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今日の推薦盤一覧2003.6下

 

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6/16(月)
cover
Seconds of Pleasure
Rockpile
1980

シリーズ「新波倶楽部」

時はNW真っ盛りの80年満を時して登場の仲良し?二人組、デイブとニックのロックパイルです。ほぼ同時期発表のそれぞれのソロ・アルバムを足して2で割ったような質感ですが少しデイブさんよりのロッキン・ロッキン・サウンド。それともニックさんがジョニー・キャッシュの娘とラブラブになった時期かホワイト・ロックンロールでほらお父たま尊敬しておりますとアピールしたかったか。作戦は的中したようですが。ちなみにセイン・カミュ声の方がデイブさんです。ジョー・テックス、スクイーズの二人、チャック・ベリーとカバーを交えて実に楽しそう。時代に逆行したかのような音楽をやっとブレークした勢いを利用して思う存分やっております。とわ言えこの切れはNWを通過で得たものだろなー。素晴らしい曲、演奏だらけなんですが聴いた人がみんな「ハート」と「ウェナイ・ライト・ザ・ブック」が一番好きなのを私は知っている。ははは。それくらいこの2曲のアピール度高し。「〜ライト・ザ・ブック」はこの中ではちと異色のもろポップ・ナンバー。エルビス・コステロ「パンチ・ザ・クロック」内「エヴリデイ・アイ・ライト・ザ・ブック」と並んで2大ザ・ブック・ソングと世界神奈川県ザ・ブック協会より認定されております。さらにさらにそれだけではすまないのがこの作品。アナログ時には付録EPとして付いていた二人によるエヴァリー・ブラザースのカバー集。これがまた良いのだわあ。嬉しそうでねぇ。下手するとこればかり聴いてしまう危険性大。私はこれのおかげでエヴァリーにはまり「言えば言える」ちゅう曲を書きました。その時作ったCDももろそんな感じ。売れなかった金返せ。エヴァリーさん、もち彼らも最高なんです。だもんでこれ聴いた後は彼らのベスト聴いてみましょう。言わなくてもそうなるのだわすね。

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6/17(火)
cover
Metal Health
Quiet Riot
1983

シリーズ「ヘヴィメタ虎の穴」

「メタル・ヘルス」、健康ランドみたいですが[(^o^)]。鋼鉄野郎も体を大切に、入っちゃうと、こんなかっこで汗搾られちゃいます。美少女鉄火面伝説かー。で、あーた、このアルバムかなり良いです。久々ばかロック超大作に出会ってしまったぞ。スレード・カバーのシングルくらいしか知らなかったのですが、かなり作曲の才能有りとみた。メタル・ポップのわかりやすい曲てんこ盛り。恥ずかしい一線をはるかに越えてますのでもうこれはぎゃははぎゃははと楽しむしかないな。やってるやってるって。入るべきところで咆哮ぎゃおー、ドラム、すかたんずかたんです。必死にギター練習してこんなに早く弾ける様になったのにご披露の裏でドラがごわ〜〜ん。がはは。でですね、何回か聴いてる内におおおかっこいいぞと思えるようになってきてしまった。やばいメタル菌に冒されてきた。健康ランドに入らねば。止めは最後の曲のバラード。「やあ君、そう僕です。戻って来れるだろう。君は自由の身だ。」「飛んでおいで飛んでおいで」。これがまた良い曲で、エルトン調ピアノで。どんな顔して歌ってるんだー。腹がよじれまいおす3世。

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6/18(水)
cover
Sonic Temple
The Cult
1989

シリーズ「直球野郎一本勝負」

あんまりにも納得出来ないので書いちゃいます。いつもそうだけどあくまでもわしの意見なので、ボブ・ロックが好きな人は読まんといてね。
前作「エレクトリック」で"ロックのツボ”を見事に会得したカルト。そのかっこよさは筆致に尽くせずマジでやられたぞ。それに続いて待望で出されたのがこの作品です。プロデュースは再エアロスミス、メタリカをやっておるボブ・ロック。で、やりやがったこの人。カルトを再エアロスミスにしてしまいました。本人達は変わらず豪快で剛速球なハードロックをやっておるのに、こやつはそれに当時流行のリバーブびゃんびゃん、ラウドな音像で。せっかくの締まった音楽がびやーんとしてしまったぞ。せっかくならなぜメタリカのガレージ・インクのようなソリッドな音にしなかったのだー。それよりなぜ前作のリック・ルービンじゃいけなかったのか。レコード会社がいかんのか、本人達が売れたことでとち狂ったかわからんけど、せっかくのあのロック界横綱級のかっこよさが本当にもったいない。再発してソリッド盤リミックスしてくれ。響きの奥で見える名盤が泣いています。頼むよう。

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6/19(木)
cover
The Cult
The Cult
1994

シリーズ「直球野郎一本勝負」

時は過ぎ去りてその5年後、ボブ・ロックさんとカルトは牛アルバムを出しました。それがあのですね、これがかっこいいのですよ。うわー、あやまりたくないなあ。仕方が無い、あやまっとくか。_<(_ _)>_。参りました。申し訳ない。ソニックテンプルであれだけ文句を言った残響地獄はここにはもう影も形も無くリック・ルービン氏に勝るとも劣らないソリッド・ドライな音で満ち溢れております。1曲目の、お間違ったCD買っっちまったんじゃないかつうフェイク・ジャズでもうやられたな。さらにジーザス・ジョーンズみたいのも有り、この流行物野郎ってブツブツつぶやくもののこれがピタっとはまってかっこいいんだから私はどうすればいいとゆうのだー。1時間の長尺もまったく飽きることなく、近年稀に見る腰の座った名作であります。物が違うので全ロック・ファンに迷うことなくお勧めできます。しかしまあこの5年間、何が起こったとゆうののだ。両者とも艱難辛苦をなめつくしたのかいな。91年の「セレモニー」持ってないので何とも言えんですが、これは新作の「ビヨンド・グッド・アンド・イヴィル」も期待出来るな。このあと一旦解散して長い休養に入ったことでもあるし。

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6/20(金)
cover
American Stars 'N Bars
Neil Young & Crazy Horse
1977/6

シリーズ"あんふぉーげった房"

台風だぁ窓を開けて「ライカ・ハリケーン」を歌おうをやったことがある人が世界中で、5千万人はいると言われる作品がついに再発です。製作時困難を極め当初計画してたアルバムが頓挫するわ、続いて「アメリカのスタァと飲んだくれ」テーマのアルバムにしようとするも挫折と何やかやあった為か今日まで再登場がかかったか。発表当時は寄せ集めだの言われて今一の評価だったと思いますが、聴き手にはそんなこたぁ関係無し。聴いたらわかるぜちゃきちゃきのヤング世界。曲がほんと良いぞ。さらに今回はアメリカ・キャンディーズのリンダ嬢、ニコレッタ嬢、エミール嬢の皆さんが、団子、なすび、五輪真弓の役割をがっちりこなして、ニール君をうちわであおいでおるのだ。ニール君のアルバムはいつもそうですが録音が素晴らしい。この作品では巾14.5m、高さ3・5m、奥行き17mのスタジオでやっておるかのごときルーム・エコーが何とも心地良く、ヤングの書「風林火山」の内、風を具現すべく効果満点パパ。嵐の前の静けさを経て、傍らの巨大扇風機オン。風は左側からね。ライカ・ハリケーン。言わずと知れたニールくんの必殺技です。感極まってぶちぶちしちゃうとこがたまらん。目の前で弾いてくれるリズム・ギターのぐぎゃごぎゃぎゅぎょぎょんを楽しむ為にも皆さん、音に会いに行きましょう。

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6/21(土)
cover
With The Beatles
the Beatles
1963/11/22

シリーズ「トルズを聴こう」

ビートルズの2ndアルバムです。ジャケが有名な割りに中身が有名で無いとゆう。ヒット曲が入ってないからなあ。1stの成功を受けて5日間とゆうたっぷり[(^o^)]時間をかけて録音されたとゆうことです。何か昔から好きでして1stより聴いてるかも。大人になって聴くとこれが何故か切ない切ない。アップテンポの曲も明るい曲も沢山入ってるんです。ところが聴いていくうちに心の涙がぽろぽろぽろぽろ。俺だけかいな。何でこんなに切ないんだろ。ようやっと成功して大人になって。ビートルズがそれまでの自分達の影響された音楽へのオマージュになってるように聴こえるからかな。十代は何かと切ないからかな。ぽろぽろぼろぼろ。こう言った感触を音楽が与えてるって重要かも。初めて聴いた時って曲とかわかんないからねぇ。英語だし。でも切なさとかは万国共通。だからみんな共感したんだな。例によってカバーも完全にビートルズ化してオリジナルが誰かなんて気にならないほど。アレンジも無駄が無いからいっこうに古くならない。録音も最高。カーペンターズもカバーじたプリーズ・ミスター・ポストマンから入るも良し、みんなにこの切なさを味わって欲しいぞ。私のフェイバリットはホーミータイトかな。一番親しんでるのはマネーだったりして。オール・マイ・ラビングのリズム・ギターはすげえ。赤本のコード表記が無茶苦茶だったのを思い出すなあ。ぽろぽろ。

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6/22(日)
cover
神秘の森〜ピブロック組曲
Jethro Tull
1977/2

シリーズ「プログレ支部」

黒いピーターラビット、ブレーメンの笛吹きの案内で森の向こうの古城探検の巻でござい。70’s後半ジェスロ・タルの快心の一撃です。濃いですぞー。つったかたったたたんかとんちゅうイアン節炸裂。歌も演奏も。よくぞバックも付き合ったちゅう感心感心の一枚なのだ。ヘビーなギターは無しよの英国演歌なサウンドでそれがまたアレンジのくんずほぐれつを楽しめて右脳のアクロバットです。どこからどこまでが普通のビートかいなな変拍子が気持ち良い事、それが無理やり取ってつけたものじゃなく歌にしっかり寄り添っているから自然にのれちゃいますだ。取りあえずプログレにジャンルされているようですが実態は孤高のジャンル「ジェスロ・タル」、この声やこの音が性に合わない方にはとんでもなくすっとこどっこいな音楽にしか聴こえないかもしれませんがアクの強さに慣れてしまうとこんなに幸せな時を過ごせるものもなし。イアンおぢさんノリにノッたこの盤は優しさ、風雅も満点で最初の一枚に最適かも。森の空気はおいしいぞ。

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6/23(月)
cover
Save The Wail
Lew Lewis Reformer
1979/11

シリーズ「パブロック部」

フェイセズが好きですか?ストーンズ、ヤードバーズ、ブルース・ブラザース、初期Jガイルズバンド、ドクター・フィールグッドが好きですか?とにかくストレートなブリティッシュ・ビートがお聴きになりたい貴方にぴったりのアルバムです。英国横丁パブ・シーンから登場のハープ野郎ルー・ルイスの1stとBBCトップ・オブ・ポップス出演時のライブ+スティッフ・レーベルでのシングルをどーんといかすジャケにくるんでお届けー。サインはいらないよ。踊りなさい。ジェームス・ブラウン、リトル・ウォルター、トム・ペティなどカバー最高、特に3.の「のるかそるか」。ステータス・クオーからプレゼントされた曲であるそうですがこれがまた活きの良い新人登場って今言われても信じてしまう名曲。ちょっとウイーザー入ってるポップさがたまりません。こんな良い曲プレゼントするクオーさん太っ腹だわあ。全編にわたりもーハープの音色最高、つうかギターもベースも音質極上。安心めされ。俺はR&B、ブルースのここが好きなんだーつう宣言見事に消化の己音楽ここに極まれり。ちなみにルーさん手癖が少々お悪いようで、臭い飯を食ったことも幾たびか。困ったお方ですが闘病してたそうで元気になられたんだろうか。是非ライブを見てみたい人であります。80年代ヒューイ・ルイスは同じルイスとしてこうゆうアルバムを作りたかったんじゃないでしょうか。ある意味羨ましいだろうなきっと。

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6/24(火)
cover
XXXV
Fairport Convention
2002/2/12

シリーズ「英国のトラッド」

癒し癒しとゆわれて久しいこの頃ですが、音楽で人を癒すっちゅうのはそんなに簡単なものじゃないよ。どっかの金持ちのボンボンや嬢ちゃんがぴよーってやったり第25回販促企画会議で決めてほえーとかやられたってむかつくばかりでさっぱり癒されませぬ。塩のついた指で傷口をうりうりされるようなものじゃわい。で、生き馬の目を抜くお江戸でおたおたと泳いでいる私が最近愛聴させていただいているのがこれ。英国トラッドの王様フェアポート・コンベンションのえーと1,2,3うーん35です。35周年記念アルバム。思えば色々有りました。人が次々抜けて骨だけになったことも有りの水に流しての邂逅ありの。あがいてあがいての35年。その果てにあったものがこの音楽。何と穏やかな。出だしの思わず”何でだろー何でダロー”って歌いたくなるザディコトラッドにやられて一つ一つの音が尋常でなく染みて染みて。すこーんって何かが体から抜けて行きます。面白いのはライバル、スティーライ・スパンの近作と音楽性が似てきてること。果てに見たものは同じものだったとゆうことか。タウリン5000クラスの乳酸撃退滋養強壮勢力増進インドメタシン配合遺伝子操作大豆不使用の稀有な音楽を大推薦。今となっては最初の一枚に最適。これを見てかなたを思って行くのが何と楽しいことよ。新巨人の星最終回の味わいです。ごつい「Liege & Lief」が代表作と言われていますが素直に好きだと言えるのは私はこっちの方だな。

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6/25(水)
cover
Entertaining Friends
Buzzcocks
1992/11/3

シリーズ「新波倶楽部」

英国パンク界の誇る暴れん坊ちんちxず1979年3月ロンドン・ハマースミス・オデオンでの実況録音盤だー。録音極上でござる。2ndアルバム「ラブ・バイツ」の後で選曲は1,2枚目から。一番モチベーションが上がっておったころか。このバンドは私にとってパンクNWで最上位に位置するバンドなんですが実に何とも説明しにくい良さを持ってまして。とんでも名前ですし試聴なさるとおわかりのように実にへにゃへにゃなヴォーカルでして演奏も特にうまいちゅう訳でない。しかしまあこの独特のメロディと空気にとりつかれるともう大変、抜け出せません。ご多分に漏れずセックス・ピストルズのギグを見て一念発起発生のバンドなのですがむしろラモーンズの子供、ポップとスピードが身上です。歌詞も社会を挑発ものでなくあくまでも個人的もんもん悩みを10ccなみに屈折して。アレンジはおかずが必ずどこどこどこどんなドラム、ぶんぶんベース、ぐわーパルス・ギター一発。「ユーロヴィジョン・コンテスト、エントリー曲やります」(多分)などと受けないジョークを言いつつたんたんと送る18曲、ニルヴァーナさんのヴォーカルさんも好きだったそうですし、今のバンドのそこかしこに亡霊のようにとりついている凄いちゅうより愛すべきバンドをいかがですか。あ、そうだ。初期パンクの中では過去のブルース、R&Bから完全に隔絶した連中がついに出てきたかってゆう点が物凄く凄いことかもしれません。

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6/26(木)
cover
The Island Years
Ultravox!
1999/3

シリーズ「新波倶楽部」

何とも罪なアルバムをご紹介。ジョン・フォックス氏のリーダー期の真ウルトラヴォックスのベスト盤です。例えばミッジ・アー君の髭ウルトラヴォックスのファンの人がでは前のはどんなんだろって買ってしまってこりゃびっくり、はまってしまって結局3枚買うことになってしまうであろう地獄アルバム。とは言え15のクロスフェイドは今はここでしか多分聴けないから3枚持ってる人も妙に気になる。しかもこうやってまとめて聴くとカッコいい。何しろグラム〜パンク〜ハイパー・テクノをマッハの速度で駆け抜けたバンドです。真ん中にはぢょんちゃんの一度聴いたら忘れられぬ、たんたんたったかたんたんたんちゅう節回しがでんとあるので不動の幹は変わらぬが。な訳でどこで次のアルバムの曲に移るかは聴いてみたら一目瞭然でござい。へたすりゃその3枚の中でどの時期が好きかで殴り合い毟り合いの事態になる懸念がございますが、ここはみんな仲良く、ジョンちゃんのウルトラヴォックス!は最高だぁ。

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6/27(金)
cover
About Time
Steve Winwood
2003/6/17

シリーズ「英国ポップ探検隊」

嬉しいよう。ウインウッドさん、お帰りなさい。新作素敵です。のっけからハモンドひゃあって鳴ってもうそれだけで。私のように1stが最高って言ってる人間にはもうこれ以上無い贈り物です。貴方の匂いがもうぷんぷんしますね。これはスタジオ・ライブですか。余計な装飾音が無くて芯から直撃、ベースがいないようですがペダルベースが新鮮、今の人はもちろん、昔の人も久しぶりの感触で狂喜するんじゃ無いでしょうか。でっかいうねりの中でたゆたうように泳いで行く貴方の歌とメロディが大好きです。ホライズンなんかもう、ほんとたまらん。アフロ・アフリカンのミュージシャンの人とも息がぴったりです。根は違っても貴方はノリが巨大大陸だからきっと波長が合うのです。ちゃかぽこたかとん、ずっと浸っていたい。どうなんでしょう、今の浮ついてるような雰囲気の中で売れるかどうかは私にはわかりませんが、この腰の座ったサウンド、私は断固指示いたします。今後もご自身のレーベルで思いっきり好きなこと誰に何と言われようと馬耳東風で邁進してください。楽しみにしてますです。ほんとうにありがとう。

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6/28(土)
cover
A Hard Day's Night
the Beatles
1964/7/10

シリーズ「トルズを聴こう」

3rdアルバムは世界最高のグチこぼしソングで始まる映画の半サントラとなりました。邦題は「ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!
」。この時にはムカつき時には素敵と思える何故小さいァなんだちゅう題は水野”シベリア”晴郎氏が他の短編映画と勘違いして付けたとゆうとんでもなもの。日本盤の解説は高崎”レディース4”一郎が書いております。奥様。何とまぁ全部歌えるぞ俺。とはゆうもののアビーロードから買った私はこの辺はまだとても買える身で無くほとんど友人のK君の歌で覚えたのだ。全然違うやん。ひどいよK君。従って今でも凄く新鮮。まだ仲良かったんだねえジョンとポール。一緒に歌ってるよ。ははは。でもこのころは完全にジョンのバンドだな。だから全体的に塩辛いハードエッジです。その辺がそれまでの甘い一辺倒のアイドルポップと異にしてロックだったんだな。2nd同様に切ないんだけど超多忙の中での切迫感と高揚感が勝ってる感触。けっこうやっぱパンク。アナログしか我が家に無いんでわからんがミックスが演奏オフ気味。CDだとどうなんだろう。2ndなみのぐわーんサウンドで聴いてみたい。一番好きなのは今となっては「You Can't Do That 」。ゴム氏のおかげです。でもこればっかしはトルズの完勝だな。

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6/29(日)
cover
Parkerilla
Graham Parker & the Rumour
1978

シリーズ「パブロック部」

1回CD化されたものの廃盤、一向に再発される気配無し、もう待てん、WANTEDするぞ。従ってリンクはこの1、2年前にBBCで録音された音源を収録しているCDです。試聴のところはこれのアメリカでの中古盤リンク。向こうではある程度出回っているらしい。こちらで見かけたら即買いお勧めします。いかんせんちょい地味だった英国下町運動のパブロック、それにユンケル注入したのがパンクだとゆう訳でまずは「Don't Ask Me Questions」を二つのリンクで聴き比べてみて下さい。もう凄い違い、背負ってたおもりを降ろしたようではありませんか。我々はやっちゃって良いんだとのフットワーク軽く、天から音楽の神様の応援憑依でもう凄いことに。パーカーさんが天下取った瞬間です。変化を感じられるのはパーカーさんよりバックのルーモアかもしれん。2作目のヒート・トリートメントと3作目のスティック・トゥ・ミーとの間の劇的変身からさらに一歩進んで皮がつるりとむけました。そしてさらにその先の瞬間を垣間見たのがLPでは4面の「「Don't Ask Me Questions」の再録音版。CDでこのアナログ12インチ45回転の音を超えられるか。当時は謎だったこの4面のみのマキシ・シングル状態、今では貴重な瞬間の記録、この時期しかないこのライブの記録リリースと共に存在することにほんと感謝です。だからせめて日本だけで良いから発売して。当時オハコだったトランプスのカバー「ホールド・バック・ザ・ナイト」とジャクソン5の「アイ・ウォンチュ・バック」付けて。リトルフィートの「コロンブス」と双璧をなす私の人生ライブ・アルバムです。重箱の隅つついてくれるような盤のリリースも嬉しいけどまずこうゆうのを頼むわほんと。

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6/30(月)
cover
Dynamite:
Best of Glam Rock
1998/8/25

シリーズ「glam!」

アメリカでシンガーソングライターの台頭などとしっとりやっておる時にかの英国ではこのお祭り騒ぎ。これはその全国お祭り巡りのようなCDでござい。あきらめかけてたけど現在入手可能、私もやっと手に入れたぞ。ZEPとかの王道ロックとは別に実際にチャートを賑わせておったのはこれらのギンギラギンたち、横綱から十両までまあよくぞ集めてくだすった。次々とあの手この手でヘイヘイ言ってくれます。何故こんな風になっちまったかとゆうとチャップマン&チンちゅうライター・チームのロックはおばかでなければならんちゅう固い信念のおかげ。ゲイリーグリッターおぢさんを総大将にスレイド、スイート、スージー・クワトロ、マッドなど層は厚いぞ。コージー・パウエルだってこの頃はお仲間です。笑っちゃうぞ、おお、ドラマーのシングルだーって。まあグラムと銘打っておりますが実際はエゲレス歌謡曲,直系はここでも1曲収録されているベイ・シティ・ローラーズ、だから彼らの音楽の楽しさが好きな人は買いでござるぞー。なんつたってじき入手困難になるのは目に見えてる。私が嬉しかったのはジョーディ、現AC/DCの歌手ブライアンさんのいたバンド。あとブラックフット・スー、ヘヴィ・メタル・キッズ。珍しいけど極上ソングとまではいかんで、ははは、あくまでしめ鯖の味わい、それが好きならお食べ。ホット・チョコレートのこの時期のもうれしかったなあ。な訳でみんなが楽しくしてると腹が立つ人はこの盤には向いておりません。

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