2015/02/28(土)中の人

アイマスシンデレラガールズ(デレマス?アニデレ?)の8話の放送にあたるのだが、今回はSpecial Programと題して、1~7話のまとめと、ニュージェネレーションであるメイン3名とプロデューサーの中の人(演じている声優)がトークを行う、という番組となった。

俺的には全く問題無いし何の不満も無いんだけど、ふと思った。地上波のアニメで、放映期間の通常放送時間中に、中の人が出てくるって凄いな、と。
昔の感覚だと、中の人は基本的に裏方で、表にあまり出てこないものだった。現代はアイドル声優や、そこまでいかないまでも、声優本人をアピールしている時代。確かに現代では違和感はないけど、そういう時代なんだなあ、と思った次第。

純粋にアニメを見たい人にとっては、中の人が何だろうと興味がないし、むしろ見たくないという人もいると思う。それは否定しないし、おそらく俺もアニメによってはそう思うと思う。
ただアイマス(シリーズ)の場合、声優は最初から仕事として、声だけでなく歌や実際のライブ出演が確定していて、それを前提にしてオーディションが行われている。だから表に出てくるのは最初から予定されている活動の一環なんだよね。それが他のアニメとの差かもしれない。

俺はすっかり感染してしまっているので、アニメは見るのと、ラジオを聞くのと、ライブを見るのと、ニコ生の出演番組を見るのなんかは必須事項になっている。なので感覚的にはアニメの世界と、実世界の声優とが、それぞれ並行して分離しているんだけど、妙な感じで融合している感じ。アニメのキャラの性格付けと、中の人の性格をそれぞれ分離して理解しているので、どちらのイメージも邪魔しない感じというか。なのでこのキャラ好きだったのに中の人を見て幻滅した、みたいな考えにはならない。
なんだろうな、中の人も好きになろうと、良いところを見ようとしているのかもしれない。わざわざネガティブなところを探してディスっても、何も良いことがないしな。

2015/02/27(金)TSUTAYA

ネットレンタルを再開した。3月いっぱいまでの1ヵ月契約を見込む。
今月(来月)も、定額8枚のあと、新譜含めて借り放題となっているので、計18枚前後は借りられると思う。

どうでもいいけど、CDがこうやって新譜も含めて100円前後で借りられるのに、パッケージもない、ショップ購入特典も、初回限定版的な特典も何もないハイレゾのデータを、CDより高い値段で買うとか無いわ。
どうせDL購入したってDRMないんだから、CDと同じパッケージ、または特別パッケージで、ハイレゾデータを収録したDVD(DATA)を入れたものを物理販売してくれれば買うのに。
ハイレゾはコストかけずに儲けようという魂胆がミエミエで買う気がしない。いや儲けるのは商売だから良いんだけど、粗利取りすぎじゃないの、と。ただでさえCD自体高いのに、それより高いって何なの。

俺の経済力では、現状のハイレゾを買うほど裕福じゃないので、当面買うつもりはないな。単純に金がないというよりも、1曲に対する価値観と、かかる費用が合ってないだけ。レンタルCDが無くなったらCDを買うか、というと、買うのは買うだろうし、買わないのは買わない。実際、自分の価値観と費用が見合ってるものは買ってるし。
というかこの話、だいぶ昔にも同じように日記に書いた気がするな。

2015/02/25(水)ハイレゾ

以前からあるけど、こういうのはハイレゾと言っていいのだろうか。
「トップをねらえ!」や「マクロス」など、FlyingDogのハイレゾ楽曲8作品が配信開始 - AV Watch

マスターが44.1KHz/16bitのものを、何かしらの変換でサンプリングレートとビット長を上げて、アップコンバートしたとしても、それはデータ的にはハイレゾかもしれないが、元の音源がハイレゾじゃない以上、ハイレゾ音楽と言えるのだろうか。

中には、マスターアップした音源でなく、その前のトラック別の音源があって、それが44.1KHz/16bitだとしても、今の技術でマスタリングし、結果として96KHz/24bitとかのハイレゾになるのなら、それは意味があることだとは思う。それぞれ分離してあった音源を混ぜ合わせるわけだから、失われる情報が少なくて済むのは想像できる。
が、既に出来上がっているマスターが44.1KHz/16bitの音源を変換しただけ、ってのは個人的にちょっと納得いかない。

ちなみに、この疑問はやっぱりみんな思っていて、インタビューした記事があったりする。
【第73回】「ニセレゾ」疑惑の真相とは - K2HDのハイレゾは本当にハイレゾか? (1/7) - Phile-web

これを読んで思うのは、可聴領域より上の、20KHzから先の部分を倍音補完する話しかしてない点。サンプリングレートとビット長の制限によってカットされてしまった波形が生み出されるわけじゃない。
ハイハットやシンバルの高周波数帯の音と、様々な楽器が複雑に同時発生しているような音源なんかは、高周波数帯ではサンプリングレートの低さ(96KHzなどと比較して)と、量子化ビット数の低さ(同)とで失われている情報があるわけで。それを生み出すって無理だろ、と。

単純にレート、ビットを倍にして偽物のハイレゾじゃん、と言ってるわけじゃない。どんな高度な変換や加工をしたところで、最初のデジタル化の時点で生音と比較して失われているものは、いくら頑張っても出てきやしないよね、ということ。
CDよりは良いのだろうと思うけど、ハイレゾとして新たに金を出して買うべき音源か、というと微妙だ。特にCDを持っている場合は尚更ね。
このあたりは売る方もわかっていて、完全なるハイレゾと区別が付くようにしているようだ。

2015/02/24(火)ポタアン

ソニー、ウォークマンAにマッチする小型ヘッドフォンアンプ「PHA-1A」。約3万円 - AV Watch

個人的な偏見を多分に含むのでそのあたりを踏まえて。
まずこの製品、製品的にはWalkmanに限ってはいないのだが、Apple製品を持ってる人がsonyのポタアンを買うとは思えない。さらに海外高級DAPを使ってる人なんかは特に買うとは思えない。とすると、sonyのポタアンの主要顧客層は、必然的にWalkmanになるんじゃないかと。
さらに、PHA-1Aはsonyポタアンの中でも一番下の製品。、フラッグシップなDAPであるZXシリーズを使ってる人が、一番下のポタアンを買う理由も見あたらない。本体で充分だろ、って思うし、ポタアン買うなら上位機種を買うだろう。
ということを考えると、PHA-1Aってスマホかタブか、WalkmanのAシリーズでの需要がほとんどなんじゃないかと思うわけです。

んで、そういうことを踏まえて見てみると、本体デザインが工夫がなさすぎじゃないかと。普通の箱ぽい形状なワケですわ。側面がRを持ったデザインとかはあるけど、そんなことじゃなく。
超個人的な意見なんだけど、WMと合体させるアタッチメントとかを出して、収まりがいい箱形状になるとかさ、何か考えられなかったのかと。ほぼWMでしか使われないような機種なのに、シリコンバンドで纏めれば良いですよ、ってぶん投げすぎだろ。これだったらわざわざsony機買う理由ないじゃん。

WMは単に音源が入ったトランスポート機だと考えると、結局はDAP兼アンプとイヤホン/ヘッドホンで全て決まる。音源選択における操作性とかはあるにせよ、WM本体は音質に寄与しない。
そしてポタアンの形状が他のメーカーと大差ないのであれば、単純に音質だけで勝負することになるよねえ。そんな状況で、わざわざsony機買うか?って話。

まあ、WM+sonyポタアンを目指すなら、最初からZX買った方が良い気はするけどね。ただ現状だとZX1はもう古い感じがするし、ZX2は総額で倍かかるから、現実的にはWM+ポタアンのがコスト的にいいのかもしれない。
となると、やっぱりこの5万前後で音質を良く聞くための手段としては、WMが一体的に合体できるようなものだったら、よかったのになあ、って思った。俺もそれだったら買ったかもしれない。

2015/02/19(木)音質にこだわったmicroSDカード

あー、sony、やっちまったなあ。

ソニー、“音質にこだわった”microSDカード ~技術面と品質管理からアプローチ - PC Watch

アホみたいな製品が出るぽい。別に製品自体あってもバカだなあ、って思うだけなのでいいんだが、音響製品を作っているメーカーがやったらダメだろ。本当にやめてほしいし、残念でならない。
明らかに音質に向上が見られる、有意差が証明できる、てなら全然OKだけど、絶対できねーだろ?オカルト商品売ってんじゃねーよ。このタコが。

うーむ、オカルト商品は絶滅して欲しいんだけど無くならないんだろうなあ…。
感覚的に、このデジタル時代のオカルト商品が昔に比べて酷い気がしてる。昔はほぼアナログだったから音質の影響があった可能性も考えられたけど、現代の、デジタル伝送部分に関する商品は意味ないだろ。と思う。LANケーブルとかUSBケーブルとか、SDカードとかそういうの。
製品としてウソはついてないとは思うよ。伝送時のノイズ軽減は確かにあると思う。しかし、音質に寄与するかというとどうなのか。人間が判断出来るレベルで影響があるとは思えない。ジッターが!外来ノイズが!って言うけど、デジタルデータの伝送時のノイズが、アナログ段のどこまで影響を及ぼすというのか。よしんばノイズが発生したとしても、それはノイズが乗るとか、信号的に加算された状態にはなり得るけど、「音質」が変化するとは思えないんだよな。

だいたいだな、自社WalkmanでmicroSDカードで音質が変わるとしたら、製品として、デジタル処理部分とアナログ処理部分とでノイズの影響を分離できてない、ってことだし、microSDカードを利用した場合に、何らかのノイズや音質に悪影響を及ぼす製品だ、ということを自ら認めている格好になる。いいのか、それで。

そもそも、Walkmanの利用を想定したとして、microSDを使用しない場合はどうなんだよ、と言いたい。最新のZX2だって、現行Aシリーズだって、本体にメモリがあって、microSDはあくまで追加で使用する場合や転送するための媒体、という使い方を想定しているんじゃないの?ずっと突っ込んで、microSD内のファイルを参照して再生する利用方法って標準的じゃないと思うんだけど。
つーかこの製品の説明で言うと、世の適当なmicroSDを使ってカード内のファイルにアクセスして再生した楽曲と、本体メモリの楽曲の再生とで差異がある、ってことだよな。フラッグシップのZX2でも、その辺は音質の違いが最初からわかっていて、microSDアクセスしての再生は劣っていたけど改善はできなかった、というわけですか。へぇ。

という状況をよーく考えて整理すると、microSDは転送や緊急時にのみ使用し、本体のみで再生すべき、ということだよな。こんな製品を売る前に、microSDでの再生は音質が劣る、ってアナウンスするほうが先じゃないのかね。
OK キャンセル 確認 その他