2011/08/15(月)Tポイントカード

高木浩光氏のサイトをよく見ているが、@homeで調査をした記事が載っていた。
「Tポイントカード3人に1人が持つ」は本当か、街角で聞いてみた

Tポイントカードって購入情報が蓄積されて共有されている(かどうかは定かではないが、情報は蓄積されている)というのを知らなかった。1つのショップのポイントカードなら購入履歴が溜まったところでたかがしれてるが、いろんな店での飲食や購入の履歴が1箇所に集まるというのはちょっと気になる。
何人で何曜日の何時に何を飲んで食べたか。レンタルで何を借りたか。ショップで何を買ったか。様々な情報があるが、これ全部纏まると、個人情報の中でもだいぶ重要な情報になるんじゃなかろうか。
これらの情報を基に広告をするのだろうけど、何となく全て監視されているような気がして好ましい気分にはならないな。

で、Tポイントカードの規約はどうなっているのかざっと見てみた。T会員規約によると、第4条(個人方法について)に色々書いてある。2項の個人情報の項目に、確かに
(2)ポイントプログラム参加企業における利用の履歴
と書いてある。
あと1項の個人情報のお取扱いを良く読むと、
なお、インターネット等当社が別途定める方式にてすべての項目にご登録いただくこと及び本項の記載内容にご同意いただけない場合は、会員登録をお断りすることや、会員登録完了後に退会の手続きをとらせていただくことがあります。但し、本条第3項④記載の利用目的にご同意いただけない場合でもこれを理由に入会をお断りすることや退会の手続きをとることはございません。この場合、会員は、当社に対して本条第3項④記載の利用目的に基づく会員の個人情報の利用停止を申し出ることができます。利用停止を申し出る場合には、本条第8項記載の「届出書」の所定欄に必要事項をご記入の上、当社指定の方法にてご提出ください。
とある。ふむ、第3項④とはこれのこと。
(4)会員に対して、電子メールを含む各種通知手段によって、会員のライフスタイル分析をもとに、または当社が適切と判断した企業のさまざまな商品情報やサービス情報その他の営業案内または情報提供のため
なるほど。要は取得した個人情報の利用方法として、第三者の企業に提供することを拒否できるということだな。んでその請求様式を見たが、よくわからない。
④利用の停止又は消去の請求※この請求は対応に必要な確認を行なうために、担当者よりご連絡させて頂きます。
私は、個人情報保護法第27条第1項に定めに基づき、貴社の保有する私の個人情報の利用停止又は消去を求めます。
◆ 請求の種類□ 利用の停止  □ 消去
◆ 本請求を行なう具体的な理由(記入必須)

⑤第三者への提供の停止の請求※この請求は対応に必要な確認を行なうために、担当者よりご連絡させて頂きます。
私は、個人情報保護法第27条第2項に定めに基づき、貴社の保有する私の個人情報の以下の者への提供停止を求めます。
◆ 会員規約に反して、貴社から私の個人情報の提供を受けていると疑われる者の名称:(記入必須)
4か5を選択する格好だが、どちらも微妙だ。個人情報という大きな括りで利用を停止や消去をすると、会員情報自体が該当してしまうので、会員として継続することができないのでは?
で5の第三者への提供の停止の請求は、書き方が微妙だ。「会員規約に反して~」というのはどういうこと?ただ単純に、情報を他社に渡すな、という手続きをしたいだけなんだが、これどうすりゃいいんかね。

あと、請求範囲を選択するのだが、「Tカード会員情報(T会員のうち、カードが発行されているもの)」と「キャンペーン応募情」の2つしか選択肢が無い。Tカード会員情報というのが何を指すのかがわからない。蓄積した他社の購入履歴がこれに該当するのだろうか。

まあ、今のところTポイントカードは昔のしか持ってないから切替されてない気がするし、そもそも使ってないんだけどな
#じゃあこのネタは何だったんだよ

あとかなりどうでもいいのだが、最初に紹介した高木浩光氏の記事だが、文中、@homeを使ってるんだが何で女性なんだろう。いや別に容姿は構わないのだが、女性の口調になっているのが気になった。別にネカマをするのはロールプレイの一環だと思うので否定はしないが(昔やってたし)、口調がまるでネカマなので超バレバレですよと。どうせやるならもう少し自然に喋った方が(発言した方が)いいのではないかと思った。基本的に、~わ、~よという表現は喋りはすれ(それでも少ないと思う)、文字では書かないから。女性のブログやTwitterの発言を見たらわかる。
MO/MMORPGなどでネカマしたい人は気をつけるように。
#この記事は一体何だったんだろう

2011/08/09(火)明日から夏休み

明日から8/14まで夏休み。今年はもしかしたら夏休みは無いかもしれないと思っていたが、何とか調整付けられたので良かったなと。で5連休なわけだが、特にこれといって予定があるわけでもなく。良い言い方をすればのんびり、悪い言い方をすれば引きこもってダラダラ過ごすことになる見込み。

2011/08/02(火)残業

夕方からの作業のため残業。時間調整して夕方から出勤じゃないあたりがアレだな。22時終了予定だったが、予定通り遅れて24時。飯も食わず。買いに行く暇もねえ。そして明日は通常通り勤務とか。
まあ、働いた分の残業がちゃんと出るだけ良いやね。

2011/07/24(日)線量調査

某所から線量計を1日だけ借りてこられたので、家の内外を計測してみた。
機種は堀場のPA-1000。シンチレーション型のγのみ計測するタイプ。計測方法は、地上1m(室内は床面から1m)で、60秒間測って表示された値。

細かい値はちょっと置いといて、家の中のリビング、PC部屋、台所、寝室なんかの値を総合的に勘案してざっくり計算すると、約0.5μsVだった。年間換算では4.38mSv。結構高い。
屋外は場所により様々だが、0.9~1.6μsV程度だった。

家の中に放射性物質があるにはあるんだろうけど、主に屋外から飛んでくる分が大半に思える。木造平屋というのも一部あるように思う。壁材だったりとか、ガラス窓が多めとか(ちなみにリビングの窓際で計測すると0.7くらい)。
屋外はほぼ全方向が土+砂利なので、雨が降っても流れず溜まっている。これを除去しない限り、無くならないだろう。大家がやってくれるとは到底思えないので、大家の了承を貰って自費でやるか、放置するしかない。まあ放置だろうな…。

後日、会社が線量計を買って準備するらしいので、もう一度測ってみて機器の違いを見てみる予定。

2011/07/17(日)復活を遂げた酒

福島県双葉郡浪江町請戸に、鈴木酒造店という酒蔵があった。代表酒は「磐城 壽」。震災前の情報しかないが、ここだ(→磐城壽)。
場所を見てわかる通り海岸に一番近い酒蔵で、すぐ目の前が海。今回の震災で津波の被害があったことは想像出来よう。この酒蔵も津波の被害に遭い、従業員は全員無事だったものの、蔵は全滅した。人間以外全てだ。

しかし奇跡が起こった。震災の前に、会津にあるハイテクセンターという研究施設に研究用にと酵母菌を預けていたのだった。蔵は無くなってしまったが、磐城壽の酵母が生きていればまた酒は造れる。そして、会津地方の某酒蔵の環境を借りて、酒を造ろうということになった。残っていた酵母を選別・培養し、新しい環境、水、米で酒を造った。
そして、その酒がこの度完成したのだ。
福島民報「浪江の酒、南会津で復活 鈴木酒造店の「磐城壽」ラベル貼り」

元々、結構好きで飲んでいた酒でもあったので、今回の被災はとても残念だったし胸が痛かった。しかし従業員が全員無事だったのと酵母が残っていたのとで、また酒を造ると聞いたときにいたく感激した。
いつも通っている酒屋があるのだが、そこでは前から鈴木酒造店の酒の取扱があったので、今回の復活した酒を買えないか相談してところ、少ない本数だが入るかもしれないとのこと。買えるかどうかわからないが、一応予約をお願いしていた。そして今日行ってみたら入荷したとのことで、1本だけ売っていただけることに!

この復活した磐城壽をカミさんの実家に持って行って、一緒に飲んだ。スッキリして甘さもほどよくバランスが良い酒だ。酒造りに対する思いと、奇跡が生んだ酒。味わって大事に飲んでいきたい。
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