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今日の推薦盤一覧2002.12上

 

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12/01(日)

The Best of Doug Sahm (1968-1975)


Doug Sahm
1992
シリーズ「一文字」

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12/02(月)

The Best of Siouxsie & The Banshees


SIOUXSIE & BANSHEES
2002/11/14
シリーズ「英国POP探検隊」

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12/03(火)

Garage Inc.
Metallica


1998/11/24
シリーズ「ヘヴィメタ虎の穴」

金属

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12/04(水)

Viva!
Roxy Music


1976
シリーズ「英国POP探検隊」

ロクシー・ミュージック公式最初のライブ盤です。ベースにジョン・ウエットン、キーボード・バイオリンにエディ・ジョブソンってゆうどこかで見た面子。そうこれは裏USAライブ。その物凄いベースにのけぞり、B面1曲目では完全にキンクリ化してジョブ君華麗なるバイオリン・ソロ。これもフェリーさんオーディションに落ちた怨念か。
1stよりのチャンス・ミーティングから両端バーニンに移るこの瞬間。これが聴きたくてロック聴いてると言っても過言では無し。制御不能の女性コーラス炸裂。〜ハートエイク後半の急展開。これが聴きたくてロック...。エンジニアにスティーブ・ナイ、ジョン・パンター。後のNW布陣で送る無類の変バンド、ロクシーをご賞味あれ。

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12/05(木)

Escape Artist
Garland Jeffreys


1981
シリーズ「あんふぉーげった房」

試聴するとびっくりだと思いますがエルビス・コステロじゃありません。ビートルズと同世代のNYロッカーです。そしてなんと黒人さん。長い間の地道な活動の中で弾けたのがこの作品。NYコネクションの多くの友人と共にグラハム・パーカー、コステロライクな素敵パワーポップを。何と言いましても曲が良い。一度聴いたら忘れられません。コステロさんより何とゆうか情念あり。真っ向切ってホワイトロックの牙城に乗り込んで勝負の心意気。ライブを一度見てみたいなあ。ボスの影にあまたのロッカー有りです。

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12/06(金)

Looking for the Perfect Beat: 1980-1985
Afrika Bambaataas


2001/3/20 Tommy boy
シリーズ「ソウル道」

ろっくす初のラップ登場。これがラップをブレークさせたと言っても過言で無いアフリカ・バンバータ/プラネット・ロック収録のアルバムです。音楽の快感の一つである言葉がころころとビートに乗ってく様を抽出した音楽がラップ。じゅげむじゅげむですな。まるで畑違いのクラフトワークにファンクネスを感じてそれにチンピラの御託がごうごうと。新しい音楽が生まれてくる時の爆発的エネルギーがたまりません。意欲と志の大きさが並で無いこれも紛れも無いソウルなのであります。

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12/07(土)

The Waking Hour/Dalis Car

1984 Beggars Banquet 52
シリーズ
「あすこらびすた べいべ-」

ゴジラVSギャオスならぬバウハウスのピーター・マーフィーとジャパンのミック・カーンの合体バンドです。まさしくバウハウスを後期ジャパンの音像でぐにゃっと歪ませたかのよう。凹面鏡に写った自分の姿がまともに見えちゃう真っ向感もありです。ジャケの通り絵画のように音をとつとつと置いていく色がたまらなくスリリング。実はまったく期待せずに手に入れて聴いてみたんですが、これが素晴らしくて今驚いているところ。こんなに良いのならもっと続けて欲しかったぞ。時代の隙間にはまってしまうような盤ですが機会がありましたら是非聴いてみてくださいまし。

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12/08(日)

The Best of Johnny "Guitar" Watsonr

1996 Castle CCS802
シリーズ
「ソウル道」

ブルース・ギタリストです。世界最軽量の(笑)。ブルースに重厚さ、暗さを求める人にはいたって不向き。したがってその道の方々にはいたって評判が悪いらしい。しかーし、チンピラ度は満点、ニタニタ笑いながらペコーンとギター鳴らして軽快にサイド・ステップ。AOR、ファンク、ラップにまでシンクロして、なんたって一番怖いのはやさしいやくざさんですから。逆に言えばブルースがちょっと苦手な方にもぴったりするかも。曲が極上ですから安心して聴いてみてください。

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12/09(月)

Surrender to Jonathan

Jonathan Richman

シリーズ「あんふぉーげた房」

12月になって今年聴いたアルバム、ベスト1が登場。それぐらい初めて聴いた時の染み方は半端じゃありませんでした。世界一力の抜けた世界一情けない歌の数々のなんと力強いことよ。ぶらり立ち寄った中華料理店のラーメンがめちゃくちゃおいしかったような感激が。まるで時代とは関係ないので古くなることはまるで無し。これが好きな人に悪い人はいないよ。ほんとに。あ、ちなみに私は良い人です(爆)。だって「エジプシャン・レゲエ」聴いてみてください。
歌詞知りたいなー。こんなのランディ・ニューマン以来だ。

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12/10(火)

Thick As A Brick

Jethro Tull

シリーズ「プログレ支部」

タル、イアン・アンダーソン氏により弾き語りアルバム、43分にわたる、壮絶なバックの演奏付の。御伽噺風であります。
英国ジャクソン・ブラウン、英国ニール・ヤングでありますから彼独特の声、旋律に惚れてしまうともうどこまでもやってーーーとゆうことになります。A面B面1曲だからどこまでがどこまででどこまでなのーつー人にはとても辛いのでありますが、やらしときましょう。出てくる音に浸っておればよろしい。生色強く優しい音が貴方を悦楽天国の住人にしてくれるますぜ。結果としてのプログレとゆうことでメロディによりそう変拍子が気持ち良いのです。

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12/11(水)

One More Dream:

The Very Best of
Gerry Rafferty


シリーズ「あんふぉーげった房」

全米ヒット「霧のベーカーストリート」で知られる(?)ジェリーさん。この人も強力に地味な人自己の人。「霧の〜」が78年の空気にピタリとはまりヒットしたのですが生粋の英国です。英国のCSNYと呼ばれたスティーラーズホイ−ルを経てのソロワークでも着実に素晴らしい音楽を。バックをがっしりイギリス人脈で固めてビートルズ、トラッドの香りを受け継いで10CCも彷彿とさせて少しづつ少しづつ深い感動が。世界のどこかにこんな音楽があるってことがとても嬉しくなってしまいます。おっさん風貌とオリジナルアルバムのジャケで損をしてますがこのCDのジャケでそれもOKだ。

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12/12(木)

Grasshopper
J.J.Cale


シリーズ「あんふぉーげった房」

続けちゃうぞー地味シリーズ。だいじょぶかなー(笑)。でも今日はOK。邦題が「シティ・ガールズ」だから。原題は「いなご」だけど。1曲目がシティ・ガールズだからなんですねー。思わずAORやってるダイア・ストレイツかと思ってしまうでしょう。しかし2曲目からはケロっとしていつもの調子で。そしてこのアルバムには4曲目の「You Keep Me Hangin' On」があります。あの曲のカバーではなくてオリジナル。だまされたと思って試聴してみてください。物凄いラブソングがピアノでとつとつと。めちゃくちゃ良い曲です。クラプトン・ファンやってこーい。
聴いてみてびっくりしみまくりの名盤なのだー。

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12/13(金)

Dark Horse/
George Harrison
1974/12/9


シリーズ「ソロトルズ」

わしにとってジョージの一番思い出があるアルバムです。フェイバリット・ソングが「ディン・ドン」と「ダークホース」ですから。生まれたての雛のように初めておやっと思ったソロ作が頭にこびりついて離れないとゆう。当時はジャケも相まってインドいんどーって印象があったのですが長ーい時が経った今聴くとインドーは殆ど無かったのよねー。もっとやっても良かったと思うくらい。穏やかな音楽とは裏腹に切実さを感じます。これはもう名盤と言うより誰がなんと言ったって俺は好きだとゆうアルバムだな。このペコンペコンギターが好きです。

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12/14(土)

Cat Scratch Fever/
Ted Nugent
1977


シリーズ「ヘヴィメタ虎の穴」

ロック・シングルの最高位としては美しい位置の30位まで上がりました「Cat Scratch Fever」収録のアルバムです。リフがHM/HRの命であるならば何とまあ体に直撃が満載です。泣きはアメリカンですから無いのよ。アリス・クーパー、キッス直系同列であります。顔の割にはかわいい声の歌がテッドさんですが、立派な歌としてなんとボズ・バレルが参加です。珍しい、キンクリ以来唄ってないんじゃないかな。不思議な交友関係。他にロクシー、アヴァロンでベース弾いてますアラン・スペナーもヴォーカルで。ばかロック大王としては懐の深さも見せたこのアルバム、名盤入りです。

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12/15(日)

Whatever You Want:
The Best of Status Quo
1997


シリーズ「ブギー兄弟」

ブギー兄弟長男たるクオーです。これでもデビュー当時はサイケデリック・ポップ・バンドでして1曲目はその代表曲。ぶっとんだフレーズの傑作なのだ。その後いつまでも浮かれていてはいかん大人にならねばとブギーの道に突き進みます。どっちかとゆうと幼児退行のような気もしますが[(^o^)]。結果舞の海から大受への転進は大成功。一心不乱に精進したところ、ヘッドバッキング必須の最強ビート形成に成功しました。うーん、快感。下半身はぶっとくなりましたが上半身がそのままなのがかわいいとは思いませんか。

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