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2011年02月11日の記事

2011/02/11(金)ステレオ

ナムコシステム1基板をステレオで接続した。先日、秋葉原でコネクタ部品を買ってきたのをようやく作ったので、自分メモとして書いておく。一部型名がわからないのがあるので、後日補足するなり何か考える。

システム1は、ステレオ化するための方法が2つある。1つは右スピーカー端子から*1スピーカー信号を拾う方法、もう1つはヘッドフォン出力から取る方法。方法、というよりも方式が異なるので、環境的なもので選択することになる。
まずスピーカー出力端子から取る場合だが、そもそも信号自体がスピーカーへ直接接続する信号になる。これはJAMMAに乗る信号(システム1の場合左出力)も同じ。アンプに直接入力できない(入れると壊れますな)信号。一方ヘッドフォン端子はアンプに入力できるレベルの信号なので、こちらは問題無いが、逆にスピーカーに直接接続してもレベルが低すぎるということになる。

さて、家庭基板環境(コントロールボックス)の場合、ほとんどはスピーカーを直接接続する環境はないと思う。普通はスピーカー出力をコントロールボックス側でラインレベルに落とし、最終的にアナログRGB21P端子なりの音声へ入る。したがって、コントロールボックスを使う前提で言えば、コントロールボックスのハーネス入力にはスピーカー出力の音声でなければならない。
一方で、ナムコのシステム2以降のように、基板の別ハーモニカ端子からラインレベルのステレオ出力があるものや、直接RCAの端子が付いている基板なんかもあるので、コントロールボックスの入力は使用せずに完全に別環境として音声を出力する人もいると思う。この場合はヘッドフォン端子から取った方が都合が良い。

んで俺はどうしたかというと、環境的にはアンプもあるしどっちでもいいんだけど、前者、コントロールボックスにステレオ入力することにした。ΣのAV3000は、コントロールボックスにステレオ入力できるので、これが一番簡単だから。音質を考えればヘッドフォン端子から取ってアンプに流した方が良いんだが、コネクタが手元にない。それに先日組んだ縦画面環境でXRGBを使う関係で、アナログRGB21P端子に音声が乗ってくれた方が都合が良い*2

前置きが長かったが、そんなわけでスピーカー出力をコントロールボックスにステレオで接続する、というお話し。
基板のコネクタはメス(ピンはオス)、AMP製の2信号コネクタ*3で、Dを横にしたような形のが2つ並ぶもの。

↑JAMMA端子側
┌─┐J106
│D │1  →基板エッジ方向
│D │2
└─┘

こんな感じ。J106というのはコネクタ番号、数字は端子番号で、基板に書いてある。ちなみに 1=SP(+),2=SP(-) となっている。AV3000の場合、AV3000のハーネス入力にSP(+)とSP(-)があるが、これをステレオ入力にすることもできる。

基板                AV3000
JAMMA------(L ch SP+)-------SP(+)
JAMMA------(L ch SP-)-------N.C.
J106--------(R ch SP+)-------SP(-)
J106--------(R ch SP-)-------N.C.

こう繋ぐ。そしてAV3000本体にステレオ切替スイッチがあるので、それをステレオ側にするとステレオになる。便利。
そんなわけで、とりあえずステレオになった。やっぱりステレオは良い。

*1 : 一応補足すると、JAMMAはモノラルしか対応していない。モノラル出力はJAMMA、ステレオ時は他の方法で接続する必要がある。

*2 : 基板用のアンプとSP環境が別の場所になっているので、縦画面(液晶)と同時使用できる環境じゃない。という俺事情

*3 : コネクタは秋葉原ラジオセンター2Fの山長で売ってる。他の店は知らん。

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