夫の実家の売却が完了した。
売却に伴い、実家のモロモロを整理しなければならなかった。 と言っても、両親がホームに運び込めるもの、 運び込みたいものはそれほど多くなかったので、 ほとんどのものを処分するということだったのだけど。 東京としては、そこそこ大きな二階建ての一軒家。 築30年弱、一時は4人家族で住んでいた家で、荷物はとても多かった。 先々週の半ば頃、ネットで見つけた処理業者に電話をして見積もりに来てもらった。 トラック2台と基本的な人件費で、この位の値段ですが、 恐らく2台では乗り切らないでしょう、、と言われて、 でもしょうがないのか、とお願いすることにした。 昔の注文住宅なので、旧式で巨大なガスのファンヒーターなどが配管もされて作り付けて(?)ある。 そういうものは、外しておいてくれないと持っていけない、と言われて、ガス会社に連絡。 取り外すための下見に来て、外す日を決め、取り外し。 イチイチ、私の家から実家まで出かけていくのが、面倒くさい、、んだけど、そうも言ってられないから、、、。
で、いよいよ、先週の土曜日に、実家の家財道具の処分した。 家を購入した人が使いたいと言ってくれた家具もあって、それは残して、全て。 ついでに一緒に捨ててもらおうと思って、我が家のガラクタも運び込んだ(爆)。 (ついに、古い、B&WのG3Macも捨てた!モニターともども! 先日、私の足の上に飛び下り自殺をしたスキャナも! 息子の部屋に残っていた映らなくなっていたTVも!)
で、朝、業者が来る前に鍵を開けて、色んな指示をして、 終わる頃に連絡をもらって、また実家に行くという手はず。 思ったより早い午後2時半頃に、あと30分ほどで終わると連絡があって、実家へ行った。 結局、トラック3台、キチキチ。 私を見た作業員のオジさんが一言。 「荷物、多いですなあ、、、最初2台って聞いてたんだけど」 そりゃ、私だってそう思ってたわよ、とは言えず、曖昧に笑う。 (いいじゃん、追加料金払わされるんだから)と思いつつ。
家に入ると、本当に見事に物がなくなっている。 が、、、流しの上に、焼酎の瓶が10本ほど乗っている。 義父がせっせと作っていたニンニク酒の瓶だった。 イイチコとか、そういう焼酎のビンに、 ひとかけをいくつかに切ったニンニクが山程入れてある。 作業員の責任者が生物と液体は処分できないと言う。 瓶だけだったら捨てるんだけど、と。 ぎょ〜〜〜〜〜と思ったけれど、そのまま置いていかれても困るので、 試しに瓶を逆さにしてお酒を捨て、瓶を振ると、ニンニクが何とか取りだせる。 中にはなかなか取りだせないものもあったけど、指の先で潰したりしながら、必死で取り出した。 流しにはニンニクの山!(爆) いや〜ん、臭い!指にも臭いがしみ込んでしまった、、、。 私、ニンニクは大好きだけど、アレには参った。 でもまあ、、大きなトラブルはそれくらいで、なんとか片付いたのでよかったのかな。 お金は、大分かかりましたです。 モノを捨てるってのは、大変なことなんだと、改めて実感。 東京だと粗大ゴミだって、お金だしてもすぐには取りに来てくれないしね。 余計な物は買わないに限る、、、と言いつつ、ウチもくだらないものばかり増え続けているけど、、(^-^;)
私は実家に住んだことはないけど(リフォームの時数カ月居候させてもらった) 空っぽになった家を見て、ちょっと寂しかった。 お父さん、お母さんはもっと寂しいだろうなあ、と思うと、ホロリとした。
終わったなあ、と思った。
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Date: 2005/04/27(水)
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