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今日の推薦盤一覧2002.9上

 

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9/1(日)
外出着。
The Rod Stewart Album

シリーズ「英国ポップ探険隊」

Rod Stewart

"デビュー。"

先日のクイーンズ・コンサートでロッドが歌った曲「ハンドバッグと外出着」。うーん、どっかで聴いたことあるなーと苦悶しておりましたら、そうですこの69年のソロ・デビュー・アルバムに入ってた。どちらかと言えば知られていないこの曲を真摯な表情で歌うロッドは、初心に戻って再びとゆう気持ちだったのでしょうか。

このデビュー・アルバムはジェフ・ベック・グループ(以下JBG)とフェイセズの間に作られたアルバムでパーソネルは
Rod Stewart - Guitar, Arranger, Vocals
Ron Wood - Bass, Guitar
Mac - Organ, Piano
Keith Emerson - Organ
Michael d'Abo - Piano, Arranger
Martin Pugh - Guitar
Martin Quittenton - Guitar (Acoustic)
Lou Reizner - Producer
Mickey Waller - Drums
リズム隊はJBGですね。いきなりA面冒頭からロン・ウッドのスライド・ギター・デビューも。音楽的にはJBBで行こうか、フェイセズみたいなロックンロールで行こうか、後のソロ路線に通じるしっとりバラードで行こうかゴタ混ぜです。自分で曲作ってみよかあと自作が5曲も。結果は自作曲は8勝7敗かな。A面はけっこうやっちゃってます(笑)。そしてA面最後の「ハンドバッグと外出着」。これがまた1回聴いたら忘れられないほどの良い曲。元マンフレッド・マンのマイケル・ダボが書いたんですが、自身が弾くピアノも素敵で、これ1曲のためにこのアルバム買ってもいいかも。B面はJBG路線でいくんですが、こちらはかなりぐっと来ます。キース・エマーソン参加の6.はけっこうミスマッチで面白い。ロン・ウッドとおぼしき律儀な歌声との掛け合いもあり。そしてこちらも最後の曲。「ダーティ・オールド・タウン」。ソロ路線のしっとりとしたバラードで、さすがロッド、自分でも何が一番合ってるか冷静にわかってらっしゃる、この後はこの路線で行くことにすっぱり決めたんです。

このころのロッドは「THE MOD」と言われてたらしいです。

「ハンドバッグと外出着」はあのブラスロック・バンドCHASEの
ラスベガス(笑)ヴァージョン有り。
もー台無し<[~O~]>hahaha。

名盤とゆうよりこれは愛盤。

試聴はこちらで

9/2(月)
とことん
クラシック・アルバムズ”Aja”

DVD

スティーリー・ダン

"アナログ・ポップの頂点。"

「ザ・名盤シリーズ」、名盤の作られた過程を関係者の証言を元に解き明かしていこうとゆうDVDビデオのシリーズ、これは1977年のAJAです。
70年代はアナログ・ポップ・ミュージックの完成期だったわけですが、その頂点に位置するのがこのアルバムだと思います。見てわかるのがこれほどの作品を作る為にどれほどの研鑚と試行錯誤が必要だったか。今じゃコンピューターで自分の思い浮かべてるイメージを好きなようにプログラミングできたりするわけですが、この当時はまだ口で説明したり様々な方法で集めたミュージシャンに再現してもらおうと。当然なかなかイメージに近づけず、バンド総取っ替して同じ曲演奏してもらったり、何人ものギタリストにソロ弾いてもらって、一番良いのを選んだりして一日何十時間も何ヶ月もかかって録音しています。その過程でミュージシャンの方からの提案、もしくは、こっそりと独自のフレーズを織込んだり、偶然のグルーブが生まれたり。ダンの二人は始めに完璧を目指す為、とことん作り込みさらにその先の、何か、臨場感だったり、繰り返しにたえるようにしたりする元来作りこんだ後には出来ないものをも産み出そうとしています。さぞかし現場は修羅場だったと思いますが、何もそこまでやらなくてもとゆうところをやってしまうのは、金じゃ買えることの出来ない音楽への愛情、性さが。そのおかげで我々も言いようの無い感動を貰っています。先に書いたように今じゃ簡単に出来ちゃったりするんでこのような面倒なしかし贅沢な職人の知恵の集まりのようなアルバムはもう聴けないかもしれません。

バーナード・バーディがだっこちゃんみたいな目でバーディ・シャッフルを説明する場面、リック・マロッタがハイハットをここで1mm開けるんだよちゅうて嬉しそうに話す場面、ペグでチャック・レイニーが嫌がるベッカー、フェイゲンの意見に隠れてチョッパーやっちゃった場面に感動。まさに「ういず・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンド」。だから名盤。

LAに引っ越してLAのミュージシャンを使って録音されるNYへのオマージュ。ブルースやジャズのタームを表面的には使わないながら雰囲気はマイルスの「ウォーキン」やチャーリー・パーカーなどの50’sモダン・ジャズをかもし出してる様はまさにマジックです。

この後の「ガウチョ」ではさすがに精も根も付き果てたかループ・ドラムを採用。それはそれで素晴らしいものを産み出す彼らですがここまでやったこの形態での録音はこれが最後と言っていいいかも。その意味でも重要な作品と言って良いのでは。

パンク・ロックを産み出したのもこのアルバムです。

9/3(火)
燃えるぜーー
Live from Planet Ska

Various Artists

シリーズ「英国ポップ探険隊」

"英国スカの夏祭。"

とゆう訳でスティーリー・ダン「AJA」の完成度に対抗するにはもーチンピラ・パワーしかないぜーって叫んで登場したのがパンク・ニューウエイブでございます。そこにさらに横入りしてきたのがブリティッシュ・スカ。元々英国の植民地であったジャマイカのスカ・レゲエは言語が同じ英語とゆうことで古くからイギリスでは親しまれて来ました。それにパンクの勢いをプラスして竹の子のようににょきにょきと。

1. Gangsters / Specials
2. Three Minute Hero / Selecter
3. Tears of a Clown / Special Beat
4. Special Brew / Bad Manners
5. Too Much Too Young / Specials
6. Lip up Fatty / Bad Manners
7. James Bond / Selecter
8. Ranking Full Stop / Special Beat
9. Mirror in the Bathroom / Special Beat
10. Do the Dog / Specials
11. Too Nice to Talk To / Special Beat
12. My Girl Lollipop / Bad Manners
13. Too Much Pressure / Selecter
14. Rat Race / Special Beat
15. Skinhead Moonstomp / Specials
16. On My Radio / Selecter
「ハート・オブ・イングランド」とゆう素敵なトラッド・コンピを出してくれてるMUSIC CLUBとゆうレーベルから一望に出来るコンピが出ています。スペシャルズ、セレクター、ビート、バッド・マナーズ四天王が一緒に楽しめる超お得盤。しかもライブ。しかもスペシャル・ビートちゅうのはスペシャルズとビートの混成バンド。しかも「ラット・レース」が聴ける。しかもバッド・マナーズはなかなか聴け無いのだ。こいつらの魅力は「傷だらけの天使」でございます。まずは試聴だけでも。楽しいったらありゃしない。「ジェイムス・ボンド」聴いたら燃えてきちゃいました。

試聴はここで。

9/4(水)
暗黒からデスコ
24 Hour Party People

Various Artists

シリーズ「オムニバスワールド」

"ファクトリーの歴史。"

1.アナーキー・イン・ザ・UK(セックス・ピストルズ)
2.24アワー・パーティー・ピープル(ジョン・カーターズ・メイン・ヴォーカル)(ハッピー・マンデーズ)
3.トランスミッション(ジョイ・ディヴィジョン)
4.エヴァー・フォーレン・イン・ラヴ(ウィズ・サムワン・ユー・シュドゥント・ハヴ)(バズコックス)
5.ジェニー・ジョーンズ(ザ・クラッシュ)
6.ニュー・ドーン・フェイズ(ニュー・オーダー・フィーチャリング・モービー)
7.アトモスフィア(ジョイ・ディヴィジョン)
8.オーティス(ドゥルッティ・コラム)
9.ヴードゥー・レイ(ア・ガイ・コールド・ジェラルド)
10.テンプテイション(ニュー・オーダー)
11.ルーズ・フィット(ハッピー・マンデーズ)
12.パシフィック・ステイト(808ステイト)
13.ブルー・マンデイ(ニュー・オーダー)
14.ムーヴ・ユア・ボディ(マーシャル・ジェファーソン)
15.シーズ・ロスト・コントロール(ジョイ・ディヴィジョン)
16.ハレルヤ(クラブ・ミックス)(ハッピー・マンデーズ)
17.ヒア・トゥ・ステイ(フル・レングス・ヴォーカル)(ニュー・オーダー)
18.ラヴ・ウィル・テア・アス・アパート(ジョイ・ディヴィジョン)

70年代後半ラフトレードを引き継ぐように現れた英国のマンチェスターのインディ・レーベルのファクトリー。そのすったもんだを描いた話題の映画「24 Hour Party People」のサントラであります。ファクトリーといやあジョイ・ディビジョンつーくらいですんで代表曲が網羅されててシングルのジョイ・ディビジョンをまとめて聴こうとするにはとっても便利。

映画を見てないので、曲の場面でどないなっとんるんかよくわからんのですが、ピストルズとクラッシュはロンドンだよなー、でもムーブメントの直接動機はこいつらだから入ってるんだなで納得。マンチェスターの祖はバズコックスだと思うのですが、音楽的には誰も引き継いでくれなくて孤独。かきむしりPOPパンク「エヴァー・フォーレン・イン・ラヴ」選曲で嬉しい。「ノスタルジア」だったらもっとはまる気が。

チャート・シーンだけ見ると60年代から70年代の英国ロックはエネルギッシュ、グラムの登場とともにお気楽おばか路線一色、たまらなくなってパンクで怒り爆発、その後絶望暗黒、で脱力ディスコ&テクノとまるで太陽の一生のような有様で一大宇宙史でございます。

実はハッピー・マンデイズ&ニュー・オーダーの脱力も嫌いじゃありません。

ドゥルッティ・コラムが今、妙にはまってしまうかも。一気に世間の表舞台に出てくる予感がいたしまする。大いなる誤解も考えられますが。



試聴はここで。

9/5(木)
うわーたまらん。
Voodoo Soul: Deep and Dirty New Orleans Funk

Various Artists

シリーズ「オムニバスワールド」

"極上だす。負けました。"

まいったなー。今日は紹介したく無いなー。だってみんなが注文したらわしの分無くなっちゃうかもしれんし(笑)。
えー、英国のmusic clubと並んで私たちに目に毒のCDばかりリリースしてくれるMETROのニュー・オリンズFunkのコンピです。好きな割にあんまり詳しく無いんで知らない人も多いんですが、一聴してわかるアラン・トゥーサン・プロデュース、ミーターズ・バッキングの世界。必殺シシー・ストラットから始まりまして、それはもう湿り気のある独特のグルーブ満載です。試聴してびっくりは8.の「Occapella」はヴァン・ダイク・パークス「ディスカバー・アメリカ」のあの曲ではないか。トゥーサン作は知ってたけどリー・ドーシーがやってたんだ。そして12.の「Louie」。リトルフィートの「two trains」そっくり!しらないとこでパクってやがったな(爆)。何であんだけ好きだ好きだ言っててリトルフィートがアラン・トゥーサンと共演しなかった訳がこれでわかりました。これじゃ申し訳が立たんもんなー。むむむ、やふーフィートトピには秘密にしておこう。買われてしまう。

ジャケットも凄いなー。他にもMETRO凄いのばかりなんで探したくないんだけどつい探しちゃいますだ。

わしが手に入れたらバッチリ紹介します(爆大)。

試聴はここで。

9/6(金)
古くはならんぞ。
マジカル・ミステリー・ツアー

ザ・ビートルズ


"今こそこのアルバムじゃ。"

今に生きるビートルズの大傑作アルバムです。リンゴのドラム・アルバムとも言えよう、はははは。ゲート・リバーブ(笑)効かせた爆音で、これはもうジョン・ボーナムに迫る迫力じゃ。3.の「フライング」を聴きたまへ。元祖なりドンパ8ビート。6.の「アイ・アム・ザ・ウォルラス」聴きたまえ。こんなフィル・イン誰が出来るか。手がもつれるぞ。
とゆうことでサンプリングあり、コラージュ有りのベックも真っ青なこれを今聴かずしてどうしようとゆうのじゃあ。

ビデオがあります。ビデオが最初。ジョン・レノンがニターっとした笑顔でスコップでスパゲティ盛ってます。ストリップでもにたーっと。ボンゾドッグのいやらしーー演奏。
ジョン・レノンさんがメッセージ方面じゃ無くてこのコメディ方面にどーっと行ってしまう姿を見てみたかったのは私だけでしょうか。

とビデオはこれですと紹介したかったんですが、何故か現在絶版状態。リマスターされて出るんだろうと大いなる期待してしまおう。モンキーズが饒舌なシュールならビートルズは寡黙な英国シュールなのだ。

もっとも肩の凝らない娯楽アルバムです。偉く無いとこが偉い。

過去の推薦盤

9/7(土)
5.と16.のCDシングルのつもりでで買っても良かろうかと。
B.A.B.Y.: The Best of Rachel Sweet

Rachel Sweet

Ultimate Collection

Dusty Springfield

シリーズ「英国ポップ探険隊」

"胸きゅん2発。"

本日は胸キュン・ポップ・ファンに捧げる2枚です。
まず最初は70年代後半に英国STIFFレーベルのアクロン・コンピレーションでディーヴォと一緒にデビューしたとゆうレイチェル・スイートさん。アヴァンギャルドな土地柄ですがこれはもうポップの塊、グラハム・パーカーのバック・バンド、ルーモアがバックを担当した78年の1stアルバム「フール・アラウンド」はもっとも勢いのあったころのStiffの叡智を結集した大傑作アルバム。確実に名盤入りなんですけど再発いまだされず。で、この激安アルバムはいかがでしょう。試聴するならその1stからの5.と16.を是非。これで胸がキュンキュンしない方がこの世にいるのかあ。その他にもダムドの2.、グラハム・パーカーの名曲をテクノにしてしまった10.、原曲のかけらも無くしたカントリーヴァージョンのディーボの20.とその後の迷走ぶりを伺えるような(笑)楽しい曲もあります。ご本人は英国美空ひばり少女時代な人なんですが、くそ生意気な子供タレントのむかつきさは無し。田舎の出身だからか。げに子役は大成しないなあ。それにしても凄いジャケット。これでわ誰も買わん(爆)。

2枚目はレイチェルさんの16.ステイ・アホワイルをオリジナル・ヒットさせましたダスティ・スプリングフィールドさんのベストです。おなじみベイ・シティ・ローラーズの2.ももちろん収録。バカラックさん最高傑作「ルック・オブ・ラブ」、仰天ヴァン・モリソンの「ティペロ・ハニー」とこちらももちろん楽しさ満載でござる。

試聴は上のリンクから。

9/8(日)
メロディも良しと
Solid Gold Funk

Various Artists

シリーズ「オムニバスワールド」

"これでファンクの虜だす。"

1. Car Wash / Rose Royce - 3:16
2. Love Rollercoaster / Ohio Players - 2:53
3. Got to Give It Up, Pt. 1 / Marvin Gaye - 4:14
4. You Dropped a Bomb on Me / Gap Band - 5:14
5. It's a Shame / Spinners - 3:11
6. Give It to Me Baby / Rick James - 4:08
7. Brick House / Commodores - 3:29
8. Funkytown / Inc. Lipps - 4:08
9. Get Up (I Feel Like Being a Sex Machine) / James Brown - 5:17
10. Jungle Boogie / Kool & the Gang - 3:06
11. Tell Me Something Good / Rufus & Chaka Khan - 3:33
12. Love Machine, Pt. 1 / Miracles - 2:59
13. Lady Marmalade / Labelle - 3:21
14. Thank You (Falettinme Be Mice Elf Agin) / Sly & the Family Stone - 4:52
15. Let's Stay Together / Al Green - 3:19
16. Dazz / Brick - 5:38
17. The Groove Line / Heatwave - 4:19
18. That Lady, Pts. 1-2 / Isley Brothers - 3:21
19. Play That Funky Music / Will Cherry - 4:59
20. Got to Be Real / Cheryl Lynn - 3:44
21. Be Thankful for What You Got / William DeVaughn - 3:22
22. Shame / King, Evelyn Champagne - 2:59
23. Lovely Day / Bill Withers - 4:15
24. Theme from "Shaft" / Isaac Hayes - 4:34

本日は現在もっとも入手しやすくかつまた(しゃあ)ツボをぶちゅっと押さえたファンク入門コンピのご紹介。みなさん見て下さいこの陣容。わたしゃなーんも文句言いません。おいしいです。ディスコでは無いファンクとはこれだちゅう一品どれでもお食べ。JBなどお米のおいしさ連中は別にしてこの中でよくぞ押さえたちゅうのは、ブリック、ヒートウエイブ、ビル・ウイザースかな。この3つがあると無いとじゃ大違いでござる。残念とゆうかアイズレイ・ブラザースは「ザット・レイディ」ももちろん良いんだけど、ここの趣旨から行けば「ファイト・ザ・パワー」で行って欲しかったか。まあそれは今後のお楽しみとゆうことで。ほとんどがポップ・チャートでも上昇したものですので、リズムだけじゃなくメロディも秀逸。まあファンク的ちゅう意味でですけど。個人的にはファンクにも良いメロディを求める方ですんで、このコンピはその点でも最高です。先日の「ヴードゥー・ソウル」と共にこれを食らえばもーカウンターおまかせ寿司あーおいしかったありがとー、一生でいっぺんこれやってみたかったのよねー状態間違い無しじゃけん。おちゃけん。

試聴はここで

9/9(月)
ぎゃしゃぎゃしゃぎゅわっわーーん
Lounge Lizards

The Lounge Lizards

シリーズ「ロッカーに捧げるジャズ」

"ジャズ界のロクシー・ミュージック。"

82年発表です。ジム・ジャーミッシュの映画で俳優としても有名なジョン・ルーリーさんがリーダーのバンドです。この方は10代のころはハーモニカ・プレーヤーとしてキャンド・ヒートやジョン・リー・フッカーのバンドで演奏してた経歴を持っておりまして、78年にこのバンドを結成したとゆう。
で、このアルバムのメンバーは
Evan Lurie - Keyboards
Arto Lindsay - Guitar
Anton Fier - Drums
Frank Laico - Engineer
John Lurie - Saxophone
Teo Macero - Producer
Don Puluse - Mixing
Ted Brosman - Engineer
Steve Picollo - Bass
Peter Saville - Design
Fran Pelzman - Photography

アート・リンゼイさんはあの「
ノー・ニューヨーク」ちゅう、どしゃめしゃなアバンギャルド・ばか・パンク・アルバムの中でDNAとゆうバンドでかましてくれた、無調律ギターで一人パンク魂具現者と言われている人です。アントン・フィアは、これまたフィーリーズと言います江戸時代ギターで有名な(?)キューティーなばかロック・バンドでどんどこどんドラムを叩いていたお方。プロデューサーのテオ・マセオはマイルス・デイビスやチャーリー・ミンガスなどと仕事して来たちゃきちゃきのジャズ・プロデューサーです。

で、このアルバム。ジャズ界についに登場、ロキシー・ミュージックって感じであります。一人のノン・ミュージシャンを交えて、ジャズを外側からリ・メイク、リ・モデル。本人たちもそれを称して「フェイク・ジャズ」と。あえてビブラートを排した(それとも出来ないのか(笑))ルーリーさんのサックス、いつ暴走しても良いんだよちゅう雰囲気を漂わせるドラムス、そして強烈七味唐辛子のようなギターがクールな佇まいで右脳をぴくぴく刺激。ジョイ・ディビジョンのカバーを担当したペルツマンさんのジャケットと共にわーかっこいいぞーと素直に言ってしまうそんな作品です。フェイクと言いつつ実は最高にジャズなのはパンクがロックなのと同じだな。

試聴はここで。

9/10(火)
楽しいぞ一発屋
Like, Omigod! The '80s Pop Culture Box

Various Artists

シリーズ「オムニバス・ワールド」

"ついに出ました。"

1. Whip It performed by Devo - 2:39
2. Video Killed the Radio Star performed by Buggles - 3:27
3. The Empire Strikes Back performed by Meco - 3:03
4. Another One Bites the Dust performed by Queen - 3:34
5. Celebration performed by Kool & the Gang - 3:43
6. The Breaks, Pt. 1 performed by Kurtis Blow - 4:09
7. Let My Love Open the Door performed by Pete Townshend - 2:44
8. Call Me performed by Blondie - 3:32
9. Keep on Loving You performed by REO Speedwagon - 3:22
10. Turning Japanese performed by Vapors - 3:44
11. Lost in Love performed by Air Supply - 3:54
12. 9 to 5 performed by Dolly Parton - 2:46
13. I Love a Rainy Night performed by Eddie Rabbitt - 3:10
14. Sailing performed by Christopher Cross - 4:16
15. Just the Two of Us performed by Washington, Grover Jr. / Bill Withers - 3:58
16. Cars performed by Gary Numan - 3:57
17. Ah! Leah! performed by Donnie Iris - 3:43
18. Sweetheart performed by Franke & the Knockouts - 3:49
19. Shake It Up performed by Cars - 3:34
20. General Hospi-Tale performed by Afternoon Delights - 4:01
21. Stroke performed by Billy Squier - 3:37
22. Dancing With Myself performed by Billy Idol - 3:19
23. Working for the Weekend performed by Loverboy - 3:41
24. Jessie's Girl performed by Rick Springfield - 3:15
25. Genius of Love performed by Tom Tom Club - 3:30
26. Centerfold performed by Geils, J. Band - 3:38
27. At This Moment performed by Vera, Billy & The Beaters - 4:14
28. Harden My Heart performed by Quarterflash - 3:37
29. Hold on Loosely performed by Thirty Eight Special - 3:55
30. Theme from "Greatest American Hero"... performed by Joey Scarbury - 3:14
31. Take Off performed by Bob McKenzie / Doug McKenzie - 2:43
32. Super Freak, Pt. 1 performed by Rick James - 3:20
33. 867-5309/Jenny performed by Tommy Tutone - 3:47
34. Bette Davis Eyes performed by Kim Carnes - 3:45
35. Time performed by Parsons, Alan Project - 4:32
36. Gloria performed by Laura Branigan - 4:52
37. Maneater performed by Daryl Hall / John Oates - 4:32
38. The Theme From Hill Street Blues performed by Mike Post / Larry Carlton - 3:14
39. Valley Girl performed by Frank Zappa - 3:48
40. Da Da Da (I Don't Love You You Don't Love... performed by Trio - 3:25
41. You Dropped a Bomb on Me performed by Gap Band - 4:03
42. Hungry Like the Wolf performed by Duran Duran - 4:05
43. The Look of Love, Pt. 1 performed by ABC - 3:31
44. Tainted Love performed by Soft Cell - 2:42
45. Rock This Town performed by Stray Cats - 2:40
46. Lies performed by Thompson Twins - 3:14
47. Words performed by Missing Persons - 4:24
48. Don't You Want Me performed by Human League - 3:58
49. Love Plus One performed by Haircut One Hundred - 3:37
50. Down Under performed by Men At Work - 3:43
51. Steppin' Out performed by Joe Jackson - 3:47
52. I Want Candy performed by Bow Wow Wow - 2:46
53. Come on Eileen performed by Dexy's Midnight Runners - 4:14
54. Mickey performed by Toni Basil - 3:27
55. Twilight Zone performed by Golden Earring - 4:51
56. You Should Hear How She Talks About You performed by Melissa Manchester - 3:58
57. Key Largo performed by Bertie Higgins - 3:07
58. Pac-Man Fever performed by Buckner & Garcia - 3:55
59. Total Eclipse of the Heart performed by Bonnie Tyler - 5:35
60. Africa performed by Toto - 4:19
61. Goodbye to You performed by Scandal - 3:47
62. Puttin' on the Ritz performed by Taco - 3:25
63. Jeopardy performed by Kihn, Greg Band - 3:47
64. She Blinded Me With Science performed by Thomas Dolby - 3:42
65. Electric Avenue performed by Eddy Grant - 3:49
66. Sweet Dreams (Are Made of This) performed by Eurythmics - 3:36
67. Our House performed by Madness - 3:23
68. The Salt in My Tears performed by Martin Briley - 3:30
69. Girls Just Want to Have Fun performed by Cyndi Lauper - 3:53
70. Talking in Your Sleep performed by Romantics - 3:57
71. Major Tom (Coming Home) performed by Peter Schilling - 4:12
72. Always Something There to Remind Me performed by Naked Eyes - 3:41
73. In a Big Country performed by Big Country - 3:55
74. One Thing Leads to Another performed by Fixx - 3:24
75. Der Kommisar performed by After the Fire - 4:08
76. Suddenly Last Summer performed by Motels - 3:42
77. Karma Chameleon performed by Culture Club - 4:08
78. Let's Go to Bed performed by Cure - 3:34
79. Too Shy performed by Kajagoogoo
80. Maniac performed by Michael Sembello
81. Sister Christian performed by Night Ranger
82. Cum on Feel the Noize performed by Quiet Riot
83. Owner of a Lonely Heart performed by Yes - 3:51
84. Mr. Roboto performed by Styx - 4:49
85. I'm So Excited performed by Pointer Sisters - 3:50
86. Back on the Chain Gang performed by Pretenders - 3:53
87. I Want to Know What Love Is performed by Foreigner - 5:00
88. Sunglasses at Night performed by Corey Hart - 3:54
89. Missing You performed by John Waite - 4:02
90. 99 Luftballons performed by Nena - 3:53
91. Tenderness performed by General Public - 3:31
92. They Don't Know performed by Tracey Ullman - 3:01
93. Heaven performed by Bryan Adams - 3:58
94. White Horse performed by Laid Back - 3:53
95. Let the Music Play performed by Shannon - 4:31
96. Let's Hear It for the Boy performed by Deniece Williams - 4:10
97. Cool It Now performed by New Edition - 4:09
98. Ghostbusters performed by Ray Parker - 4:00
99. Footloose performed by Kenny Loggins - 3:44
100. We're Not Gonna Take It performed by Twisted Sister - 3:39
101. Rock You Like a Hurricane performed by Scorpions - 4:12
102. The Glamorous Life performed by Sheila E. - 3:42
103. Obsession performed by Animotion - 3:58
104. Shout performed by Tears for Fears - 4:06
105. Take on Me performed by AHa - 3:47
106. Don't You (Forget About Me) performed by Simple Minds - 4:20
107. Walking on Sunshine performed by Katrina & the Waves - 3:59
108. Voices Carry performed by Til Tuesday - 4:23
109. Weird Science performed by Oingo Boingo - 3:49
110. You Spin Me Round (Like a Record) performed by Dead or Alive - 3:17
111. "Miami Vice" Theme performed by Jan Hammer - 2:27
112. Life in a Northern Town performed by Dream Academy - 4:17
113. Kyrie performed by Mister Mister - 4:15
114. Every Time You Go Away performed by Paul Young - 4:16
115. We Built This City performed by Starship - 4:56
116. St. Elmo's Fire (Man in Motion) performed by John Parr - 4:10
117. Addicted to Love performed by Robert Palmer - 4:01
118. Axel F performed by Harold Faltermeyer - 3:01
119. Rhythm of the Night performed by DeBarge - 3:54
120. You Look Marvelous performed by Billy Crystal - 3:58
121. Heartbeat performed by Don Johnson - 4:17
122. Everybody Have Fun Tonight performed by Wang Chung - 4:11
123. Venus performed by Bananarama - 3:50
124. Walk Like an Egyptian performed by Bangles - 3:23
125. Paranoimia performed by Art of Noise / Max Headroom - 3:18
126. If You Leave performed by Orchestral Manoeuvres in the Dark - 4:26
127. Keep Your Hands to Yourself performed by Georgia Satellites - 3:24
128. What You Need performed by INXS - 3:35
129. Walk This Way performed by Run DMC - 3:39
130. Rumors performed by Timex Social Club - 3:33
131. Don't Dream It's Over performed by Crowded House - 3:57
132. Holding Back the Years performed by Simply Red - 4:12
133. I'll Be Loving You (Forever) performed by New Kids on the Block - 3:57
134. Tuff Enuff performed by Fabulous Thunderbirds - 3:23
135. Since You've Been Gone performed by Outfield - 4:13
136. Only in My Dreams performed by Debbie Gibson - 3:52
137. Never Gonna Give You Up performed by Rick Astley - 3:32
138. La Bamba performed by Los Lobos - 2:54
139. Wild, Wild West performed by Escape Club - 4:06
140. Don't Worry, Be Happy performed by Bobby McFerrin - 3:55
141. Right Here Waiting performed by Richard Marx - 4:25
142. Roam performed by B Fifty Two's - 4:04

びっくりしたでしょー。わしもびっくり(笑)。あの70年代の必殺ボックス「Have A Nice Decade」を出しているライノから80’sのものが7月に出てました。例によって大物ちゃんが多数欠けていますがそこはライノ、80’sのメイン・ストリーム・ヒットはどーもなーちゅう、私をもくすぐる素晴らしい選曲です。この時代一発屋が面白かったんだよねー。タコとかロマンティックス、フィックス、ティル・チューズデイ、デッド・オア・アライブ、ワン・チャン、上げて行ったらきりないけど、ネーナもいます。どーもなーグレーテスト・ヒッツを買うのにも勇気がいる人満載で、これはやっぱりお得だね。音質にも期待しちゃいますが、70’sのはAMラジオの音を絶妙に再現かつクオリティ・アップちゅうとてつもないことやってくれましたが、今回はどうでしょう。FMラジオかな。値段が値段だけどこれも一生ものになりそうですね。

試聴はここで。

9/11(水)
なんだろう
Groovy, Vol. 1: A Collection of Rare Jazzy Club Tracks

Various Artists

シリーズ「オムニバス・ワールド」

"なんだこれは。かっこよいじゃないか。"

1. The Metal Mether performed by Milt Jackson - 6:24
2. That's Enough for Me performed by Patti Austin - 5:45
3. Bayu Bayu performed by Aquarians - 3:47
4. Use Me performed by Liza Minnelli - 3:35
5. 24 Carat Black (Theme) performed by Twenty Four Carat Black - 7:14
6. Snow Samba performed by Claudio Roditi - 5:54
7. Superstrut performed by Deodato - 8:26
8. Home Is Where the Hatred Is performed by Esther Phillips - 3:24
9. Hercules performed by Boz Scaggs - 4:00
10. Afka performed by Baricentro - 6:24
11. Right Down Here performed by Asha Puthli - 3:57
12. El Bobo performed by Webster Lewis - 4:04
13. Carcara performed by Nancy Ames - 2:04
14. Season of the Witch performed by Steve Stills / Al Kooper - 9:52



昨日から気になってしようがない一枚なんです。96年に発表されたレア・グルーブのコンピ。レア・グルーブとかアシッド・ジャズちゅうと「渋谷系」やらかんたら流行りもので個人的にふんたこらって感じだったんですけど、これはそそられます。ボズ・スキャッグス、スティーブン・スティルス、アル・クーパーの字見つけちゃったし、下で試聴できるやつがこれまたかっこいいこと。鼻に付く寸前までかっこいい。こんなんだともう流行りがどうたらとわ言ってられません。もしかして原宿とかのブチックではこんなのがぐわんぐわんかかっているのでしょうか。もったいない(爆)。
アマゾンさんだと取り寄せなんだけど街のCD屋さんのレア・グルーブのコーナーには置いてあるのかな。DJマスターの扮装して行かないといけないかな。
どなたか聴いた方いらしたらどんなんか教えてーってこりゃ「お気楽堂」。

試聴はここで。←真中へん。

9/12(木)
しびれまくり
Walkin'

Miles Davis

シリーズ「ロッカーに捧げるジャズ」

"これぞモダン・ジャズ。"

1954年発表の作品。普段ロック聴いてる人間にとってジャズは縁遠いもの。それでもスティーリー・ダンやファンク、レア・グルーブなんか聴いてるとちょいと気になるものです。でもなにしろ沢山出てるからねー。このマイルスもアマゾンさんで520枚くらい出てる。これほどフィーリングに合う合わないで良し悪しが分かれる物も無いんで、今日はこれぞモダンジャズってやつでわしが一番好きなやつを。

まず試聴してみてください。一曲目「ウォーキン」。ニューヨークの街中を闊歩してる自分が思い浮かびます(笑)。もーメロディ最高だし。録音のエコー、空気感がたまらん。マイルスさんの良い時は何とも突き放したようなクールさがたまらん時。各人のソロを含めて奇蹟的な統一感でラストまでほれぼれすること請け合いです。充分堪能しましたら残りの曲もぜひ。この一枚聴いただけで極上の映画を一本見たあとのような充実感が。だまされたと思って。これに限って言えば全体的な空気感を味わうのが嬉しいと思いますのでベストものよりこちらの方をおすすめします。

試聴はここで。

9/13(金)



Pure Funk そして Pure Funk

Various Artists

シリーズ「オムニバスワールド」

"ジャケに惚れました。"

Pure Funk
1. Brick House performed by Commodores - 3:26
2. Pick Up the Pieces performed by Average White Band - 3:58
3. Shining Star performed by Earth, Wind & Fire - 2:51
4. Jungle Boogie performed by Kool & the Gang - 3:02
5. Lady Marmalade performed by Labelle - 3:18
6. Mr. Big Stuff performed by Jean Knight - 2:46
7. Kung Fu Fighting performed by Carl Douglas - 3:13
8. Car Wash performed by Rose Royce - 3:16
9. Tell Me Something Good performed by Rufus & Chaka Khan - 3:28
10. Superfly performed by Curtis Mayfield - 3:51
11. Theme from Shaft performed by Isaac Hayes - 4:33
12. Fire performed by Ohio Players - 3:30
13. Flash Light performed by Parliament - 4:29
14. (Every Time I Turn Around) Back in Love... performed by LTD - 4:38
15. Good Times performed by Chic - 3:41
16. Forget Me Nots performed by Patrice Rushen - 4:04
17. Word Up! performed by Cameo - 4:19
18. Early in the Morning performed by Gap Band - 3:59
19. Don't Stop the Music performed by Yarbrough & Peoples - 4:08
20. Super Freak performed by Rick James - 3:23

Pure Funk 2
1. Another One Bites the Dust performed by Queen - 3:34
2. It's Your Thing performed by Isley Brothers - 2:43
3. Let It Whip performed by Dazz Band - 4:02
4. Ain't Nobody performed by Rufus & Chaka Khan - 3:59
5. You Sexy Thing performed by Hot Chocolate - 4:01
6. You're the One for Me performed by D Train - 4:09
7. Get Down on It performed by Kool & the Gang - 3:32
8. It's a Love Thing performed by Whispers - 3:45
9. Give It to Me Baby performed by Rick James - 4:05
10. She's a Bad Mama Jama (She's Built, She's... performed by Carl Carlton - 3:54
11. Mama Used to Say performed by Junior - 3:34
12. Cut the Cake performed by Average White Band - 3:36
13. The Payback performed by James Brown - 5:25
14. I Gotcha performed by Joe Tex - 2:20
15. Street Life performed by Crusaders / Randy Crawford - 4:14
16. I'm Gonna Love You Just a Little More,... performed by Barry White - 3:58
17. Outstanding performed by Gap Band - 3:12
18. Use Me performed by Bill Withers - 3:33
19. Got to Give It Up, Pt. 1 performed by Marvin Gaye - 4:05
20. Keep on Truckin', Pt. 1 performed by Eddie Hendricks - 3:32

がはは、ジャケに惚れたぜベイベー。ファンク・コンピはこれじゃなきゃいかんぞえ。中身だって凄いんです。1はもう代表曲オンパレード。息をもつかさぬ展開とはこのことを申すのですな。カメオとリック・ジェイムスが嬉しいなー。何と言っても80’sはこの2曲です。わかってらっしゃる。2.はクイーンから行ってくれてます。ディーコン氏喜んでるだろなー。その他は少し奥地に行ったもの。1ではまったらこっちでまたメロメロになりましょう。
ビル・ウイザースの「Use Me」かっこいいんだよなー。ビルさんて人、地味なんだけど凄いんです。


試聴は上のリンクから

9/14(土)

The Best Air Guitar Album in the World...Ever

Various Artists

シリーズ「オムニバスワールド」

"ギターの弾きまねしたくなるちゅうの。"

Disc: 1
1. We Will Rock You/Tie Your Mother Down - Queen
2. Smoke On The Water - Deep Purple
3. Song 2 - Blur 4. Walk This Way - Run DMC/Aerosmith
5. Layla - Derek & The Dominoes
6. You Really Got Me - The Kinks
7. Since You've Been Gone - Rainbow
8. Photograph - Def Leppard
9. Wild Thing - The Troggs
10. Rebel Rebel - David Bowie
11. Where Were You - Jeff Beck
12. Rocky Mountain - Joe Walsh
13. Sultans Of Swing - Dire Straits
14. Wipe Out - The Surfaris
15. Monkey Wrench - Foo Fighters
16. The Boys Are Back In Town - Thin Lizzy
17. Paranoid - Black Sabbath
18. Surfing With The Alien - Jo Satriani
19. Whatever You Want - Status Quo
20. Freebird - Lynyrd Skynyrd
Disc: 2
1. Voodoo Chile - Jimi Hendrix
2. My Generation - The Who
3. 20th Century Boy - T Rex
4. All Shook Up - Paul McCartney
5. Johnny B Goode - Chuck Berry
6. Hash Pipe - Weezer
7. Apache - The Shadows
8. Ace Of Spades - Motorhead
9. Summertime Blues - Eddie Cochran
10. Alright Now - Free
11. Let Me Entertain You - Robbie Williams
12. Oh Well - Fleetwood Mac
13. For Whom The Bell Tolls - Metallica
14. Gimme All Your Lovin' - ZZ Top
15. More Than A Feeling - Boston
16. Crossroads - Cream
17. Down Down - Status Quo
18. Can't Get Enough Of Your Love - Bad Company
19. Here I Go Again - Whitesnake
20. Teenage Dirtbag - Wheatus
21. Bohemian Rhapsody - Queen


とにかく謎のレーベルまたぎレーベルVirgin Tvよりの必殺コンピ。エア・ギターってなんじゃろなと思ってたら今月号のレココレで紹介されてました。「思わずギターの弾きまねをしたくなるアルバム」ちゅう意味だそうです。ブライアン・メイさんも選曲に参加してるそうで、なるほどこれはしたくなるわいって曲がわんさか入ってますな。有りそうでなかなか無いハード・ロック・コンピとしても素晴らしいものがあります。同レーベルの「Best Glam Rock Album in the World Ever」と同様にあっとゆーまに市場から消えてしまう可能性が有りますので入手なさる方はお早目に。しかしなぜ良いコンピに限って早く廃盤になるのかなー。なんかピントが外れてるような気がするのだ。

9/15(日)
気持ち良かー。
ハナペペ・ドリーム〜忘れられた夢〜
タジ・マハール

シリーズ「人気B級実力A級」

"あー楽園じゃ。"

2001年にリリースされた黒いライ・クーダーことタジ・マハールさんの作品。この人は昔からご贔屓でして「ミュージック・ファ・ヤ」ちゅうアルバムは我が家の家宝となっております。60年代から活動しておりまして当初はブルース(といってもチューバのみのホーン・セクションとか思いきったアプローチしておりましたが)から出発。その当時のバンドにはオーリアンズのジョン・ホールやジェシ・うるる・デイビスも。愛用のナショナル・ドブロ・ギターで乾いた明るい楽しいブルースをやってくれておりました。その後カリブ海に興味を広げ前述の「ミュージック・ファ・ヤ」ではオールド・アメリカン・ミュージックと汎カリブの音楽の見事な融合を。その次の「エボリューション」ではぐっとポップに。良かったんですけどそこからしばらく消息をきかなくなっちゃって、私の方もご無沙汰しておりました。ハワイに移住していたそうでそこの人たちと仲良くなったんでしょうねー。先日ナイト・ミュージックってTV番組で見たんですが、何しろこの人が良さそうで、トッド・ラングレンと一緒にギルバート&オサリバンのオペレッタ曲で船長のかっこして嬉しそうに踊って歌っておりました。なわけで見事になじんでこんなに素敵なアルバムを。聴けて嬉しいぞー。びっくり、「リターン・オブ・ミュージック・ファ・ヤ」になっております。それに入ってた「ベイビー・ユア・デステニー」の再演もありです。カリブ+ハワイで気持ち良さにまた違った味が。「見張り塔からずっと」はやべ、世間から離れすぎてるぞってんでちょいと入れたんでしょうか(笑)。最後の曲でまたもやってくれましたの気持ち良さ最絶頂。今時こんな楚々としたアルバム、全然売れないいんでしょうけど、みんなが聴くようになれば世の中だいぶ丸くなるような気がするなー。

タジさんの世界はここで聴ける。