メッセージ
2012年04月19日の記事
2012/04/19(木)Parfume
Parfumeのニューシングルを買った。
 | Spring of Life (初回限定盤）（DVD付） |
1曲目の「Spring of Life」は、CMに使われた曲なんだが、これどういう経緯で使われたんだろう。曲を聴く限り楽曲があってCMに使われたというより、CMの為に曲を作り、シングル化した、という印象が強い。短い時間に聞こえが良さそうなフレーズがあり、そこがCMに流れる。その前後は曲としての繋がりが薄くバランスに欠けているみたいな感じ。2曲目もなんかメロディアスなのか何なのかハッキリしないしリピートが多い印象が残ってイマイチ。
個人的に2曲とも微妙で、シングルを買うほどのものではなかった。というかシングルで出すべきレベルでもないんじゃないかとすら思える。この前アルバムを出したばかりで、その次の出発になるシングルなのにこれなの？と疑問を持ってしまう。本来のテクノポップをそのまままっすぐ進むには弱い曲だし、アイドル曲でもないし、インパクトがあるわけでもない。言い方がアレかもしれないが、もの凄く印象に残らない曲。
あとParfumeは好きなんだが、CDの売り方がナンダカナーって思っている。ほとんどの発表曲をシングルで発売し、毎回CDにはDVDが付く。ここまでシングルでたくさん出てしまうと、アルバムが出ても全部シングルで出てしまっている曲ばかりになって、アルバムを買ったときの新しい曲を聴く楽しみが無くなるんだよな。売り手もそれがわかっているからなのか、リミックスを変えたりするけど、そうじゃないだろと。
俺の考え方が良いのか悪いのかはあるけど、基本的にアルバムが最初にありきだろと。その中に数曲、先行で出たシングルが収録されるというJPOP王道パターンでいいじゃない。何で全部シングルで出して、それのまとめ盤みたいなアルバムにするのかね。
あと今時PVを作るのはこっちはありがたいことだけど、DVDなのはそろそろ勘弁して欲しい。このシングル売り→全部入りアルバム方式でやるなら、アルバムを出すときにPVをまとめたものを付けて欲しい。DVDとBD盤を別にしてね。あ、PVだけ集めたPV集だけを売るのは反対ね。アルバムがシングルの集大成みたいな格好だったら、そういう他のメリットがないとねえ。