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色々なお料理と、色々な飲み方で楽しめるのも焼酎の魅力。

 大きめのグラスに、かち割りの氷を入れ、焼酎を注ぎます。サツマイモのほのかな甘さが強調されます。
 焼酎をお好きな割合で水割りにします。飲みやすいうえ、香味バランスを崩すことなく、風味を楽しむことも出来ます。
 最初にお湯を入れ、その上から焼酎をお好きな分量で注ぐ。ボリューム感と、特に芋焼酎では特有の香りを楽しめます。あらかじめ割り水をしておき、湯せん等で温めてもよし。
あたためて
 アルコール度数を感じさせない柔らかな焼酎は原料由来の個性を引き出すことにより、旨味を呼び込むことができます。特に深底の細長い陶器での湯煎は冷めにくく楽しめる。
 焼酎のロックに、柑橘類(レモンなど)の皮を加えたカクテル風ロック。さわやかな飲み口で、さらりとノドを潤してくれます。

酒をめぐる容器(=酒宴用具)は多種多様。設計・デザインの粋がこの中に。

ロックグラス

水割りグラス

お湯割りグラス

カクテルグラス


黒ジョカ
(あらかじめ割り水しておいた焼酎を火にかけ、燗をつける酒器)


ぐい飲み、サカズキ



  
(鹿児島県・小鹿酒造による)


いも焼酎の特徴
 いも焼酎は、ウイスキー、ブランデーと同じ蒸留酒の仲間。蒸留酒は一般に、他の酒類よりアルコール度が高く、エキス分をほとんど含まないのが特徴。蒸留酒の場合、ウイスキーに代表されるようにロック等でアルコール度が高いまま食前酒的に飲用されがちですが、同じ蒸留酒でも、いも焼酎の場合、アルコール分を水で薄めてしかもお燗をして、醸造酒(清酒)のように食事をしながら飲まれるお酒です。いくら水で薄めても香味のバランスが崩れることなく、美味しく飲めるのがイモ焼酎の大きな特徴です。
鹿児島での伝統的な飲み方
 お湯割りは「7:3」(しちさん)「6:4」(ろくよん)「5:5」(ごご)と表現して親しまれています。最初の数字が25°の焼酎の割合で、後の数字がお湯の割合です。「6:4」でつくるとアルコール度数15°となり、清酒に親しんでいる人にも飲みやすい度数です。これが薄いと感じる人は 7:3、これが濃いと感じる人は 5:5 でつくって下さい。その時々に応じて自由に薄めて飲めるのがいも焼酎の特徴の一つです。また、たとえ 1:9 に薄めてつくってもその香味バランスはくずれない。
注ぎ方
 よくグラスに注ぐのは、お湯が先か、焼酎が先かが問題になりますが、お湯を先に入れて焼酎を後に注いだほうが良いようです。こうすると、混ぜなくても対流という現象により、焼酎とお湯がよくまざり、グラス上下の温度差も少なくなるからです。その他にも、仮に 5:5 で造るとして先にお湯を入れると、お湯が多く入っているような錯覚を受けるようです。度数的にも健康的にも安心感を与えるともいえるようです。

割り水 
 お湯割りに使う水ですが、水に含まれているミネラル等の含有量の差により、割った焼酎の味にも、微妙に影響があります。しかし、塩素の完全に抜けたものなら問題ありません。その土地土地の水のミネラル分の多寡が、同じ焼酎でも鹿児島で飲んだものと違うといわれる原因のひとつだと思われます。
/////この他、ロックや水割りでもおいしく飲める。やり方は他のお酒と同様です。/////



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