2015/09/08(火)WALKMAN

ソニー、こだわりのハイレゾウォークマン「NW-ZX100」 - AV Watch
IFA2015で発表されたウォークマンだが、正式に国内発表された。

ざっと読んだ感じ、これを最初から出してくれればよかったのに、って思った。俺が求めていたのはZX1でも2でもなく、こっちだ。
Androidとかいらないし、他のアプリも不要。無線LANなんかも不要。専用設計、専用OSにして、余計なハードも、余計な動作もしないことで、ノイズ設計やバッテリー時間を設計して欲しいと常々思っていた。Bluetoothは時代の流れとsonyの製品との兼ね合いで必要なものだろうからそこはまあいいよ。これが最初から出てたら、間違い無く買ってたと思う。

音質がどうか、ってところだが、どうなんだろうなあ。昨今の、音質を上げたければ外部DACやアンプを使えば良いじゃん、って風潮はあまり好きでないので、本体出しで勝負して欲しいところ。

んで実際どうかというと、欲しいけど、ちょっと買えないかな…。今のウォークマンを買ってそんなに経ってないしね。それに今の生活だと、DAPを使う機会がほぼない。1ヵ月に1回あるかどうかレベルだし。なので、まあいずれ利用頻度が高くなるようなときがあったら、そのタイミングで考えればいいかな。


ところで、SONYとしてはmoraもあるからハイレゾ押しなんだよなあ。据え置きならともかく、DAPでハイレゾって言われても、雑踏のなかでCD音質と区別付くのかよ、って思うんだよね*1。限られた記録容量のなかで、わざわざ巨大なハイレゾを入れる意味が本当にあるのかと。容量を犠牲にして、どうしてもハイレゾを入れたい、という向きがどのくらいの割合いるのかを知りたいね。少なくとも俺はCD音源のflacが入れば十分だ。
製品の訴求の方向が、なんかハイレゾ!ハイレゾ!ってなってる感じがするんだよね。本質はそこじゃないだろと言いたいのだが、まあハイレゾ売りたいんだろうなあ、っていう商売っ気が見え隠れして、製品自体の質とかじゃないところの訴求がなんか嫌というか、むーん、って感じ。
第一にハイレゾがある違和感っていうのかな。このウォークマンに限らず、世の最近の音響製品全体の傾向なんだけどね。素人にわかりやすい、というのはあるんだろうけど、なんか違うよなあ、って感じるわけです。

*1 : あくまでマスタリングの方向性が同じで、44.1KHz/16bitとそれ以上の比較論として。CD音源とハイレゾ音源とでマスタリングがまるで異なるアルバムもあるので、CD"ソース"で十分というとそうでもないケースはあり得るとは思う。

OK キャンセル 確認 その他