*待望のバンドも固まり75年9月から76年10月までやれ嬉しやのワールド・ツアー敢行いたします。なんせポールちゃんにもなりますとツアー期間も半端で無くあっとゆうまにヴィーナス&マースから1年経っちゃう。途中のオースラリアツアー後のワイハ休暇中にそろそろ新曲もやりたいべと思い立ちツアー中に作った曲を一挙にまとめてこのスピード・オブ・サウンドを76年の1〜2月に今度は本拠地アビイロードで録音いたしたのであります。念願のバンド出来て嬉しくてバンドのアルバムだアルバムだ、そうだみんなで歌わなきゃいかんとメンバー全員にヴォーカルとって貰い、これが結果的に不評でいささか先生。しかしシングル2曲はキラー、ツアー中出したちゅうことで大ヒットといびつな印象ありかもしれん。でもでも聴いてみると勢いで作った感ありの製作過程も全体的に落ち着いたくつろいだものなのだ。かえってパーソナルな感じが出ちゃったりして。わたしゃ各人ヴォーカルけっこう好きです。1曲目幸せのノック。大ヒット。毎週毎週聴いて少しづつ染みてくる。結果長期ヒット。地味なのに何で?とゆう曲。これはもう曲の味、空気まるごとと言うしかないかも(^0^)。得がたいもんなあ。2番の初めで空気呑んで歌わんとこが最高。2.。暗いやんけって突っ込みたくなる。けっこう幸せな時しかこうゆうやつ出来んぞ。ぱーっと夜明け感もあるし。3.何つったって小品が魅力のポールさん。これは典型。歌い方も簡素なアレンジももう。たまりません。特にマッピニナーマッピニナってとこ。4.これも地味です。はは。でもシャウト有りでドラマティック。5.ジミー・マックロさんのヴォーカル、マックロさんの曲。これが良いぞー。あれポールさんの弟ちゅう声で曲調もポールぽかったりして。軽快で歌もうまいしバンドならではのチェンジ・オブ・ペース大成功だと思う。途中ELOぽいの乱入。6.登場、心のラブソング。珍しいベース・リフ・ソング。頭にぽぽぽぽって浮かんでこれはとりつかれただろうなあ。その時点で名曲の確信、出来上がり。これっきゃないメロものってリンダさんのコーラスもばっちり。完璧なシングル。これはあっとゆうまにチャート駆け上がるタイプで1位がよく似合う。恥ずかしいアイラブユーもこの人が歌うと嫌味無いよなあ。んーピアノも良い、エンディングも。7.リンダさんヴォーカル。ははは、奥様は魔女挿入歌みたい。幸せののろけソング。そっけなく歌うとこがばっちOK。アルバム中で見事に心のラブソングのB面になってます。8.デニー・レインさん作、ヴォーカル。これが何かに似てるぞ、はい、キープ・ミー・ハンギノンです(^0^)。一番ポ−ルさんに近いこの人の曲が一番浮いてるとこが面白かー。9.ポールさん作ジョー・イングリッシュさん歌。いやこれも良い!歌うまい。声質人懐っこい。ぴったし。いや良い味。これに文句言ってはいかんと思う。オーリアンズのラリー・ホッペンさんの声に近いな。もち大好きです。10.ポールさん再登場。エンディングの前のお茶って感じかな。11.ラストです。うわ、傑作。リンゴさんに歌って欲しくなるようなララバイソング。うんうんって言いながらうんうん。いやもう。でボートラに突入しますが絶対にここでトイレに行きましょう(^0^)。いやほんとボートラです。間違ってCDかけちゃったのってくらい。最後のサリーGだけはナイスじゃ。終わってみるとふと思う、あ、これ初めてのプロ・テーストちゅうかかっちりした音のアルバムだなあってこと。かっちりしてながらいつもようにハンドメイド。落ち着いて聴くとほんと傑作です。ってのがポールさんのアルバムに多いんだけど。ははは。 (マスター)2004.3.13 |
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