2015/03/12(木)大喜利

sonyの自称高音質microSDカードだが、ネット上の批判が多すぎてビビったのか、先日、impressに追加燃料記事が投下された。
【藤本健のDigital Audio Laboratory】第626回:ソニー“高音質”microSDカード開発者に質問をぶつけた - AV Watch

どう読んでも検証になってないし、科学的根拠は明確になっていない。結局のところ提灯記事にしか思えず、火に油を注いだだけじゃないか。
科学的な根拠を示さず、個人の感想として「明らかに違いがあります」というのをどれだけ言われたところで、まるで説得力がない。批判がある中での反論として、絶対的な自信があって、本当に高音質であることを証明したければ、きちんとした検証を行った結果を記事にすれば良いだけ。開発者(発売する会社の中の人)がどれだけウリを説明したって意味が無い。
やるなら、オーディオ(音質)に興味がある層とそうでない層、年齢なんかを統計・分析できるようにばらけて、二重盲検法(ダブルブラインドテスト。参考)を実施し、結果を掲載すればいい。

また、ノイズとか音質とか言うのであれば波形なりノイズ量なりを計測して掲載すればいい。これができないのは、できない理由(=科学的根拠が無い)があるからだと思わざるを得ない。

で、だ。なにはともあれ、Amazonのレビューを見てみることをオススメしたい。必見だ。
Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: ソニー microSDXCメモリーカード 64GB Class10 高音質モデル SR-64HXA

2015/03/03(火)ネットオーディオとNASの状況

しばらく前から検討していた、ネットオーディオ(及びNAS)環境構築について現状を纏める。

とにかく何をするにしてもまずNASが必須であるのは確定なんだが、じゃあどのメーカーの何を、いつ買うのよ、ってところで止まっている。
理由は、NETGEARのReadyNASが、今年1月に新製品を発表したこと。現状、安いNASはReadyNASしかないんじゃないかというくらい、CPが良さそう。メーカー的にはQNAPのが品質やソフトの作り的には良さそうだが、ハードスペックと価格が釣り合ってない。比較的安価なTS-231も出たが、それでもスペック的には高い状況。現時点だとド安定であろう、ReadyNASでも良いんだが、せっかく新製品が発表されたのに販売される前に旧機種を買うのもなんだよな、ということで様子見をしているところ。

一方、メインのPC席でのプレーヤーをどうするかも決めかねている。小型PCでfoobar2000をプレーヤーにするのか、専用機とするのかの2択な状況。
PCはDSD再生可能、場所を取らないが、総合的に値段が高い、環境作りと維持が必要。
専用機はそのまま使えるし、安いが、据え置き機なので場所を取るし、DSDが再生不可。

そんな感じなので、NASもプレーヤーも様子をみているところで、データだけを黙々と作っている。
基本的には、CDはマスターとしてwav+cueを保存した上で、再生するためのデータとしてトラックに分けたflacを作る方針にした。ジャケはファイル埋め込みで。
ギャップレスがー、とも思ったが、実際ギャップレスで再生しなければならないようなソースがほとんど無いことに気づいたので、そのあたりは妥協した。
このflac作りがまた面倒で…。地味にやってはいるが、終わる気がしない。

・EACでwav+cueを作る
・タグを拾えない場合、Player.exeで取ってきてEACへ転送
・foobar2000またはテキストレベルでcueファイルを修正*1
・foobar2000で、トラック単位のflacへ変換
・ジャケの準備。500x500を基準に綺麗なものを探すか作る。
・mp3tagでflacへジャケ埋め込み
・適切なdir構造を作って格納

こんな感じ。これ、ある程度有名な邦楽、洋楽しか聴かないなら超簡単に終わると思う。Media Go使うとかすればジャケ込みであっさり行くのではなかろうか。
アニソンやゲーム多めで、wav+cueが欲しい、となるととたんに面倒くさくなるというね。

*1 : アーティスト名表記や複数人の場合の表記のゆれを補正するなど。例えば姓名の間の半角スペースや、複数人の場合の区切り文字、アニメキャラの場合の声優表記有無など

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