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2010年11月09日の記事

2010/11/09(火)Amazon MP3

Amazon MP3、日本版スタート DRMフリーで音楽配信
だそうで、要はAmazonでMP3が買えますよ、と。DRM(デジタル著作権管理 (Digital Rights Management))フリーなので複製も機器間の移動も自由。

まず思いつくのは他人へのコピーはどうするの、って話。手渡しくらいならCDと変わらないので黙認だろうけど、ネット上、特にP2Pで配信しちゃうバカはどうするんだろう。――と思ったが、よく考えたらCD丸ごと上げてるしmp3も流通し放題の昨今なので、Amazon MP3がどうのこうの、って話じゃねーな。この辺は従来通り行くんだろう。
ただ、この手のファイルに透かしを入れられないもんかな。IDとか暗号化して入れておけば、流通させたとしてもあとで追えるだろうし。

あと、そもそもこのMP3が売れるのか?って話。まあ現代っ子(死語)には売れるのかもしれないけども。俺の感覚だと、これがもしCDと同じ、ステレオ44.1KHz、16bitのWAVだったら買う。256bitのMP3とか金出してなんて買わない。入手が容易な国内CDならレンタル屋で100円で借りてコピーすればいいし、海外版ならそもそも1,500円程度で輸入盤が買えるので新品で買ったってそれまでだ。これが1曲50円、アルバム300円程度ならとりあえず聞きたいから買ってみるかとも思うけど、MP3で今の金額なら高すぎる。

つーか、こういうネットを通じた配信/販売サービスはいいんだけど、音質を下げて、しかも金額はそれなりの金額で、というのを当たり前にしてしまうと、普通のCDが高くて売れなくなるのに加えて、聴く側の音質に対するレベルが下がっていくだけだと思う。
いや実はもう、俺みたいな人は少数派なのかもしれない。曲が聴ければ何でもいい、音質?別に悪いと思わない。CDはかさばるからいらない。というのが多数派になっているのかもしれない。

なんか、このままネットでのMP3販売が主流になって、CDが消えていったりしないか心配だわ。一部の音質を追求する方面だけCDが存在し、その他は全部MP3しかない、みたいな。
俺は例えばゲームミュージックでも音質は良くしたいし、キチンとした環境があるならそれで聴きたいんだがなあ。
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