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2012年07月08日の記事

2012/07/08(日)K-01その後

とりあえず手持ちのSDカードを使って適当に持って歩いて使ってみた。
ざっくり言うと、やっぱりデザイン重視であって使いやすさという点ではあまり考えられていないなあ、と思った。メニュー以下の操作性はまあ良いんだけど、ハードウェアとしてはやはり持ち手部分や、ボタンの配置に操作性としての必然性が見あたらない。まず右手1本で操作する前提になっていないようで、両手での操作を強いられる。ここが従来の一眼との決定的な差であって本機のマイナス点。全てこれに尽きる。

一眼の場合は、手を添えるという意味では両手を使うが、撮影に関する操作という点ではほぼ右手のみで集約するように出来ている。元々は左手は絞りやピントリングを操作する必要があったんだから当たり前だが、AFになってからもその流れのままだと思っている。だから右手のみでファインダーを切り撮影出来るのが当たり前だと思うんだよな。一眼の場合は。
でこいつはというとそういう操作性にはなっていない。一眼ではなくただの大きなミラーレス(ファインダーレス)機なのであって、操作性はその流れじゃない、と言われてしまえばそうですかとしか言いようがないが、あまりにも操作しづらい。ネット上の評価も色々分かれるだろうが、操作性に関してまあ許容範囲と言う人はいてもこれは良いと思ってる人はほとんどいないと思う。グリップの悪さはもちろん、露出補正ボタンの場所も悪い、従来の一眼では2つあったダイヤルが1つしかない(マニュアルモードでの撮影時に致命的)、マルチボタンが赤緑2つあるが場所が悪い、などなど。デザインありきのマシンだから仕方ないがもう少しどうにかならなかったのかなあとは思う。

そんな操作性のマイナス要素はあるにしても、APS-Cのセンサーサイズのミラーレスとして考えたら安いと思うし、PENTAXレンズ資産持ちのサブ機として使うにはデザイン性もあって良いと思う。俺もサブ機として使うつもり。普段スナップや飲食系など、一眼では仰々しすぎる場所なんかでは活躍しそう。ネイチャーでは長玉以外は使えそうだし、特殊フィルター関係も楽しそう。普段の生活を考えたら、こっちの方が利用率は高くなると思う。
でかいけどな。
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