ゆりりの事情




おばあちゃんの特集記事?!  2005/10/04(火)
にゃんず  2005/10/04(火)
まさか、そんな  2005/09/16(金)
息子の口紅  2005/09/14(水)
初☆北陸(2)  2005/09/07(水)
初☆北陸(1)  2005/09/06(火)
鴨親子‥‥その後  2005/08/30(火)
ジローくん  2005/08/26(金)


おばあちゃんの特集記事?!
両親の入っているホームから電話があった。
いつも必要以上に丁寧に、なかなか本題に入らないという話し方をする(笑)施設長さんが、
また、出かけようとバッグを掴んでいる私に、前フリの長いお話をした。

話の要旨は、そのホーム(南関東圏内に展開していてそこそこ名前は売れているのではないかと思う、よくわからないけど)の季刊誌の、
巻頭見開き特集ページに、ウチの義母を取り上げたいということだった。
いくつかある施設のうち、次回号が両親の入居しているホームの順番だったのかどうかはわからないけど。。。
ともかく、入居しても、家族と毎週外食をしたり、数カ月おきに温泉旅行に行ったり、
またそういう愉しみを続けるために、積極的にリハビリに通ったり、、とかいうことを、
施設の職員の皆さんのサポートも得て、生き生きと取り組み、
充実した生活を送っている入居者がいる、そんな感じの記事にしたいらしい。
義父のほうは、一緒に御入居の御主人、ということで登場するらしい、、(^-^;) 。

いかがでしょう?と問われ、私は「いいんじゃないですか?」と答えた。
義母だって、この人生80年の間に、自分が主人公になって特集記事を組んでもらえるなんて初めてだろうし、
(私だって勿論ないし!)
そういうことも、きっと嫌いじゃないんじゃないかと思うから(笑)。
B5版のオールカラーの立派な冊子なので、出来上がったら沢山貰って、
親戚や以前の住まいのご近所さんに配ってもいいかもしれない(笑)。
母の新しい秋の洋服、また調達しなくちゃ〜♪
女性なんだし、写真映りは大事だものね♪
Date: 2005/10/04(火)


にゃんず

ずっと日記をサボってしまった、、、。
実は、別のトコにちょっと日記を書いたりしていたら、こっちまで時間が回らなくなって。
来てくださる方がそれほど重なっているわけではないのでどっちが主、ということではなくコピペしちゃってもいいんだけど。。

で、ここのところのニュースで結構大きいのが、
一人暮らしの妹のところに、捨て猫のにゃんずが来たことかな。
私が一応お見合い婆さんのようなことをしたので、ちょっと気になるし、やっぱり小さい猫は可愛いし。

やってきてもう10日位になるのかな?
大分育ってきて、妹にものすごく懐いているらしく、
携帯メールで「どうしてる?」って送ると、
「いや〜、大変だよぉ〜、可愛くってさっっっっ♪」なんていう返信がくる。

ウチの実家は、私達が小学生の頃あたりから、猫屋敷となっていたし、犬もいて、チャボもいて、小鳥もいて、、と大家族だったので、
2匹の子猫くらいはどうってことないかもしれないけど、
妹は一人なので、その点がちょっと心配もしたけど、
猫だってなんだって、そんなに過保護にしてもしょうがないし、
親はなくても子は育つ、、ってこういう時に使うかどうか知らないが、
ともかく元気に育っていくことだろうと信じてマス。

写真2枚は、届いた日のにゃんずと、
後ろ2枚は、その1週間後くらいのにゃんずと肉球。
Date: 2005/10/04(火)


まさか、そんな
数日前の夕刻、インタフォンが鳴った。
その日はクリーニング屋さんが来る曜日でもないし、
ここ数日で届くべき宅急便などの荷物は全部来ているしで、
なんだろう?と思いつつ出てみると、、、

「玄関に鍵がささったままですよ」

!!!!!!!!!!!!!!!!

「はいっっ?!
 どうもありがとうございますっっっっ!」

叫んで玄関まで飛んで行くと、廊下の先に新聞配達らしき男の人がいて、こちらを振り返った。
再度「ありがとうございました!」と叫んで鍵を取って、慌てて内側から鍵をかけた。

その日は、昼過ぎに生協が来る予定だったのだが、義父母の病院に付添わなければならなくて、
思いがけず時間がかかり、3時頃に帰宅したのだ。
鍵を開け、とりあえず玄関前に積み上げられている発泡スチロールの箱だのなんだのを玄関内に入れて、
(なんで生協の箱って、ほんの少しのものを入れるのにあんなに巨大な箱を使うのかいつも不思議)
冷凍品、冷蔵品などをそれぞれしまって、、、というような作業をしたのだが、
ドアを開けてすぐに荷物のほうに取りかかってしまったので、すっかり鍵のほうはお留守になっていたというワケだ。

しかし、、こういうことがあったらアブないな〜と思いながらも、
鍵を鍵穴にさしっぱなしにしたことは、これまで一度だってない(当たり前か)。
それが、それが、である。

あ〜、かなりボケているのかも。
それは非常にショックな事件で、夫にも言ってません。はい。
Date: 2005/09/16(金)


息子の口紅
(※北陸旅行のことがまだ終わってませんが、、、(^-^;)  )

息子が一月ほど中国に留学していた。
大学の単位も認められる正式な(?)留学だった。
北陸旅行の中日に帰国したのだが、それからすぐには会えずに(現在一人暮らし中なので)、
この日曜日、義父母に会いに行くときに息子も呼び出して合流し、一緒にウチに帰宅した。

で、息子のお土産が、なんだかヘンテコリンなものばかりだったのだが、
その中で一つだけ、ごく普通のお土産があった。
シャネルの口紅である。私に。
色を見ると、綺麗で可愛いピンク。
うーん。今年の私の誕生日にもシャネルのピンクの口紅をプレゼントしてもらった。

なぜか、息子は私にシャネルの口紅を買ってくれる。
誕生日とか、クリスマスとか、今回のようなお土産とかの折りに。
どうもそれは、夫の擦り込みらしい。
「お母さんはシャネルの口紅が好きだ。
 お母さんはピンクが好きだ」 と。

正直、夫も息子も、そういう意味ではセンスがない。
だいたい口紅の色選びは自分でも難しいし、
私達は女性同士で口紅をプレゼントしたりはしないものだと思う。
でも、なぜか、夫は昔々私が海外旅行といえばシャネルを始めとする海外ブランドの化粧品を買っていたことを思い出し、
「妻はシャネルの化粧品好き」と思い込んでいるのである。
だけどそれも、私は夫に「会社の女の子たちにお土産を買っていかなきゃならない」と言われて
まとめ買いしていただけなのだ、、、そりゃ、自分の分も多少は買ったけど、、。

で、ともかく息子は今回も「シャネルのピンクの口紅」という鉄則通りにお土産を買ってきた。
私は、「この色って、前回(5月の誕生日)にもらったのに似ているな〜」と何となく思って、
ガサガサと口紅を調べたところ、やはりそれは全く同じ色であった、、、。

息子は「New」って書いてあったというけれど、春夏の新色で、まだ秋冬ものは出ていなかったんだろうなあ。
で、「New」の中のピンク。

最近の私は外国ブランドの口紅はほとんど使わない。
どうも香料がキツいので。
でも、これまでに息子が買ってくれたシャネルは時々使っている。
でもでもでも、、、同じ色2本は、、ねえ。
でもでもでもでも、、、せっかく息子が買ってきてくれた口紅、同じ色が重なったとはいえ、誰にもあげられない!(爆)

そしてもちろん、息子にも(夫にも)、同じ色の口紅だったとは言えない!
Date: 2005/09/14(水)


初☆北陸(2)

二日目の朝は、勿論二日酔いもなくパッチリと目覚め、朝の散歩に出ることにした。
前日に山代温泉の地図を見て、遊歩道と展望台のようなものがあることを知り、仲居さんに話を聞いていたのである。
日の出が綺麗だと言われたけれども、日の出の時間が5時20分位ではちょっと無理なので、
まあゆっくり行きましょうと6時頃宿を出た。

山代温泉の町は本当に昔ながらの温泉街という風情があってよい感じ。
宿から出て、薬王院温泉寺というお寺さんを抜けると、「あいうえおの小径」というのがあり、階段が続いている。
薬王院温泉寺の初代住職であった明覚上人がひらがなの50音配列に大きな功績があったとのことだ。
山をどんどん登っていくと、展望台があった。
そこに登って、四方を見渡すと、曇ってはいたけれど、さすがに良い眺めで気持ちがよかった。

山を下りて戻ってくると、宿のすぐ前にある「はづちを楽堂」というところで朝市があった。
ご近所のかたがたか、7時のオープン前に大勢並んでいた。
新鮮な野菜や果物、お餅など、色々なものが並べられ、確かに安かった。
前夜はここで音楽会があったらしいのだけど、酔っぱらって撃沈していたので来られなかった。
フォークなどの軽い音楽を楽しめる会が毎週催されるらしい。
http://www1.kagacable.ne.jp/~hadutiwo/

ひとしきり朝市を冷やかして、また少し温泉街を散策し、部屋に戻ってから朝風呂へゴー。
そして、朝食♪
美味しそうな朝食に、思わず「生ビール!」
私は温泉の朝食が好き。バイキングではなく、色々なものをちょっとずつ盛り付けてくれるものがいい。
結局朝から生ビールを2杯飲み、ご飯はいらないとバチ当たりなことを言って、ご馳走様となった。

その日は今回の北陸旅行のメイン、武生の音楽祭だ。
プログラムはベートーヴェンのミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲)。
私の演奏会に出ていただき、またこれから出ていただくお二人の歌手が出演するのである。
演奏会は3時からなので、それまでまたちょっと観光ができる。

まず向かったのは「石川県九谷焼美術館」。
http://www.kutani-mus.jp/
私は焼き物は好きだけど、○○焼とか、△△窯とか、全く詳しくない。
でも、ここまで来たら九谷を見ておいたほうがいいでしょう。
前日のお土産物屋さんでは買い損なったけど、ともかく本物を見なければ、と。
そこで見た九谷は、本当に美しかった!
色もとても好き!
特に私は深みのある黄色と緑がベースになっているタイプが好き。
夫と「いくらぐらいするのかねえ〜」などと下世話な話をしながらため息をつきつき堪能した。

さて、これからどうしよう?と時計を見て相談。
ここまで来たら福井にも行ってみたいね、ということになった。
私達の中では「福井=美味しい海の幸=美味しく飲食いできる」というイメージ(またこれかぃ!(爆))。
で、お昼を目指し、在来線で福井へ向かった。
福井で何か見る物はないかと探してみると、「養浩館」という庭園がある。
駅から県庁、福井城跡を抜け、テクテク歩いていくのだが、
ほとんど人に会わない!
「ここ、県庁所在地だよね?」とボソボソ話ながら庭園に着いた。
庭園は、やはり花もなく紅葉もなく、、で、お茶をしている方達はいらしたものの、
ものの10分もかからぬうちに見学が終わってしまった。
私達夫婦は風情を楽しむということができないのかもしれない。

人がいない、人がいないと言いながら駅へ戻り、
駅の反対側に出ると、「おお、こっちが繁華街なんだ!」
お腹も空いてきたことだし、早速お店を物色するのだが、
これが、不思議なことに、全然食指が動くようなお店がない。
探し方が悪いのかどうか知らないけれど、これほど「ここだ!」という店にぶつからない町も珍しい。
仕方なく、駅に比較的近いイタ飯屋さんに入ったところ、なかなか良い雰囲気。
古いヨーロッパ風(?)の長い廊下に個室が並んでいるのだ。
これは期待できるかも?と思っていた。
しかし、メニューはランチが3種類のみ。
昼間は一品料理はないとのことだった。
寂しいな〜〜〜と思ったが、もう時間もないし仕方がないので
それぞれランチメニューから選び、「生ビール♪」。
すると、ボーイくん、「生ビールは別料金になりますが?」と恐る恐る尋ねてくる。
う〜ん。この時点でこの店はヘンだと思うべきだったのかも。
でも、その時は「ええ、勿論、いいですよ」と答えた。

ビールの前に、サラダが来た。
その他の料理は、夫はパスタ、私はお肉、そして各々に自家製のフォカッチャがついて、デザートに飲み物。
ビールがやっときて、サラダをつついていると、私のお肉が先にきた。
ナイフがない、、のでナイフを持ってきてと電話で頼む(個室なので)。
ナイフを持ってきつつ、フォカッチャはもう少しお待ちください、と言う。
その時点では私はまだ、「はいはい♪」と言っていた。
ついでにグラスワインを頼んだ。
暫くして、夫のパスタが出てきた。
「フォカッチャは今焼いているところなので、もう少々お待ちください」と言う。
なので「はいはい♪」
そして、やっと出てきた「焼き立てのフォカッチャ」は冷たくて石のように固かった!
口に入れてもまるで砂のような舌触り。。。マズぃ〜。
フォカッチャは諦め、デザートとコーヒーを待ったが、これがまた来ない!
いちいち呼び出すのも面倒臭いし、きっとデザートもコーヒーも不味いに違いないと思ったので、
「もう、いっか?」と席を立ち、会計へ。
食事が全部終わっていれば、本来伝票は部屋にあるハズなのに、伝票を持たずに会計へ向かおうとする私達を見た、かのボーイくん、
大慌てで私達に伝票を差し出した。
夫が会計をしている隣で、私はレジに立つ年輩の女性に
「まだデザートとコーヒーはいただいてなかったんです。
 それに、焼いているところだから待ってくれと言われて、出てきたファカッチャは冷たかったですよ」と言った。
東京から来た(らしい)客は、感じ悪かったわね!と噂されているだろうか?
夫とは福井でイタリアンを食べるってことが間違いだったのかな?とも話したんだけれど、
今時、どこで食べてもそこそこ、イタ飯は美味しいんじゃないのかなあ。甘い?

さて、駅に着くと、ちょうど武生行きの電車が来ている!
ダッシュでホームに向かうと、ドアが閉まったところだった。
「あああ〜」と叫ぶと、ドアがシュ〜っと開いた。。。(^-^;)
ありがとうございますぅ!とまた叫んで乗り込んだ。
Date: 2005/09/07(水)


初☆北陸(1)

福井の武生というところで音楽祭があり、そこへ行くという名目で生まれて初めて北陸に足を踏み入れた。
音楽祭自体は10日間位行われているのだが、私はその中の9月4日のプログラムを聴きに行く予定だったので、
当初は2日の金曜日午後から4日の夕方まで滞在のつもり予定を組んでいた。
が、同行の夫に突然、2日の大阪出張の命が下ったので、急きょ予定を変更、3日から5日の2泊3日の旅行となった。

北陸と聞けば何も知識はなくとも、海の幸、日本酒!とついつい思ってしまうのが飲んべえの性。
どこに泊まる、どういうルートで移動する、どこで何を食べる、とそんなことをあれこれ思案していたのだが、
夫の出張があったおかげで(?)、それまで考えていた行程を一から見直して、
飛行機で小松空港まで飛び、金沢を観て、山代温泉に宿泊しようということになった。
(当初は、敦賀とか福井まで電車で移動し、ビジネスホテルに素泊まりして現地で美味しいものを探そうという予定だった。)

私にとっては久々の、本当〜〜〜に久々の飛行機。
最近地震も多いけど、飛行機事故も多いでしょ。
なんだかビビりまくりで、なんとなく家の中の整理をしてしまいましたよ(爆)。
で、朝一番の飛行機に乗るために、朝5時前に起き、7時半の飛行機で羽田より一路小松へ。
8時半には到着、9時ちょっと前の高速バスで金沢へ移動した。
金沢までは約40分。
朝から何も食べていないので空腹ではあるけれど、
ここで朝ご飯などを食べてしまったら、お昼があまりにも中途半端で、せっかくの北陸の幸を食べ損なう!ということで
駅ビルの中の生絞りジュース店にて、夫は人参と苺のジュース、私は桃のジュースを飲んだ。
ジュースは美味しかったのだが、それで胃袋が目覚めてしまった。
「お腹空いたね、、、」と言いながら、金沢の観光循環バス(?)に乗って兼六園へ。

お天気が心配されていたけれども、日が照り出し、暑い!
そして、花もなく、紅葉もなく、雪もない、
ないない尽くし、でも緑だけは十分に濃い兼六園をひたすら散策した。
こんな何もない時期なのに、観光客は結構多く、
私達の親世代前後のグループのパワーには圧倒され、
そういうグループを避け、避けしながら歩いた。

空腹と暑さで、園内の売店の誘惑にフラフラするものの、
ひたすらお昼には生ビールを美味しく飲もう!という思いだけでそれらの誘惑を退けた。
偉い。

兼六園を出てから、目の前の九谷のお店を冷やかした。
本当は、結構買う気満々だったのだけど、
お店のオバさんがシツこく付きまとうのに辟易して逃げるようにお店を出た。
ああいう態度の店員さんは絶対損だと思う。
全然ゆっくり見る気持ちになれないし、見たくても見れない。
ちょっと放っておいてくれたら、いくつか絞ることも出来たかもしれないのに、、残念。

その後、城趾公園をちょっと歩いて、時計を見ると結構良い時間。
そろそろお昼の場所を探そうと相談し、近江町市場というところを覗いてみようということに。
予習をしていなかった私は全く知らなかったのだけど、とても大きな市場で、
海産物はもとより、野菜やあれこれのお店がギッシリ軒を列ねていた。
市場の中のお店で食べようか?と思ったけれども、
実際に食べることのできるお店がなかなか見つからない。
ようやく一件のお寿司やさんに入ったら、順番待ちながら、もうすぐ空きそうかな?という感じだったので、
椅子に座って待つことにした、、、のだが、ここで我々は大変なはり紙を発見してしまった。
「ビールは1本まで。お酒は2合まで」(だったと思う)

私と夫は、目を合わせて、うなずきあい、どちらともなくそそくさと店の外へ出た。
「冗談じゃないよ!」とは夫の言葉。
はい、冗談じゃありません。
飲むか飲まないかは別として、最初から「これしか飲んじゃダメ」というところで
お昼とはいえ、せっかくの旅行先でゆっくりお寿司を楽しむことなんかできない。
その後、また市場内を歩いた後、市場の外へ出て、市場に程近いお寿司屋さんを見つけ、私の鼻を信じて入ることにした。
12時ちょっと過ぎ位だったと思うけど、お客は誰もなし。
あれ?とちょっとハズしたかなと思ったけれど、ともかくお任せのコースの高いほうを頼み、生ビールで乾杯。
地のものを中心に2種類ずつ順番に出してくれる。
このお店ならゆっくり飲みながら食べられるかなと喜んでいたところ、続々とお客が入ってきて、
小さなお店はあっと言う間に満杯になり、待ち客も出てきた。
なぜか私達以外は、家族連れ、お友達同士と結構大人数、賑やかさんたち。
お寿司は美味しかったけど、お酒の種類も1種類しかなく、おつまみを勧めてくれるわけでもなく、だんだんせかされているような気分になってきた。
お昼の時間帯とはいえ、ちょっと飲み助の気持ちがわかってない感じの対応で、
私達の評価としては二重丸まではつけられなかったかな〜。
(生ビール2杯ずつと瓶ビール1本、180mlの冷酒3本)

お昼の後は、お店の旦那がかなり飲んだから(私達としては普通(爆))歩くのはキツいでしょうと言われながら、
尾山神社-金沢クラフト広坂-金沢21世紀美術館-ふるさと異人館-骨董店が多いという通り-犀川沿い(犀星のみち)というルートを歩いた。
全然建物の中には入ってないけど、、、(^-^;)

どうしよう、もう宿に向かおうかとタクシーを拾ったら、かなり疲れた顔をしていたのか、
運転手さんにだいぶ歩かれたのですか?と尋ねられた。
朝からの行程を話すと、そりゃあ、大分歩きましたねえと感心された。

北陸本線の特急で金沢駅より加賀温泉駅に行き、そこからバスで山代温泉に向かった。
電車の中ではむろんビール。

宿に着き部屋に案内されると、驚く程広い部屋!
(限定格安パックで予約したのに!)
格子戸を開けると石畳の間があり、畳の廊下、部屋は10畳で、なぜか四畳半の茶室付き。
その他簡易リビングセットのあるベランダ(というのか?)がついている。
二人には無駄に広い(爆)。

で、お風呂がよかった。
とても良いお湯!お風呂も広い。
そして、旅館自体が空いているらしく、ガラガラの貸し切り状態。
欲をいえば、露天風呂がもっと「露天!」という感じだったらなお良かったのだけど。
聞けば、山代の源泉のもっとも近いところにある、一番歴史のある旅館だったとのこと。(今は代替わり(つまり一度潰れた))
湯量の関係で、山代の中でもそこから離れているところは、もともとのその源泉からのお湯は届いておらず、
別の筋からのお湯になっているとのことだった(それでももちろん温泉だけど)。

そして、お料理が、期待していなかったのだが、(^-^;)
これが、とっても美味しくて大感激!
温泉の紹介の雑誌でお料理が美味しい♪なんて書いてあるところでも、本当に美味しいところってあんまりないのじゃないかと思う。
まあ、、私の少ない経験でしか言えないのだけど。
サービスもよかった。
温かいもの、冷たいものをきちんとそのように出してくれて、
出てくるタイミングも早すぎず遅すぎず。
ゆっくりお酒を楽しむことができた。
ウチのように長っちりで食事とお酒を楽しみたい人間にはもってこい。
本当に値段を考えると、物凄いお値打ち!
つい(?)飲み過ぎて、生ビール各々2杯ずつ、300mlのお酒を3.5本。
0.5本はボトルキープして!と頼んで翌日に持ち越し。
絶対ラーメンを食べる!と大騒ぎしていた夫は、部屋に戻るなりバタンキューで爆睡してしまった。
私も習ってバタン。

写真は宿泊先「ホテル大のや」の入り口。
食事処での日本酒のメニュー。
(宿では、二日間で計7本の日本酒を飲んだ。(^-^;) )
古くからの温泉街らしい(?)巨大な狸の焼き物と夫。似ている!?

(つづく)
Date: 2005/09/06(火)


鴨親子‥‥その後
先週は台風の影響で早朝の散歩ができず、夫と歩かなかったので、
土曜日は久々に夫との散歩になった。

例の鴨親子はどうしているだろうかと夫が言うので、
「元気だよ〜」と言いながら疎水を覗きながら歩いていると、
橋の欄干に寄り掛かり疎水を眺めているステテコにランニング姿のオジさんの後ろ姿が、、。
手には何やら魚のエサかカメのエサか、はたまた鴨のエサか、ビニール袋を持っている。

夫と私はお互いに目配せをして、オジさんから少し先のところまで行って覗き込む。
すぐには見つけられなかった私達に、「あれ?」という雰囲気があったのか、
オジさんは「ソコにいますよ」と疎水の縁の狭い陸地を指差した。
すると、お母さん鴨が片足で立ち、子供達は5羽固まって寝ていた。
「あ‥‥どうも、、」などとあやふやにお礼を言ってうなずき、でもなんとなくそこに立ち止まってゆっくり眺めることもできず、私達はまたすぐに歩き始めた。

夫は歩き出して間もなく、
「別に教えてくれなくたっていいのに、よけいなことを‥‥」と言う。
まあねえ、そうなのよねえ。
話しかけられちゃってそこに立ち止まって鴨を見ていたら、
見ず知らずの人と鴨談義をすることにならないとも限らない。
そういうのが地域のコミュニケーションというものかもしれないけど、
まだ会社人間である夫は、そういうことが得意ではない。
(あ、人はいいんですよ、人間性はね!(爆))

で、「あの鴨はウチだけが知っているんだと思っていた。」と不満そう。
【ゆ】「まさかそんなワケないじゃない!私達が気がつく位なんだから、御近所でも散歩の人でも気がつくでしょう」
【夫】「そうかな〜、、、悔しい、、、」
【ゆ】「だいたい、私達よりずっとあの親子に詳しい人たちがいるんじゃないの?案外「鴨の親子を守る会」なんてのがあるかもよ」
【夫】「う〜ん、、」
【ゆ】「もしかしたら、あの子たちには名前がついていたりしてさあ。。イチローとか。」
【夫】「ニローとか、サンローとか、ヨンローとか、ゴローとか?」
【ゆ】「あのさ、名前の場合は、ジロー、サブロー、シロー、ゴローでしょ?」
【夫】「あ!そうか、それにしても許せんなあ、勝手に名前をつけるなんて!」
【ゆ】「(‥‥‥つけてないっつーの、、(-_-;) )
   そんでさ、守る会のメンバーは子鴨の区別がついたりしてね」
【夫】「『あ、イチローが先頭だ』とか我々が言うと『違いますよ、あれはサブロー』です、とか言われちゃうの?」
【ゆ】「そうそう。で、区別がつけられないうちは守る会のメンバーにはなれません、とか言われちゃったりしてね(笑)。」
【夫】「とんでもないヤツらだ。許せん」

そういう、アホらしい会話をしながら池をグルグル回って1時間以上もたって帰り道にそこを通ると、
なんと〜〜〜、そのオジさんはまだその欄干にいた!

私はそこを通り過ぎてから夫をつっつき、「負けてるよ!」と言ってクスクス笑った。

そして、その日の午後、出かけるのでまたそこの疎水の道を歩いていると、
そのオジさんが、今度はTシャツと短パン姿に変わっていたけど、同じようにエサを持って疎水を覗いている!

「‥‥‥‥孤独なのかな。」とワタシ。
「‥‥‥‥家で邪険にされているのかなあ。」と夫。

ううむ。
心が狭いかもしれないけど、私も、できることなら誰もいないところで鴨の親子をゆっくり見たい!と思ってしまう。(^-^;)
Date: 2005/08/30(火)


ジローくん


鴨に続き動物ネタ。

散歩に行った池の遊歩道でゆったりと歩く立派なお猿さんが。。。
気になったものの、声をかけられず歩いて通り過ぎたが、どうしても、どうしても気になる。
もし、1周して追い付いたら話し掛けて写真を撮らせてもらおう、、と思っていたけど、出会わず、2周。
なんだ〜帰っちゃったんだ〜と思って、私も帰ろうと歩道橋を登りかけたら、あのお猿さんが。。。

ものすごく悩んで、追い付いて、声をかけ、写真を撮らせていただいた。
ジローくんというのだそうだ。
もしかして、大スターだった???
ショーに出るために訓練しているそうだけど、、、
私、そのあたり無知で、、ただ、立派な姿とツヤツヤした毛並みに惹かれてしまったんだけど。

写真、久々の携帯での撮影、、ボケボケですね。
もっとずっといいオトコだったんだけど。
Date: 2005/08/26(金)


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