2011/03/10(木)ファンタジーゾーン修理完了

トップスに出していたファンタジーゾーンの修理が完了して帰ってきた。結果から言うと完璧に修理された。

修理に出した元々の目的は謎の部品(たぶん三端子コンデンサかLCフィルタ)が折れていて、代替がなんなのかわからなくて入手できず、相談していたという流れからだった。基板購入時点で一応映ってゲームも出来ていたが、RGBのどれかが欠ける現象があって、原因を探るとこの部品だった。んでダメもとで聞いてみたら修理しますよ、と。

他にも不具合はいくつかあって、1つは前にも書いた音声と映像のノイズ。ゲームは出来るから不具合として返品(と修理)をするか悩んでいた。というのはクレーム付けて送ったところで、ゲームが出来るから問題無いと返されると送料と時間の無駄になるから躊躇っていた。
どうせコンデンサの劣化が原因だと思ったので、手持ちにあったコンデンサをいくつか交換したらとりあえず改善したのでこれでいいやと思っていたところだった。ちなみにこの交換後時点でも映像ノイズはまだ残っていた。
もう1つは前に書かなかったが、たまにキャラ化けが起こっていた。タイトルロゴと自機が化ける。裏側の基板にあるEPROMを押すと直るので、おそらくこの辺の接触不良だろうとアタリは付けていた。ソケットをハンダし直せば直ると思っていた。

んで先に書いた通り状況で修理してくれるという話があったので、素直に送った次第。自分で一部のコンデンサを交換したことも含めて、現状は全て正直に伝えた。


それで戻って来たわけだが、修理が完璧すぎてビックリした。件の部品は当然交換で直っているとして、その他の不具合だったノイズとROM接触不良も修理された。ROMの接触不良は、おそらく1つのICソケットが修理対象と思っていたがその付近にある6つ全てソケットを交換された。一番驚いたのはノイズ修理で、ほぼ全ての電解コンデンサを交換されていて、さらには音声系のタンタル電解コンデンサまで交換されていた。さすがにパスコンまでは交換されていないが、映像と音声に係るコンデンサは全て交換されたようだ。
いや何が驚いたかというと、交換した部品や箇所、修理に対しては当然ながら驚いたのだが、実際に電源を入れて出てきた映像のノイズが皆無だったことに驚いた。基板というと多少ノイズが混合しているのが普通だとずっと思っていたので、これにはマジビックリした。コンシューマ機をRGB接続したように、超キレイな映像なワケですよ。思わず声が出たわ。

そんなわけで、超完璧な状態のファンタジーゾーンを保持するに至ったということで、感無量。
いやー、トップスすげえわ。メールで色々やりとりしたけどちゃんとしてるし、修理も完璧。正直ココまでやってくれると思ってなかったので、尚更感激した。さらに謎の部品も、予備をいくつか修理用にということでおまけで同梱してくれた。
ありがとうトップス!

2011/03/03(木)ファンタジーゾーン修理

例の半分折れてる部品が何だかわからないので、購入したトップスに相談していた。しかしやっぱり何だかわからないとのことで、修理するから送ってくれと。まあ保証範囲内だしいいか、ってことで送ることに。

それはいいんだが、映像にノイズが乗る件で電コンとか既に交換してたのになー。これも一緒に直して貰えば良かったか。というかコンデンサは電解を全交換しようと思って、手持ちがなかったから追加で注文したばかりだったのに…。まあいつの日か使う日が来るかもしれないし、そもそも安いから別に良いけど。

2011/03/01(火)3DS見た

3DS、持ってる人のをちょっと借りて実際に見てみた。
3D具合だが、正面から見ると結構まとも。思っていたより自然に3Dに見えるし、そんなに目が疲れるような印象もなかった。実際に長時間遊んだらどうなるかはプレイして見ないとわからないけど。3Dというと、過去にはFCの3Dスコープ(シャッター式)や、バーチャルボーイなんかを想像してしまうので、どうも特殊なものという印象があるんだが、かなり自然だった。ただ、正面から見ないといけないし、ちょっと角度がずれると見えなくなるので、顔と本体の距離や角度を固定するのが疲れると思う。
大きさはLiteを一回り大きくして厚くした程度(サイズ見比べてないので印象だけ)で、ほどよい大きさ。ちょっと重いので疲れるかもしれない。特に仰向きに寝っ転がってプレイとかは無理かもしれない。

あとAR系の内蔵ゲームを見てみたが、結構ちゃんとしてて驚いた。カメラで取り込んで合成しつつ動かすわけだが、追従が遅い印象はないし、すごくまとも。最近のAR関係を見たことがない人にはすごいインパクトがあると思う。ただ、本体をあれこれ動かさないといけないわけで、そうすると本体と眼の関係が崩れる。3D表示モードだったら、操作に熱中すると3D表示から視点が外れてしまい、どっちつかずな感じになってしまいがち。ある意味仕方がないが、微妙な感じはした。

そんな感じで実機を見てみたワケだが、面白いけど別にいいやって感想。だってやるゲームがねーし。
パッと見た感じ、3D表示よりも、ARを使ったり、ジャイロや角度・傾きセンサーを使ったゲームの方がゲームの広がりとしては使えるんじゃないかと思った。ARもマーカーじゃなく、その場の映像を起点にできたらどこでも使っても良くなるし、各種センサーも併用したら面白いゲームは作れそう。3Dで表示することが目的ではなくて、3次元的なことが加わったゲームというか。これから出てくると思うけどね。
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