2011/12/11(日)エスプレッソマシン注文

ここまで来ると悩んでいても結論が出ないので、買えるうちに買ってしまおうということで意を決し、ついに注文した。(金額はカナダドル)
メーカー機種/品名価格備考
RancilioSilvia V3
エスプレッソマシン本体
$1,374.95下記セット価格
RancilioRocky Doserless Grinder 2009
グラインダー(臼式)
本体セット価格計量システム無し
RancilioStainless Steel Base
Silvia&Rocky専用?ステンレス台
ただの箱の気もする
AuberPID
温度PID制御キット
購入時に取り付け
Concept ArtBasic Knockbox
ノックボックス(カス入れ)
$24.95
Concept ArtClassic Tamping Stand
タンピングスタンド
$39.95-
注文したのは idrinkcoffee.com 。日本への送料が無料。ただし船便なので時間が相当かかるようだ(2ヵ月くらい?)。まあ気長に待つしかないね。

ちなみに電気モノはいずれも北米仕様なので、120V/60Hzとなっている。日本(東日本)は100V/50Hzなので微妙に規格が異なる。一応、これでも使えている人がいるので大きな問題はないと思う。たぶん。
電圧が低いのはヒーターとかポンプの出力が下がるという点はあるんだが、ヒーター関係はPIDで一定温度に制御されるから温まるまでに時間がかかる程度の影響だろうし、ポンプも一定圧力まで時間がかかるだけだと思う。ただスチーマーはそのまま連続で圧と温度がかかるから、総合的に力が下がるとは思う。この辺の影響がどう出るかはやってみないとわからない。電圧はアップトランスをかませば上げられるけど、そこまでするかどうかは来てから考える。
電源周波数はグラインダーが遅くなるのと、あとはポンプに影響はあるくらいか。電圧同様にあまり問題無いと思うが、まあ来てから判断する。これは対処法がないので、致命的なものだったら諦める。関西に引っ越すわけにいかないしな。その時はヤフオクででも売ればいいやと。

まあゆっくり届くのを待ちつつ、置き場所でも確保しますかね。

2011/12/06(火)エスプレッソマシンにおけるPID制御

エスプレッソマシンを色々調べていくうちに、PID制御キットなるものが存在するのがわかった。これは簡単に言うと、…簡単に説明するのが難しいなw
んーと、エスプレッソマシンは水を熱湯に温めてコーヒーを抽出させるのだが、その温度調整はヒーターの単純なon/off制御で行われる。そのon/off契機ははサーミスタで検出して決めるため、かなり大雑把な温度変化になる。例えば温度上昇側で言うと

SW-ON→(温度上昇)→サーミスタ閾値超える→SW-OFF→(温度自然下降)

という具合。逆に下降の場合は

(温度自然下降)→サーミスタ閾値より下がる→SW-ON→(温度上昇)

となる。
問題は、このような動作になるため、温度上昇からSW-OFF~温度下降するまでのタイムラグ中にヒーターの余熱で本来の目標温度を超えてしまうタイミングがある。また逆に温度が下降してからSW-ONで温められる間にもタイムラグがあるため、目標温度よりも低い温度になる時間が少なからず存在する。
このような問題を解決するために、サーミスタによる制御を、PID制御と呼ばれる制御に交換してしまえ、というもの。PID制御の詳細は各自調べて貰うとして、簡単に言えば短い間隔で温度をサンプリングし、ヒーターのon/offを細かく制御することで、目標温度を保つようにする仕掛け。制御自体は細かい計算があるようだが割愛する。

そういうPID制御が出来るようにする改造キットが作られ、売られている。今欲しいと思っている、ランチリオのシルビアって機種にもキットが存在し、ある通販サイトではそのキットを最初から取り付けて売るオプションもあったりする。
改造自体は簡単らしく、自分でも出来るレベル。キットも複数種類存在するが、説明した通りサーミスタの信号を置き換えるだけなので、どれも似たようなもの。違いは制御の計算や、操作性、表示部の見た目など。
んで、どうせエスプレッソマシンを買うなら、PID制御を付けた方が良いのは明らか。付けないなら安い機種が少し豪華になったくらいのレベルにしかならないからな。ちなみに業務用やそれに近い高価な機種の場合は、ボイラーが大きく水量も多いので温度変化が少なく、PID制御をしなくても温度を保てるってワケだな。

温度の変化は抽出したコーヒーの味に関わってくるらしく、理想温度が95度、それより上だと苦く、下だと酸味が出るようだ。当然豆の種類や湿度、タンピング、抽出時の気圧なんかも影響する。確かに、いつも同じ豆を使って同じ機械を使っているのに味が違うことがあり不思議には思っていた。タンピングが安定しないせいかと思っていたが、温度の違いもあったのかもしれない。
そんなわけで、もしマシンを買うとしたら、PIDも付けたいな、と。そうするとグラインダーもセットで10万くらいになるので、だいぶ思い切った買い物になるな。どうしようかな…。

2011/10/19(水)空気清浄機

面白い記事があった。
室内空気向上委員会、空気清浄機のイオンやオゾン機能の効果を疑問視

要は、空気清浄機なんてものはフィルターで空気を濾過し、粉塵をフィルターで濾過するから空気清浄機なのであって、何とかイオンとかよくわからない物質を放出したからといって空気清浄機とは言わない。ということを有識者団体が説明した、というもの。

これに関しては激しく同意。以前も書いた気がするが、空気清浄機は大量の空気をフィルター濾過してくれないと始まらないと思ってる。なので買ったときはダイキン一択だった。今も使っているがニオイも消えるしホコリもだいぶ吸ってくれるし、重宝している。ダイキンにしても売りはフィルターではないが、他のメーカーのように謎の物質を空間に放出するタイプではないからな。

ちなみに、謎物質放出系メーカーのその効果を全く否定するつもりはない。一応効果はあるんだろう。ただ、最終的にフィルタ濾過してくれないと物質的に消えてなくなるわけじゃないから、風量が多くないと意味が無いし、フィルターの交換や掃除のしやすさもポイントになる。しかしそこを推さず謎物質放出!放出!みたいなのがちょっとアレだなと思ったり。ダイキンも似たようなモンだけどな。

2011/10/14(金)節電

節電ということで、石油ストーブが売れているらしい。

確かに節電にはなるけど、買ってる人というのはすなわち「石油ストーブを使える環境なのだが、今まで電気での暖房を使用していた」人なわけだな。んでそういう人は、多分東北など寒い地方以外に住んでいる人か、あるいは新しめの住居で暖房効率が良い家なんだろう。東北で普通の家だと電気系では寒くていられないからな。そんでそういう地域じゃない、これまで電気暖房で過ごせた人が石油ストーブにしたらどうなるんだろう。

一般的に売っている石油ストーブってのは大別して単純燃焼する筒のタイプと、ファンヒーターに分かれる。ファンヒーターならある程度調整が利くからいいけど、単純燃焼タイプは逆に大変だと思う。付けたり消したりを繰り返せない(臭いから)し、かなり石油の消費が激しい。そしてつけっぱなしだと結構暑い。石油が高いのでコストも高くつく。冬を過ごしていけるのだろうかと心配になってしまうな。

ちなみにうちのストーブは、アラジンのファンヒーターのこれの左の方。の、古い型。タンクとかは変わっているが中身は現行も変わってないと思う。ちなみにこのストーブ、アラジンに移る前にもどこからか発売されていて、その当時から変わってない。結構長いんじゃないかな。
このストーブには遠赤モードというのがあって、ほぼ真上にじわじわ熱が出るモードがある。威力が弱い単純燃焼タイプのような感じで、前にファン風が来ない。また、普通のファンヒーターモードが超強力。まあ大きな方を買ったというのもあるが、部屋があっという間に温まる。
という仕様なので、寒い状態からスタートした時に全力運転を少しして、すぐ遠赤モードに切り替えるような使い方で充分暖かいし、かなり灯油の消費を節減できる。だいぶ気に入って使っている。石油ストーブを探してる人にはオススメ。高いのがネックだけども。

2011/10/05(水)エスプレッソマシン

今使っているエスプレッソマシンはデロンギのBAR14N。何の変哲もない、パウダー専用の単純なセミオートマシンだ。以前、同じ機種を使っていたが壊れたので、同じのを買い替えて今使っている。

前々から良いエスプレッソマシンが欲しくて探していたが、どうも国内で普通に販売されているものは昔からあるオーソドックスなパウダー型が減ってしまい、ポッド式が主流になってしまった。確かにポッド式は楽で良いが、挽き立ての豆を使えないし、豆の種類の選択肢も少ないし、そしてなによりもフルオートであり自分の技量も何も関係ないマシンなので面白くない。
んで新しいマシンが欲しいと思っているのだが、国内販売品ではあまり選択肢は無く、それも結構高いだけであまり今と変わらない気がする。ここはいっそのこと海外メーカー(国内代理店がない)にしたほうがいいんじゃないかと。すると評判が高いイタリア ランチリオ(Rancilio)というメーカーのシルビア(Silvia)あたりが良さそう。

購入方法を探してみる。
国内で輸入販売している会社(サイト)はいくつかあるが、どれもこれも高い*1。保証的な意味はあるとは思うが、円高である現状を全く反映されていないため、海外での販売価格との乖離が凄まじい。例を挙げれば、海外でよく見る価格は699USD。対して一番有名かと思われる輸入会社では113,000円。1USD=100JPYだとしても相当に高い。ましてや現在の為替で例えば77円で計算すると約54,000円。送料や税金があるにしても、差がありすぎる。
残る方法は残り2つ。海外発送をする海外通販サイトから直接購入するか、それ以外の通販サイトを購入代行業者を経由して購入するか。基本的に値段の差でしかないと個人的には思っているので*2、海外発送してくれないサイトが圧倒的に安い場合は代行を通せばいいんじゃないかと。

そしてカナダの通販サイトで国際出荷してくれるところを発見。価格もソコソコ。ちなみに送料は約150カナダドルかかるそうだ。送料はさすがに高い。あとは日本への送料が無料になるところとかも発見。販売価格が他に比べて高いが、送料を考えたら結果的に安い。こっちの方がいいかもな。

円高なうちに、しばらく悩むとするか。

*1 : ちなみに1つだけ安いサイトがあるが、問い合わせても応答が無いので死にサイトと思われる。

*2 : 故障その他のリスクを考えたらどうかなとは思うけど、結局代行自体リスクなので、その辺はバランスというか個々の考え次第かな。

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