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2010年05月01日の記事

2010/05/01(土)スタートボタンが光る

ナムコの旧作で、ナムコ特殊ハーネスのものは、スタートボタンランプという信号がある。その名の通り、スタートボタンを光らせるための信号だ。昔のナムコ純正テーブル筐体で古いタイプはスタートボタンが光るタイプがあり、それ用の信号なわけだ。
で、せっかく信号があるので使ってあげようと工作開始。

俺はAV3000なので、コンパネが別になっている。コンパネに適当なLED付けて線引っ張ればそれでいいかもしれないが、なんとなくボタン自体を光らせたくなった。
コンパネは自作コンパネで8ボタンのものがあるので(先日の記事参照)、それを使う。これはコンシューマ乗っ取り用にセレクト、スタートボタンがあるので、それのスタートボタンを光らせることにした。Σのコンパネ仕様としてはCOIN/STARTがいわゆる小Pと中Pに割り当てになっているので、素直にスタートボタンを光らせようと思ったら中Pボタンを光らせることになる。そりゃちょっと違うだろ、という。

で、光るボタンに変えればいいが手元にないし、気が乗った時にやらないと永遠にやらないと思うので、今あるものでどうにかすることにする。
まずボタンを分解し、脇から3mmの白LEDを突っ込んで強引に光らせることにした。せっかくなので2つ付けた。そんだけ。以上。いや工作レベルは高くないし。

工作よりも、配線は注意が必要なのでメモがてら書いておく。
上に散々「信号」と書いているが、これだと微妙に語弊があるように思う。一般的に考えると、この配線にプラスの電圧が流れ、光らせる時に電圧がかかるイメージだと考えるだろう。俺もそう思ってた。が、実際は逆なんだな、これが。
配線図を見ると、+5Vからランプに引っ張って、片方をこの信号(配線)に繋ぐ。マイナス側なワケだ。実際測ってみると、無点灯時は未接続になる。電球とかなら極性がないからどっちでもいいが、LEDとなると逆になるから、適当に繋ぐと「あれ?点かない」という事態に陥る可能性が高い。ちゃんと回路図を見て繋ぐべし。

そんなわけでボタンが光るようになった。ちなみに挙動を書いておくと、基板の電源ONのチェック時に点灯状態となり、起動すると消える。コインを入れると、スタートボタンが点滅し、「ほれ、ここ押せよ」みたいな感じで光ってくれる。いいね。
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