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今日の推薦盤一覧2002.6上

 

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6/1(土)
みんながスター

エブリバディズ・イン・ショウビズ
キンクス

シリーズ「LIVEアルバムはお好き?」

”みんながスタア”

72年作品。キンクスの作品中、かなり好きなものです。それは名曲「セルロイド・ヒーローズ」が入ってるとゆうのももちろんですけど。うーん、うまく説明でけん。いつものキンクスがいつものように炸裂してくれてるから。初期のようにビートの世界では無いけれど、当たり前のように名曲だらけだし、いや名曲とゆうより一人一人にとってかわいい曲だらけとゆうことかなあ。「湯・リアリ・ガット・ホルド・オン・ミー」してる「あったかじゃがいも」やぢょんちゃんしてる「ホテルに座って」なんてたまらんです。後半はライブになっております。例によってラフにかわゆくかましてくれてます。ホーン・セクション入りで、これがボードビル調で良いんですよ。同時期のザ・バンド「ロック・オブ・エイジス」と一緒に聴くとおもしろいですよー。共通する空気が流れてます。見ている地点が同じでも、実に英国とアメリカ大陸です。ダウン・トゥ・アースやろうとしてもどーやってもイギリスになるんだよねー。最後のバナナボート〜スキン・アンド・ボーン〜ベイビー・フェイス〜ローラたまらーん。ローラなんて...いや書くのやめとこ聴いて粋さを味わってね。なおひろみゴーにカバーしてもらいたくなる瞬間あり[(^o^)]。

これは売りにくいアルバムだわあ。

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6/2(日)
これしかできません。

バズコックス

シリーズ「NWシーン名人録」

”好きになるか嫌いになるか。”

1976年にマンチェスターで結成されたバンドです。パンク・シーン3大へなちょこボーカル、ジョナサン・リッチマン、リチャード・ヘル、ピート・シェリーのうちのピートさん所属。パンクの新しさとしてロックはシャウトする熱血ボーカルだとゆう固定観念をぶち破ったへなちょことゆうものも重要だと思うんだけど、ブライアン・フェリーやニール・ヤングとゆう人たちもいたか(^o^)___。大体の場合、本人の地声と訓練無しにいきなり歌ってしまった結果なんだけどピートさんも例外ではありません。同様にドラムのオカズは1種類のみベースはピック弾きのドドドド、ギターはグガーのコード弾きかトタートターの単純シングルトーンのリフとなって、新しいことを様々に展開するつもりが、ある意味保守的なこれしかないバズコックスサウンドになっております。技術的制限が結果的に一つの音楽を純粋に極める結果となってまさしく稀有な存在に。はまるかはまらないかが全て。私ははまった。

(やふーパンクトピにも転載するぞ。)

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6/3(月)
3曲でも買っちゃう。
ブルーオイスターカルト

シリーズ「ばかロック賢人録」

”ベストなのにー[(^o^)]。”

1967年に結成された生粋のNYバンド。日本でのイメージは5人ギタリストとか、ゴジラのバンドとかオカルト・バンドとか実に訳のわからないことになっておりますが、アメリカ本国では大変人気があるようです。ピンク・フロイドとかグレートフル・デッドと支持層が重なるらしい。とわいえ音楽はと言えばこれが恐るべきばかロック。確実にキッスの先輩と言えるヨーロッパの哀愁のかけらも無い普通のハードロックを聴かせてくれます。全米ヒットは私の知ってる限り3曲「死神」、「ゴジラ」、「バーニン・フォー・ユー」。ゴジラはただ有名なだけかもしれんが(笑)。この3曲はそれはもう素敵な曲で、病にとりつかれたように繰り返し聴いてしまうこと請け合い。1回どこかで聴いてしまえば、正体を知りたくて探しまくり、ベスト盤にたどりついて他の曲は飛ばして3曲だけを聴いてしまいます(^o^)___。飛ばすんじゃなーいって怒っても他の曲は?が30回付くほどの曲かもしれないので強気になれませんが。ベスト盤なのにー。本人たちもそれはよくわかってるようで(ほんとか?)、例の3曲をTVミックスとかシングル・バージョンとか適当なバージョン違いで何回も収録したりしてる。他の曲は3曲を待つための悪役レスラーの攻撃のようで、お目当ての曲が出てきた時に嬉しさを倍増させるために存在しているのでしょうか。って、ファンがいたら殺されるな俺。これは個人的見解で、私はこのバンドを愛しております。特に3曲を(^o^)___。

(やふーばかロックトピにも転載するぞ。)

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6/4(火)
グリンさん、あなたで吉だったのか?。

グリン・ジョーンズ

シリーズ「プロデューサー」

”実は凄い人”

プロデューサーの勝手な印象を書いちゃおうかな。

グリン・ジョーンズ。
この人の仕事で、一番有名なのはイーグルスでしょうか。実は凄いこと一杯してるんだけど、わしの印象的には初期イーグルス。どうゆう経緯かわからんが英国に渡ったイーグルスが、プロデュースを依頼して出てきたサウンドが狙い通り(?)、くぐもった音の世界。英国的と言う感じは言い切れない感じだけど、カリフォルニアの曇り空にはなりました。どこか暗さのあるこのバンドにはぴったりはまったんですが、バンドにとってこれが吉だったか否か。よりふりきったサウンド作りのビル・シムジクに変えた「オン・ザ・ボーダー」でブレークしたことを考えると「成功」という意味では?かも。
しかーし、わしは1、2枚目が好きなんですわ。こちら只のアメリカン・バンドではないわと思わせてくれたのは確かであります。これがいかにもの西海岸の音だった姿は今となっては想像でけん名プロデュースだったのでは。そうゆうのも聴いてみたい気もするが。結局ずーっと暗さを持ったバンドになったのはグリンさんのせいだったかどうかは、私にはわかりません。

いつもの機材でいつもの仕事しただけだったりして[(^o^)]。

他にもThe Band 「Stage Fright 」、The Beatles 「Anthology 3」、 Eric Clapton 「Slowhand 」、The Clash 「Combat Rock」、Crosby Stills & Nash 「Crosby, Stills & Nash」、Faces 「Ooh La La」、John Hiatt 「Slow Turning」、Humble Pie 「Humble Pie」、The Rolling Stones 「Beggars Banquet」、Traffic 「Traffic」、The Who 「Who's Next」などでミックス、エンジニア、プロデュースのお仕事してます。凄い。

(やふーレーベルトピにも転載するぞ。)

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6/5(水)
こころのとも
ハース・フロム・アース
ハース・マルティネス

”心の友達”

今日は「ろっくす」の誕生日なのであります。で、今日のWANTED(推薦盤)、第1回に何をやったか思い出してみますとこのアルバム。まだ感想も書いてませんでした(^o^)___。米盤も出ておらず試聴もできないので、言葉でこの素晴らしさお伝えできるかどうか。ザ・バンドのロビー・ロバートソンがプロデュースしておるんですが音楽的にはザ・バンドは忘れて下さい。ドクター・ジョンのようなダミ声でひっそりと、さりげなくボサノバやジャズ調の曲を素敵にやってくれてます。何と言っても曲の良さ。この風貌とちょいあくの強い声が無ければ、25倍は世間的に広まったであろうと思われる素晴らしさです。でもこの風貌とダミ声がわし大好き。キムタクのTVドラマに表題曲が使われたと聴いたことがあるのですが、そのおかげでまだ国内盤が廃盤になってないのかな[(^o^)]。かくもありなんとゆうおじさんロマンティックですので思い切っていかがですか。内容のクオリティは不肖この私が保証しますです。2枚目の「ビッグ・ブライト・ストリート」も忘れられないアルバムです。CDで買っといて良かったあ。

試聴はできないのです。

6/6(木)
すいんぐすいんぐ
ビーティン・ザ・ヒート
ダン・ヒックス&ザ・ホット・リックス

シリーズ「有名人で引っ張ろう[(^o^)]」

”心の友達”

今週スカパー、ミュージックエア「ナイトミュージック」のゲストで見ちゃって感激しちゃいましたダンさんのこないだ出た新譜です。唯一無比のスインギング・オールド・ジャズ・グッド・タイム・ハートフル・ミュージック健在。たっぷり浸って笑って泣いて嬉しくて。

ゲストが超豪華。みなさんダンさんのこと好きだったのねえ。
まずはギターでブライアン・セッツアー、ほあー、見事にはまって正式メンバーみたいじゃあ。この人のギター見事であります。
リッキー・リー・ジョーンズ。「恋するチャッキー」なつかしー。ダンさんの代表曲「アイ・スケア・マイセルフ」と「ドリフティン」でデュエットお。特に後者、さすがデュエット名人。ドリーミンだなあ。
ベッド”ザ・ローズ”ミドラー。デビュー時の音楽性考えるとまさしくこのアルバムにぴたりんこ。知ってる人も知らない人も大喜びでございます。
エルビス・コステロ。まあ、このお方まで。リラックス極まるダンさんときっちきっちタイプのコステロさん、青筋が見えてきそうで面白いなあ。
トム・ウエイツ。迫力おやぢ対決。トムさんもぴたりはまりました。まるでゴジラ対キングギドラです。破壊しつくしました(^o^)___。

知らない間に渋谷系とかで人気らしいですな。勘違いでも何でも聴いておくれなし。ふところは広いぞー。

国内盤

試聴はこちらで。

6/7(金)
気持ち良いのだ。
リック・ダンコ
リック・ダンコ

シリーズ「有名人で引っ張ろう[(^o^)]」

”気分は最高だあ。”

1977年発表の、ザ・バンドのベーシスト、リックさんの1stソロ・アルバムです。もー、元お肉屋さんだったことを彷彿とさせる(^@^Y..hehe気持ちが良い一枚なのだ。サウンドはほぼザ・バンドのまんま。ゲスト・ギタリスト陣がもの凄く豪華なんですけど、ロビーさん大好きって感じで弾いてくれてます。ニターってしちゃいますね。そしてリックさん。音程が危ういところがまったくもって魅力。味わい深いんだよねー。曲もばっちりはまって、ザ・バンドでリックさんの歌に感動した人は間違い無く買いです。
豪華ゲスト陣
ロン・ウッド、ブロンディ・チャップリン、エリック・クラプトン、ダグ・ザーム、ロビー・ロバートソン、リチャード・マニュエル、リボン・ヘルム、デビッド・ペイチ。

試聴は残念、出来ません。

6/8(土)
もーとろとろ。
ボビー・チャールズ
ボビー・チャールズ

”風呂場で歌ってしまいます”

1972年、ニュー・オリンズR&Bの名作曲家のボビーさんが、なんとチェスから発表した1stソロ・アルバム。多分お人柄そのままであろう控えめな歌声、しかしながら何と聴いてるものの心に染みてくることよ。ザ・バンド+ベター・デイズ混成のゲスト陣もそんなボビーさんに静かによりそって、天国の音楽を作り上げてます。特に3.「俺は今良いところにいるんだよ」、4.「スモール・タウン・トーク」、そして5。「テネシー・ブルース」では、何回聴いても鳥肌立っちゃって。何て良い曲書くんだこのお方。こんな音作りのアルバムはこれから出てくること考えられんので手に入る今、出会って置くことを強力にお勧め。聴いたら最後取りつかれちゃうけど。ウッドストック・サウンドを代表する名盤でもありまする。

テネシー・ブルースはラバホリでカバーして渋谷アピアでやっちゃいました私。

試聴は残念、出来ません。

6/9(日)
笑っても可。そのうちに夢中。
ロクシー・ミュージック
ロクシー・ミュージック

”ざ・すっとんきょー”

1972年作品。昨日のボビー・チャールズと同じ年に海を渡るとこんな音楽が。これだからやめられない(笑)。フェリーさんを中心にメンバー全員が話し合ってこのようなサウンドが出来あがったらしいんですが、どんな話し合いだったか聞いてみたかったなあ。とにかく前代未聞の感触。「時計仕掛けのオレンジ」の目をクリクリの拷問のBGMかウッドペッカーの走る音か、頭の中のシナプスの使ってないとこを、ちくちくされます。大真面目に歌うフェリーさん、チャルメラ・マッケイさん、うねりまくりマンザネラさん、普通の人なので困惑気味トンプソンさん、我我関せずシンプソンさん、そしてやってやるイーノさん、この陣容だからこそ、なしえたいっせいのせ音楽。私が70になっても「好きだあ」って言っていたいです。7.「チャンス・ミーティング」にめろめろ。

試聴はこちらで

6/10(月)
チャーミングです。
ヴェリー・ベスト・オブ
ビー・バップ・デラックス

シリーズ「人気B級実力A級の人たち」

”きら星SF英国POP”

74年デビューのNW以前に既に充分NWだったバンドです。紹介する手だてが無かったもんで当時ギタリスト、ビル・ネルソンのバンドとして紹介されたのが不幸の始まり、実態は10CCと同様のいかしたPOPをやってるのに誤解されて浮上できませんでした。そもSF感覚満載のブリティッシュポップは唯一無比。ボーカルがちと弱いので新時代のロリー・ギャラガーと呼んでしまおう。いかん、また誤解されてしまう[(^o^)]。他の人とのからみがあまり無い人なので知らないと永久に通り過ぎてしまう可能性あり。英国2番手ポップが好きな方は迷わずどうぞ。お勧めいたします。

佐藤がじろうさんがメンバーにいたとわ知らなかったぞ<[~O~]>hahaha。

試聴はこちらで

6/11(火)
憎めないあんちくしょう。
ザ・クリーム・オブ
スティーブ・ハーリー&コックニー・レベル

シリーズ「激安を探せ。」

”2番手英国POPのエース”

70年代英国2番手ポップのエース、コックニー・レベル。ありそうで無いオリジナルの素敵なポップ・ミュージックを聴けます。グラムとして登場した訳ですが全編で感じられるスティーブ・ハーレイの人の良さ。聴いてるこっちまでにこにこしちゃいます。全世界的には人気無いけれどイギリスでは着実な支持で、これぐらいが意外と幸せな音楽生活ができてるんじゃないかな、彼。選曲もばっちりだしこれが1023円で買えるならもうけもの。見事にこんなの聴きたかったんだよなあちゅう心の隙間を埋めてくれる素敵なCDです。

しかし俺はこの人達のベスト何枚持ってんだろ<[~O~]>hahaha。

試聴はできません、残念。

6/12(水)
ふへー、楽しい。
16 Legendary Covers 1969-70
エルトン・ジョン

シリーズ「激安を探せ。」

”見っけたあ。”

おはようございます。激安評論家のますたです。本日の激安物件はこれ。スーパーの店頭ワゴンから発見しました!「OoO]!(うそ)。デビュー前のエルトンさんが生活費を稼ぐため当時のきら星ヒット曲をカバーした曲を集めたアルバムです。何と只今892円。「スピリット・イン・ザ・スカイ」や「カム・アンド・ゲット・イット」「イエロー・リバー」入りで楽しいの満載。いかがでしょうか。思わずつーか(笑)悩みに悩んで(爆)私は注文してしまいました。値段とヒット曲に弱い私<[~O~]>hahaha。

現在、アマゾンさんで著しく試聴が出来なくなっております(契約切り替わりか?)。本日より復帰するまで取り合えずアメリカ・アマゾンに試聴リンクは避難します。困るなあ。買うのはもちろん日本が便利。

明日は私の6月のCD購入割り当て2枚のうちの残りの1枚分をご紹介。くそ忙しいのに1時間も悩んでしまいました(i〜i);泣。

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6/13(木)
これが買えれば最高。
ストーリー・テラー
ロッド・スチュアート

”良い曲オン・パレード”

昨日の予告とはうらはらに注文品がまだ到着せず、到着ししだいやりますです(i〜i);泣。

さて、それでは本日はロッド「勝手にベストアルバム」ページ化記念ボックス[(^o^)]のご紹介。ちょっと前に出たものですけど、ボリュームたっぷり4枚組、たっぷりとロッドの歌を堪能して下さい。昔から思うのですけど本人が曲を選んで歌ってるのなら「あんたは偉い。」と言いたくなるような趣味の良い選曲。アレンジも独自のものに変えてるし、この人の場合、原曲が好きでも、ロッドのも好きになれます。逆もまた真なのでロックへの入口としてもその貢献度は大。良い曲を良いアレンジで良い歌手が歌う、こんなに幸せなことがあるでしょうか。クレージーホースの「もう話たくない」をやっちゃって、しかもヒットさせちゃうなんて。痛快痛快。「勝手に」ではここから絞ることが多くなりそうなんですが、隙が無い訳でも無い。あの曲が抜けてるね、うふふ。

4枚組で6391円は安いと思います。もっとも6391円自体高いけど<[~O~]>hahaha。その価値は充分ありです。

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6/14(金)
素晴らしいよ、エルトン
レア・マスターズ
エルトン・ジョン

”ナイーブ・エルトンの魅力炸裂”

結局エルトンの魅力には逆らえず、これ買っちゃいました(^o^)___。75年「ロック・オブ・ザ・ウエスティーズ」発表時までの、シングルのみ発売のもの、シングルB面、アルバム「フレンズ」全曲、未発表曲が入ったアルバムです。目玉は「フレンズ」。あのルイス・ギルバート監督の映画のサントラです。映画を見ないで作ったとは思えないほどはまった世界。さらには、なかなか曲が出来なくて思わず出してしまったとゆうとっときの曲の素晴らしさ。これらはこのアルバムでしか聴けません。仕事中に疲れを取ってくれる優しい音楽です。そしてお次の目玉はシングル「ステップ・イントゥ・クリスマス」A/B面。わしの史上最高クリスマス・ソングなのだ。お約束スペクターサウンドで、楽しいのなんの。6月でも空気は一瞬に変わります。曲も最高。そしてエルトンの曲の中で日本で一番ヒットしたとゆう「イエス・イッツ・ミー」。オリコンで20位まで上がったそうです。この時期のエルトンはまだおどおどしててこんな私でも聴いてもらえますかみたいなナイーブさがたまりません。ミッシェル・ポルナレフにも通じるヨーロッパ風味もたっぷり。そーだ、「マッドマン」のミック・ロンソン参加版もあった。正にミックさんのギター。あまりにワイルドでボツになっちゃったのかな。正規盤ではデイビー・ジョンストン&クリス・スペディングが弾いてます。ミックさんファン必聴かも。ロバート・プラントが歌ったらかっこいいとみみちんが言っておりました。ロッド・スチュアート「スマイラー」に提供した曲や「スカイライン・ピジョン」の別バージョン、ジョン・レノンの「ワン・デイ」なども入ってます。いかにもB面つうのもあることはありますが、面白いのばかりなのだ。

初めてのエルトン・アルバムにはちょっとっと思いますが、2,3枚買って魅力にとりつかれた方には最高におすすめなのです。

この時期をこうやって堪能しちゃうと、うーん、今のエルトンは別人かもなあ。自信とお金で失うものも多いのかもしれぬ。

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6/15(土)
感動
アイリッシュ・ハートビート
ヴァン・モリソン&ザ・チーフタンズ

”鬼の目にも涙”

88年作品。私はトラッドが好きであります。人の国の音楽なのに聴いてると何か懐かしくて、心のふるさとをちくちくと。メロディ・ラインが日本人にもどこかで染みついてるのかも。さてこのアルバムは御大ヴァン・モリソンさんが、アイルランドの重鎮トラッドバンド、チーフタンズとがっぷり4つを組んだ正真正銘のトラッド・アルバムです。10年前のラストワルツで「アイルランドの子守唄」をやってルーツに目覚めたかずーっとこれやりたかったふし有り。御大はプロデュース、アレンジそしてドラム、ギターまでやる力の入れよう。もっともドラムとかやったのは友達がいなかったからとゆう説もありますが<[~O~]>hahaha。「イントゥ・ザ・ミュージック」より後のアルバムでは少し説教臭くて私には辛かった面があったのですが、ここでは違います。すーっと抜けて行くようなすがすがしさ。本来は独特のホケーっとした歌い方でやるトラッド。ヴァンさんの塩辛声で聴くのもまた最高。80年代の末にこの作品に出会えたことは私にとって幸せだったのです。

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