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今日の推薦盤一覧2002.6下

 

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6/16(日)
ここに人有り
アルティメット・コレクション
グラハム・パーカー

シリーズ「不器用な人」

”これしかないので突っ走る。”

パンク登場前夜に登場した英国ロッカー、パーカーさん。とてつもなく不器用な人で有ります。登場時点ではブルース・スプリングスティーンと比較されて、パンク後はエルビス・コステロと比較されて常に2番手に紹介されるとゆう不幸な状態に。確かに2人と共通することは多いのですが、ブルースさんより華が無く、コステロさんより直球勝負。曲作りは互角以上に検討しております。それはこのベストを聴いていただければうなづいていただけるかも。唯我独尊の世界なので、すっかり忘れられてしまう可能性有り。コステロさん以上に歌い方が硬かったりそれ以上行きようが無い悲しさもあるんですけど、感情のレッドゾーンに入る瞬間多々有り。イアン・ハンターに立場的に似てるかもなあ。私にリトルフィートと並んで人生最大のライブ経験をさせてくれた人なんです。

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6/17(月)
ブレークしました。
すべての若き野郎ども
モット・ザ・フープル

シリーズ「不器用な人+激安を探せ」

”するめいかロックンロール。”

72年作品。アイランド・レーベルで何をやっても売れなくて解散しよかなあなんて言ってたモットにボウイさんが、「がんばれー。わいが曲提供してプロデュースするけんね。」って応援してくれてそんならばと半分やけくそ(笑)で作ったとゆう作品でございます。それまでのアルバムが嘘のように、すっきりとした音となりました。全ての人が鳥肌立てる瞬間、2から3の「すべての若き野郎ども」に移るその瞬間でモットの成功は約束されたのです。当時聴いても地味だなあと思ったもんですが、何ともするめいかなのでしゃぶると味がどんどんと。RCサクセションの好きな方&「ワン・オブ・ザ・ボーイズ」で「キャント・ゲット・イナフ」のリフ・「レディ・フォー・ラブ」ミック・ラルフス・ボーカル・ヴァージョン有りなのでバッド・カンパニーのファンの方には特にお勧めしちゃうのであります。

¥1276。持ってけどろぼー。

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6/18(火)
かわいい。
ペッティング・ズー
ザ・レジデンツ

シリーズ「NWシーン名人録」

”目玉親父けんざん。”

どさくさに紛れてレジデンツの新譜です。ベスト?になってるようですがようわからん(^o^)___。とにかく正体不明な人たち。サンフランシスコのバンド?でノン・ミュージシャンで前衛つーことになってますか。このアルバムも輸入盤で637円、国内盤で900円代つうもの凄くも訳のわからない値段。10人中おそらく8.5人は「何じゃこりゃー」って怒る音楽ですが、私はよく聴いてます(^@^Y..hehe。なぜかつうと、かわいいから。何かこう愛嬌がありまして、このような音楽にかかわらず仕事中に聴くと仕事がはかどります。次は何の曲わくわくって聴き方は出来ないけど気になってついかけてしまう音楽になっております。

前衛って、なんだろな。リズムがビートじゃないとか、親しみのあるメロディが無いとか、不協和音とか、そうなるんでしょうけど。ピカソの絵とかみたいに感覚が剥き出しに出てくるもののことをゆうのかな。理屈言えないで気に入るか気にいらないかの一本勝負になりますがレジデンツは好きです。

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6/19(水)
変わらないねー。

UH−OH
デビッド・バーン

”ぽこぺん”

ぽこぽこぽこ。92年作品。元トーキング・ヘッズのバーンさんのソロ・アルバムです。ここにもラテンにはまっちゃった人がお一人。バーンさんとラテン、どーだかなーと思って聴いてみると、こりゃまたぴったりなこと。つうよりご本人はなんら変わってないのでバックでスマイリー小原みたいな[(^o^)]ラッパとチャカポコ太鼓が鳴り響いているだけとも言えないでも無いです。何て言っちゃってもまあそのラッパとチャカポコがかっこいいこと。完全なる融合ですぞー。あんど、バーンさんのギター良いやねえ、キレがあります。ベースは何とミーターズのジョージ・ポーターJr。夢の組み合わせ。曲のクオリティが高くて、解散してもモチベーションが下がって無いのが嬉しいのです。ヘッズから自然に移っていけるこの嬉しさよ。けっこうそうゆうケース稀だから貴重だと思うぞ。

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6/20(木)
ぶっとび。
ヴェリー・ベスト・オブ
ルーファス・フューチャリング・チャカ・カーン

”どこが違うのか?”

えー、私はJ−POPのディーヴァ系ちゅうんですか、告白いたしますと苦手であります。まあ、もともと歌のうまい人ちゅうのには敬遠気味のところがなきにしろあらずってところがあるんですが。本当に上手い人なら鳥肌たてまする。えー。、ようするに咽喉を全開にして黒人風に歌うわけですが、「どうだあ。」って上手いでしょわたしみたいな感覚がどうしても襲ってきてしまいまして、へーへーそうでございますかさよーならなんてこりゃいったい。
で、チャカ・カーン。歌上手です。鳥肌立ちます。どこが違うのかなー。まずまあレッスンちゅうのを多分やっとらんな。あと、尻から声を出してますな。そして顔が面白い<[~O~]>hahaha。曲があっちの世界へ行っちゃってます。どーしてこーくるのー、思いつかないよって展開でする。とにかく歌わざるを得ませんって感覚が強烈に襲ってきますから、これでいいのだ。日本のディーヴァさん、いやらしいものまねにならぬように。素敵なものまねなら可。

でも、歌える人羨ましいね。

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6/21(金)
良い曲なら太鼓盤。
グレーテスト・ヒッツ
リンダ・ロンシタッド

シリーズ「なぜなに女性シンガー」

”たぬき姫(爆)”

たぬきでは有りません_<(_ _)>_スマヌ。70年代西海岸を代表する女性シンガーでございます。70年代女性歌手シーンはジャニス・ジョップリン亡き後、情念テクニック系の人が後をついで花盛りとなると思いきや、キャロル・キングの登場と素朴を求める空気のためでしょうか、一般アメリカ姉ちゃん系の人が主流となりました。この人なんてもー、ただ歌ってるだけ(爆)。ところがどっこい選曲センスが抜群で有ります。このアルバムにはエバリー・ブラザース、イーグルス、モータウン、ニール・ヤング等等の素晴らしい曲が一杯。従ってへたにこねくり回されて歌われるよりも素朴に歌ってもらう方が、心にずどーんと届きまする。それが良くてみんなリンダさんのアルバム買ったんじゃないかなあ。アレンジが秀逸でオリジナルともども好きになるのはロッド・スチュアートさんと共通してますね。

当時来日した時に神奈川県民ホールに見に行きました。バンドが素晴らしくて、ワディ・ワクテルのギターに陶酔。前座のリビングストン・テイラーがまた良くてねー。

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6/22(土)
正直者は救われるか。
ザ・ベスト・オブ
カンサス

シリーズ「ばかロック賢人録」

”哀愁無きイエスファン倶楽部_<(_ _)>_スマヌ”

アメリカ人は意外とプログレ好きなのに何故プログレ・バンドが無いのかとゆう疑問に真っ向から立ち向かったのがカンサスでございます。そして恐らくそうなるだろうなあと想像できる通りにやってくれました。イーグルスの人がイエスが好きで好きで演奏してしまったが如しカルフォルニアの青い空プログレ。ヨーロッパの哀愁や湿り気無しのスカっとしたサウンドはサーフィンにピッタリ(笑)。自分に正直なその音楽は非常に好感が持てます。明らかにイエスが好きなことがわかるのですが演奏力はたいしたものでもしや本家を凌ぐかもしれぬ。1曲目「伝承」は全てのバンドマンがコピーしたくなる衝動を持つであろう名曲。「ダスト・イン・ザ・ウインド」はこれを聴いても誰もプログレバンドだと思わんでしょう。この夏、ビールのCMに使われるか[(^o^)]。
とゆうわけで恐らくこのバンドのファンの中で、プログレ好きの人はいないのでは無いかと思われるのですが(プログレの一の魅力、欧州哀愁ロマンスが皆無だからなあ。)、アメリカで成功したのも、スティックス、ボストン、ジャーニーなどと同じプログレハード路線のバンドの一つとしてでは無いかと。ある意味非常に気の毒なんですが、そんなこと関係無しにたまに聴くと、その正直サウンドが嬉しくて堪能してしまうのです。

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6/23(日)
とにかくかっこいいのだ。
Lanquidity
Sun Ra

シリーズ「ロッカーに捧げるジャズ」

”これぞレア・グルーブ。かっこいいぞー。”

昨日スカパー・ミュージックエアでついにサンラ大明神のお姿を見てしまいましたあ。な訳で。
えーサン・ラでございます。謎の人物でございます。ポップ・グループの所属していましたYレーベルからアルバムを出していて私はそれに夢中になりました。究極のスペース・ファンキージャズ。えー何しろ常人には理解できぬ(笑)ぶっ飛んだ方で、とてつも無きヘンテコアルバムを数多く出しておりますので、Yから出したアルバムに近いサウンドのものは無いか、しかも現在手に入るものでとゆうことで探しておりましたがありましたぞー。しかももの凄いのが。以下魅力をつらつらと。
1.70’sファンキ−ジャズ・サウンド満載。
2.当時のブラックシネマ、マイルス好きの方に。
3.SF大好きの方に、伊福部昭先生のゴジラサウンドが好きな方に。
4.フランク・ザッパ・ファンの方に、Pファンク・初期ファンカデリック・ファンの方に。
5.初期ロクシーミュージックのイーノのシンセが好きな方に。
6.エレキギター入りツイン・ドラムのブラックミュージックの深遠グルーブ満載。
7.ハナハジメの顔が好きなあなたに。
8.そしてもちろんポップ・グループの大好きなあなたに。これはYからアルバム出したのも納得じゃあ。

おすすめー!

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6/24(月)
こわいよー。
焼き魚ととうもろこしパン
リー・ペリー

シリーズ「そして暗黒レコード」

”ジャケで笑ってるし。その割に色目が怖いし。”

76年作品。「リターン・オブ・スーパー・エイプ」で従来のダブから飛び出して己の世界に突入したペリーさんが放った双子のような暗黒アルバムです。どこが違うって言ったって、あれよ、だいたいダブちゅうのはドラムにエコーかけたり楽器や歌を抜いてリズムセクションだけにしたりと手法は決まったものになっておるんですが、ここでのペリーはんはずーっと歌いっぱなし。しかも確信を持って(爆)外しているとゆう。こわー。さらに赤ん坊の泣き声や何やら獣の鳴き声、ドアの開閉音、ガラスのキラキラ音などをこれまた執拗に挿入。これは多分誰も止められる人がいなかった結果であろうと思うのだけど、ここまでやっちゃった音楽は世にも稀なる音楽では無いかと思います。サンラ大明神は別にして(笑)。この恐るべき地獄パワーもジャマイカとゆう土地がなせる技か、怖いし楽しくなる音楽では無いんだけどつい繰り返し聴いてしまって落ち込むことも有るでしょうが、何故か精神がぶっとくなったような気がするので素晴らしいアルバムなのだ。エネルギー吸収。

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6/25(火)
最強与太者ロック。
フリーバード−ザ・ムービー
レイナード・スキナード

”もう一つのワン・モア・フロム・ザ・ロード。”

きのうのリー・ペリーさんの次に聴くのは自分でもどうかと思いますが精神の均衡を維持するために<[~O~]>hahaha。
76年8月21日イギリス・ネブワース・フェスティバルでの演奏を収録した映画のサントラです。彼らには素晴らしいライブ盤「ワン・モア・フロム・ザ・ロード」がありますが、これのどこが違うかと申すとあの飛行機事故の直前のライブだと言うこと。従って「ストリート・サバイバーズ」の曲もやっているので、ロニー・ヴァン・ザント存命時の曲が網羅されてます。新ギタリスト、スティーブ・ゲインズの加入直後でもある。共演したと言うローリングストーンズを食ってしまったとゆう最強の与太者バンド、レイナード絶好調の演奏、理屈抜きで楽しめます。ちょと感じたのがこのバンドは意外と巨漢ピアニスト、ビル・パウエルさんの役割大きいんじゃないかと。エルトン・ジョンに奏法が似てるんですよ、これが。だもんで「ロック・オブ・ザ・ウエスティーズ」にサウンドが似てたりする。エレガントさが効いてます。

重ね重ねこんな絶好調時に事故が有ったのは残念でなりません。

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6/26(水)
複雑な気持ち。

闇に吠える街
ブルース・スプリングスティーン

得た物と失った物。”

78年作品。前作「明日無き暴走」でブレークしたブルースさんの満を時して発表されたアルバムです。擦り切れるほど前作を聴いた私も期待いっぱいで聴きました。予想にたがわぬ素晴らしさでとても嬉しかったのですが、作風が変わっていたのに驚きも。彼の作品と言えば溢れ出る言葉を制御出来ず、そこに強引とまで言えるメロディをのせてとにかく放って行くとゆうもので、1,2作はそれを裸のまま出して、「明日無き暴走」ではプロデューサー、ジョン・ランドーさんがスペクター・サウンドとゆう絶好の舞台を用意して見事にはまったものでした。ところが本作では、曲自体がすっきりとまとまっています。作曲技術が向上したためか、前作ヒットのプレッシャーのなせる技か。一聴して最初に感じたことは、「あ、グラハム・パーカーだ。」。特にラストの8.ストリーツ・オブ・ファイアから10.闇に吠える街までの3曲はグラハムさんが作ったと言われても信じてしまうほど。これはいったい。前から聴いていて好きだったのか?。それとも時代の流れが生んだ偶然の一致か。麻薬のように作りたくなる又作り易い作曲方法ではあるのだけど...グラハムさんは大好きだし、良いんだけど、ブルースがそうなって良いものか考えてしまいます。以後この作風で突き進み、さらに「ボーン・イン・ザ・USA」で本人の思いとは関係無くアメリカの英雄のようにとらえられてしまい、ますます動き難くなって行った感が。同時に私からも遠くなって行って寂しくなってしまったのです。

ボスになるよりも永遠のあんちゃんチンピラでいて欲しかった。

試聴はここで

6/27(木)
パワーポップ。

サマー・ホリデイ
イアン・ゴム

シリーズ「NWの逆襲」

”欲はありません。”

78年にいかしたパブ・ロック・バンド、ブリンズレイ・シュワルツの元ギター歌手の放ったロックンロール風味の効いたパワーポップ・アルバム。とまあ文章で説明しちゃうとこんなに簡単になっちゃうんですけど、実は中身はそのまんま(爆)。そのまんま何も変哲もない所が魅力なんです。当初は殆ど自主製作盤並で発売されたジャケットも家族で遊園地で遊ぶ姿を写したものとゆう欲の無いもので、本人も売る気が無かったからこんなにシンプルでさっぱりとしたサウンドになったのでは無いかとも思われます。そこはバズコックス等でまっすぐな音を作らせたらこの人じゃあと証明されているプロデューサー、マーティン・ラシェントさんの力も大きいとは思いますが。言いようの無いくすぐりポップの魅力満載です。

そしたらどーゆー訳かアメリカで「ホールド・オン」がヒットしてしまいました。発掘したアメリカ人は偉い。

ニュー・ウエイブと言うにはいささかこっ恥ずかしいですがこれぞパワー・ポップってゆうのを聴きたいのならこれでございまする。

試聴はでけんのです。

過去の推薦盤

6/28(土)
正にお買得や
フェイス・ザ・ミュージック/ニューワールドレコード/ディスカバリー
エレクトリック・ライト・オーケストラ

シリーズ「激安を探せ。」

”荒業。”

お客さん、びっくりしたら行けないよ。あの70年代ヒット・メーカー、ELOの絶頂期のアルバムが3枚まとめてたったの3108円。

「一流のデパートで下さい頂戴で頂きますと一枚が2500が2000、1800は下らない品物。今日はそれだけ下さいとは言いません! ねっ、浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)じゃないが腹切ったつもりで負けちゃおうこれ、どうです? 3枚まとめて6000が5000、4000が3108、えいっ、貧乏人の行列だ! 持ってけこの乞食野郎ちきしょう!」

と寅さんも言っています<[~O~]>hahaha。

パフィのファンも、ビートルズのファンもロイ・オービソンのファンも、ついうっかり買い逃してるそこのあなた、この機会に抱腹絶倒、くすぐりポップを手に入れてみませんか、こんちくしょう(爆)。

試聴はここで。

6/29(日)
ロビンはロビン。
ブリッジ・オブ・サイズ
ロビン・トロワー

シリーズ「人気B級実力A級」

”ロビンはロビン。”

1974年発表のソロ2作目。私にとってロビン・トロワーは不思議な人だ。本人もジミ・ヘンドリックス大好きだと、ブルースを元に音楽を作っていると公言し、世間ももっぱらそのようにとらえているに関わらず、聴いてみると、どうもそうは聞えなくなってしまう。世の中うまくいかないようでジミヘン・ミュージックを作ろうとすればするほど、己個人の音楽になってしまってたりして。しかもどうもブルースロックにも異にしているようで、ライバルと呼ばれるのはロリー・ギャラガー、ジョニー・ウインターなどなのだろうが、彼らがストレートにブルースへの憧憬を音に出来るのに対してロビンは、むしろヨーロッパ的とでも言いたいような詩的風情が全編に漂う音楽を作る。それは代表作と言えるライブよりこのアルバムのようなスタジオ作に顕著に。地味だと思われてだいぶ損をしているかもしれぬ。

幸運なのはデビュー作より一貫してデビッド・カバーデイルと並んで数少ないポール・ロジャース直系のボーカリスト、ジミー・デュワーとコンビを組めたこと。哀愁を減らしたロジャースとも言いたい彼の堂々たる歌はトロワー・ミュージックには欠かせない要素になっている。余談だがライ・クーダーにもこのような相棒がいたらかなり違った展開になったのではと想像してしまう。

本道ブリティッシュ・ロックと言い切りたくなる音楽は実は少ない。ブルースを元にしながらも確固たる欧州人たる音楽のこうゆうアルバムは、それを求める人々の咽喉を潤す貴重な一枚と言えよう。

−ジョン・エントウイッスルさんの死去のニュースが届いた同じ日に、このアルバムのボーカル、ジミー・デュワーさんが死亡していたことを知りました。不世出のロック・ボーカルがまた一人....。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

試聴はここで。

6/30(月)
泣けます。
バット・シリアスリー・フォークス
ジョー・ウォルシュ

シリーズ「人気B級実力A級」

”逞しき才人。”

昨日久しぶりに聴いたらやっぱりもー鳥肌。代表曲は最後の「Life's Been Good」とゆうことになるのだけど、2.の「Second Hand Store」ね、これが良くて良くて。泣いちゃうよ俺。

当時イーグルスにジョーさんが入ると聞いて「
えーーっ。」って思ったの俺だけやろか。なぜ、えーーかとゆうと、一つは「LIVE」でせっかく時を得たのに、ソロ・アルバムが出難くなってしまうんじゃないかちゅうのと、まあバーニー・リードンのファンでもあった訳ですが。ところがどっこい、イーグルスで得たことをたっぷり吸収してこんな形で出してくれるんだからやっぱり只者ぢゃありません。まあサウンドは変わってもスピリットは同じ。のーんびりしたなかにも芯のしっかりした、聴くたびに染みてくる音楽。頭ぴかちゅうだけのおぢさんじゃ無いんだよ。

良くて良くて。泣いちゃうよ俺。

試聴はここで。