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今日の推薦盤一覧2002.8上

 

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8/1(木)
まずは試聴してみよう。
The Rising

ブルース・スプリングスティーン


”あなたはどう聴くか。”

ブルースさんの新作です。
試聴して私がぐっときたのは「
Mary's Place」。
やっぱりとゆう声が聞こえてきそうですが(笑)、
後はみなさんの耳で。

彼も歳を取り、私たちも歳を取り、思いがはたしてシンクロできるか。


試聴はこちらで。

8/2(金)
たまらん節。
アフター・アワーズ

ザ・ボシー・バンド


”トラッドのまず一枚。”

暑い時に何聴こうかなーと考えるに、こりゃ暑い国の音楽だあてんで、カリの「ラシーヌ」聴いたんですけど、このとんでもなく涼しげな名盤は廃盤状態。それではと今度は寒い国じゃあと久々トラッドです。
79年の作品。パンクにすっかりはまってました私がいきなりトラッドを聴きたくなり、噂を聞いて聴いてみたのがこれ。以前にスティーライ・スパンにはまった時期がありまして、トラッドは大好きなのです。彼らは第2世代になるのかな。聴いてみてびっくりしたのはそのスピード感。トラッド界のパンクと呼ばれていたそうで、あの軽やかなフレーズがどわーっと一気に演奏されるさまは爽快そのものです。ドラムレスなんですが聴いてるうちにそんなこと忘れてしました。そしてトラッドの魅力の一つであるほけほけした歌。まことにしみじみと心に染みて、凶悪な歌詞なの日本人だからわかんないし(笑)、まあわかればわかったで面白いんですけど嬉しい次第です。トラッドを聴きたいなとゆうかたに胸を張って勧められる一枚でござりまする。

改めて聴きまして、
こりゃ名盤だぁ。

試聴はこちらで。

8/3(土)
ぶれーーーく。
ロアーリング・サイレンス

マンフレッド・マンズ・アース・バンド

シリーズ「英国ポップ探険隊」

”正にブレーク・アルバム。”

1. Blinded by the Light (Springsteen) - 7:08
2. Singing the Dolphin Through (Heron) - 8:19
3. Waiter, There's a Yawn in My Ear (Mann) - 5:38
4. The Road to Babylon (Mann/Pattenden/Thomas) - 6:52
5. This Side of Paradise (Mann/Pattenden/Thomas) - 4:47
6. Starbird (Mann/Slade) - 3:09
7. Questions (Mann/Slade) - 3:59
8. Spirit in the Night [bonus] (Springsteen) - 3:15
9. Blind by the Light [bonus] - 3:48

−また恐ろしい事実を発見してしまいました。念願していたあのマンフレッド・マンズ・アース・バンド、70年代の名作が一挙リマスター発売。当時は手に入りにくかったですからこれはもう涎たらたら。持って無いのもあるんでどーしよう。こりゃどなられてもしがみついて仕事せにゃなー。−

1976年作品。大ヒット曲「光に目もくらみに」が入ってるMFMEBのブレーク・アルバムです。それまでも地味ながら着実に素晴らしいアルバムを作り続けていた彼ら。その努力が「光に〜」のイントロで全て報われました。ブルース・スプリングスティーンの73年のデビュー作「
アズベリーパークからの挨拶」でのNY型フォークロックの衝撃的な1曲目に目を付けたのも凄いがそれをまた見事なアレンジで変身。これぞカバーと言うものに。メロディを引き寄せてそこから喚起される音全てを創作しました(歌唱力でなぎたおしたりメロディ崩して北島るのはカバーと言わんのよ)。その威力で大ヒット。イントロからエンディングまでもう完璧な曲です。この曲でブルースさんのさらなるブレークの後押しに彼らも一役買ったのではないかと思っております。
 その他の曲にも注目。「光に〜」サウンドの解釈として聴いても良いし、そのアメリカ的爽やかさを持ちながらしっかり英国してるサウンドに聞きほれるも良し、長ーいバンド名やはっきり言ってちょっときも悪いジャケに敬遠していた人に是非聴いていただきたい。オリジナルの「The Road to Babylon」や「Questions」もほんとしみじみしてて良い曲ですよ。今回のリマスターでは「光に〜」のシングルヴァージョンとその勢いをかっって中ヒットしましたこの前のアルバムに収録の同じくブルースさんの曲「Spirit in the Night」も収録されているようです。流れを考えるとこのボーナストラックは素敵なのだ。

プログレとポップがからむとまず日本じゃ駄目だったんですけど、そういった垣根がなくなった今、
マンフレッド・マンズ・アース・バンドじゃ


試聴はこちらで。

8/4(日)
最高傑作
ウォッチ

マンフレッド・マンズ・アース・バンド

シリーズ「英国ポップ探険隊」

”最高傑作。”

1. Circles (Marks)
2. Drowning on Dry Land/Fish Soup (Flett/Mann/Slade)
3. Chicago Institue (Flett/Mann/Thomas)
4. California (Vickers)
5. Davy's on the Road Again (Robertson/Simon)
6. Martha's Madman (Tietgen)
7. Mighty Quinn (Quinn the Eskimo) (Dylan)
8. California *Bonus
9. Davy's On The Road Again *Bonus
10. Bouillabaisse *Bonus
11. The Mighty Quinn *Bonus

78年作品。前作の「光に目もくらみ」の大ヒットをうけて満を時して登場したのがこのアルバム。さあ、もう一発かましてやろーぜちゅう気合が充満しておりますが、売上的には見事にこけまして(多分)、とはゆうものの内容的には前作を凌ぐものです。歌の比重が増え、インストパートとのバランスが見事に。オリジナル曲のポップさも増してメロディ・ラインにうっとりします。今回の大物カバーは「Davy's on the Road Again」と「Mighty Quinn (Quinn the Eskimo)」。「デイビー〜」は何とザ・バンドのロビー・ロバートソンと朋友ジョン・サイモンの曲。これがまたかわいい曲なんです。ヒットさせるにはかわいすぎてあかんかなと思うくらい。「マイティ・クイン」はボブ・ディランの曲。60年代のマンフレッド・マン時代に1回ヒットさせております。カバー名人の名にふさわしく曲の良さを最大に引き出した素晴らしさ。何故かこの2曲はライブ。うまいなー。このアルバム、クオリティ的には売れても全然おかしくない出来なんですけど、運悪くパンクの並やAORの波に押されて、産業ロックの道に突き進もうにも英国人生来の上品さが「どーもありがっとみすたーろぼっとByスティックス」までやりきれずにとゆうことでしょうか。私にはそれがたまらなく魅力なんですけど。彼等はこの後も順調に快作を飛ばし続けるのです。

アラン・パーソンズ・プロジェクトとスーパートランプと一緒に楽しもう。



試聴はこちらで。

8/5(月)
ぐれーーと
ショータイム

ライ・クーダー


”スマッダウ。”

1976年作品。ようやく再発されたライ・クーダーのライブ盤です。バックにはアコーディオンにフラーコ・ヒメネス、バック・ボーカルにボビー・キング、テリー・エバンス。チキン・スキン・ミュージックの流れを受けてたっぷりとメキシコ風味です。小人数バックや弾き語りだととかく力みがちのボーカルもこれだけ強力なバックだとリラックスして気持ち良さそう。1曲目だけはライブじゃないんですがこれもまた楽しくわくわくしちゃいます。目玉はやっぱり「ダーク・エンド・オブ・ザ・ストリート」。ここでのスライドギター・ソロの凄いことと言ったら。エフェクター使わないで絞り出すようにすすり泣くように。それに負けずと劣らないのがフラーコさんのアコ。彼の軽やかな演奏でテックスメックスに目覚めた人数知らず(?)、アコ買っちゃった人もここにいるくらいだからそれはもー相当なもんです。

とどめは最後の「
スマック・ダブ・イン・ザ・ミドル」で。ウルトラ・スーパー・ファンキーでっせ。

しかしあの素敵なジャケなんで変えたんだろー。承服でけんな。

試聴はできないんです。

8/6(火)
かわいい
夢見る人

ニッキー・ホプキンス


”ミスター・エレガント。”

73年作品。以前は幻の名盤として有名だったこの盤。今では日本盤で簡単に手に入れることができるように。良い時代だなあ。どんなに凄いのかなあって構えて聴いちゃった人は拍子抜けしちゃったかもしれませんが、私にとってこれは名盤とゆうよりもかわいい盤。お世辞にも歌うまくないし豪華ゲストの割にはサウンド地味だし。でも何とも言えずエレガントなピアノはたっぷり味わえるし、気軽に聴いても納まりの良い音楽です。

で、ギターのジョージ・小原ちゅうのはジョージ・ハリソン。わしのスライドに似てるけどハリソンさん(爆)_<(_ _)>_。特徴のある品の良いオーケストラ・アレンジはデル・ニューマンさん。エルトン・ジョン「黄昏のレンガ路」で空気を作っておった人です。ドラムはプレーリー・プリンスなのだねー。XTC「スカイラーキング」でのコンパクト・切れ良しドラムの人です。パーカッションはこれまたエルトン・バンドで有名なレイ・クーパーさん。セッションの鬼仲間ですね。

とゆうことはこれは「
裏グッバイ・イエロー」か。

ブギー弾いてもエレガントになっちゃうピアノ大好きです。

試聴はできないんです。

8/7(水)
ももももー
バック・トゥ・オークランド

タワー・オブ・パワー


”ももももももも。”

74年作品。一般的に言ってジャンルで呼んじゃうとどうも納まりが悪くなっちゃう場合が多いんですが、この人たちに限って言えば、「ベイエリア・ファンク」って呼ぶと何かスカっとさわやかー。聴いてるだけでサンフランシスコ、LAの空気吸ってるみたいです(行ったこと無いけど[(^o^)])。名手揃いのホーン・セクションが有名で数々のセッションに参加、皆さんも一度はお耳にしているかと思いますが、本体バンドも魅力たっぷりでござる。スライ直系のファンクだとゆうことになりましょうが、普通のソウル路線とは一線を隔してまして、独特の味わいが。そのホーンの素晴らしさはもちろんですが、基本はビシバシきまるリズムセクション、もももももベース、チョッパー無しでもふぁんきーだぜい、&ヒャアヒャア・オルガン。これにひたってるだけで幸せだわなあ。歌の方は、うむはっきり言ってちょい2流ぽい(笑)かもしれんが、スロウな曲ですとホール&オーツしてます。後半は歌ものにずいずいと。時間が無い場合、試聴するなら1曲目、5曲目かな。
1曲目はほぼ全部聴けちゃいます(爆)。
5曲目はリトルフィートにも通じる、このアルバムのハイライトかも。さすがのフィートも切れだけは一歩ゆずりまする。なもんで「コロンブス」に呼んだのかも。
あと
1stもさらにゴリゴリでおすすめだす。

試聴はここで。 日本盤

8/8(木)
ばかろっくです。
Rock: Train Kept a Rollin

V.A

シリーズ「レコードレーベルのお部屋」

”ころんびあはばかロック・レーベルか。”

1. Subterranean Homesick Blues performed by Bob Dylan - 2:20
2. Mr. Tambourine Man performed by Byrds - 2:22
3. Why Do I Cry performed by Remains - 2:50
4. Over, Under, Sideways, Down performed by Yardbirds - 2:23
5. Omaha performed by Moby Grape - 2:24
6. Down on Me performed by Big Brother & the Holding Company - 2:07
7. Time Has Come Today performed by Chambers Brothers - 3:33
8. I Ain't Superstitious performed by Jeff Beck - 4:55
9. Albatross performed by Fleetwood Mac - 3:11
10. I Got a Line on You performed by Spirit - 2:40
11. I Want to Take You Higher performed by Sly & the Family Stone - 3:04
12. Black Magic Woman performed by Santana - 3:18
13. All the Young Dudes performed by Mott The Hoople - 3:33
14. Raw Power performed by Iggy / Stooges - 4:17
15. Frankenstein performed by Edgar Winter - 3:27
16. Born to Run performed by Bruce Springsteen - 4:31
17. Carry on Wayward Son performed by Kansas - 3:38
18. More Than a Feeling performed by Boston - 3:29
19. (Don't Fear) The Reaper performed by Blue Oyster Cult - 3:51
20. Walk This Way performed by Aerosmith - 3:31
21. Cat Scratch Fever performed by Ted Nugent - 3:07
22. Barracuda performed by Heart - 3:30
23. Surrender performed by Cheap Trick - 4:14
24. Paradise by the Dashboard Light performed by Meat Loaf
25. Paradise by the Dashboard Light performed by Meat Loaf - 5:57
26. Pump It Up performed by Elvis Costello - 3:15
27. London Calling performed by Clash - 3:20
28. Breaking the Law performed by Judas Priest - 2:34
29. Pretty in Pink performed by Psychedelic Furs - 3:59
30. Don't Stop Believin' performed by Journey - 4:10
31. Beds Are Burning performed by Midnight Oil - 4:16
32. Learning to Fly performed by Pink Floyd - 4:53
33. Cult of Personality performed by Living Colour - 4:55
34. No More Tears performed by Ozzy Osbourne - 5:56
35. Runaway Train performed by Soul Asylum - 4:26
36. Black performed by Pearl Jam - 5:45
37. Would? performed by Alice In Chains - 3:28
38. Killing in the Name performed by Rage Against The Machine - 5:15
39. Wonderwall performed by Oasis - 4:20
40. Got the Life performed by Korn - 3:47
41. Love Sick performed by Bob Dylan - 5:21

ストーンズ「ロックス・オフ」から「Let There Be Drums」とゆうコンピを紹介いたそうと画策したところあえなく廃盤。そこから辿って見つけたのがこれです。またしても恐ろしいものを発見してしまいました。99年に出たコロンビア・レーベル系のロック・オムニバスです。さすがコロンビア、改めて見ると凄いラインナップ。しかもこう良いとこついた選曲だなあ。私は15から27のところで失神するかも(笑)。
「キャット・スクラッチ・フィーバー」と「バラクーダ」続けないでーーー。

色々なジャンルの音楽を偶然聴いちゃうにはぴったしの一枚かもしれません。

このシリーズ、実は親玉がいまして、これは値段で失神します(爆)。誰が買えるかあ。とゆう叫びを聞いたのでしょうかテーマ別にこうやってお徳価格でリリースしてくてる訳で、まだまだおいしい奥が深い奴が。あまりにおいしいのでマンフレッドマンズ・EBの続きとスーパートランプ再発行く前にちょっと寄り道しちゃお。。

試聴はここで。

8/9(金)
厚き歴史。
Pop Music: The Golden Era 1951-1975

V.A

シリーズ「レコードレーベルのお部屋」

”貴方は前半を乗り切れるか(笑)。”

1. The Birth of the Blues performed by Frank Sinatra - 3:30
2. Because of You performed by Tony Bennett - 2:57
3. Jezebel performed by Frankie Laine - 3:11
4. Come On-A My House performed by Rosemary Clooney - 1:58
5. Cry performed by Johnnie Ray / Four Lads - 3:04
6. You Belong to Me performed by Jo Stafford - 3:06
7. The Yellow Rose of Texas performed by Mitch Miller - 3:03
8. Mack the Knife performed by Louis Armstrong - 3:23
9. Standing on the Corner performed by Four Lads - 2:53
10. Que Sera, Sera (Whatever Will Be, Will Be) performed by Doris Day - 2:06
11. Singing the Blues performed by Guy Mitchell - 2:27
12. Chances Are performed by Johnny Mathis - 3:03
13. Summertime, Summertime performed by Jamies - 2:00
14. Theme from "A Summer Place" performed by Faith, Percy & His Orchestra - 2:26
15. Moon River performed by Andy Williams - 2:47
16. Bless You performed by Tony Orlando - 2:09
17. I Left My Heart in San Francisco performed by Tony Bennett - 2:51
18. Blue Velvet performed by Bobby Vinton - 2:49
19. People performed by Barbra Streisand - 3:42
20. Ruby Baby performed by Dion - 2:37
21. The Monkey Time performed by Major Lance - 2:48
22. Hey Little Cobra performed by Rip Chords - 2:01
23. Before and After performed by Chad & Jeremy / Jeremy - 2:43
24. For Your Love performed by Yardbirds - 2:30
25. Down in the Boondocks performed by Royal, Billy Joe - 2:35
26. Kicks performed by Revere, Paul & the Raiders - 2:29
27. Like a Rolling Stone performed by Bob Dylan - 6:08
28. Turn! Turn! Turn! (To Everything There Is... performed by Byrds - 3:35
29. Red Rubber Ball performed by Cyrkle - 2:19
30. Sunshine Superman performed by Donovan - 3:19
31. Don't You Care performed by Buckinghams - 2:30
32. San Francisco (Be Sure to Wear Flowers in... performed by Scott McKenzie - 2:59
33. Carrie Anne performed by Hollies - 2:56
34. Itchycoo Park performed by Small Faces - 2:47
35. Stoned Soul Picnic performed by Laura Nyro - 3:50
36. Time of the Season performed by Zombies - 3:31
37. Young Girl performed by Gary Puckett - 3:10
38. If You've Made Me So Very Happy performed by Tears / Blood Sweat & Tears - 3:30
39. Hot Fun in the Summertime performed by Sly & the Family Stone - 2:43
40. Evil Ways performed by Santana - 2:58
41. Bridge over Troubled Water performed by Simon & Garfunkel - 4:54
42. 25 or 6 to 4 performed by Chicago - 2:55
43. Me and Bobby McGee performed by Janis Joplin - 4:31
44. Brandy (You're a Fine Girl) performed by Looking Glass - 3:04
45. I Can See Clearly Now performed by Johnny Nash - 2:45
46. Your Mama Don't Dance performed by Loggins & Messina - 2:50
47. I Can Help performed by Billy Swan - 2:58
48. Love Train performed by OJays - 3:00
49. That Lady, Pt. 1 performed by Isley Brothers - 3:14
50. Lady Marmalade performed by Labelle - 3:19
51. Shining Star performed by Earth, Wind & Fire - 2:50

とゆう訳で昨日に引き続いてコロンビア・グループのメガ・コンピ探険を。本日はポップ・ミュージック前半。音楽的振幅の広さで言ったらこれが一番。それだけ20世紀後半は社会も音楽も激動したと言うことでしょうか、これを聴けば時代まで右脳に叩きこまれるのだ。コンピ・アルバムを聴く冥利は知らないアーティストを否応無く聴く羽目になってしまうこと。したがって、おヤードバーズおボブ・ディランと思って買ってしまった貴方も飛ばさずに前半を聴いてみませう。のーんびりのシナトラはんから始まり、かわいい声のドーンのトニー・オーランドの若かりし頃の曲、メジャー・ランスの時代を超越してる曲と流れてきてヤードバーズ、ディラン、バーズと来るときっとドキドキしてきそう。2枚目に入るとバーズ、サークル!、ドノバンとそーだよなーNYのレーベルだからなー、フォークロックだわなー、NYと言えばローラ・ニーロだわなー、と思ったらLA支部に飛んでサンタナ、スライ(笑)、またまた戻ってこれまた代表するS&Gなど大物に混ざって、ジョニー・ナッシュやルッキング・グラスが嬉しい。
ロギンス&メシーナもCBSだなあ、ビリー・スワンもと。ここでソウル・ミュージック最盛期に入って行って強力四天王、最後はシャイニング・スターで昇天とゆうわけですな。見事なフルコースでござんす。

試聴はここで。 こっそり全部。

8/10(土)
明日はどっちだ。
Pop Music: The Modern Era 1976-1999

V.A

シリーズ「レコードレーベルのお部屋」

”私は後半を乗り切れるか(爆)。”

1. Dream On performed by Aerosmith - 3:26
2. Play That Funky Music performed by Wild Cherry - 3:11
3. Lowdown performed by Boz Scaggs - 3:18
4. Boogie Nights performed by Heatwave - 3:38
5. Your Smiling Face performed by James Taylor - 2:44
6. Just the Way You Are performed by Billy Joel - 3:30
7. Two Tickets to Paradise performed by Eddie Money - 3:58
8. Shake Your Body (Down to the Ground) performed by Jacksons - 3:45
9. Don't Bring Me Down performed by Electric Light Orchestra - 4:04
10. Hungry Heart performed by Bruce Springsteen - 3:21
11. Guilty performed by Barbra Streisand / Barry Gibb - 4:23
12. Keep on Loving You performed by REO Speedwagon - 3:22
13. Open Arms performed by Journey - 3:20
14. Ebony and Ivory performed by Paul McCartney / Stevie Wonder - 3:43
15. Rosanna performed by Toto - 4:03
16. Who Can It Be Now? performed by Men At Work - 3:22
17. Heartlight performed by Neil Diamond - 4:24
18. Rockit performed by Herbie Hancock - 3:56
19. Girls Just Want to Have Fun performed by Cyndi Lauper - 3:55
20. Billie Jean performed by Michael Jackson - 4:53
21. Careless Whisper performed by Wham! / George Michael - 5:05
22. To All the Girls I've Loved Before performed by Willie Nelson / Julio Iglesias - 3:34
23. Smooth Operator performed by Sade - 4:16
24. Wishing Well performed by DArby, Terence Trent - 3:32
25. Anything for You performed by Gloria Estefan / Miami Sound Machine - 3:46
26. Eternal Flame performed by Bangles - 3:56
27. We Didn't Start the Fire performed by Billy Joel - 4:49
28. How Am I Supposed to Live Without You performed by Michael Bolton - 4:15
29. Step by Step performed by New Kids On The Block - 4:27
30. Black or White performed by Michael Jackson - 3:22
31. You Gotta Be performed by Des'ree - 4:04
32. Because You Loved Me {Theme from up Close... performed by Celine Dion - 4:34
33. Sunny Came Home performed by Shawn Colvin - 3:50
34. Virtual Insanity performed by Jamiroquai - 3:47
35. My All performed by Mariah Carey - 3:52
36. Criminal performed by Fiona Apple - 5:42
37. Gettin' Jiggy Wit It performed by Will Smith - 3:48
38. Doo Wop (That Thing) performed by Lauryn Hill - 4:01


さて75年から99年まで編です。そろそろコロンビアとゆうよりCBSとゆうことになってきますが。1.のエアロからは6.のビリー・ジョエルまではこれはもう完全にこのレーベルならではの世界です。ヒートウエイブでは例によってばか路線で嬉しくさせてくれます。7.も勿論おばかちゃん。強くお勧めとは言いませんが(笑)。80年代に入るとちょっと毛色が変わってきたような。曲目ご覧になるとおわかりになるように、それはもうMTV時代を代表する曲がずらり。音と一緒に映像が思い出されます。年を経るごとにそれがどんどん強くなっていくわけで、個人的には興味がどんどん薄れて行ったりして。29.から先になるともーなー。ジャミロクワイは良い曲なんだけど、少し時間が経つと思い出せれなくなって、覚えてるのはゴキブリだけだったりして。音楽がその場の雰囲気のための消耗品となる比率が高くなってきて、自己主張が弱くなってきてるような。聞き手の自分中心主義が売れる音楽までおよんで、もはやその世界に圧倒されるような音楽はこれから世に出難くなって行くのでしょうか。なんか凄く寂しいなあ。いくら歌い上げてもこっちに全然こないちゅうのも。わしだけかな。そんな風に思ってるの。

試聴はここで。

8/11(日)
さすが奥は深いのです。
名盤探険隊:ディスカヴァー・アメリカズ・ハート&スピリット 〜ロッキン・ビーツ〜

V.A

シリーズ「オムニバス・ワールド」

”アメリカのジャングル突入”

お気楽コンピが多い我が日本の中でも強い意志を持って編纂されたものもあるですよーつー、好例がこのシリーズ。発売後2年以上経つのにいまだ廃盤になってないのも偉い。こうゆうアルバムはすぐにどうこういうものじゃないんで地道に見つけた時に手に入れられる状況にして欲しい物です。さて中身。アメリカの真中から下の地方の人たちが中心なんですが、ヒット・チャートと無縁な不器用だけど真摯な音楽をやってます。これはもー、どこから書いて良いかわからないくらい濃いですよー。そこで個人的な好みがどばーっと出てしまう訳ですが、私が印象に残ったのは、まずデラニー&ボニー。ありゃりゃ、どこかで聴いたことのあるようなリズム感覚ちゅうことで、メンバーの中には後にリトルフィートで爆発するベースのケニー・グラッドニーとポコペン・サム・クレイトンが。あとこれだけ土臭い中で否応無く目立っちゃってるのがホルヘ・カルドロン。オーリアンズに通じる軽妙ないかした音楽でござる。エリック・ワイズバーグは「ロック&ポップ」で何かいなと騒いでしまいましたが、わしゃここで聴いてるじゃないか(笑)、忘れてしまってすみまそん。ジェシ・デイビスは言わずとしれた名盤「ウルル」からです。はてピチョンくんのアルバムかと間違って買ってもOKなくらい素敵なアルバムですのでどうかひとつ。不器用染み染み音楽の代表選手なのだ。マイク・フィニガンのやってる曲はアラン・トゥーサン作の「ホリー・カウ」。ザ・バンドが「ムーンドッグ・マチネー」でやってたやつです。どう形容したらわからないくらい魅力的な曲なんでやっぱり聴き行っちゃいます。ウイリアム・トラッカウエイは一言で言ってラビン・スプーンフル。好きな人にはこりゃたまらんでしょう。とゆう訳で個人的にこのアルバムのハイライトと思ってるのがクレージーホースの「もう話たくない」。ロッド・スチュアートのヒットでみなさんご存知ですね。このオリジナルはこれ以上無いほどシンプルに、じわじわっときます。そして間違いなくアルバム買っちゃいます。そして泣きます。良くて。15のクラッキンはボズ・スキャッグスしてたりして。突き抜けないところが逆に良かったりして。ミスター爽やかジェシ・コリン・ヤングはそりゃもう爽やか(笑)。ダニ・コーチマーの何とも夏向きのかわいいギターリフを堪能して、デラボニのアンプラグド元祖モーテル・ショットよりの曲で〆て、ああなんとも良い時間を過ごしたなー。

試聴はここで。って言いたいとこけど現在準備中だそうです。

8/12(月)
もー良くてめまいが。

アラン・パーソンズを聴く


シリーズ「英国ポップ探険隊」

”ポップとはこれだ。”

1.ジャスト・ア・スマイル/パイロット
2.マジック/パイロット
3.ジャニュアリー/パイロット

4.コール・ミー・ラウンド/パイロット
5.イヤー・オブ・ザ・キャット/アル・スチュアート
6.タイム・パッセージス/アル・スチュアート

7.メイク・ミースマイル/コックニー・レベル
8.タンブリング・ダウン/コックニー・レベル

9.マネー/ピンク・フロイド
10.ウエイク・アップ/ロイ・ウッド
11.タール博士とフェザー教授/アラン・パーソンズ・プロジェクト
12.アイ・ウドゥント・ワナ・ビー・ライク・ユー/アラン・パーソンズ・プロジェクト

以上私が勝手に作りましたベスト・アルバム「ミュージック・フロム・アラン・パーソンズ」でございます。アラン・パーソンズと言えばビートルズやピンク・フロイド「狂気」のエンジニア、もしくは自らのバンド、アラン・パーソンズ・プロジェクトでのヒットで有名だと思われるのですが、自らかかわったプロデュース、エンジニア作品の強力さはもー筆致に耐えないほど魅力的なものがあります。まるで瞳孔を開かせるような目まぐるしい展開、くっくりとした音像のストリングスが。よくわかるのがパイロットの4曲で、ポップとゆうもののエッセンスをぎゅーっと凝縮。自らのアルバムでは気楽に作れるのか時にのほほんとする時があるんですが、いざとゆう時の集中力はさすが。どうか上の曲の試聴リンクを聴いてください。そして機会がございましたら手に入れていただいてご堪能を。極上うに・イクラ級の音楽であることは「ろっくす」が保証いたす所存であります。

上の選曲、やけにあっさりと終わると思われる貴方、さにあらず、これは最初に戻ってまた聴くものなのです。ポップとはエンドレス・ワールドなりー。

1回、マンフレッド・マンズ・アース・バンドのプロデュースをやって欲しかったぞ。

8/13(火)
めろー。
ディスカヴァー・アメリカズ・ハート&スピリット〜ジェントル・メロディーズ

V.A

シリーズ「オムニバスワールド」

日本の誇る名オムニバスCD、名盤探険隊の「ロッキンビーツ」と並ぶ一枚です。こちらはメロディに焦点をあてた、それはもう爽やかなとても良い気分にさせてくれるのです。

1.クルーエル・ウィンド(エリック・ジャスティン・カズ)
→この方はソングライターとして有名ですが、ソロ・アルバムだって素敵。この曲はゴスペル風味がはんなり効いてます。スクリッティ・ポリッティの1st好きな方はもう飛びつきますだよ。

2.ワン・ウェイ・オア・ジ・アザー(フィフス・アヴェニュー・バンド)
→この曲が1969年に作られたなんて信じられますか?。それくらいとろとろのメロウが充満。このサウンドが注目されるのは7年以上後なんだから早過ぎたんだねー。

3.ハウ・マッチ・アイヴ・ライド(グラム・パーソンズ)
→ワイルド・ホーセズ・GPとはこの人のことなりー。これぞカントリーロック。声の魅力はたまらないものありー。

4.アワーズ・ハヴ・パスト(アンディ・ゴールドマーク)
→セリーヌ・ディオンに作品を提供してるのだそうです。何の曲じゃ。これはポールのロッキー・ラグーン思い出してしまいました。つーかギターのフレーズに登場か。

5.アーカンソー(テリー・メルチャー)
→バーズのプロデューサーとして有名ですか。カントリー・バラードです。物凄いとこでフェイドアウト。待ってくれー。

6.エヴリデイズ・ア・ラヴリィ・デイ(ガリヴァー)
→この声だれでしょうか。はい、ダリル・ホールでーす。ホール&オーツ結成前のバンドですだ。意外と中期の「裏通りの魔女」思い出します。はい、ロックしてます。

7.可愛いおまえ(ポール・ウィリアムス)
→オペラ座の怪人さん登場。この人の書く曲は胸キュン度高いですよー。これも必殺ロジャー・ニコルスとのコンビでたまりません。ラッパがアメリカン・ホームドラマしててええなぁ。ハープ・アルパートちゅうかA&M−。

8.月はいじわる(ジミー・ウェッブ)
→いぢわるーだわなー。うんとね。何も書けません(笑)。

9.ハート・ライク・ア・ホィール(ケイト&アンナ・マッガリグル)
→このタイトル見てピンと来たあなた。そうです、リンダ・ロンシタッドのアルバムタイトル曲です。これはトラッドぽいぞ。しかもアケイディアの流木じゃ。しみるー。

10.ドルフィンズ(サイラス・ファーヤー)
→MFQの人なんですね。つーてもよく知らないのです。すまぬ。歌はフォークなのにバックはモダン・ジャズとゆう不思議な曲です。

11.スウィート・モーメンツ(ブルー・ヴェルヴェット・バンド)
→後にボーダーラインを結成する人達のバンドらしいです。ブルーグラス・ルーツだとゆうことですがこの曲は我が愛するダン・ヒックスに通じるグッド・オールドタイム・ミュージック。たいへん○です。

12.ブラウン・アンド・ジョージア・ダーリン(サミー・ウォーカー)
→フィル・オクスさんが発見したフォーク・シンガーだとゆうことです。ネズミ声ちゅうかディランの従兄弟の友達声。説明しにくいなー。ぱこっとはまればたまらん。

13.キープ・オン・トラッキン(ジョー・ママ)
→ダニー・コーチマーさんのバンドでござい。ただ一言叫ぼー「グルービン」。途中プログレになる瞬間有り(笑)。

14.オープニング・アップ・トゥ・ユー(ローラ・アラン)
→これは良いですよー。歌い上げシンガーじゃけっして出来ない声の魅力とはこのことじゃ。ハース・マルティネスも思い出すしなー。いやー良い。レッツ・ごーフル・アルバムだなー。70年代の結晶だなー。

15.スペシャル・デリヴァリー(ビリー・マーニット)
→うむむ、しばし考え中(爆)。

16.
デイドリーム・ビリーヴァー(ジョン・スチュワート)
→ご存知モンキーズの大ヒットですなー。オリジナルです。「ゴールド」つー素敵な曲をヒットさせた御方なんですが、好きなんですよう(←でかい字)。このヴァージョンたまらん。はっきり言ってこっちが好きです。むむむむこれ聴くだけにこのCD買っても良いですよー。

17.
ウェルカム・バック(ジョン・セバスチャン)
→続けて必殺連続技。ジョンさんの大名曲。胸キュン度最大。ほっといてもみんな好きになってしまうのだ。ほのぼの世界選手権第1位です。よう戻ってきてくれました。

18.ルッキング・フォー・アン・エコー(ケニー・ヴァンス)
→優しいのう。最後がさいこー。

試聴は残念ながらでけんのです。

8/14(水)
怒涛のヒット
Have a Nice Decade: The 70s Pop Culture Box

V.A

シリーズ「オムニバスワールド」

"感涙"

ろっくす開始当時からの企画「VIVA 70’S」。この度「オムニバスワールド」全面改修に伴いその驚愕のボックスセット「ハブ・ア・ナイス・ディケイド」ディスク3より続けて攻略しようと思います。→ディスク2まではここ。

ディスク3
1. Alone Again (Naturally)/ Gilbert OSullivan *pop* 6/72 pop#1
→ご存知オサリバンさんの名曲このメロディは22世紀になっても残るぞ。
2. Precious and Few/Climax *chart hit* 1/72 pop#3
→いかにもトップ40ヒットの感触がするバラード。ゴージャス&スイートでござる。こうゆうのもソフト・ロックの仲間入りさせてくれるのだろうか。
3.Brandy (You're a Fine Girl)/ Looking Glass *American* pop#1
→70年代前半に絶大な人気の有った(?)ルッキング・グラスの代表曲。リーダーのエリオット・ルーイさんの作ったこの曲、酒場のバーテンのグチが内容だそうだが如何に。
4.Dancing in the Moonlight/King Harvest *ever green* po#13
→後にオーリアンズに加入したランス・ホッペン、ウエルズ・ケリーが在籍したバンド。この曲はもう不滅の名曲です。かわいいし切ないし。もーたまらんのだ。
5.Nice to Be With You/Gallery *chart hit* pop#4
→カントリー調いかにもチャート・ヒット。アメリカ人はこうゆう曲が一番懐かしいのかも。
6.The Candy Man/Davis, Sammy Jr. / Mike Curb Congregation *novelty* pop#1
→ご存知サミーさんの「飴売り男」の歌。「ウイリー・ウォンカとチョコレート工場」ちゅう映画の挿入歌らしい。知らんが(笑)。これが彼の唯一のナンバー1ヒットだとゆうことです。
7.Daddy Don't You Walk So Fast/Wayne Newton *一発屋* pop#4
→思いきり一発屋さんなんで何もわからん。誰かがカバーしてたような、聞いたことあるぞ。
8.Hot Rod Lincoln/Commander Cody & His Lost Planet Airmen *車の歌* pop#9
→ははは、困った。ホット・ロッド・レースのことを歌っておるのでしょう(爆)。
9. Rock & Roll, Pt. 2/Gary Glitter *Glam Star* pop#7
→出たグラム・ロックのスーパー・スターおぢさん。これだけ歌って無いのに大ヒット。笑いが止まらん。現在でもプロ野球の球場のバックで流れてる不滅のばかロックです。いつ歌い出すかと待ってると、ずっとへいへいいってるだけだったりして(爆)。
10.The Cover of the Rolling Stone/Doctor Hook & The Medicine Show *願い* pop#6
→のちに「オンリー16」とゆう切ない曲をヒットさせるドクター・フックのこれもある意味説無いヒット。いつかローリングストーン誌のカバーになるくらいのスターになりたいなーってせつせつと。これがヒットして見事表紙を飾ったそうです。何が吉と出るかわからないあなあ。おめでとう。
11.You're So Vain/Carly Simon *鳥肌* pop#1
→このボックス・セットのある意味クライマックス&ベスト・テイク。このリミックスの音は元々名曲であるのをさらに鳥肌ものに。この1曲聴くために買っても良いんではないでしょうか。何千回聴いても鳥肌が。いやー決然としてます。
12.Me and Mrs. Jones/Billy Paul *これがバラード* pop#1 r&b#1
→これがソウル・バラードだあ。甘く切なく、チークタイムでいくんですな。くー。みせじょみせじょー。
13.Freddie's Dead {Theme from Superfly}/Curtis Mayfield *スリル・ソウル* pop#4 r&b#2
→うって変わって甘い声ながら歌ってる内容は厳しい現実そのものちゅうカーティスさんの大名曲。ストリングスもワウワウ・ギターもギリギリのところまで胸をかきむしります。叫ばないスリルここにあり。

後半は明日。聞き入っちゃって前に進みません(爆)。

試聴はここで。

8/15(木)
怒涛のヒット
Have a Nice Decade: The 70s Pop Culture Box

V.A

シリーズ「オムニバスワールド」

"ポップ天国73"

ろっくす開始当時からの企画「VIVA 70’S」。この度「オムニバスワールド」全面改修に伴いその驚愕のボックスセット「ハブ・ア・ナイス・ディケイド」ディスク3より続けて攻略しようと思います。→ディスク2まではここ。

ディスク3
それでは昨日に引き続いてDISK3より。どこまで行けるかあ。さらに凄い事に。
3-14 The Morning After/ Maureen McGovern
*映画* 6/73 pop#1
→パニック映画「ポセイドン・アドベンチャー」のテーマです。アーネスト・ボーグナインの顔と一緒に聴くと味わいもまた格別(爆)。
3-15 That Lady, Pt. 1/Isley Brothers
*sweet soul*7/73 pop#6 r&b #2
→70年代のアイズレイの快進撃はここから始まるのだ。初めてのトップ10アルバム「3+3」より。この甘さにもうとろとろ。
3-16 I'm Gonna Love You Just a Little More Baby/Barry White
*エロ soul*4/73 pop#3 r&b#1
→驚くべきことにこのころバリーさんはアイドルだったふしが。それぐらいこちらでは考えられない位売れてます。男性諸氏は寒イボが立つかもしれませぬが(笑)、でぶやヒーローとして称えましょー。しかしどうってことない曲のような気が(爆)。
3-17 Love's Theme/Love Unlimited Orchestra
*海外旅行*12/73 pop#1 r&b#10
→そのバリーさんが率いる楽団がこれ。この曲聴くとパンタス航空で行く豪華ハワイ旅行を2名様って感じがいたします。ちゃかぽちゅうわうわうギターがたまらん節。
3-18 Jungle Boogie/Kool & the Gang
*ゲッダン*12/73 pop#4 r&b#2
→73年の暮はソウル三昧かあ。低音さんのぶるるるるーが聴いたヘヴィ・ファンク。このいかがわしさがファンクの真髄だあね。上り詰めまする。しかし低音さん、馬か(笑)。
3-19 Tell Her She's Lovely/El Chicano
*LAの星*11/73 pop#40 r&b#98
→サンタナの弟バンドと言われたエル・チカーノ。この曲はごりごりに迫らずスマートでええ感じ。ウイッシュボーン・アッシュがLA生まれでこうなりましたつーイメージかな。わかりませんね、これぢゃ。
3-20 Stuck in the Middle With You/Stealers Wheel
*1&only*3/73 pop#6
→これがリーバー&ストーラー・プロデュースなんですよ。あの「霧のベイカー・ストリート」をヒットさせたジェリー・ラファティが在籍しておりました英国バンドです。ジョン・レノンを彷彿させるヴォーカルが実に良い味。不思議なアメリカン・テイストなのです。
3-21 Tie a Yellow Ribbon 'Round the Ole Oak Tree/Orlando, Tony & Dawn
*アメリカンpop*2/73 pop#1
→健さんの映画で一躍有名になりました(笑)この「幸せの黄色いリボン」。73年の年間シングル・チャート第1位になりました。さすが力を持った曲であります。
3-22 Smokin' in the Boys' Room/Brownsville Station
*不良ロック*10/73 pop#3
→勝手に男子便所でタバコ吸ってる不良学生の唄だと思っておるのですが、やってる人達はお見せしたいほど、普通のルックスのアメリカン兄ちゃんたちです。丸メガネしてるし。モトリー・クルーが85年にリバイバル・ヒットさせたそうじゃがほんと?
3-23 Frankenstein/Edgar Winter Group
*ばかロック*3/73 pop#1
→やああばかロック2連発ぢゃあ。なんつったってイントロからもーワクワクし通しだもんね。全フレーズが聖典のように好きなのです。楽しいなあ。最後のシンセが決まれば今日はラッキー・デイ。
3-24 Dueling Banjos/Eric Weissberg
*ブルーグラス*1/73 pop#2
→へへへ、ロック&ポップで謎だあって言ってた曲、わしここで聴いてたじゃないか。じゃじゃ馬億万長者を思い出すのは私だけでしょうか。しかし凄いテクだなあ。指もつれないかなあ。

試聴はここで。

8/16(金)
怒涛のヒット
Have a Nice Decade: The 70s Pop Culture Box

V.A

シリーズ「オムニバスワールド」

"聴き過ぎてジャケぼろぼろ"

ろっくす開始当時からの企画「VIVA 70’S」。この度「オムニバスワールド」全面改修に伴いその驚愕のボックスセット「ハブ・ア・ナイス・ディケイド」を続けて攻略しようと思います。→ディスク3まではここ。

ディスク4
それでは昨日に引き続いてDISK4より。
4-1 Love Train / OJays
*フィリー・ソウル* 1/73 pop#1 r&b#1

→いよいよギャンブル+ハフさんたちによるフィラデルフィア・ソウルがブレークいたします。オージェイズは3番バッターだあね。スイート&エレガントな世界にご招待。
4-2 Midnight Train to Georgia / Gladys Knight & The Pips
*たまらん soul*9/73 pop#1 r&b #1
→私が最初にソウルにはまった曲なんです。何と言ってもこのぞくぞくする空気感。廻りの風景を一瞬にして変えまする。グラディスさんの歌、ピップスの掛け合い、楽器の音全てが脳天を直撃。あがっつごー、あがっつごー、あがっつごー。
4-3 The Night the Lights Went Out in Georgia / Vicki Lawrence
*歌謡曲USA*2/73 pop#1

→この方キャロル・バーネット・ショーちゅうTV番組のレギュラーだったそうです。だんなさんが書いた曲で1位になりました。をわり(笑)。たまにはこうゆうのも。謎も歴史なり。
4-4 Long Train Runnin' / Doobie Brothers
*のりのり*4/73 pop#8
→おーーーりゃあ、最強のイントロだぁ。この時点で勝ちは確実です。後はひたすら突っ張りツッパリ。西海岸ロックの王者ドゥービーズの真髄ここにありーーーーっ。
4-5 Brother Louie / Stories
*怪奇大作戦*6/73 pop#1 r&b#22
→太川陽介ぢゃありません(←すいませんお約束)。なんとあのホット・チョコレートのメンバーが書いた曲であります。やっぱ只者ぢゃ無い雰囲気満載。間奏は「怪奇大作戦のテーマ」にそっくり、その筋の方もきっと大満足(?)。ですから私も大好きですら(笑)。
4-6 Hello It's Me / Todd Rundgren
*名曲*10/73 pop#5

→いわずと知れた大名曲ここに登場です。ナッズで初登場したこの曲がアルバム「サムシング/エニシング」よりのカットでようやく大ヒット。ばんざい。このたゆたうようなメロー世界を一緒に聴きましょうや。 シングル・ヴァージョンやさかい何か短い気がいたします。
4-7 Seasons in the Sun / Terry Jacks
*意外と不気味?*1/74 pop#1

→一発屋さんなんですが、たまらん良い曲です。オリジナルは
ジャック・ブレルが61年に書いた曲でもちろん仏語(題名Le Moribond←disc2 13曲目)。それを英語に直して63年にキングストントリオが録音しました(11曲目)。よくぞ変身させたなあ。後半なぜか回転数が上がってSF調に。意外と不気味サウンドか。
4-8 The Air That I Breathe / Hollies
*アメリカンpop*4/74 pop#6

←思わずバンド名を確かめてしまうほど大変身のホリーズ。ずっと聴いてきた人には違和感無いでしょうが、いきなり60年代から飛ぶとまああ。そー言われてみるとコーラスがホリーズ。この曲はオリジナルが
アルバート・ハモンド(10曲目)。これもまた良いですよー。
4-9 Cat's in the Cradle / Harry Chapin
*1&only*10/74 pop#1

→彼の奥さんが書いた詩を元に出来た曲だそうです。まこと名曲。この雰囲気を他で味わうことはできません。
アルバムも秀逸です。シンガーソングライターとしては日本じゃ全然無名ですがもっと評価してあげたいよー。アグリー・キッド・ジョーで92年にカバー・ヒット。
4-10 The Night Chicago Died / Paper Lace
*バブルガム*6/74 pop#1
→英国のバンドでございます。後に出てくる「Billy Don't Be a Hero」をヘイウッズと競作ヒットさせましてブレークしました。第2弾シングルのこれも強力でいよいよ行っちゃうかなーとおもいきやこれで打ち止め。いやー残念じゃ。こちらの方が好きだったのになー。
4-12 Tell Me Something Good / Rufus
*サイケsoul*6/74 うpop#3 r&b#3

→彗星のように現れた超強力女性シンガー、チャカ・カーン。これまた強力なバンド、ルーファスと組んで、こりゃまたえぐい一曲を。私がソウルに求めるものここにあり。ジャマイカの天才
リー・ペリーも物凄いカバーをいたしました(3曲目)

試聴はここで。