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2012年02月16日の記事

2012/02/16(木)配信

PC
配信のテストをあれこれ。
色々試したけど、結局Dot by Dotなビシィ!って感じのドットくっきりな映像をUSTreamで配信するには、無料で使用している以上は難しい、ということがわかった。どこかで妥協しないといけない。
自分メモを兼ねて書いておく。
環境はXSYNC-1→XRGB3→SC-500N1→AmaREC→FME→USTreamの配信。
機器/ソフト設定項目設定値
XRGB3サイズ1280x1024
Dot by DotxEVEN
AmaREC入力1280x1024/29.97
ライブ出力30fps/640x512
クロップ無し(0,0,0,0)
FME入力640x512
エンコH264
フレームレート30
クロップ→640x480になるように
ビットレート800
基板プレイをできるだけドットをハッキリさせた形で配信しようと思うと、XRGB3でxEVENかx1設定にするのが必須。それが有効になる最適の解像度が640x480か1280x1024。どちらにしてもUSTreamの最終出力までドットを維持できればよいのだが、USTreamの表示上のデフォルトサイズが608x342となっていて、どうしてもDot by Dotの表示にはならない。
USTream側で動画部分をポップアップできるんだが、するとウィンドウサイズが可変になるからうまく合わせればDot by Dotには出来る。が、手動では無理。じゃあサイズ固定で表示させられるかというと、何かしら別のhtmlを介してiframe表示すれば可能ではあるが、USTreamのサイト内で完結しない。
例えば別のサイトにリンクを置いてそこで見ろ、ということにしても、SNSやチャットの機能がUSTream側になるので、コミュニケーションに参加しようと思うとどうしてもUSTreamも表示していないといけない。窓が2枚を表示するってのは帯域も倍かかるし、操作的に複雑でそこまでして見たい人はいないだろう。
というわけで、どこかで妥協しないとどうしようもない。

ここで元の基板の解像度の話をしておく。ナムコのOLD(少なくともシステム2まで)は、288x224が基本。x2にすれば576x448。ナムコOLD以外は詳しく見ていないので手持ちの基板のピックアップでしかないが、セガシステム2の場合は320x224、タイトーは256x224とか320x240など。おおよそ、OLD系基板は2倍表示にすれば640x480に収まる。XRGB3のDot by Dot機能は640x480か1280x1024なので、x2かx4表示に収まるというわけ。

で現状ではXRGB3を1280x1024にしてキャプチャー、FMEに渡す段階で1/2の640x512にリサイズして渡すことにした。この段階でおよそDot by Dotは保たれているといえる。*1
次にFMEだが、ここで最終的なUSTreamに渡すためのクロップ処理を行う。別にそのまま640x512でもいいのだが、無駄に黒枠が大きくても仕方がないので、上下だけ削って640x480にして渡す。
USTreamのデフォルト解像度に合わせて、AmaREC側でリサイズして渡すというのがおそらく一般的だが、そうするとどうしても画質は下がる。帯域が細いならそれでもいいけど、充分な環境があるのなら配信サイズを大きくすればきれいには見られるかなと。理想は表示ウィンドウをFMEで渡した640x480にピッタリ表示してくれれば良いんだけど、なかなか上手くいかない。

というわけで、現状では、この設定で一応決定とした。
これを60fpsにしても問題なさそう、というところまでは確認したの。ビットレートも1200に上げてステレオにしてもとりあえず配信上はロスは出なかった。(見てる方がどうかは知らない)

*1 : リサイズ処理で単純縮小なら問題無いが、画像処理的な加工がされていたら元の画像と同一であるとは言えない。根本的にはXRGBの段階で640x480にすべきだが、俺の液晶モニタの環境的な問題で仕方なく1280x1024としている

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