2001.07.13
2001.11.12更新
あ | A.G.C.T | 最近なにかと話題の人ゲノム。遺伝子の紐をひもとくと、30億もの遺伝子からなっているそうだけど、種類はたったの4種類。それがA.G.C.Tだ。この組み合わせが変化することで、生きものが出来あがつているんだつて。普通の人は見たこと無いけどね。 |
あーっ, | 思いもよらなかったモノが現われた時の喜びの感嘆詞。「くそっ」の反対語。例えば、森の中で始祖鳥が現われたり、イワナを釣りに行って、鯖が釣れたりした時に発する言葉。時に、思わぬ失敗をした時にも口をつく人がいるが、これは間違いでこの場合は「あれっ」でなくてはならない。類語*わぁーい | |
あい,愛 | すべからく人は愛をもって生きなければならない。いわんや自然に入りてはもって瞑すべし。つまり、森での野糞は愛、ウーロン茶のポリ容器を捨てるは邪。森での愛のイトナミは、愛の二乗。 |
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あし,足 | 鳥やクジラなどを見るための目的地迄の交通手段。あしがない、あしの便が悪い、などいう。小笠原や、高知などとかくあしの便の悪いところは、オアシが高い。時に、招待された場合「アゴアシ付き」などともいい、自前で来てくれと云うときには、「あしからず」ともいう。 鳥の足についてはフクロウの足 クジラの足についてはクジラの足 |
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あしはら, アシ原 |
芦原。葦原。 葦原(よしはら)ともいう。草原の生きもの、オオヨシキリ、セッカ、オオバン、などの棲息地。だんだんアシ原が少なくなってきている。 |
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アナフィラキシーショック | 蜂やハムスターに噛まれたときに起きるショックで、ひどいときは死ぬこともある。 症状としては、顔が赤く熱くなる、皮膚がかゆい、蕁麻疹がでる、唇や舌・手足がしびれる、気分が悪い、心臓がドキドキする、冷や汗が出る、尿意や便意を生じる、喉が詰まる、息が苦しい、目の前が暗くなる、気が遠くなる、など。薬物でも起きるアレルギーだ。 アナフィラキシーショックというのは特定の成分に対する抗原抗体反応によってあらわれるアレルギー反応の一つで、短時間の内に症状が進行することが特徴。 一度噛まれてもたいしたことはないけれど、二度目に起きる症状は激しくなる。 |
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あめおおい, 雨被い |
あめおおい。鳥の翼の一部分の羽根のこと。風切羽根の付け根(生え際)あたりを覆って、空気が逃げるのを防いでいる羽根で、特に雨合羽の役割を果たしているわけではないが、この名が付いている。雨覆い参考へ |
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あめおとこ, 雨男 |
あめおとこ。一緒に旅行すると必ず雨を降らせる能力をもつ人のこと。そんな女性もいるが、あまり雨女とは言わない。野鳥関係では、柚木修、叶内拓哉のこと。ただし必要な時に才能を発揮することは出来ないので、干ばつの際の役には立たない。 | |
アルソミトラ | 東南アジアに生育する木、種子はグライダーのように滑空して落下する。 | |
あれっ, | 失敗したときに発する感嘆詞。例えば目の前に鳥や鯨が現れたとき、フィルムを忘れたことに気がついて発するとか、自動撮影カメラのレンズキャップを付けたまま、今消えたザトウクジラのブリーチングを撮った時とかに発する言葉。 | |
アレロパシー | 「他感作用」と訳すんだそうで、小難しく言うと、植物から放出される化学物質が、他の植物や微生物・昆虫などに対して阻害的あるいは促進的な何らかの作用を及ぼす現象、だそうな。 つまり、植物が出す化学物質が他の生きものに効いたり、害を与えたりすることなのである。 たとえば、ある種のユーカリは隣の木が害虫に食害されると昆虫のいやがる物質を放出するらしいし。フィトンチッドなんてものもそうなのだろう。農作物の嫌地の習性などもそうだといえる。 内にはセイタカアワダチソウのように自分も増えすぎると抑制してしまうらしいのだ。 こう言えば、人間こそアエロパシ−があればいいと思いたくなるのだよなぁ、同輩。 |
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いっちゃった, | クジラや鳥など観察中の生きものが去ってしまったこと。大勢で珍しい鳥を撮影しているとき、自分だけが近づいて鳥を飛ばしてしまった。そんな時ひと事のように「いっちゃった」と言うのが正しい。英語ではGONEであり、COMEというのは、別のいっちゃったである。 | |
猪瀬 直樹 | 田原総一郎になりたくてなれなかった男。 立花 隆になりたくてなれなかった男。 この二人と猪瀬がどう違うかというと、こともあろうに自民に身を売るという、最もしてはいけないことをしたことで、いわば援助交際。これはみっともない。 ゼスチャーだけで志の低さは桝添と同じ。 |
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おいのりは お祈り派 |
主にイルカウォッチャーを指し、鯨類に異常な神秘性を見いだす人達。生態系とか、自然保護とかという文脈とは別のところで鯨類を理解している人達。鯨者にはいない。 |
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おなにー オナニー |
飼育下での鳥では、繁殖期しばしば見られる行動。フィールドで見たことはないが、谷津干潟の石川勉さんは牛乳パックに交尾する千鳥を見たと云う。フクロウのそれは聞いたことも読んだこともない。 クジラについてもまったく記録はなく、動物行動学上、最後まで確認されないであろう生態。 |
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か | 海草と海藻 | 花が咲き種が出来て増えるのを「海草」と呼び、花が咲かずに胞子で増殖するものを「海藻」と呼ぶ |
かぜきりばね, 風切羽根 |
鳥が空を飛ぶために持っている翼の羽根で、鳥の種類によって枚数は異なる。 普通、初列、二列、三列と三つのグループに分かれている。フクロウ入門 |
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かびとう 下尾筒 |
鳥の尾羽根の付け根を覆っている下側(下腹側)の羽根。背中側(上側)の羽根は、上尾筒。尾羽根の付け根は、羽軸だけが露出していて、開いた扇子の竹のところのようにスケスケ状態になっているので、空気が抜けてしまう。そこを上尾筒と、下尾筒で覆って、団扇状態にする役割がある。 | |
かみさまみたい 神様みたい |
鯨を見たときに使う言葉。間違っても豚や、ゴリラを見たときに使ってはならない。鯨に遭遇した時と神様に遭遇した時のみに使える。最高級の言葉。 | |
きあつけいがたつ 気圧計が立つ |
気圧計は、時計の12時にあたるところが低気圧になっている。だから漁師は気圧計を見て、「だめだ今日は。気圧計が立っている」などといって漁に出ることを控える。ちなみに筆者はこの言葉にいたく感激して気圧計を買った。気圧計の針立ち、欲望計の針立たず。 | |
きたい | 古語で、まるごと乾した肉。ほじし。縄文以来、猪や、魚、はたまた貝類、牡蠣などまで干して食べた。ちなみに、牡蠣はローマ時代から養殖されていたらしい。 | |
クマ棚 | ツキノワグマがブナなどドングリの木に登って枝を掻き寄せ、それが集まった、棚のような、あるいはチンパンジーの寝床のような枝の塊をいう。 | |
け, 気 |
け。捕鯨マンたちの用語で噴気、潮吹き、ブローのこと。「気が大きいから大きな鯨だ」という使い方をする。ホエールウォッチで「その気がある」などという使い方はしない。ワープロ誤植で「毛」と書いてはならない。クジラの見分け方 | |
げいしゃ,鯨者 | げいしゃ。「鯨者連」のメンバーのこと。時に名前の下に付けて鯨岡鯨者とかのように用いることもある。 | |
げいしゃれん 鯨者連 |
げいしゃれん。世界的に通用する世界唯一の、鯨を見る者の団体。連長はいない。欠点は必ず字を説明しなくてはならない団体であること。 |
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頸椎 首の骨 | 頸椎の数は豚もキリンも人間も同じで7個 | |
さ | さんれつかぜきり, 三列風切 |
鳥が空を飛ぶために持っている翼の羽根で、折り曲げる3セクション目のグループだが、鳥の種類によって様々なバリエーションがある。フクロウ入門 |
じょうびとう 上尾筒 |
鳥の尾羽根の付け根を覆っている上側(背中側)の羽根。下腹部側(下側)の羽根は、下尾筒。尾羽根の付け根は、羽軸だけが露出していて、開いた扇子の竹のところのようなスケスケ状態になっているので、空気が抜けてしまう。そこを上尾筒と、下尾筒で覆って、団扇状態にする役割がある。上尾筒は鳥によって驚くほどのバラエティがあって、クジャクの長く美しい尾羽根のように見える羽根も実は上尾筒だ。 ATOK誤変換・・常備灯 | |
しょくもつれんさ, 食物連鎖 |
植物プランクトンを食う動物プランクトン、それを食う小さな魚等で紹介される食うもの食われるものの鎖のこと。通常は5−6段階だから、海洋では7−8段階が数えられている。鯨は海洋の食物連鎖の頂点にいる。孫請けを下請けが食い、下請けを本社が食う我らが社会も似てはいるが、食物連鎖の場合は、なんらかの原因で頂点が死滅しても下位のものが死滅することはないのに比して、我らが社会では本社が倒産すると、孫請けまで倒産する場合がある。 |
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しょれつかぜきり, 初列風切 |
鳥が空を飛ぶために持っている翼の羽根で、最も飛ぶために有効に働いている、先端部から10枚まで。鳥の種類によって枚数の異なるものもある。フクロウ入門 | |
したがながい, 下が長い |
捕鯨用語で、鯨が潜って水中にいる時間の長いことを言う。最も下の長い鯨はマッコウクジラで、通常40分から50分。ザトウクジラのホエールウォッチでも個体差を指して、この鯨は下が長いなどという。 |
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シュルツェマダニ | 大きなダニです。口がガツチリ身体に刺さるので抜けなくて、腫れ上がります。 痒くてやがて痛くなります。刺さっているダニを取る取り方はいろいろ言われていますが、例えばタバコの火を近づけるとか、ネジの逆に回しながら取るとか、いずれも口吻がちぎれて残るのを防止するための工夫なのです。 絶対やつてはいけないのが、ダニの身体を持って引っ張ることだそうです。そうするとスポイドを押すようにダニの体液が身体に入るので感染する危険があります。 ともかく口を持って引き抜くのが一番です。 |
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じれつかぜきり, 次列風切 |
鳥が空を飛ぶために持っている翼の羽根で、鳥の種類によって枚数は異なる。フクロウ入門 | |
すおう | 古来より染料に使われ赤色を出す木。 【蘇芳・蘇方・蘇枋】(sapangマレー)(1)マメ科の小低木。インド・マレー原産。枝に小さいとげがある。葉は羽状複葉。黄色五弁花は円錐花序をなす。木質・楕円形の莢(サヤ)を結び、中に三、四個の種子を含む。心材および莢は煎じて、古くから重要な赤色染料とされた。源絵合「―の花足(ケソク)」(2)染色の名。蘇芳の心材の煎汁で染めた黒みを帯びた紅色。主要色素はブラジレインで、明礬媒染で赤色、灰汁で赤紫、鉄媒染では紫色に染めることができる。紫式部日記「表着はおしわたして―の織物なり」(3)襲(カサネ)の色目。表は薄茶、裏は濃赤。すおうがさね。 広辞苑 |
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木菟牽 ずくびき | ミミヅクを囮にして小鳥を捕る猟法。フクロウー古典 に詳しい。 デモ集会に集まっている者に対してアイスクリームを売って儲けるような行為。 |
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すぱいほっぷ, スパイホップ |
クジラは、あの巨体を縦にして、海面に目を出し周囲を眺めることがある。想像するに水面下では小谷実香子さんのように懸命に脚を、いや尾ビレをかいているに違いない。要領よく眺めていて利益にならないとか、不利だと判断すると顔を出さない者にも使う。 | |
世界の四大珍獣 | ボンゴ、オカピ、ジャイアントパンダ、コビトカバ、 | |
セルロース | 植物の種子は、セルロースという繊維で覆われているので、鳥が食っても消化しない。 | |
そうはいせつこう, 総排泄孔 |
人間は排尿器官、排便器官が別になっていて、男性のみ生殖器官と排尿器官が一緒になっている。ところが鳥や魚などの場合は、排尿、排便、生殖共に一カ所にまとめられたマルチホールになっている。鳥の場合は総排泄孔同士が吸引するような状態で交尾する。これだっていいのだ。きっと。 | |
た | タケノコ | タケノコが伸びるスピードは、1.2メートル/day である。 |
だは,ダハ | 双眼鏡の形式で、プリズムを多用して直筒にした双眼鏡のことを言う。ダハプリズム。厳密にはもう一つの形式ポロプリズムよりプリズムが多いだけ解像力がマイナスになる。バードウォッチング、ホエールウォッチいずれもどちらの形式の双眼鏡を使っても、鳥も鯨も双眼鏡の形式には無関心であり案ずることはない。 せんだみつおのだははははは、は、何の関係もない。 |
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だはぷりずむ ダハプリズム |
ダハの項を見よ。 | |
てーるすらっぷ, テールスラップ |
尾ビレで海面を力強く叩く行動を言う。警告を込めた忌避行動だと言われている。マイルカの群にしつこく付いていくと入れ替わり立ち替わり船の前でテールスラップをすることがある。テールスラップをやられたら、「参りました、降参、降参」と言って遠ざかるのがルール。大形鯨のテールスラップで叩かれたら即死する。愛の対語。 | |
でたーっ, 出たーっ |
鳥や鯨が現れた時の感嘆語。「出る」は「やる」の近似語で「小笠原でザトウが出てるのでやりに行くか」などと言う。やりに行って、現れたら「出たーっ」である。 |
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トナカイ | サンタがやってくる季節のトナカイは、角があるのは♀。繁殖期を終えた♂の角は抜け落ちている。 | |
とんだ, 跳んだ |
ブリーチングを見たときに発する感嘆語に近い言葉。しかし、ボラでもイルカでもトンボでも要するに跳(飛)べば思わず出る言葉でもある。 | |
どーさるふぃん, ドーサルフィン |
背鰭(ビレ)。 我々に存在しないもの、存在すると邪魔なもの。 |
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な | ナンバンギセル | ススキに寄生する寄生植物。種が小さい。 |
猫の尻尾 | クエッションマークのモチーフは、猫の尻尾だったと言われている。見慣れないものに出会った時の猫の尻尾の動きなんだってサ。 | |
は | はくじら, ハクジラ、歯鯨 |
歯のある鯨、デンチストのポジション。ちなみに室蘭のホエールウォッチ船のオーナー古谷氏は、デンチスト。 クジラの歯とヒゲへ |
はし,ハシ | 嘴のこと。大きな嘴を持っている鳥にオオハシとか、嘴が反ってるとソリハシとかが標準和名に混じっている。 | |
ハシうち | 鳥類が孵化するとき、内側から卵殻を嘴で叩いて割る。この時の行動をハシうちという。 | |
ハチドリ | ハチドリの翼を上下する速さは、平均25/秒。内でもオオギハチドリは、75/秒という蛾並みの速さである。ひょっとしたら蛾になった方が幸せかも。蛾に聞いてみたいもんだわい。 | |
鼻 | アリの鼻は5つある。 | |
ハヤブサのスピード | 時速320q。これは急降下で翼を縮めた状態でのスピード。鳥類中最速と言われているのだ。たいしたブレーキ装置はない。 | |
ぶりーち, ブリーチ |
ブリーチングのこと。鯨が海面に跳躍する行動。イルカなど小形鯨の場合にはあまりブリーチやブリーチングとは言わない、ただ「跳んだ」であり、ボラと同じである。なぜブリーチングをするのかは判っていない。ストレス説、コミュニケーション説、寄生虫落とし説、いずれも想像の域を出ないが、僕もたまにブリーチングしたい衝動に駆られることもある。 | |
ばぶるねっとふいーでぃんぐ, バブルネットフィーディング |
泡網式採食。ザトウクジラの採食法で、小魚の一丸を水中で螺旋状に移動しながら泡を吹き、ネット状に取り囲んで中央部から海面に向かって口を開き小魚を補食する。NHKのディレクターによると、一度に口に入る小魚の数は20匹程度で非常に効率が悪いという。ニタリクジラもバブルネットを行うが、採食の例を見たものはいない。 | |
ひげくじら,ヒゲクジラ(髭鯨) | 理髪師のポジションではなく、上顎の皺が進化して出来たと言われる濾過装置の役割をするものを持っているクジラのことを言う。クジラ髭は種によって枚数、色彩、大きさが異なり、識別ポイントでもある。但し、ホエールウォッチでは滅多に見ることは出来ない。クジラの歯とヒゲへ | |
びのきゅらー, ビノキュラー |
双眼鏡のこと。今時双眼鏡というのはダサイ。双眼鏡は、停車場や宮城(きゅうじょう)や月経などと同じ死語である。と双眼鏡メーカーは思っているらしく、やたらパンフにビノキュラーと書きたがる。 |
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びはん,眉斑 | 野鳥の目の上にある、眉のように見える模様のこと。識別ポイントになる。ウグイスの仲間には明るい眉があり、オオタカにも白い眉がある。フクロウの仲間には、これといった眉斑のあるものはいない。 | |
ピラニア | 草食性のピラニアもいるのだ。 | |
ふぃーるど, フィールド |
鳥や鯨など行きたい場所のこと。或いは自分のよく行っている場所のことで、「ここは俺のフィールドだから」などと縄張り宣言するときにも使う。ことにバードウォッチャーは、狭量の者が多くてまるで自分の不動産のようなことを言う者がいる。 ホエールウォッチャーにはこういうのはいない。 |
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ぶと,ブト | ハシブトガラスのこと。 | |
ぶりーちんぐ, ブリーチング |
ブリーチの項を見よ。 | |
ぶろー,ブロー | 噴気。潮吹き。マッコウクジラは、頭の左にある噴気孔から四十五度の角度に噴気を上げ、セミクジラは二本に見える噴気を上げるなど、識別ポイントになっている。ハワイ、ラハイナのホエールウォッチングボートに乗ると、ガイドのお嬢さんが鯨の潮を噴くのを見つけると「OH!ビューティフルブロー」などと言う。そしてさっさと船は帰ってしまう。「気」の項参照 クジラの見分け方 |
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ぶろーほーる, ブローホール |
鼻の穴、噴気孔 | |
ぶんちん,文鎮 | 背ビレとその周辺だけしか海面に見えない状態。この形を小さくするとちょうど文鎮のようになるからで、背ビレが取っ手。翻ってブリーチングやペダンクルアーチのような派手な行動が見えない、「がっかり」の象徴としても使う。「ニタリやる?」「どうせ文鎮だろ」などというのである | |
へっどすらっぷ, ヘッドスラップ |
クジラが頭を海面に激しく叩きつける行動。理由はよく判っていない。「俺って駄目なんだよなあ」という意味ではない。テールスラップの項を参照。 | |
ぺだんくるあーち, ペダンクルアーチ |
ペダンクルは、腰のこと。ザトウクジラやマッコウクジラが長く海中に潜るとき、頭を垂直に下げる。と、海面に出ている腰から尾ビレにかけての部分が自然に丸くなり、アーチを描く。これが美しい。今まで海面で様々にその姿を楽しませてくれた最後のフィナーレで、これからしばし海中深くで過ごすんだよとの信号でもある。船上は拍手が起きるのが常である。 | |
ヘテロカプサ | 赤潮の原因になる植物プランクトンで、冬の海水温10℃以下だと死滅するのだが、これが増えて牡蠣の養殖に壊滅的な打撃を与えている原因に、地球温暖化があると言われている。 | |
ぺにす,ペニス | 鳥もクジラも陸上哺乳類のように、体外に露出している部分はない。露出することのリスクが多いためと思われる。首が回らなくて動作の緩慢なクジラが露出していると、サメやシャチにかじられる可能性が高く、凍てつく南氷洋では凍傷になるに違いない。外見では判らないが羨ましいほどの生殖器官を隠し持っていて、こともあろうにそれが自由自在に動くのだ。羨ましかったら来世はクジラに生まれ給え。 鳥の場合は飛行抵抗が多くなり、ブラブラは渡りなど長期飛行にはリスクが多すぎるのだ。 俗にチンポコ |
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ぼそ,ボソ | ハシボソガラスのこと。 | |
ぽいんと,ポイント | ホエールウォッチング用語で、クジラの見られる場所を「マッコウクジラのポイント」などと云う。バードウォッチングではあまり使わない。 | |
ぽろ,ポロ | ポロプリズムのこと。東郷平八郎や、ニミッツの写真で彼らが首にぶら下げている形の双眼鏡。途中から階段になってるスタイル。ちなみに日比谷のノッスクフォトのご主人は、ツアイスのポロプリズムについて、必ず東郷平八郎の話をする。そしてツアイスは三代使えると言う。一方ニコンの双眼鏡は一生使えると言っているから1/3だ。 | |
ま | まぐろ,マグロ | ホエールワッチの時、船上で見られる大形種、「マグロになった」と言う。つまり船酔いで水揚げされたマグロ状になること。特徴はクジラが現れると人間に戻る。 |
招き猫 | 左手を挙げてるいるのが商売繁盛。右手を挙げているのは一般家庭用。 | |
目 | 一般にライオンなど哺乳類の視野は白黒が多く、鳥類の視野はカラーが多い。 サメもカラーなんだって。 |
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モグラの処女膜 | 処女膜があるのは人間とモグラだけ。人工処女膜は人間だけ。 | |
モビング | 武器を持たない小鳥たちが天敵の鷲鷹、隼、梟などに対して騒ぎ立てる抗議行動 mob しばしば軽蔑_(人, 動物などの)群れ, 集団. 暴徒の群れ; 烏合(うごう)の衆, やじ馬連; 〈形容詞的〉暴民の. 軽蔑_〈the 〜〉大衆; 愚民; 〈形容詞的〉大衆の. |
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や | やる, | 鳥やクジラを見ること。或いは撮影すること。例えば「あしたオオワシやる?」とか「来年座間味でザトウやりに行かない?」などと使う。これが「オオワシ見に行かない?」とか「ザトウクジラを撮影に行かない?」などというのは、初心者で「やる」を使うようになると一段登ったウォッチャーである。 |
わ | ワギナ、ヴァギナ | 鳥の卵巣は一般に片方が退化しているもののようである。決まった模様に彩色するなど特に卵を産むという機能が哺乳類とは特化している。 総排泄孔をみよ。 雌の鯨はスリットと呼ばれる「切れ目」がある。昔から漁船員など長期の航海をする船乗りは、イルカをダッチワイフとしてお願いしていた、と云う伝説があって、よく船乗り仲間から聞いたことがある。それによると体温といい、人間のそれによく似ているという。俗にオマンコ、関西でオメコ。 |
わびすけ【侘助】 | 椿の品種のこと。 (文禄・慶長の役の際、侘助という人が持ち帰ったからという)椿(ツバキ)の一系統。種として認められ、数品種を含むが、起源に問題がある。 広辞苑 |