メッセージ

2014年10月08日の記事

2014/10/08(水)劇場版IDOLM@STER~輝きの向こう側へ

アイマス劇場版のBDが発売された。
限定版の商品紹介的なものはいろんなところで紹介されているので、そっちを参照願いたい。
ここではネタバレ含めて思ったことを書き留めておく。
パッケージ
でかい。そして重い。BDのパッケージじゃねえ。でも無駄に大きいわけじゃなく、詰め込んで詰め込んでこうなった、って感じ。ケースも豪華だし、文句の付け所は無い。
本編であるBDのケースも3面開きでジャケ画が合宿の一コマの集合写真。良い。
シャイニーフェスタのパッケージは小鳥描き下ろしで、これまた良いイラスト。アクセサなどにキャラ全員のカラーがちりばめられているのが細かい。
BD本編
映画館で何度も観たし、中身については今更語ることもない。こんな素晴らしいアニメは生涯会えないんじゃないかと思う。この気持ちは、アニメ本編の出来だけでなく、俺の今のアイマス熱だったり、取り巻く環境だったり、今までのライブだったり、色々と複合した結果だと思う。今この映画が完成し、観られるという、まさに今このタイミングの気持ちとしては、これ以上ないほど嬉しいし満足している。
映画版から若干修正されているとのことだが、個人的に気づいた部分は最後のライブシーンの3D部分が目立たないようになったな、ってところくらいかな。特に最後の部分、バックにミリオンが並んでいるがここが3Dなんだけど、劇場ではピントが合っていたため3Dって感じが目立っていたが、それが焦点距離縮めてぼかしたせいで目立たなくなっている。
コメンタリー
今作はコメンタリーが3本入っている。演者全員でグループ分けし、前半/後半でさらに分けたのが2本、スタッフのが1本。
キャストコメンタリー1前半:浅倉杏美, 平田宏美, 沼倉愛美
後半:中村繪里子, 若林直美, 赤羽根健治
キャストコメンタリー2前半:下田麻美, 釘宮理恵, 仁後真耶子, 滝田樹里
後半:長谷川明子, 今井麻美, たかはし智秋, 原 由実
スタッフコメンタリー錦織敦史(監督)/高雄統子(シリーズ演出)/高橋龍也(脚本)/福島祐一(アニメーションプロデューサー)/鳥羽洋典(プロデューサー)
正直に書く。スタッフコメンタリーは素晴らしかった。記録としても非常に重要で興味深い内容だった。
しかしキャストはアニメの時もそうだけど、関係ない話しすぎ。スタッフ誰か方向修正しろよと言いたい。ラジオじゃないんだから。何を話そうとか何も決めてないのかよと言いたくなる。いつものごとく脱線するのはわかってるんだから、もう少し何とかして欲しかったな。中の人もスタッフも。アニメ版BDのコメンタリーが酷かったが、さすがにそれ以上悪くはないけど、似たような雰囲気を感じた。
でも所々良かったのは良かったよ。中村先生の後半とか。まあ見方を変えれば、その時に素直に思っていたことが記録されているわけだから、それはそれで悪いことではないんだとは思うけど、せっかくのアニメの集大成、9年かかって実現した劇場版のコメンタリー、と考えると、これでいいのかよ、とは思う。
特典CD
「PERFECT IDOL THE MOVIE」。「PERFECT IDOL」ってのがアニメBD同梱の特典CDのシリーズ?と同名で、劇場版もそれを踏襲した格好と思われる。
「M@STERPIECE」「虹色ミラクル」「ラムネ色 青春」の新録リアレンジVer.収録。これらは単にオケをアレンジにしてボーカルそのままじゃなく、もちろんちゃんと録り直したもの。良いアレンジですわー。

それに加えて、録り下ろしドラマCDも収録されている。こっちは本編ラストのアリーナライブの続きで、アンコール部分をドラマ化したもの。熱い。でもどうせなら歓声もリアルにして欲しかった、というのは望みすぎかな。
特典DVD
大きく2本、舞台挨拶ドキュメント映像と、キャスト&スタッフによるアイマス史を振り返る座談会を収録。
1つは各地の映画館舞台挨拶がごっそり入ってて、記録として非常に良い。こういうのって収録される保証がないから、観られて非常に嬉しい。
もう1つは座談会「M@STERトーくっ!」。出演は中村繪里子・長谷川明子・今井麻美・下田麻美・原 由実・沼倉愛美・吉田尚記・坂上陽三・中川浩二。
なかなかに濃い話が満載で、貴重な話も聞けたし面白かった。アッキーの爆弾で死屍累々な感じになるとか色々。あとなんかミンゴスのテンションが高かったな。
この手の中の人のおまけコーナーネタは、いつもグダったりハチャメチャで終わりだったりするので、この内容とこの感じで収まってるのが逆に珍しい気がする。
特典イラスト集
いろんなイラストが載ってて良い。これ特典じゃなく、もっと一般画集レベルのサイズで、ちゃんと本にして出せばいいのに、って思う。絶対買うのに。
内容には満足してるけど、やっぱりサイズが小さいなあと。いろいろもったいない。
特典ムック本
(良い意味で)頭おかしい。キャスト、スタッフのインタビュー満載、絵コンテ色々、荻スタ2収録で250p以上ある。サイズ大きくしてイラスト集と一緒にしたら普通に売れるレベル。これが特典で同梱なんだよな。
中の人曰く、集大成だから詰め込んで豪華にしまくっちゃえ的な感じで作ったらしいが、やり過ぎだと思う。俺らは超嬉しいけど。


まとめ。
総合的に超満足。そもそも本編だけで満足感高いのにおまけがハンパない。しかもその分価格が高いかというとそんなに高くない。これまでのアニメの劇場版の値段を考えたら普通だと思う。なので特典を考えると、超お買い得なんじゃなかろうか。尼で買えば9,000円割るし。

TVアニメから始まったこの流れも、劇場版のBD発売で一区切り付いた、のかな。
基本的にアイマスはパラレルなので、今後はアニメでの設定やPの存在についてもアニメ版というカテゴライズになるのだろう。でもまあキャラデザに関してはミリオンがその流れを引き継いでるし、アニメから始まって印象付けされていると思うから、いつかどこかでこの流れがまた出てきたりするのかな、すると良いな、とは思う。

【購入記録】

THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ! 「シャイニーフェスタ」アニメBlu-ray同梱版(完全生産限定版) [Blu-ray THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ! 「シャイニーフェスタ」アニメBlu-ray同梱版(完全生産限定版) [Blu-ray

OK キャンセル 確認 その他