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2011年08月08日の記事

2011/08/08(月)XSYNC-1

PC
先日、マイコンソフトの同期分離ユニット、XSYNC-1が正式に発売された。
俺はキャプチャーボードであるSC-500N1とのモニターセット品を購入していたので、モニター版は持っている。モニター版は改善前ということで、基板はほとんど映せず、あくまでもコンシューマ機でRGB出力があるものにしか正式に対応していなかった。そして改善が出来上がって、その評価に一部参加させていただいて、手持ちの基板の動作確認をしたりした。というのを経て、ついに正式に発売された。

で、モニター版と、改善評価版(後に確認したら返さなくていいとのこと)の2つ持っている状態だった。そこに、今回の正式版。一応、モニター購入者は特別価格で販売してくれるとのお知らせが来たので、せっかくだから買った。
だって個人的用途で使い物にならないモニター版は捨てるしかないし、完全に使えるけど基板剥き出しでケーブルを簡易的にハンダ付けしただけの評価基板を常用するのも怖い。2つを合体させれば製品同等のものは出来上がるけど、ここはまあ製品を買ってやろうという心意気で。

ところでXSYNC-1は、SC-500N1を使用したキャプチャーに特化した製品というわけではないのですよ。アナログRGB21Pを入力すると、同期をキレイに分岐してD-SUBに出力してくれる。ついでに、スルーアウトから同期信号をキレイにしたRGB21Pを出力してくれる。特に後者が超重要!
前者はSC-500N1用として使うが、俺が求めてる重要なポイントはこのスルーアウト。これを何に使うかというと、同社のXRGB3の入力に使う。基板(コントロールボックス)から出力される信号をそのままXRGB3に入れると基板によって同期が取れにくかったり、微調整が必要だった。ところがこのXSYNC-1を経由すると、何の微調整も不要のまま手持ちの基板が全部映る。なのでXRGB3の設定は固定のまま、基板を色々とっかえひっかえしても何もしなくていいのだ。素晴らしい。

こんなの基板とXRGB3を持ってる人にしか恩恵がないと思うけど、基板ユーザーはCRTが無くなっていく中でどうしていくかというのはやっぱり共通問題だと思うので、こういう製品があるともの凄く助かる。というか無いと困る。
そんな感じなので、マイコンソフトさんありがとう。超感謝してます。
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