2010/08/07(土)今日は一日ゲーム音楽三昧

昼間にPC起動してオクチェックしたりとかネットを見ていたら、Twitterが騒がしい。何事かと思ったら、ラジオのNHKで「今日は一日ゲーム音楽三昧」という番組をやっていたらしい。昼の12時から23時までの11時間、特定ジャンルの音楽をトークと共に放送するという番組で、以前はアニソンなんかもやっていた。そして今回、ゲーム音楽がテーマらしい。

これは聴くしかないとアンテナを接続し、慌ただしくチャンネルを合わせて受信。いきなりニンジャウォーリアーズが流れていた。マジか。ラジオからゲームミュージックを流れるのを聴くなんて、ラジアメ以来だ。
んで色々リクエストをしたりしつつ、他の作業をしながらラジオを聴く。飯を食うときも流しっぱなし。

聴いてて思った感想。
ゲーム音楽、ゲームミュージックというと、俺の定義では「電子的に発生させた、ゲーム用の音楽」である。PSGやFM音源は当然のこと、ギリギリPCM音源までは許す。逆にPCM等による曲全体のエンコードデータの垂れ流しや、CD-DAによる再生、ましてや歌なんかはゲームミュージックとは思っていない*1。なので、この番組で流れた大半は俺の思うゲームミュージックとはかけ離れていた。時代分類的にも、俺の定義では1995年あたりまでがせいぜいなのだが、それ以降のものが多く、特にコンシューマが多いように感じた。

これはリスナーの年齢層や、リクエスト数に影響されていたり、ソースの準備が大変だったりとか、色々あるんだろうとは思うが、ゲームミュージック好きのオッサンとしてはちょっと残念な内容だった。

でも一番最後、〆の曲だけは良かった。タイトルはギャラガ。流れた瞬間わかった。これはVIDEO GAME MUSICに入ってるやつなのだが、アルバムの最後の曲なんだよね。VIDEO GAME MUSICといえば一番最初に出たゲームミュージックアルバムだから、それの一番最後の曲でシメたわけだな。粋だな。
このシメのおかげで、不満だったオッサン共は溜飲が下がっただろう。ゲームミュージック万歳だ。

*1 : サイコソルジャーや、SFCのテイルズ等、技術的に歴史を刻むレベルのものは例外

2010/07/04(日)ナムコ・ゲームサウンド・エクスプレス

俺的名盤である、ナムコ・ゲームサウンド・エクスプレスVol.1、「ワルキューレの伝説」を、ヤフオクで買い直した。帯もライナーも問題無し、盤面キズ皆無の良品。
元々発売日に買って持ってはいるが、何かの拍子に盤面に傷を付けてしまったので、そのうち買い直そうと思っていた。他のCDならまあいいやで済ますところだが、ナムコ・ゲームサウンド・エクスプレスシリーズとしての第1作ということもあるし、これは保存用として1枚確保しておきたかった。とりあえず入手できたので一安心だ。

ちなみにこのシリーズは全部で27枚あり、数年前にヤフオクとか中古CD屋を駆使して全部揃えた。帯無ししかなかったものも帯有りで買い直し、帯込みでコンプした。
5年くらい前に、これを含めたビクターが発売したナムコ関係のゲームミュージック全コンプBOXみたいなものを発売しようとしたが、権利上の問題とかで発売中止になったんだよな。

ゲームミュージックは集めるのが大変だ。まだ欲しいタイトルがいくつかあるが、ヤフオク以外に入手できる見込みはないし、ヤフオクでも見かけないか、プレミア価格のものばかり。いずれ集めておきたいが、ちょっと厳しい。

2010/05/27(木)CD

なんかミクのアルバムがウィークリー1位獲得とかいうニュースが。
初音ミク史上初の快挙!『ボカロジェネシス』がオリコン週間1位を獲得!
ミクが売れた!ということを喜ぶ人と、なにこのミクとかヲタキモいとか貶す人と様々であると思いますが、そんなのはどうでも良く、これが週間1位となった事実は事実なわけです。

これで思うことがいくつかあって、1つは、ほぼライセンスフリーな曲のCDがこれだけ売れたということ。カスな人はドキドキなのでしょうか。また1つはこの週間ランキング、売上は23153枚で、オリコンのワースト記録だったということ。先日のけいおん!もそうだが、全体的にCDが売れない中で、一部のコアファンが発売直後に集中して買うという行為から生まれた結果なんだと思うのですよ。

さて、CDが売れない理由を、その筋の偉そうな人とか、人の著作権の管理だけで飯食ってる人とか、何かしら悪人に責任をなすりつけようとする向きなどがこぞって「違法ダウンロードのせいだ!」と言ってる。アホか。今のアニソンの購買層はほぼ成人で、PCに詳しかったりそれこそP2Pを普通にやってたりしそうな人が多いんだから、違法ダウンロードのせいというのが正しいなら、アニソンやミクなんてもっと違法ダウンロードが横行してCDが売れない、という結果になるんじゃないのかね。何で買うかというと買う価値があるから買うんだし、買う価値がないから買わないのだ。
それに、今回1位だったミク楽曲は、そもそもフリーの曲だから、ネット上でいくらでも聞くことが出来る。それで1位になるほど売れた理由は何だろうねえ。

違法ダウンロードが原因となっているのはゼロとは言わないが、微々たるモンだと思う。CDが売れないのは、
CD買うまでもない→レンタルで済ます→ダウンロードすればいいや
という、楽曲に対する対価価値の変化によるものだ。違法ダウンロード出来るから買わないというのはある意味正しいが、じゃあ違法ダウンロードが出来なければ買ったのかというとそうではない。買わないのが大半どころかほぼ全員が買わないと答えるんじゃないかと思う。
レンタルも同じだ。レンタルで借りれば済ませてる人に、「レンタルがもしなかったらそのCDを買うか?」と聞いてみればいい。ほとんど買わないと答えるだろう。高いレンタル屋で300円だとしても、アルバムCDが3,000円、シングルが1,000円、という値段に対して妥当じゃない(=価値がない)から買わないでレンタルするのだ。
それに今はほぼ誰でもCDをPCに取り込んだり、DAPに転送したりできる時代だ。CD突っ込めばほぼ自動で取り込めるし、DAPへの転送もラクラクだ。CD2WAVとか、午後こーだとかLAMEオプションに悩んだりする時代じゃない。環境的にCDの媒体そのものの所持を必要としてない。レンタルで借りて来て突っ込めばコピーが出来上がる。
実際にCDを買ってる人が必要としている、価値を認めている対象はCD媒体ではなく、パッケージそのもの、ジャケットや特典、それに所有欲。これの度合いが強いのがアニソンだったりするわけで、だから買うんだ。これは昔から変わってなくて、他のCDが売れなくなったせいでランキング的に逆転し、上位になっただけ。

少なくとも、俺はお気に入りアーティストのCDは買ってるし、それほどでもないのはレンタルで済ます。もしレンタルが無ければ諦める、というか最初から無かったことにする。どうしても聴きたい曲だったらどうする?それは愚問だ。その疑問が出る前に、最初からCDを買ってるから。

売れないのを違法ダウンロードのせいにする暇があったら、レンタル屋をどうにかするとか*1、売るための方策を考えるよりも現在の環境を踏まえてプロモーターやアーティストへどうやったら還元できるのかを探っていくのが先じゃないのかと思うわけです。

あー、根本的に魅力ある楽曲がない、という理由もあるけどそれはまた別の話なので割愛。

*1 : ところでアーティストへの還元としては不公平だったと記憶している。カスの契約は確か総括契約じゃなかったか。調べるの面倒だから適当。間違ってたらスマン

2010/04/05(月)ラジアメ

書くのを忘れていたが、テクニクビートのサントラは無事在庫があって、届いた(4/2)。ああよかった。

話が飛ぶが数日前、友人とラジアメの話でちょっと盛り上がった。ふと、OP曲を昔探してたんだった、というのを思い出して調べたら、CDに収録されて発売されているではないですか。山岸潤史の「MORE CORKSCREW」という曲なのだが、「ニッポンのロック・ギタリスト」というCDに収録されているという情報があったので、即購入。Amazonに新品がなくマーケットプレイスだったが即決した。
で、そのCDが届いたのだが、もう感動したね。ラジアメOP曲だよ。イントロ聴くと斉藤洋美さんの声が脳内に聞こえるくらい。そして原曲を初めて聴いたけど、長い曲なんだね。ラジアメはこれをちょっと編集してるっぽい。
ちなみにこの曲だ、というのを知ったのは、ネットラジオでラジアメが復活した時。当時(完全有料放送前の時?)の掲示板で教えて貰ったんだった。その時に探したときは、CD化されてなかったんじゃなかったかな。
まあとにかく、原曲が手に入って満足だ。
OK キャンセル 確認 その他