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ろっくす特選盤



グッヅ


* キッスの人生盤って何だろう。って考えましたらパッとこのアルバムが出て来てしまいました。えーって声が聞こえて来そうですが。発売以来何かとよく聴いてしまう。聴けばドーパミンがどわー、それが人生盤基準値を超えてます。なもんでこっそり宣言。すまねえマジです。結成以来キッスは自分たちで決意したスタイルで音楽界を渡ってきました。最初はご存知地獄のエンターテイメント・メイクアップ・ロッカーで。70’sにそれで黄金時代を築き、80’s逆風の時代には素顔に戻って何とかNWOHMの波に乗ろうと。メンバーも変わり順風満帆とは行かないまでも何とか生き残って来た彼ら。21世紀を目前にして地獄の再会です。場所はその登場が自分達の追い風になるはずが逆になってしもうたMTVの舞台、しかもイメージ正反対のアンプラグドです。ここでキッスは本当の意味で素顔になりました。自分達の設定してきたスタイルを全部チャラにしてただただ曲を演奏した。苦闘の中作って来たのはこんな曲達だと。それがぴたりと生楽器の響きと有って奇跡の名盤と。奇跡じゃ無いか。こっちが気付いてなかっただけで既にこの名曲群は存在してた訳だから。メンバーは天上に旅立ってしまったエリック・カー氏以外の生き残り6人。1.のカミンホームはホッター・ザン・ヘルから。2.のプラスター・キャスターはラブ・ガンから。3.ゴーイン・ブラインドはホッター・ザン・ヘルから。ここであっしはこれがこんな良い曲だったのかと再発見。嬉しくも申し訳なし。4.ドゥ・ユー・ラブ・ミーはデストロイヤーから。タメ気味のエリック・シンガー氏のドラムが生きてる。こんな味わいドラムは滅多に聴けるもんじゃなし。5.ドミノはリヴェンジから。正にジーンちゃんの曲。これもあまりに素敵なんでびっくり。すまぬ。6.シュア・ノウ・サムシングはダイナスティ。ポールさん哀愁路線最高の傑作。このアレンジで聴けて幸せなんてもんじゃ無し。鳥肌が立ちます。7.英雄無き世界はエルダーから。これも元はあのどかんどかん盤だからこのアレンジで生き返ったぞ。8.ロック・ボトムはドレスド・トゥ・キルから。おーこう来たのかーの選曲だ。生であろうが電気であろうがキッスはロックンロールです。9.シー・ユー・トゥナイトはジーンちゃんのソロ・アルバムから。これはもう嬉しくて飛び上がっただわ。あのビートルズ大好きの名曲をみんな思い出してくれよのぴったし演奏。何て良い曲なんだろう。10.アイ・スティル・ラブ・ユーは82年の暗黒の神話から蘇りました。暗黒の時代にもポールさんは哀愁してた。11.いつだって君を見てたはリヴェンジから。これも名曲。他の人がやってる曲で似たのがあるんだけど思い出せん。気持わるー。リヴェンジ実は持ってないんです。大至急探さねば。12.2,000マンはダイナスティから。エーアスさんがゲストで登場。あの歌声健在。歌ってくれます。みんな楽しそう。嬉しそう。13.ベスはデストロイヤー。ピーターちゃん登場。いつもはオケカラオケのがみんなで静かにバックアップ。これだけで涙が出ちゃう。その楚々とした演奏がぶりがまた・・・たまりません。14.ナッシン・トゥ・ルーズは1st”キッス”から。2曲目のあの曲です。ゆがっゆがっゆがっ。うおっやっぱ良い曲だ。15.ロックンロール・オールナイトは地獄への接吻からつうよりキッス永遠曲ですね。やっぱこれで〆なければ。オリジナル・メンバーでボーカル廻すなんて嬉しいことしてくれるなよ。いやしてくれー。このヴァージョンが今までのオールナイトの中で一番嬉しそう。初めて自分達のためにやったんじゃないか。ピーターちゃん生きてるぞと自己主張のメロディ崩し。16.日本盤CDに付いてるガットゥ・チューズはホッター・ザン・ヘルから。廃盤になってしまってどうなるんだろうこのヴァージョン。もったいないです。さてこの再会によってオリジナル・メンバーによる再結成、そしてそれによってブルース・キューリックとエリック・シンガーが去ってしもうたとゆうドラマが生まれました。でも去ったとは行っても一回は地獄の友人になった二人、繋がりは強く地獄の再再会になったりして。やっぱりキッスとゆう世界は麻薬のように魅力的。この盤で心底改めて好きになって、やっぱ人生盤だな。これは。

(マスター)04.11.14

みなさんオピニオン
マスター> ほんとですかー!?そりゃ出来過ぎてる(^0^)。信じましょう。楽しいもん。
name : きーすうぇすと
comment : これ、発売前のインフォメーションでは仮タイトルが「地獄の停電」でしたね。って、誰に言ってもネタだと思って信じてくれません。
how : search engine

マスター> 見られた方も多いのではないでしょうか地獄の再会。ジーンさんの下膨れの顔と共にえらい感動しました。 [11/14 09:49]







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