今日の推薦盤一覧2001.11上 |
V.A 1978年作品。昨日のデイブ・エドマンズも出てるスティッフ・レーベルのプレビュー・ツアー・ライブです。私はこれでスティッフに夢中になりました。これほど楽しんで音楽やってるやつらはいないんじゃないかな。全曲スパーンって弾けてます。よだれも汗もなんのその。コステロもニック・ロウもイアン・デューリーも若くてぴちぴち。みんな 試聴はこちら |
11/02(金) クレイジー・ホース ファースト・アルバム 1971年作品。ニール・ヤングのバック・バンドとして有名な彼らですが単独アルバムのこれも珠玉の名作なのです。ハード・ロッキンな曲は言って見ればアメリカのフェイセズ。実に味の有るロック聴かせてくれます。そして今は亡きダニー・ウイットンの「もう話したくない」。ロッド・スチュアートがカバーした曲はもう涙無しでは聴けません。ご賞味有れ。 試聴はこちら |
11/03(土) ウォーレン・ジボン エキサイタブル・ボーイ 1978年作品です。優れたアーティストにはブレークする作品が生涯1,2度訪れるものです。まさにこれがそう。素晴らしいアルバムを出している彼ですが天からの助けを得てのサムシング・エルスがこのアルバムにはあります。特にアップ・テンポの曲に冴えが見られます。はまります。ワディ・ワクテルのギターもベスト・プレイなのです。 試聴はこちら |
11/04(日) デビッド・バーン& ブライアン・イーノ ブッシュ・オブ・ゴースト 1981年作品。イーノとバーンのコンビが最高の蜜月時代に出したとにかく強力な作品。ボイス・コラージュと太い演奏で綴られる曲は切れ味抜群。非リズムナンバーも神がかってます。この時にこの人達で無ければけっして出来なかったアルバムと言えます。凄いよ、やっぱし。 試聴はこちら |
11/5(月) スティーリー・ダン エイジャ 1977年作品。当名盤ランキング現在2位をひた走るアナログ音楽の最高峰。演奏も完璧だけど、何よりその歌心がたまらないのです。泣いたり笑ったり口あんぐりしたり出来ます。ここまで来ると出会えたことにひたすら感謝感謝なのです。これもまた何かが降りてきたマジック・アルバムとしか言いようがありません。ぜひ御一聴を。 試聴はこちら |
11/6(火) リトル・フィート ディキシー・チキン 1973年作品。うーん、好きすぎてコメントが書けん。デラニー&ボニーの強力ベースとボンゴ+カキコキ・ギター、ポールさんが加わってグルーブ絶倫。地味な仕上りながら聴けば聴くほど味が出てもう虜に。これはこれで大正解だと思います。今の音楽に欠けている全てがこのアルバムには有ります。若い人がこれを聴くとどう思うんだろうか。大推薦。 試聴はこちら |
11/7(水) ステイプル・シンガース グレイテスト・ヒッツ ゴスペル・ソウルの大明神ステイプルズ。体に優しいえぐい声であなたをのっくあうと。ソウルだったらこれを聴いとけば良いですなんて暴論を言いたくなるほど良いのです。バックの演奏も人間業では無い間の取り方。これは本当の世界遺産認定アルバムですな。 試聴はこちら |
11/8(木) 10CC オリジナル・サウンド・トラック 1975年作品。当時全米チャートで「アイム・ナット・イン・ラブ」が延々と2位にとどまるとゆう実にこの人達らしいヒットを出しました。ポップで有りながらもプログレシブ。この奇妙な味わいはこの4人にしか出し得ないものです。1&onlyの魅力をみなさんも味わってみてはいかが。 試聴はこちら |
11/9(金) フレッシュ・アンド・ブラッド 1980年作品。当名盤ランキングで「アバロン」が1位なのに何故か未エントリーだとゆう、なんでだろ。再発進後の第1段で有りますが本当におしゃれになりました。しかしながら聴き進めると暗闇が見えてくるのです。ずぶずぶと深みにはまってそうゆう意味では「アバロン」より上かもしれないなあ。 試聴はこちら |
11/10(土) トッド・ラングレン ミンクホロウの世捨て人 1978年作品。紛れも無くトッド・ラングレンのキャリアの中で燦然と輝く名作。始めから最後まで息もつかさず一挙に聴いてしまいます。当時の録音技術、自身の演奏技術、作曲家としての意欲がピークに達してたからこそ出来得た作品でしょう。神がかりとも言えるその迫力は狂気さえも感じるものであり、優れたPOP作品に必要なのもその狂気なのです。 試聴はこちら |
11/11(日) シャグズ 1969年作品。爆裂4人娘。取り合えず楽器買ったから何かやってアルバム作っちゃおうって感じでやっちゃったアルバムです。そしたらこんなん出来ました。フランク・ザッパもキャプテン・ビーフハートもびびる過激サウンド。そのどんなことでもやりとおす姿は感激さえも覚えます。固くなった頭のリハビリにぜひ一家に一枚。パーティでかけたら大受け間違い無しだ 試聴はこちら |
11/12(月) レッド・ツェッペリン 1975年作品。最高のこれはもう最高のブリティッシュ・ファンク・アルバム。きっとやってて一番楽しかったのはJB好きのボンゾさん。って言いたくなるくらいリズム・セクションが素敵。リフが歌を呼び歌がリフを呼んでます。「黒い」好きの私にとって間違いなくZEPP最高のアルバムなのです。J.Pさんの「Trampled Under Foot」のクラビに昇天。 試聴はこちら |
11/13(火) デヴィッド・ボウイ スケアリー・モンスターズ 1980年作品。ボウイ・ヨーロッパ時代の最後の作品にして傑作となりました。ゲスト参加のロバート・フリップさんのギターが冴えてインパクト充分。曲も粒揃いで「Ashes To Ashes」はビデオ・クリップも秀逸でありました。そしてこのアルバムにしかないムードもきちんとあります。もう一度この時代に戻って欲しいと思うのは私だけでしょうか。 試聴はこちら |
11/14(水) ジェフ・ベック ワイアード 1976年作品。かっこ良さでは右に出る物が無いスーパー・アルバム。ジャズともロックとも言えないムードがたまりません。ここへ来てやっと見つけたとゆうようなジェフ・ベックのギターが喜んでるように聞こえます。これもまた神降るブレーク・アルバムですのでベックで何か一枚となればこれを聴きませう。。 試聴はこちら |
11/15(木) リトルフィート ダウン・オン・ザ・ファーム 1979年作品。ローウェル・ジョージ参加の最後のアルバムです。穏やかな声が心に染みます。リトルフィートの作品中録音は最高。プロデュースもまことにつぼを得たものだけに本当に惜しまれます。他のメンバーも大活躍。特に最後のパーカッションのサム・クレイトンがボーカルをとる「Feel The Groove」腰の座ったファンキイさがもうたまりません。 試聴はこちら |
11/16(金) スティーリー・ダン さわやか革命 1974年、初期のまだピチピチのバンド・サウンドであったころの作品。演奏自体は後の洗練と切れ味の世界とゆうわけでは無くもさっとした感触も有るけどそれが逆に暖かさ人間臭さを生んで何とも言えず魅力的になっています。ある意味フォロワーを産み出していないとゆう点でこの時期の方がオリジナリティがあったのかもなあ。GETザ・宇宙パワー作品。 試聴はこちら |