今日の推薦盤一覧2001.12上 |
12/1(日) あちらの世界に逝かれても私達はいつまでもあなたの音楽を愛しています。 試聴はこちら |
12/2(月) 明日なき暴走 ブルース・スプリングスティーン 1975年作品。前作までのプロダクションに今一つ不満を持っていた彼がジョン・ランドウ、ロイ・ビタン、クラレンス・クレモンズとゆう人を得て放った快心の一撃。たまりにたまったようなパワーがみなぎっています。アレンジと歌がぴたりとはまるとはこのことを言うのでしょう。一曲目の「サンダーロード」からぐいぐいと引き込まれます。そして「ボーン・トゥ・ラン」熱き青春ソングの代表曲です。思いのたけをぶちまけたこの後、彼は大人になって行くのでありました。GETザ・宇宙パワー作品。 試聴はこちら |
12/3(火) ママー XTC 1983年作品。XTCの中では地味な部類に入る作品ですが、「スカイラーキング」と似た味わいを持つ良質のポップ・アルバムです。積もった雪の中の家で暖炉にあたりながら聴いたら最高じゃないでしょうか。彼らがニュー・ウエイブの呪縛から脱却した最初の作品でもあります。クリスマス・プレゼントにいかが。って無理か(笑)。 試聴はこちら |
12/4(水) 直立猿人 1956年作品。妖怪人間ベムの主題歌聴くといつも思い出すアルバム(笑)。アレンジド・ジャズの大傑作です。ミンガスのリーダーシップにより各プレーヤーの音が引き出されて独特の音世界がかもし出されます。フリー・ジャズじゃないんで初めての方も聴きやすいかも。とにかくぐいぐいと引き込まれる音楽なんです。で、「ロッカーに捧げるジャズ」始めますのだ。 試聴はこちら |
12/5(水) イット・ハプンド・ワン・バイト ダン・ヒックス 1978年作品。クリスマスに向けてこれは楽しい一枚。ノスタルジックでドリーミーなアコースティック・ジャイブ・ミュージック。シャレもユーモアもたっぷりで聴いているとにこにこしてしまいます。この楽しさをみなさんにも分けてあげたいな。100点付けてしまいました。今のところ日本盤のみアメリカでは廃盤です。ひどい話。 詳細はこちら |
12/6(木) ブリリアント・コーナーズ 1956年作品。年末はジャズを聴いてみませうか。ジャズ界のニール・ヤング、モンクさんの大傑作アルバム。朴訥とした奏法ながら一つ一つの音が実に心を打ちます。切れの良いドラムはマックス・ローチ。テナー・サックスはソニー・ロリンズ。この人もまたまわりの音楽状況がどうあろうとけっして変わらなかった1アンドONLYの人なのです。モンクだけに文句無し。寒ー。 試聴はこちら |
12/7(金) ダイアモンド・ヘッド フィル・マンザネラ 1975年作品。ロクシー・ミュージックのギタリスト、マンザネラさんの1stです。そのギターの独特の音色、カッティング、間、ユニークなフレーズが堪能できます。ゲスト陣のイーノ、ロバート・ワイアット、ジョン・ウエットンらも大活躍。持ち味をいかんなく発揮してます。とにかくかっこいい。ロクシーにおいての彼の重要なポジションが再認識される作品です。 試聴はこちら |
12/8(土) ディスコ歌謡 ビクター編 本日の推薦盤とゆーより、今凄く興味有るアルバム。日本の昔のディスコ歌謡曲を集めたオムニバスなんですが、田中星司が「ザッツ・ザ・ウエイ」やってる(爆)。他にも「ディスコ芸者」とか「ディスコ原悦子」(←誰だよ)とか変なのばっか。どなたか奇特な方聴いてみてどんなだったか教えては下さらぬか。わたしゃ買う勇気がない。「ばかロック」でやりたいんだけどう。 入手はここ1 |
12/9(日) ビヨンド・カテゴリー デューク・エリントン ロッカーに捧げるジャズ第3段。スイーティーでゴージャスでワンダホーなエリントン先生。キッド・クリオールあたりを好きな方はきっと気に入るはず。もちろんそれ以外の方もロッカーには日頃縁の無いこの世界に浸れば、洋楽の奥の深さ、楽しさが再認識されると思います。時を越えた新譜として聴いてみませんか。クリスマスにももちろんぴったり。スティーリーダンがカバーしたEast St. Louis Toodle-ooが1曲目! 試聴はここ |
12/10(月) 悲しきサルタン ダイア・ストレイツ 1978年作品。私にとってダイア・ストレイツと言ったらこれ。パンクの嵐が吹き荒れる中忽然と現れた英国J・Jケイル。あきれるとゆうより新鮮で、見事なギター・プレイを練習するほど聴きました。こうゆう地味なアルバムは聴き込むとより良さが増すのでお徳ですよ(笑)。 試聴はここ11 |
12/11(火) ヴァン・ダイク・パークス 第1位。「ジャンプ!」 試聴はジャケをクリック |
12/12(水) ナチュラリー J.J・ケイル とゆうわけでおとついの続きでダイア・ストレイツの元ネタです(笑)。1972年作品。オクラホマ、タルサ出身の彼の1stアルバム。クラプトンで有名な「アフター・ミッドナイト」、レーナード・スキナードが取り上げた「コール・ミーザ・ブリーズ」入り。彼らが嬉々として聴いていた姿が目に浮かびます。クラプトンなんかその後の活動見ると思いっきり影響されています。これはやっぱり大人になって初めてわかるロック。叫ばなくてもロックって出来るんだなあって実感しますです。 試聴はこちら |
12/13(木) キイ・ライム・パイ キャンパー・バン・ベートーベン 1989年作品。私が一番最近大感動した傑作アルバム。といってもだいぶ昔ですが。これを聴いた時はXTC危ないぞう。R.E.M足元すくわれるぞう。と思いました。それほどロック・スピリットに溢れていてCDの長い収録時間にもいささかも飽きさせることなく聴かせてくれます。ステイタス・クオーのサイケ時代の名曲「Pictures Of Matchstick Men」が本家を凌ぐほどの出来。時々中島みゆき(←と言っても良く知らんけど)みたいなところが出てきて笑わせてくれますわ。凄く期待していたのにこの後どこへ行ってしまわれたのか。戻って来ておくれ。 試聴はこちら |
12/14(金) Dr. Buzzard's Original Savannah Band 1976年作品。キッド・クリオールことオーガスト・ダーネルがココナッツの前に在籍していたバンドの傑作。スイング・ジャズmeets70’Sとでも形容したい奇跡のようにきらめく音世界です。発売当時今野雄二氏が強力に推薦していたのが懐かしく思い出されます。つまり凄くおしゃれってこと。全世界中捜してもこんなサウンドのアルバムはこれだけなので聴く価値は充分に有りますよ。 試聴はこちら |
12/15(土) 誓いの明日/ トッド・ラングレン 1976年作品。前半のトッド憧れのアーティストの完全コピー。似せれば似せるほど溢れるトッド節。思わずにんまりしちゃってだからこそ意味があるのだよこれを聴く。トッドの耳にはこう聞えてるんだろなあって。後半のオリジナルはもう名曲揃い。この頃絶頂期だからもう文句無しです。 試聴はこちら |
12/16(日) ワン・モア・フロム・ザ・ロード/ レーナード・スキナード 1976年作品。あなたは時々「フリーバード」を聴いて見たくなる時ありませんか?。私はあります。あのギターの波に身も心も浸って正に極楽です。チームワークが身上のこのバンド、このライブアルバムではタフなロックが思う存分楽しめます。これはロック史に間違い無く残るライブ・アルバムだと思いますよ。 試聴はこちら |