*これはまいりました。ジャケは只のポートレートだし、裏を返せばお子様の写真。ポリイちゃんなどと名前まで書いてあってまあよく肥えてからに。先日レコ屋さんプログレ棚(^0^)で見つけて狂喜したものの大丈夫かあ。ははは。大丈夫どころじゃ無かったです。これは稀代の名盤、もう10回くらい聴いてるけどやばい終わるのが哀しくてレコード盤見てるよ俺。基本的には全然ロックじゃないしそりゃもう軟弱だし天使だし美しいしだし似合わなくてあれなんだけどこれほどのものになっちゃうとやられざるを得ないわ。初めてこの人の盤で入手した{ホーム・ソウツ」も凄かった。あれほどのものはもうあるまいのうと思ったらこれはそれのさらに上を行きます。内容はもうただの歌ばかりそれも言ってみればみんな金太郎飴、たんたんとした大人しいやつ。あえて他の人に例えればカバーしてやってるアート・ガーファンクルそしてエリック・カルメン氏とかかな。とにかく超然としとる。70’s前半に自国英国でシングル・ヒット出したもののしばらくしたらまた英語教師に戻ったと聞いております。77年にアルバム出したあとずっと大人しく教師しとった訳で。まあ確かにこない個性じゃショービジネスは合わない。でもまたまた音楽への熱情捨てがたく7年ぶりのカムバックがこれちゅうことで。曲も貯まってるし気も入ってる。しかし84年にこの音とはねえ。時代など完全無視で。ゲートやらサンプリングなんか当然ありゃしません。だからただの歌で。歌詞も日常に感じたあれこれを歌ってるか。さだまさしか公務員POPか。うげえとしたいけど出来やしないよ。ここまで自分の音を通せばもうこれは感嘆以外の何物では無し。ろっくす上げて大推薦です。ミュージシャン・クレジット何にも無し。この控え目で的確なこればっかは英国魂全開のバックにも乾杯。アナログは霧のかかったレベルのちと低いカッティングでした。せっかくCD化されたことでもあり霞が取れたCD音でもこれは聴いてみたい。とにかく圧倒的全名曲盤です。 (マスター)2004.8.30 |
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