターです。そのデカダンスと無国籍情緒溢れた衝撃の
1stアルバムで知ってる人には確実に忘れ得ぬ音楽家となっているとゆうお方。その後、ロイ・トーマス・ベーカーのプロデュースによる2nd、ろくろッ首3rdを出し、フランスに渡りキャロル・ルーレとゆう女優さんと恋に落ちて共演アルバムを何枚か経てこのアルバムに至るとゆう訳です。試聴が出来んので、ここで聴ける音楽を文章で表すとすると、ロクシー・ミュージックの「ソング・フォー・ヨーロッパ」からギターとベースを抜いて強烈フランスふりかけをまぶしたものとでもいいますか、これではさっぱりわからないでしょうが、とにかく曲が良い。聴いてるだけで1本の映画を見てしまったような感慨にふけることの出来る作品です。あの1stから必殺「ハスラーズ・タンゴ」と「ルイーズ」収録。特に「ルイーズ」はなんとビオラの弾き語り。手に入れるのに時間がかかるかもしれませんが、それだけのものは確実に持ってる、ものが違うアルバムなのです。無国籍ファンの方々に捧げたい。

過去の推薦盤

10/6(日)
フランスのランディ・ニューマンかもなーカナダだけど(笑)
ザ・ヒューマー・オブ ・ルイス・フューレイ

ルイス・フューレイ
1976

シリーズ「ハスラーのタンゴ」

"クイーン・ミーツ・フランク・ザッパ。"

もー最初からあやまってしまおう。実は長いことこのアルバム、あの強力1stのショックで全然良く聞こえませんでした。いったんそう思ってしまいますと長いこと棚の奥にお蔵入りとなってしまったわけですが、「Au Theatre De La Porte St Mart」との遭遇で状況は一変。はまりっぱなしで、そんじゃも一回聴いてみようと。
そしたら
あらららあ、良いじゃないですか。良く聞えなかった訳は1stとまったく正反対のサウンド・プロダクション。1stの極限まで削ぎ落としたシンプルなサウンドに比べてロイ・トーマシ・ベーカー・プロデュースによる本作はディスコまで登場の総天然色の様相で。でもなー、ロイさんだからキラー・クイーンだよなーと思って聴いてみると、おりゃやっぱりキラー・クイーン(爆)。さらにさらに...ザッパに聞えてきました。ジョーのガレージだ。悪意に満ちた歌詞とこの一見ポップに聞えるサウンド。正にそうです。どうやらザッパ体験がこのアルバムが魅力的に聞えてきた理由でもありそう。そうなるともう曲は抜群だし、あとははまる一方。総天然色が一変セピア色に変わる感触も体験して、もーみなさんに強力に推薦しちゃいます。調子いいかなこりゃ_<(_ _)>_。

日本でしか現在発売無し。しかも限定盤だから、無くなったら今度いつになるかわからないぞー。

10/7(月)
中途半端の美学
Nightingales & Bombers

マンフレッドマンズ・アーズ・バンド
1975

シリーズ「英国POP探険隊」

"中途半端の美学。"

1975年作品。いやー地味ですみまそん。70年代を代表するチャート・ロック・ナンバー「光りに目もくらみ」でブレークした彼らですが、その次に柳の下に何とやらで、同じくスプリングスティーン・デビュー・アルバムよりの「Spirits In The Night」を小ヒットさせました。実はこの曲「光に〜」が入ってるアルバムの前に出ているこのアルバムに収録されてる曲でございます。「光りに〜」はどちらかと言えば地味な曲をきらきらに変身させて大ヒットとゆう訳なんですが、「Spirits In〜」は非常に地味な曲を地味にカバーしてしまった為に当時話題にならず、後の2匹目でも小ヒットつー。リフが寺尾あきらしてます。て言いますか「ストレンジャー」か。どちらがパクったにせよ、偉い。
そしてこのアルバム。ジャケが鬼太郎。中身はもう最高の中途半端。この時点でもう6枚出してるんですが、初期はスワンプ(?)色強く次第にプログレ色が強くなって、この後のアルバムからはさらに10CCに通じるポップ感覚が加わりますとゆう位置にありまして、ボーカルも「光りに〜」とは異なるお方です。しかーし、このボーカルさんもなかなか。中途半端と申しましたがこのどこでも聴けるもんじゃ無い中途半端具合はもうぎらぎらと妖しい光りを放っております。イエスかはたまたピンクフロイドかつープログレ風味も彼らとはステーキをソースかワサビ醤油かで食べるかのごとく異なり、気合入りまくりの演奏に巨大なロック・スピリットを。あえて孤高の存在を貫くかに見えた彼らが次回作「ローリング・サイレンス」でブレークしたのは、おーこの世にも神様がいるんだなー。ありがとう神様。
とゆうわけでこの文章も見事に中途半端。ははは。

試聴はここで

10/8(火)
うたえらんでぃ
Not Fragile

バックマン・ターナー・オーバードライブ
1974/8

シリーズ「激安を探せ」

"ロックは我が人生、でこれが俺の歌さ。"

我がサイトの誇る代表バンド、バックマン・ターナー・オーバードライブ(BTO)の代表作登場です。遅いですが[(^o^)]。1973年4月にデビューであります。5月に1stアルバムであります。ついで全米ツアーであります。同年12月に2nd出します。そして8月にこのアルバム発表。凄いスケジュール!。勢いのみかぁ。しかもその間、人気は上がりっぱなし。この時代人々がいかにこうゆう音を求めていたかわかろうってもの。で、音ですが、これぞハードロックってものであります。ブラック・サバス、アリス・クーパーの後を見事にうけついでばか倍増させたちゅう。メンバー中、ギタリストのブレア・ソーントンさんの曲のみオールマン・ブラザースしてるおまけも有り。とにかく理屈を言おうものなら首絞められる楽しい音楽で、キッス登場前のアメリカのロック野郎は音楽をさあ聴こうとする時にはまずこれをかけたのではないかと。気楽だしー。収録曲の中ではなんつーても「ハイウエイをぶっとばせ」と「恋のめまひ」の2曲のシングルが強力であります。人生に疲れた時はゆんける服用と同時にぜひこれを。効能あらたかなのだ。

最後にLPの解説の中からこの言葉を
「2台のギターがパワフルにうなり、体中に響くようなヘヴィなリズムが聴く者の全てをコントロールしてしまう。」
ははは、それほどでもない。

しかしキッスに似てます。多分お手本にしたんだろうなあ。



試聴はここで

10/9(水)
光ってます。
One Hit Wonders: Hard Two Get Hits

Various Artists
2001/7/17

シリーズ「オムニバス・ワールド」

"2発目出すのは難しい。"

わはは、ゲイリー・ニューマンの「カーズ」がらみで色々探していたら有りました、究極の一発屋ちゃんヒットボックス。これは怪しい妖しい。レーベルはONE HITだし(笑)。RHINOがやりそうなんだけど。とわいえ中身は充実。よくぞここまで集めたなあ。マッコイズもジェフ・ベック(恋は水色!)もフォーカスもワイルド・チェリーももちろんナックも。中には2発目出してるのに入ってる方もおりますが。単体で入手するのに非常な困難を伴う曲も多数入ってるし8枚組でこの値段だからなあ、入手挑戦してみる価値は大ありかも。あはは、パワー・ステイションもいるぞ。これはこれでりっぱなポップ・ミュージックの歴史で有りまする。

1. Let's Have a Party performed by Wanda Jackson - 2:06
2. Will You Love Me Tomorrow performed by Shirelles - 2:43
3. Rubber Ball performed by Bobby Vee - 2:20
4. Poetry in Motion performed by Johnny Tillotson - 2:33
5. The Stripper performed by Rose, David & His Orchestra - 2:01
6. Nut Rocker performed by Bee Bumble & The Stingers - 2:09
7. I Remember You performed by Frank Ifield - 1:59
8. Let's Dance performed by Chris Montez - 2:27
9. Limbo Rock performed by Chubby Checker - 2:25
10. The Loco-Motion performed by Little Eva - 2:27
11. Hey Paula performed by Paul & Paula - 2:28
12. Hold Me performed by P.J. Proby - 2:42
13. A World Without Love performed by Peter & Gordon - 2:40
14. Have I the Right performed by Honeycombs - 2:55
15. Leader of the Pack performed by Shangri-Las - 2:48
16. Cara Mia performed by Jay & the Americans - 2:33
17. Spanish Eyes performed by Al Martino - 2:46
18. Hang on Sloopy performed by McCoys - 3:04
19. Yesterday Man performed by Chris Andrews - 2:33
20. Friday on My Mind performed by Easybeats - 2:41
21. They're Coming to Take Me Away performed by Napoleon XIV - 2:08
22. Dear Mrs. Applebee performed by David Garrick - 2:12
23. Out of Time performed by Chris Farlowe - 3:36
24. I Fought the Law performed by Fuller, Bobby Four - 2:15
25. Let's Go to San Francisco performed by Flowerpot Men - 3:34
26. Thank U Very Much performed by Scaffold - 2:30
27. Excerpt from a Teenage Opera performed by Keith West - 4:42
28. San Franciscan Nights performed by Eric Burdon - 3:51
29. Judy in Diguise performed by Fred, John & His Playboy Band - 2:56
30. Harper Valley P.T.A. performed by Riley, Jeannie C. - 3:13
31. Honey performed by Bobby Goldsboro - 3:57
32. Mony Mony performed by James, Tommy & the Shondells - 2:52
33. Love Is Blue performed by Jeff Beck - 2:56
34. I Can't Let Maggie Go performed by Honeybus - 2:58
35. Melting Pot performed by Blue Mink - 3:49
36. The Israelites performed by Desmond Dekker - 2:28
37. Wonderful World, Beautiful People performed by Jimmy Cliff - 3:11
38. Venus performed by Shocking Blue - 3:02
39. Ma Belle Amie performed by Tee Set - 3:18
40. Where Do You Go to My Lovely performed by Peter Sarstedt - 4:42
41. Indian Reservation performed by Don Fardon - 3:24
42. In the Summertime performed by Mungo Jerry - 3:31
43. Spirit in the Sky performed by Norman Greenbaum - 4:00
44. I Hear You Knockin' performed by Dave Edmunds - 2:47
45. Love Grows Where My Rosemary Goes performed by Edison Lighthouse - 2:48
46. Gimmie Dat Ding performed by Pipkins - 2:11
47. Johnny Reggae performed by Piglets - 2:10
48. American Pie performed by Don McLean - 4:09
49. L.A. International Airport performed by Susan Raye - 2:48
50. When I'm Dead and Gone performed by McGuinness Flint - 3:39
51. One Way Wind performed by Cats - 3:34
52. Hocus Pocus performed by Focus - 6:40
53. Mouldy Old Dough performed by Lieutenant Pigeon - 2:44
54. Oh Babe What Would You Say performed by Hurricane Smith - 3:26
55. Beautiful Sunday performed by Daniel Boone - 3:01
56. Popcorn performed by Hot Butter - 2:34
57. Why Can't We Live Togther performed by Timmy Thomas - 4:35
58. Sugar Me performed by Lynsey DePaul - 3:53
59. I'm Doin' Fine Now performed by New York City - 2:47
60. Dirty Old Man performed by Three Degrees - 3:16
61. Hooked on a Feeling performed by Blue Swede - 2:52
62. Dancing on a Saturday Night performed by Barry Blue - 3:06
63. Moster Mash performed by Boris Pickett - 3:22
64. Radar Love performed by Golden Earring - 6:23
65. Norma Jean Wants to Be a Movie Star performed by Cunningham - 3:38
66. Rock Your Baby performed by George McCrae - 3:19
67. Streets of London performed by Ralph McTell - 4:08
68. Kung Fu Fighting performed by Carl Douglas - 3:17
69. Rock Me Gently performed by Andy Kim - 3:27
70. Get Dancing performed by Disco Tex & The Sex-O-Lettes - 3:51
71. Loving You performed by Minnie Riperton - 3:23
72. (You're) Having My Baby performed by Paul Anka - 2:33
73. Blanket on the Ground performed by Spears, Billie Jo - 3:33
74. Barbados performed by Typically Tropical - 4:07
75. Una Paloma Blanca performed by Baker, George Selection - 2:47
76. Ding a Dong performed by Teach In - 2:26
77. Pick Up the Pieces performed by Average White Band - 3:59
78. Feelings performed by Morris Albert - 3:34
79. All Around My Hat performed by Steeleye Span - 4:07
80. Heaven Must Be Missing Angel performed by Tavares - 3:43
81. You to Me Are Everything performed by Real Thing - 3:29
82. Play That Funky Music performed by Wild Cherry - 3:10
83. Year of the Cat performed by Al Stewart - 6:33
84. In Zaire performed by Johnny Wakelin - 3:20
85. Jeans On performed by David Dundas - 3:16
86. Forever and Ever performed by Silk - 3:39
87. I Remember Elvis Presley performed by Danny Mirror - 5:07
88. Do You Remember performed by Long Tall Ernie & The Shakers - 4:35
89. Cocaine performed by Dillinger - 2:46
90. They Shoot Horses Don't They? performed by Racing Cars - 3:37
91. Egyptian Reggae performed by Richman, Jonathan & The Modern Lovers - 2:37
92. 2-4-6-8 Motorway performed by Tom Robinson - 3:18
93. Don't It Make My Brown Eyes Blue performed by Crystal Gayle - 2:33
94. Don't Let Me Be Misunderstood performed by Santa Esmeralda - 3:26
95. Dancing in the City performed by Marshall Hain - 3:46
96. Let's All Chant performed by Zager, Michael Band - 3:02
97. Substitute performed by Clout - 3:26
98. Lucky Number performed by Lene Lovich - 2:48
99. Baker Street performed by Gerry Rafferty - 6:05
100. Darlin' performed by Frankie Miller - 3:07
101. If I Had Words performed by Scott Fitzgerald / Yvonne Keeley - 3:51
102. (Ooh) Yes I Do performed by Luv - 2:58
103. Windsurfin' performed by Surfers - 2:52
104. O.K. Fred performed by Errol Dunkley - 3:47
105. My Sharona performed by Knack - 4:00
106. Sad Eyes performed by Robert John - 3:30
107. Everytime I Think of You performed by Babys - 4:00
108. Weekend performed by Earth & Fire - 3:27
109. Ring My Bell performed by Anita Ward - 4:29
110. A Walk in the Park performed by Straker, Nick Band - 3:49
111. Rapper's Delight performed by Sugarhill Gang - 4:52
112. Tired of Toein' the Line performed by Rocky Burnette - 3:42
113. Don't Look Back (You Gotta Walk) performed by Peter Tosh - 3:44
114. Pop Muzik performed by M - 3:20
115. Tu Se l'Unica Donna Per Me performed by Alan Sorrenti - 3:45
116. Money performed by Flying Lizards - 2:31
117. Together We Are Beautiful performed by Fern Kinney - 4:08
118. Feels Like I'm in Love performed by Kelly Marie - 4:03
119. Everybody's Gotta Learn Sometime performed by Korgis - 4:10
120. Stop the Cavalry performed by Jona Lewie - 2:55
121. Turning Japanese performed by Vapors - 3:44
122. Amigo performed by Black Slate - 4:49
123. Bette Davis Eyes performed by Kim Carnes - 3:42
124. Angel of the Morning performed by Juice Newton - 4:10
125. It's My Party performed by Dave Stewart / Barbara Gaskin - 3:47
126. Cernterfold performed by Geils, J. Band - 3:37
127. Intuition performed by Linx - 3:22
128. Ghost Town performed by Specials - 3:39
129. Save Your Love performed by Renee & Renato - 3:08
130. Classic performed by Adrian Gurvitz - 3:40
131. Words performed by David, F. R. - 3:24
132. Just an Illusion performed by Imagination - 3:56
133. Vamos a la Playa performed by Righeira - 3:05
134. Dolce Vita performed by Ryan Paris - 5:17
135. Only You performed by Flying Pickets - 3:23
136. Live Is Life [live] performed by Opus - 4:02
137. Jeopardy performed by Kihn, Greg Band - 3:50
138. I.O.U. performed by Freeez - 3:48
139. Missing You performed by John Waite - 4:00
140. Election Day performed by Arcadia - 5:27
141. Some Like It Hot performed by Power Station - 5:06
142. A Good Heart performed by Feargal Sharkey - 4:39
143. Nineteen performed by Paul Hardcastle - 3:38
144. I Want to Wake Up With You performed by Boris Gardiner - 4:00
145. Living in a Box performed by Living In A Box - 3:04
146. Love Changes (Everything) performed by Climie Fisher - 4:29
147. Boys performed by Sabrina - 3:53
148. Don't Worry, Be Happy performed by Bobby McFerrin - 3:53
149. Every Rose Has Its Thorn performed by Poison - 4:18
150. Don't Worry performed by Kim Appleby - 3:38
151. The One and Only performed by Chesney Hawkes - 3:42
152. Unbelievable performed by EMF - 3:30
153. Hold On performed by Wilson Phillips - 4:24
154. Ice Ice Baby performed by Vanilla Ice - 4:31
155. U Can't Touch This performed by MC Hammer - 4:15
156. I Touch Myself performed by Divinyls - 3:46
157. Would I Lie to You? performed by Charles & Eddie - 4:37
158. Sleeping Satellite performed by Tasmin Archer - 4:40
159. What Is Love performed by Haddaway - 4:29
160. Jessie performed by Joshua Kadison - 4:20

10/10(木)
大馬鹿三太郎一座。
Anthology

Bad Manners
1989

シリーズ「英国POP探険隊」

"ばかだねー。"

先日ご紹介いたしました「Planet Ska」そりゃもー最高だったっす。そん中でも異彩を放っていましたのがこのバンド、バッド・マナーズ。
70年代後半に怒涛のように英国に現れたジャメイカのスカ・リバイバル・パンク・バンド。その代表バンドは、スペシャルズ、マッドネス、セレクター、ビートの四天王なんですが、日本にまったく伝わらず本国のみでブレークしてたのがバッド・マナーズです。サウンドと言えばまあこのジャケの通り。思想性のまったく無い馬鹿一直線。私は当時1stを「荒野の七人」やってたんで買ってしまいました。ドリフです。かっこいいとかそうゆうのはまったく無いんですが、楽しいことは大保証。笑えるし、せっかく復活したこのアンソロジー、あなたもいかか。

めちゃくちゃ楽しい彼等のサイト、試聴も出来るよ。蛍の光とかー(爆)。

10/11(金)
天国行き超特急
Chicken Skin Music

Ry Cooder
1976

"極楽師匠。"

1976年作品。誰かさんにそそのかされて(笑)久しぶりに聴きました。いやー気持ち良いなあ。ぼけーっと聴いちゃって何も書くこと思いうかびません。ボタン・アコーディオンって良い楽器だなあ。スライド上手だなあ。素の音だもんな。これでうまく聴かせるのはむずかしいんよ。ミュートちゃんとしてるし。フォガットはしてません。いやーほんと気持ち良い。みなさんも気持ち良くなりませんか。変な勧誘みたい。あ、でこのジャケットなのかー。

試聴はここで

10/12(土)
早く再発してよー。
Ismism

Godley & Creme
1981

シリーズ「英国POP探険隊」&結果的に「激安を探せ」

"しつこい快感。"

1. Snack Attack
2. Under Your Thumb
3. Joey's Camel
4. Problem - Ready for Ralph
5. Wedding Bells
6. Lonnie
7. Sale of the Century
8. Party

80,81年は豊作の年。XTCやピーター・ガブリエル、トーキング・ヘッズ、ジャパンなどとめくるめくアルバムがいっぱいです。この元10cc変態部担当の二人のアルバムもその一つ。2.のアンダー・ヨア・サムが全英3位のヒット(ヘヴィさん、持ってました俺。)。たしか5.のウエディングベルズもヒットしたと思う。2曲もヒットしたんでさぞかしまともなポップ・アルバムかと思えばさにあらず、ポップはポップなんですが彼ららしいしつこさに溢れているんです。今回のテーマは「ファンク」、ラップきめてくれてます。1.のスナック・アタックのまあかっこいいこと。3.のジョーイズ・キャメルが好き。デア・マザまざってとにかくカアチャンかあちゃんってやたら入るのが笑える。夢に出ます。同じように8.のパーティの「ディンドンディンドン」も夢に出そう。これぞSF、人工美の極みのようなセンズ一撃攻撃の連続。こちょこちょした感覚が味わいたくてまたかけてしまっている、そんなアルバムです。レジデンツぽくもある一枚。4.なんかそれで快感じゃ。

現在ゴドレー&クリームのアルバムはことごとく廃盤状態。これも例に漏れず。頼むよ再発して。CDで出ているこの中で「イメージズ」ちゅうベストアルバム(これはこれで最高)の中に3.と8.が収録されてます。よって
リンクは「イメージズ」になってますので、はい。

10/13(日)
素敵だ。
For Girls Who Grow Plump in the Night
夜ごと太る女のために
Caravan

1973

シリーズ「英国POP探険隊」

"かわいいプログレ・ポップ。"

なんとも恐ろしい邦題ですが。かねてから挑戦したかったエゲレスはカンタベリーの音楽。ついにキャラヴァンのこの名作を聴くことが出来ました。キャラバンちゅうと昔ミュージックライフのおもしろコーナーでみんなしてお尻を出してる写真がありまして、そのイメージがずっと。そうゆうバンド(←どーゆーバンドだ)だと思っておりました。今回聴いてみて、だうもすみません。素敵なバンドです。試聴が出来ないので言葉で説明したいのですがこれがまたしにくい。変拍子を交えたプログレで、さらっとしたボーカルと、ポップな曲と軽やかな感じと...うーん。テクニックは相当なもので、変拍子もやるぞーっって感じぢゃ無く見事に曲の中にすっぽりと。そっとした音楽なんで地味といやあ地味なんですが、けっこうカラフルでもドラマチックでもあり、こりゃあ普通のポップ・ファンでも知らなくて聴いたらはまってしまうかも。事実聴くたびに私はどんどん夢中に。プログレも奥が深いのう。こんなに楽しめるのならさらに奥に行ってしまいそうです。

LPの解説にイエスやキンクリと型を並べるバンドだと書いてありましたが、うむ、私は充分納得してしまいました。

10/14(月)
cover
The Lamb Lies Down on Broadway
幻惑のブロードウエイ

Genesis
1974/11/18

シリーズ「英国POP探険隊」

"正調英国音楽団。"

いきなりですが昨日夢で曲が流れたので。
70年代英国を代表するバンドの一つジェネシスの音楽的頂点に達したアルバムです。このアルバムでボーカルのピーター・ガブリエルは退団し、ソロとなります。ガブリエルにとってはこのメンバーで出来ることは全部やったぞーって感じでしょうし、他のメンバーにとってはここまで仕切られてはかなわんぞ(笑)てな感じで必然かもしれぬ。それほど1つのコンセプトに全員で一丸となって取り組んでいるアルバムです。シンガーソング・プログレ。演奏と歌が個性を出し尽くしながらも見事に溶け合っております。外盤でしか聴いていないので詩の方はさっぱしわかりませんが音楽だけで充分にこの世界へ。前半の落ち付いた曲調から徐々に盛り上がっていく構成も見事。オリジナルCDでは音が貧弱で興を削がれるものだったのですが、リマスターで芯と艶が出来てこれで安心。収録曲を全曲演奏しているライブ「
アーカイブVOL1」も超おすすめ。貧弱な方を持ってる私は実はこっちを愛聴してたりして。中身のブックレットがかぶりものオンパレードです。

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10/15(火)
おお強力。
Funky Sounds of the Soul 70's

Various Artists
1974/07/21

シリーズ「激安を探せ」&「オムニバスワールド

"美味いとこ狙い撃ち。"

1. For the Love of Money/ OJays - 7:17
2. Shining Star / Earth, Wind & Fire - 2:52
3. The Groove Line / Heatwave - 4:21
4. TSOP (The Sound of Philadelphia)/ MFSB - 3:43
5. You Ought to Be Havin' Fun / Tower of Power - 3:07
6. I Want to Take You Higher / Sly & the Family Stone - 5:20
7. Tell Me Something Good / Rufus - 3:30
8. Lady Marmalade / LaBelle - 3:55
9. Boogie Nights / Heatwave - 5:04
10. Dazz /Brick - 3:22

曲数が多けりゃ良いてもんぢゃなし。とゆうわけで本日は絞りに絞った選曲の(←ほんとか)このコンピを。息をもつかせぬとは正にこのことをゆう快感悦楽ソングの連発。フィリー・ソウルの雄オージェイズの渋いとこから始まり、終わり方大賞のアース、ベスト欧州デスコ・これ以上のかっこよさを誰が望むかのヒートウエイブ、いきなり定番TSOP、76年のファンキーダイノマイ・タワー・オブ・パワーのメロウな一発、言わずもがなのスライと来てさあ残りが大変だぁ。えぐいつーたらこれっきゃないルーファス、ニューオリンズ逆手ソングぶちぎれラベル、再び登場宇宙人ヒートウエイブのキャムプなブギーナイツ、そしてディスコとジャズの融合と言い張っているブリックと偶然にしては出来すぎた4連発。失神しても俺は知らんよ。しかもお値段は856円。今注文すると忘れたころにやってくる(爆)。

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10/16(水)
どかんどかーん。
エイス・オブ・スペイズ

モーターヘッド

1980 Mercury 4011

シリーズ「はぐれヘヴィメタル友の会

"ジ・アドレナリン。"

4作目です。ついに完成ウエスタン・ハードロック。バック・トゥ・ザ・フューチャーでZZトップがやってるようなやつでござんす。早過ぎる8ビートが2ビート化しましてカントリーに近くなってる(笑)。さらには男レミーの歌声が哀愁でございます。曲がなんだか良いんです。メロディ無いけど(爆)。モーターヘッドはそりゃもう大好きで、やばいものまで掴まされてますけど、その中でもこれはピカイチ。ライブを別にすると2作目と並んで最高傑作でございます。何が良いって、ロック。これぞロック。聴いてるとやましくなります。太陽に吠えろに出てくる地下ゴーゴーバー。不良にあこがれる人に超お勧めの一枚なのであーる。

曲が短いのも俺のような心江戸っ子にはぴったり。演歌のきめに鳴らす山羊の頭蓋骨の音が頻繁に出てくるのもぐーーーっど。っかーーーーーー。

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