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ばかROCK

*注:すぐ怒る人、冗談の嫌いな人はここから先読まないで下さい*

当サイトのアルバム解説で「ばか」マークが付いてるのを見てお怒りになった方もおられるでしょう。しかーし。これは最大の賛辞なのです。ポップ・ミュージックの素晴らしさは、たとえどんなにアホなこと歌っていても、どんなにすっとんきょーな声出していても、コードが1つ、2つでも、メロディがまるでなくても、理屈抜きで良いものは良いと言えることです。そんな愛すべき「ばか」を紹介して行きたいと思います。

 

(1)B・T・O (2)スレイド (3)ひー・せっど、しー・せっど (4)シャウト! (5)K.C.&ザ・サンシャイン・バンド
(6)SOUL (7)ジョー・ウォルシュ (8)ディープ・パープル1 (9)focus (10)被害者の会
(11)3コード (12)ミック・ジャガー (13)ディープ・パープル2 (14)スティーリーダン (15)もーむすシリーズ
(16)スーパーロック (17)ジョルジ・ベン (18)派手な人たちリンク (19)青牡蠣文化 (20)カンサス

第1回 バックマン・ターナー・オーバー・ドライブ

 ばかロック推進委員会殿堂第1号です。名誉有る称号をなぜ手にしたかベスト盤を例にご説明します。
いきなり1曲目で
「にいちゃん、金くれよー」。全編ばか炸裂。3曲目「邦題:仕事にご用心」、これじゃ直訳だぜ。本来は「俺にかまうな」だと思うのだが。まあ、どっちにしろ充分ばかだから許す。のりのりの名曲。5曲目「ハイウエイをぶっとばせ」。全米中ヒットの最高傑作。ギターを始めて3日目の小僧にも弾けるギターソロがもう最高。6曲目「恋のめまい」。これは全米大ヒット。世界初、ど、どもりのロックナンバー。だれがいったいこんなアイデアを考えついたのか。サウンドも似非ファンキーで素敵。7曲目「ヘイ・ユー」。左とん平じゃありません。題名といい、2行しかないメロディといい、お間抜けな「らららーら」といい、ばか度では最高。9曲目「ルッキン・アウト・フォー・NO1」。いきなりムード歌謡とゆうか、ボサノバとゆうか意味不明のサウンド。11曲目「アイム・イン・ラブ」。10CCへのアンサーソングとみた。まあなんと明るいの。にせドゥービーみたい。最後「ハートエイクス」。ああやっぱり失恋しちゃうのね。無理ないかも。
 てな感じで、楽しいでしょう。本人たちは酒もタバコもやらないらしいモルモン教徒だから、いたってまじめな人たちだってのがますます不思議。21世紀に必ず残したいですな。

現在国内盤は「4輪駆動」のみ発売です。

(01.06.28記)

第2回 スレイド

<:/A>cover

 ばかロック推進委員会殿堂第2号となりました。イギリスの素晴らしいバンドです。どこが素晴らしいって、まず汚い。グラム期に人気が出ましたので一応ラメ満載のキンキラキン衣装を着ているのですが、本人たちに自覚が無いのか臭い立つ風情です。
それに注目すべきは
ギタリストです。ものすごい「すきっ歯」。こんな感じ→。
彼の
ビブラートは270度の角度で高速回転します。こんな感じ→。
彼らの作品ではベスト・アルバムが一番素敵なんですけど、私は未だに全部通して聴いたことが有りません。なぜなら歌が全部シャウトでやかましいからです!。ポリープが14個できてても不思議は無い。
 そんな彼らですけどみんなに愛されています。
クワイエット・ライオットにカバーされてヒットしたのはご存知でしょう。忘れることなき、おまぬけバンドとして君臨されることを切に願っております次第です。

(01.07.13記)

第3回 ひー・せっど、しー・せっど
 
シャウトの前にもう一つ。こんな呼ばれ方されてましたの巻。
ロリー・ギャラグハー・・・ぐはーってゆわれても。そのまま読んだのね。
ジョン・マクローリン
・・・マクラフリンですな。
テッド・ナジェント・・・なんかおいしそう。こっちが正しいような気がしてくる。
トッド・ルングレン・・・これもそのまま読み。
スージィ−&バンシィ−ズ・・・ちっちゃい「ィ」がイるのね。入力しにくいよう。
オルリンズ・・・オーリアンズですが、実際はオルリンズの方が正しいんですがかっこわるいんでオーリアンズ。なんだか訳わかんなくなりました。
他にも仰山あったですよね。みなさん教えて下さい。

(01.07.15記)

 

第4回 シャウト!
 
シャウトとなんとかはROCKの華ちゅう言いますな。常識では考えられないような雄たけびをあげられるのが、真のプロ魂。そんなシャウトを探してみました。
注意:音量に気をつけてね、なんせシャウトだから
*聞けない方はこちらをインストールしてはいかがでしょうか
リアル・プレイヤー・ベイシック(無料)

☆最高峰スティーブン・タイラー氏・・・あくぅっつ→(mp3)
☆雷小僧
イアン・ギラン氏・・・−−−−ーーーはっはっはっ→(mp3)
☆怪鳥
ロバート・プラント氏・・・ああっ、ああっああっああっ→(mp3)
☆アメリカの爆弾
マーク・ファーナー氏・・・あっ、あっ、あっ、あー→(mp3)
☆イギリスのエキセンちゃん
ホット・チョコレート氏・・・あー、えまりん→(mp3)
☆若様ご乱心
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ氏・・・ぽん→(mp3)
☆新猿の惑星
ジェイムス・ブラウンさま・・・あ−−−−−−→(mp3)
☆呼んでます
イアン・デューリーさま・・・おい、おい、おい、おい→(mp3)
☆私は獣
エドガー・ウインター・グループさま
・・・
のーア,ノーア,のーあ、のーあ→(mp3)
☆かあちゃん呼んでます
スレイドさま・・・ままままままままま→(mp3)

さらに続く

(01.07.20記)

第5回 K.C.&ザ・サンシャイン・バンド

<:/A>cover

 殿堂入り第3号だあ。ばかと言ったらこの人たち忘れてはいけません。初めて聴いたのはあの衝撃的な「ゲット・ダウン・トゥナイト」。いきなり早回しのギターだもんなあ。誰がこんなこと考えたんだ。メロディはまるでジョイ・ディビジョンのごとく無い(笑)。続く「ザッツ・ザ・ウエイ」もただひたすら「あはあは」言ってるだけ。大体はお色気ソングだけど「そのやりかた俺好きさ、あはあは」ってゆわれてもなあ。腰砕けだろさ。昔全米TOP40ってラジオ番組が有って、曲が1位になると歌詞の翻訳を朗読してたと記憶してるんですが、DJの湯川さんもこの曲だけはさぞかしこっ恥ずかしかっただろうなあ。その後も「Keep It Comin' Love」とか「ブギ・マン」とかヒットしたんだけど、ほとんど同じネタなのも凄い。'Keep It・・'はもうひたすら題名の連呼。選挙運動みたい。ここまで来ると修行僧ですな。ブギー・マンはビートがゆるーくなって特に出だしの中途半端さはくるぶしに鳥肌が立ちます。ホワイト・ゾンビのこの曲のカバーもビデオともども良いです。
 そして後期に出た初のバラード・ヒット「
プリーズ・ドント・ゴー」。こんだけばかやってて、いかないでえって言ってもなあ。行っちゃうでしょう。

(01.08.11記)

第6回 SOUL その素敵な歌声

 ソウル、ファンクだーい好き。中でもえぐいのが良いやねえ。ソウルはシャウトも凄いけど、とんでもないお声をお出しになるのです。最近日本人も歌い方まねしとるようだけど、これは出来んでしょう。食い物が違うもんね(←多分)。そんなお声をご紹介

注意:音量に気をつけてね、なんせソウルだから
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リアル・プレイヤー・ベイシック(無料)

☆もれそうグラディス・ナイト様・・・うおーなっ→(mp3)

☆出ちゃったクール&ギャング様・・・んーっ→(mp3)

☆かつけいこ(←アナウンサー字知らん)AWB様・・・かつけいこ→(mp3)

☆定番アイズレー・ブラザース様・・・へーい→(mp3)

☆ねばってますワイルド・チェリー様・・・わー、しぇけだーにぇー→(mp3)

☆アダモちゃんファンカデリック様・・・ぺい→(mp3)

☆良いご返事ブラザース・ジョンソン様・・・はーい→(mp3)

(01.08.13記)

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