メッセージ

2011年06月24日の記事

2011/06/24(金)罹災証明

東北自動車道が罹災証明書または被災証明書がある場合、無料になる件。
ニュースで見てると思うけど、自治体任せでバラバラ。義援金が受け取れるとか、保険に使うような罹災証明書となると、家屋の一部損壊を職員がチェックして、それから発行されるのだが、高速道路の無料化のために必要な証明書については自治体によって簡単に発行されたり、されなかったりする。仙台市や、福島県でも伊達市、須賀川市なんかでは全市民に発行しますということになっていて、全住民に発行するところが結構ある。んで福島市はどうなんだということで調べた。

福島市のウェブサイトには、全市民に発行しますとは書いて無くて、記入例もなければ高速道路に関する記述もない。所謂最初からある罹災証明書についてだけ記載してある。で、電話して聞いてみた。すると、高速道路に使えるような罹災証明に関しては、発行に制限はなく、何でも発行するとのこと。花瓶が壊れた、などでもok。写真はあればよいが、必須ではないそうで、壊れたものを既に修繕、破棄してしまった場合はその旨備考に書けばよいとのこと。
なんだ簡単じゃねーか。週明け早々にでも発行してもらおう。

そして思ったことを書いておく。
この施策、もっと簡単にできなかったのかと。「被災地域のインターチェンジを出入りする全ての車両を無料」とするか、あるいは「免許証の現住所が被災地域な人」などとすれば簡単なのに。結局ほとんどの自治体が全市民に被災証明書を発行するならわざわざ証明書を取る必要がないし、自治体の負担を増やすだけになってるじゃねーか。それに証明書が簡単すぎて、他県の無関係な人に渡る可能性があって、不当な使われ方をする懸念がありそうだ。
そもそも、東北地区の復興のためだとしたら、とにかく被災地域のインターを通過する全ての車両を対象にすれば、県外から来る人も来やすくなるし、復興の一助になったんじゃないの。大きいレベルで見たら、とにかく東北地区に関する全てを活性化していかなきゃいけないわけで、その主な交通手段、高速道路を無料にするのはいいと思うんだがねえ。
OK キャンセル 確認 その他