茨木酒造の本生酒

来楽　本生原酒

　麹米、掛米ともに70％精米。厳寒の頃にゆっくりと醸した地酒。飲み口爽やかな香りと引き締まった酸味。AL度数は19°前後と日本酒にしてはかなり高め｡その分ダイナミックな仕上がりを楽しめます｡濃口本生原酒らしく、若いうちは荒さがあり、味と香りがのってくる春過ぎからも楽しみなお酒です。手造りならではの蔵の香りがしっかりあるお酒です。

来楽　花乃蔵　アベリア酵母　純米　生原酒　　（はなのくら　アベリア）
	アベリアの花酵母・生原酒　第一印象にリンゴや洋ナシを感じ、かぐわしい爽やかさをともなう柔らかな旨味が心地良い。アベリア酵母の特徴はリンゴ酸を多く生成し、爽やかな味わいとこのフルーティな味わいの両立をより一層多く引き出したところにあります。自然の酵母が生み出す力を存分にお感じいただける、非常に分かりやすく、魅力溢れる1本。

来楽　花乃蔵　月下美人　純米　生原酒　　（はなのくら　げっかびじん）
	月下美人の花酵母・生原酒　選ばれたのは月下美人の花酵母。爽やかな酸であるリンゴ酸を多く生成する酵母なのです。発酵由来の高貴な味わいの中に広がる香り、芳醇な酸、飲み口が特徴です。日本酒度や酸度、アミノ酸度などのような機械的な分析値には表現できない味わいと香り。本生原酒で花酵母の良さを思い存分味わってみてください。

弥生のしずく　本生原酒
　古代米仕込み　ピンク色のお酒

　古代米の一種『紫黒米（しこくまい）』を自社の田園で栽培し、原料の一部に使用することで､『綺麗な赤紫の色付き』を表現。開封仕立ての時は、お酒の若々しさを愉しむことができ、日をおくと、次第にまとまりのよい味のりを実感できます。ボディがしっかりとしているため、ロックでもいただけます。甘酸っぱく新鮮で､爽やかな風味。きれいな色は、食前酒はもちろん、おめでたい席や御祝い事などにもお喜びいただけます。

酒度	-2.0
酸度	1.7
使用米	兵庫夢錦紫黒米
精白％	62%
度数°	18.3°

《蔵元案内》　嘉永元年（1850）創業。酒名は、この酒を飲む人に楽しみが訪れるようにとの願いが込められています。蔵の井戸水で仕込む。全体に旨口タイプで、茨木酒造独自の個性的な味わいを表現。限定出荷される本生酒は、蔵の香り・酸味が適度に感じられる愉しめるお酒。自社田園で栽培した古代米の一種『紫黒米』を原料に仕込んだピンク色の酒など、熱心な取り組みにもご注目。
中友酒店　当店では特定名称酒はすべて氷温管理をしております。・・・理由は、日本酒がお客様の口に入るまでは万全に管理されなければ、本来持っている商品個性を楽しむコトができなくなることにあります。また、いい状態の管理下ならば、お酒はますます良い方向へ熟成を遂げていくことになり（お酒が枯れる）、価値は高まっていきます。味のりがいい、角がとれている、しなやかでいて美しく、落ち着いた上品さへ。お酒が歩むべき方向への手助けになれれば嬉しいかぎりです。

来楽　純米生原酒しぼりたて新酒柑橘系の香りが膨らみ、この上ない出来栄え。本年度の充実は味わいにしっかり息づく。米造りからラベル貼りまで、完全自醸酒。