2012/06/28(木)トレハン

モンクを育てるでもなく、延々とトレハンの毎日。WizでInf Act1を回ってアイテムと金稼ぎ。金を稼ぐだけならHell Act3を回った方が効率はいいけど、アイテムを期待したいのでInfで回す。結果から言うと自分が使える装備はまるで出ない。全ては運なんだろうが、更新できる装備は全く出ませんな。少しずつ金を稼いでAHで装備を探し、出物を見つけて買うという繰り返し。

――Diablo2まではトレハンゲーとして成り立っていた。自分で延々と狩りをして出たアイテムに一喜一憂し、装備を少しずつ更新していった。トップクラスの装備に関してはトレードが一般化し、いつしか貨幣代わりに人気だったリング装備、SoJ(Stone of Jordan)が使われた。また外部ではRMTも成り立っていた。トレードとRMT、どちらも対人的な対応が必要だったしゲームの枠外という意識があったから、少なくとも自分の中では異端として捉えていた。
そして今回のDiablo3はというと、競売(AH)が公式で準備され、ゲーム内で自由に検索して落札・購入できるようになった。自己のポリシーでAHを禁じ、トレハンだけで自分の装備を拾って装備を整えていくことももちろんできる。しかしゲーム内で公式に準備されたAHという仕掛けを使わずに進めるのは非常に厳しい。ゲーム自体、AHが前提になっている感があり、自分で装備を整えて進めるにはとてつもなく困難だからだ。

1つ例え話を書こう。
自己でAHを禁じてプレイしていたとする。一生懸命トレハンしてようやく自己装備を更新するものが見つかったとしよう。当然前に使っている装備が余るだろう。それを別キャラで使わなければ店に売るか分解して素材にするかの選択肢があるが、もう1つAHの存在を思い出し、売ってみようと思うかもしれない。AHは自分で禁じているが「買わなければ良いだけで売る分には良いだろう」と考えるだろう。
次に、売ろうとした装備がどの程度の価値があり、いくらで出品すればいいのか調査するに違いない。そこで検索して驚愕の事実を知るのだ。頑張って発見した装備が二束三文の価値しか無く、ゲーム内のクラフトでギャンブルするのにかかるコストより安いということを。さらに自分の装備より遥かに優れた装備がいとも簡単に、安く手に入れられる事実を。

という感じでDiablo3におけるAHは、ゲームを進めるにあたって必要なものになってしまっている。そういうゲームデザインをしてあるから間違っていないし成功しているとも言える。だからDialbo3は、Diablo2までのような自分でトレハンし装備を整える主体としたゲームでは無く、全体的に金と装備品とAHを活用して理想を求めるゲームなんだということだ。
Diablo3で思うのは、Diablo2までの経験とDiabloというゲームブランドによる先入観による違和感だけで、それを除いて考えれば結構良く出来ているということ。装備を整えるための手段がこれまでと少し違うだけで、結局はトレハンしなければ装備は整っていかない。

ここまでプレイしてもInferno Act2ボスを倒せる気がしないから、トレハンを続けて金を貯め、装備をAHで揃えてまた挑むというのを繰り返すしかない。
おっと、1つだけ方法があった。RMAHで現金で装備を買ってしまえばいい。でも俺は絶対それだけはやらないポリシー。
OK キャンセル 確認 その他