メッセージ

2015年07月18日の記事

2015/07/18(土)10thライブに向け出発

ここからしばらく、後先考えず無駄に長文な上にロクに推敲しないので、興味がない方は読み飛ばして結構です。自分自身の記録なので、思ってることを書き留めておく。

――ついに10thライブの日がやってきた。

「10周年ですよ、10周年!」

坂上Pが、10周年がゴールではない、ただの通過点にすぎない。と言っていたが、大きな大きな節目であることには間違い無い。10年ですよ。ゲームやアニメコンテンツで10年続いて、しかも大きくなり続けているものはほとんどないんじゃなかろうか。

俺は残念ながらアケからの10年古参ではない。アイマスに出会ったのは、ニコ動の動画からだ。
稼働したとき、ちょうど引っ越した直後で、ゲーセンが少なく、稼働している場所もあるかどうかも知らなかった。昔関東にいた頃は、ゲームを探すということもなく、適当にいくつかのゲーセンに行けばどこかにある、という環境だった。特定にゲームに目をつけ、稼働店を探すという行動は俺の中にはなかった。そんなこともあって、アイマスが世に出て、稼働しているということすらも知らなかった。
そして確か2007年あたりからニコ動(当時βかな)でアイマスの動画が流行り始めた。割と最初の方から見てたと思う。そこからずっとニコ動で見ていて、アイマスに詳しくなった。ゲームはXBOXのみだったので本体を持っていなかったのでやらなかった。以降、PSPも出たが当時PSPも持っていなかったのでスルー。PS3で2が出たことで、やっとゲーム本編に触れた、という経緯。なので、実はゲームに夢中になって~というよりは、ニコ動で山ほどの動画を見たことで踏み入れた世界なのであった。

一方で、中の人にも興味を持ち始め、ライブが実に楽しそうだ、ということで、評判が良かった5thのライブBD*1の限定版を中古で入手することに努めた。結構な期間ヤフオクを張り続けたがしばらく買えず。その前に4th、6thを買う。5thはしばらく経ってからようやく購入に至る。
このあたりからライブに行きたいと本気で思い始め、7thの時に始めて先行応募したが落選。一般でも応募したが落選。涙を呑んで諦めた。ライブビューイングは何故かスルー。今になって行かなかったことに激しく後悔している。タイムマシンがあったらとにかく行けと自分に伝えたい。
そして、時が経って7thのBDを新品で購入し、以降は全て購入している。しばらくして、先日1stのDVDも買ったので、これでアイマスのライブBDは全て*2手に入れた。

他にはもちろんアニメも見たし、劇場版も見たし、ラジオを色々聞いたりだとか、ライブのコメンタリーだとか、ずっと色々と触れてきて、それぞれのタイミングでの気持ちだったりとか、環境だったりとか、歴史を見てきた。コアなファンに比べたら知識も少ないけど、それなりには知っているし理解しているつもり。

そしてついに、10周年ライブが開催される。10周年という大きな節目もあるけど、この節目に、ドームでライブが開催される。
アケの最後のセリフ「ドームですよっ、ドーム!」。1stライブのDVDの最後でも「次はドームですよっ、ドーム!」のセリフで終わる*3
いつしかドームでライブが出来ることを夢見て、一歩一歩積み重ねてきて、この10周年という節目に、本当にドームでのライブが実現したのだ。

もちろん、765メンバーだけではなく、シンデレラ、ミリオンが活躍してきたことも大きい。アイマスといえば765メンバーだけを指すのではなく、シンデレラやミリオンも含めてアイドルマスターなんだ。一部には765メンバーこそがアイマスで他を認めないという原理主義的なファンがいるが、そこは否定したい。スタッフや声優の言葉をずっと聞いていれば間違っていることに気づくはずだ。全てがアイマスであり、全てが上手く作用して、この今日の日を迎えられたんだ、と。

この記念すべき日に、今日、明日と両日参加出来ることを心から喜びたい。さあ、出発だ。

*1 : 4thライブから既にBD版だった。これは当時結構凄いことだと思う

*2 : 4thの大阪ダイジェストは除く

*3 : この後しばらくはライブでも実際に言われていたが、あまりにも現実味がなかったため、「これからも、アイマスですよっ、アイマス!」に変わったという経緯がある。

2015/07/18(土)10thライブ1日目 その1

行動としては、初日の今日、移動してホテルに荷物を置いて現地に行ってライブ終わって宿泊。2日目はホテルからライブに行ってまた戻って宿泊。3日目に帰る、といった流れ。
ライブ中の感想は、全部の曲を覚えてないので印象深かったところだけ書いておく((これ、書いておくとBD)出てから見直したときに、俺自身の記憶の呼び出しに便利なのよね)。

そんなわけで初日、移動開始。上野~池袋~西武球場前、というコース。池袋から球場までは、各停や急行なんかでも臨時で直通が出ているが、せっかくなので特急「レッドアロー号」で行ってみた*1
特急はものすごく快適で、新幹線よりも遥かに広かった。出発してこれはいいな、って思ってたらいきなりやよいの声が。なんと車内放送でやよいが喋ってる。マジかよ。イベント用の臨時特急とはいえ、ここまでやるとは思わなかったのでビックリした。出発してすぐの放送と、到着直前とで2回流れた。放送の途中、普通に笑い声があったり、放送が終わった後に拍手が起きたりと、非常に愉快な移動だった。
現地に着いて改札を抜けたらドームが。ものすごく近い。会場周辺の地図が事前に公開されていたが、結構こぢんまりした感じで、面積はそれほど広くなかった。

とりあえず物販だ、ということで人の流れに乗って物販コーナーへ移動。というかこの界隈にいる人の数が尋常じゃない。多いとは思っていたが、それにしても多い。既に開場寸前の時間なので相当な人が来ているのだろう。万人単位だと思うととんでもない人数だ。
で物販。CDとグッズにエリアが分かれていて、まずCDに行く。既に列は無く、ストレートに買うことができた。今回、CDは3種類出ているが、そのうちミリオンの限定CDだけが売り切れで買えなかった。まあ、時間遅いから仕方ないか、と思いつつ残りの2枚を購入。

次にグッズ売り場へ。こちらも既に列はなく自由に買えた。ただしほとんど売り切れていたのでパンフとトートバッグしか買えず。ま、まあ時間遅かったしね。それに事前通販でTシャツとタオル、キーホルダーなんかは買えたから問題無い。パンフさえ買えれば良し。

展示ルームがあったがやたら並んでいたのでスルーして、いったんドームを見てみよう、と思って行ったら既に開場していたので、まあいいやと入場した。
入場すると正面に主演メンバー一同のキャラ絵を並べたパネルがお出迎え。こうして見るとすごいメンバーだな、と思う。
そしてゲートをくぐってスタンド席の上を歩いていくと、ほどなく会場が見えてきた。うわあああ、広い!そして中央ステージ!ステージは中央にメインステージ、あと3方向に小ステージが配置された形で、簡単に言うとマウンドがメインステージで、ホームベースと1塁、3塁に小ステージがあると思えば話が早い。それを少し拡大したような格好だ。内野がアリーナA、外野の1塁がアリーナB、3塁がD、中央がCとなっている。すなわち、アリーナAが全方向が見え、外野はそれぞれ近いステージしか見えない(ホームベースに当たる小ステージは全く見えない)。
初日はアリーナDで、3塁ステージしか見えない位置だった。メインも見えないことはないが、ステージの柱が邪魔でほとんど見えない。まあそんなのはいい。メインモニタが中央ステージの全方向にあり、かなり大きいので非常に見やすい。これで十分。

まずトイレに行って準備を整え、開演を待つ。待ってる間、会場注意のアナウンスがあり、なんかやたら滑舌が良くかわいい声だな、と思ってたらまさかのれいちゃまとゆいトン!会場うおおおおお!
そんな感じで開演。まず社長からスタート、次にSSA以来のぷちますPがアニメと共に公演諸注意。
いよいよ開演だ!

*1 : チケットは販売日にネットで売り切れて買えなかったので、JTBで1,000円の手数料を払って買った。

2015/07/18(土)10thライブ1日目 その2

開演!スクリーンにアケ稼働の年月が表示され、徐々に日付がカウントアップ。10年分を進めて現在に至ると、「ドームですよ!ドーム!」の声と共に、THE IDOLM@STERの曲からスタート!もうこの時点で泣きそう。
立て続けにREADY!!。会場は既に120%かよくらいのボルテージ。
曲が終わって最初の挨拶。実は内容を覚えてない。目の前に夢中すぎて何を言ったのか全く覚えてない。ただ1つ、「ドームですよ!ドーム!」をついに言える時が来たということで、もう一度、じっくりとかみしめて言うシーンが印象的だった。一通り終わったあとに、隣にいたミンゴスに「もっかい言っていい?」的なことを耳元で確認して、頷くミンゴス。そして満を持しての、「ドームですよ!ドーム!」会場うおおおおおおおおおお!そして涙腺崩壊。

続けて、畳みかけるような夏っぽいアップ曲。START!!、ラムネ、Pon de Beach、待ち受け、YOU往MY進と来る。Pon de Beachは待ってました!半屋外でまだ明るい時間、この暑い中でのこの曲はもうこれしかないシチュエーション。そして後半は巨大水鉄砲を出してきて観客に向かって撃つというこれまでにない演出。俺も水浴びたかった…。
YOU往MY進は9thでのタオル再来だな、とピンと来たのでタオルを準備、よっしゃ!と振り回したら、俺ら凄いね、何も説明もされてないのにみんなタオル回したよ。さすがだよ。

次からちょっとしっとり風味の曲、ALRIGHT*、自転車、DIAMOND、空ときた。ライブでは定番の曲たち。
そして意表を突いてTHE 愛が。なるほど、アイがテーマだからか。周りのPがよくわかっていなかったように思うが、確かに珍しい曲かもね。

ここからはアケからの曲も含めたスペシャルメドレー。スタンド席にサポートメンバーが現るという演出だったのだが、アリーナからはまるで見えなかった。
曲はアケ曲からの古い曲が多かった。個人的にはFirstStageをあずみんが歌っていたのが印象的だった。最初の雪歩の曲なんだが、ライブで歌ってた記憶がなく、初めて聞いたかもしれない*1。それからID:[OL]のコールが、みんな自然にできていたこと。何かのライブの時、わざわざ説明してもコールが少なめだったことがあった気がしたが、今回はみんな自然に出来ていたのがよかった。あとは蒼い鳥がM@STER Ver.でなく、ゲームバージョンだったこと。ここはあえてゲームバージョンにしたんだろうと思う。

この後は休憩。トイレはまあ全然大丈夫そうだったので残ったが、スクリーンには欠席組キャラ*2のシルエット。休憩中の曲はこのキャラに関係するような曲が流れたこともあって、休憩が休憩じゃないようだった。
休憩最後に、デレミリが出てきてバズーカでボールを飛ばしていた。一番遠いステージだったので飛んでくるわけもなく。受け取れた人はおめでとう!

休憩後はクールな曲を中心に、終盤に向かっていく。DREAM、嘆きのFRACTION、Rebellion、relations、絶険、オーバーマスター、Fate、KisS、笑って!。
Rebellionの赤は、これまで以上だった。瞬間的にほぼ全てが赤く染まった。俺ら決める時は決めるよね。すごい光景だった。絶険はもう、格好良すぎ。この曲ハンパねえ。オバマスはこういうことを言うべきじゃないのはわかって言うけど、美希もいて欲しかった…。歴史の中で重要な曲なだけに残念だ。仕方ないとはわかっているけど、やっぱり全員いて欲しかったなあ。いなかった分、想いは伝えようと緑のライトを一緒に振った。FateとKisSは、MA3のソロ収録を意識したのだろうか。笑って!はえりりんの感情があふれすぎてたまらなかった。あんなの泣くわ。

最終ブロックに向け、いったんトーク。これまでの想いを語る。そして最終ブロック。
暗転して、くぎみーの「またね」のイントロが流れる。会場全体がピンク一色に染まる。スポットライトを浴び、歌い出したとき、最初からもう涙で声が詰まって歌えなくなった。声援が飛ぶ中、持ち直して頑張って歌いきる。ここまで歌えなくなったくぎみーは初めて見た。よく泣くほうではあるが、歌えなくなったことはなかった。10年間の時間と、想いと、このピンクの海で感極まったのだろう。
あとは最終ブロックらしく、バラードが続く。First Step、君が選ぶ道、風花、細氷、LOST。切ない曲が多いな。
First Stepも歴史という意味では、あずみんにとって大切な曲。ここのところ泣かず頑張っていたが、さすがに曲の終わり頃には涙が溢れた。いつも通りではあるけれど、終盤の切ない歌が続く。
いつも最終盤になるミンゴスは、今回は細氷。約束は9thでもう頂点に達した感じがあったところに、新曲の細氷が素晴らしく、良いタイミングで新曲だな、と思った。CDでもう凄かったんだが、生歌はもっと凄かった。LOST。なぜここにLOSTを持ってきたのか、俺にはわからなかった。切ない。

ここから上げ気味な曲に変化し、私たちはずっと…でしょう?。この曲を中村今井コンビ。えりんごすずるい。
次がDestiny。ゴメン、OFAやってないから曲知らんのよ…。ゲームの集大成的な曲。こんなことならOFAちゃんとやっておけば良かったと後悔。でこの曲中、球場の円形を利用した回転ウエーブが。アリーナから見たからぐるっと全体が見えて綺麗だった。俺ら優秀だわ。

そして最後にアイ MUST GO!。このイベントに作られた曲で、元は765、シンデレラ、ミリオンのセンター3人ずつの計9人が歌ってる曲。出演者に合わせて人選されたのではなく、あくまでもメンバーのトップ3人、ということで選ばれている。すなわち765は春香、千早、美希の3人であり、このライブに参加していないアッキーも歌っている。これは参加していなくても、メンバーなんだというメッセージだと理解している。
サポートメンバーとなっていた、ミリデレのメンバーも一緒に、最後に盛り上がった。えりりんとミンゴスがおでごっちんしたのは後の伝説となるだろう。かわいいなこいつら。


ここで予定公演は終わり、アンコールへ。相変わらずの大きなアンコールコール。やっぱアンコールはこうだよね。前後左右から大声でアンコール!って叫んでる。
でここで画面に社長。SSAのアンコール無しが一瞬よぎったが、そんなわけ無いしな、!!!そういえば初出情報がまだだった!ほどなく社長からの説明と共に初情報が!!

いきなり黒シルエット。なんだと思ったらドンちゃんだった。太鼓ゲーをVITAで出すとのことで、10年分の曲を納めて2本で出すと。VITA持ってません。買えと言うことか。

次に鉄拳+アイマスコラボとのことで、鉄拳にアイマス衣装が!会場は笑いしか出てねえ!

まさかこれで終わりじゃないよな、と思った矢先、もう1つ。3Dで作られた建物、玄関に立つ春香。「あのー、ごめんくださーい」と玄関を開けて入ってくる春香。おおおお、3Dで動いていてモデリングが違う。動きが細かく表情が豊かだ。いくつかのセリフと短い映像だったが、確かにPS4で製作が進行していることを、明確に示した映像だった。俺らうおおおおおおおおおお!!!!
このあと、オッサンが登壇。なんと初代アケ版のプロデューサー、小山氏と、坂上P、石原D(ディレ1)の3名。10年を迎えたことについて喜びと感謝を語ってくれた。こちらこそこんなものを生み出してくれて、育ててくれてありがとうと言いたい。
PS4のアイマスは、「ヴァリアブル・トゥーン」を使用したとか言ってた。調べたら2までは「センシティブ・トゥーン」と呼ぶシェーディングで作られていた。繊細な印影まで再現するようにしたトゥーン・シェーディング。ここから進化させてヴァリアブルということは、可変か。何やら高度な、素晴らしいシェーディングで作られるということなんだろうが詳しくはわからない。たとえば外部の反射光も計算されるとかね。背景までそれが及ぶとすごい気がするな。ワクテカが止まらないな。

そしてアンコールへ。M@STERPIECE、虹色ミラクル、THE IDOLM@STER。
マスピはもう定番すぎるほどだが、何度聴いても歌詞と曲が素晴らしい。虹色は、何だろう、エンディング感がハンパ無い。劇場版のエンディングではあるけど、前向きなんだよね。マスピがこれまでを噛みしめてるなら、虹色はこれから先へ駆け出そうという感じ。劇場版の2曲だけど、この組み合わせ凄いわ。
ラストは外せないTHE IDOLM@STER。以前はGO MY WAYだったこともあったが、最近は最初と最後がこの曲のパターンだ。

退場のとき、えりりんとミンゴスの2人が、マイクを外して地声で「ありがとうございました!」と叫んだ。いつからか、こうして地声で言ってくれるようになったんだが、これいいよね。本当にそこにいるんだ、って感動する。


はー、1日目が終わってしまった。夢のような5時間だった。
最初発表があったとき、765だけじゃねーのかよ!みたいに思ってたけど、実際終わってみれば文句の1つもない素晴らしいものだった。ミリデレのサポートメンバーはいたけど、あくまでも主役は765であって、脇役に徹していた。この日は、765オールスターズによる、10周年ライブだった。
10周年という節目と、初のドームでのライブに参加出来て、立ち会えて、本当に良かった。

*1 : 記憶に無いだけで歌ってるかもしれないが

*2 : 律子、やよい、美希

2015/07/18(土)10thライブ1日目 その3

ライブが終わって規制退場。順番的には遅い方で、結構な時間待つことに。トイレが大丈夫だったので別に平気だった。隣の人が終電間に合わないかも…、とか言ってたが帰れたのだろうか。名刺渡したからフォローしてくれるといいなあ。

帰りの電車は結構な数の臨時が出ているんだと思うが、3万人以上を輸送しなきゃならんというのが大変だな。予想はしていたが、満員電車状態で40分くらいかかった。疲労のピーク状態で立って帰るというのが何より辛かった。
池袋まで着いてホテルへ戻るが、西武線が東口、ホテルが西口のほうなので、ホームからホテルまでが結構遠いのも地味に疲れた。

いったん部屋に行って少し休んでから飯を食いに出る。適当に歩いたらやよい軒があったのでここでいいやと。やよいだし(意味不明)。よく見ると1人でメシ食ってるP達がいたけど*1、話しかけるのもアレなので俺も1人でメシ食った。向こうから見たら俺完全に一般人だしな。

部屋に戻ってシャワー浴びて汗を流し、ビールを飲みながらパンフをチラ見。しかし気力が追い付かないのでヤメる。家に帰ってからゆっくり読もう。

*1 : Tシャツ着てたりタオル持ってたり

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