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2011年06月04日の記事

2011/06/04(土)一目惚れ

街に出て買い物のついでに、過去に何度か行ったことがある市内の画廊に立ち寄った。先日ハガキが来ていて、歳も取り原発の影響などもあって、画廊は閉めて今後は自宅兼用で続けるとのお知らせだった。なので最後だからと挨拶も兼ねて行ってみた。
最後は焼き物を主体にした展示をしていた。お茶をいただいて色々話をしたり。正直、美術品にそれほど興味はないし、買えるほどの経済力もない。食器、焼き物の類にしても、国宝級だったりするものはもちろん買える値段ではない。でも買わないにしても、一級品を手に取り、自分の目で見ることは自分の経験値にはなる。

展示品のなかに、ひとつ織部焼のぐい呑みがあったのだが、一目惚れした。作家は塚本治彦という人らしい。
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織部にしては緑が少ないが、荒さ、力強さがあり、大きさが俺の好みで手に持った時、ぴったり手に収まる。中の景色も良く、日本酒を注いでくれと言ってるようなもんだ。
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ちょっと高かったが、これはもう買うしかないと決断して購入。こういうのは出会った時に買わないと二度と手に入らないし、次に似たようなものに出会った時、「ああ、前にあそこで見た方が良かったなあ」って思うのが嫌だから。


織部は1つも持ってないので記念すべき最初の織部、ってことになるな。それが家にある一番高いぐい呑みになるとは。大事に使っていこう。
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