*ついに70年代を駆け抜けた仮面の天使キッス、80’s一発目のアルバムです。だがしかーしピーターちゃんがいなくなっちゃったよ。デスコやっちゃって嫌になっちゃったかのかー。それよりやっぱソロでやって行きたいって気持が強くなってしまったようです。とゆうことでここで叩いているのはアントン・フィグとゆう方。やっぱり寂しいす。しかーしアルバムは絶好調、前作で開陳したポールさんとプロデューサー、ヴィニ・ポンシア氏共作による哀愁POP路線ついに全開花開きました。シャンディだ。やっぱりなんつってもパンク襲来、やりにくいったらありゃしない。お客様を徹底的に楽しませるキッスとしては選択肢としてパワーポップを選んだってことでは無いでしょうか。その意味ではヴィニ・ポンシア氏、60’sにポップフィールドを歩いて来た彼は正にコンビを組むには大適材、全編サビのフレーズがはっきりしたキャッチー大大会の素敵なアルバムです。その分ジーンちゃんエース君の曲が少し浮いちゃうてのもあるけれどそれもグッドスパイシー。わかっちゃいるけどネイキッド・シティなんか胸かきむしられて大喜びしてしまいま。5.の「心のままに」なんかショーン・キャシディがカバーしたらそのままヒットしそう。もちろんナイス・フック。ここでのギター・ソロ実にエース君ぴろりんぽろりん得意ハンマリングオンプリングオフ効いてて素敵です。トモロウはもう地獄のかけらも無い青春みんなで海を駆けましょうソング。あ、エース君の「コインの両面」、浮いてないか、サビばっちりキャッチーだもんな。「彼女はとってもヨーロピアン」はニュー・ウエイブ勢に対する困った感が出てますのでしょうか。ウルトラヴォックスぽいとか思ったりして。気のせいかもしれんけど。9.「傷だらけの素顔」(すげー邦題)はエルトンのアイランドガール調。ちょっと遅いフォロワー、でも今となっては大した時期の違いは無いよ。最後はお前が全てとファンに対するラブコールかまして正調キッスに立ち戻る。げにキッスのパワーポップ挑戦は大成功。全編カモンラブミー・アルバム最高。でもあれだこのパワーポップってやつ、曲作りに多大な労力がかかる割りに正直見返りが少ないんです。いつまでも最上曲は作り続けられるもんじゃない。さあ困った。エース君もぐずぐず言い始めちゃった。ああ、80年代のキッスの運命やいかに。 (マスター)04.10.24 |
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