*生涯一ハードロッカー、永遠の小学生アンガス・ヤング率いるAC/DC、集大成となった1992年のライブを挟んで実に5年ぶりとなったアルバムです。仕切り直し再発進の原動力となったのがドラマー、フィル”レフトフック”ラッド氏の復帰、してなりよりリック・ルービンとゆう男の存在でありました。リック・ルービン。ビースティ・ボーイズでハードロックとヒップホップの鮮烈なる邂逅を成し遂げた男。そのハードロック愛の真実は万人の認めるところでありAC/DCへの絶え間無きラブコールが映画「ラスト・アクション・ヒーロー」の挿入歌「ビッグ・ガン」製作で実りさらにこのフルアルバム「ボールブレーカー」で本格合体となりました。こよなく尊敬する相手を前にしての熱い眼差し。静かにそして目茶目茶熱狂した耳による音作りは一見、地味。しかしながらこれぞAC/DCの音とゆう臍下三寸丹田に豪力溜めに溜めまくった力強い音となって期待に答えることと。そしてご本尊AC/DC。そんな若者の魂に答えない訳はありません。あえてトレードマーク、ヤング兄によるちんこちんこびろりんアルペジオを封印、ガチンコ・リフ・ハードロック一本で望んだその気合たるや双方のスパークリング火花がスタジオに燃え移って青き光を発したほどであります。何と言っても曲が良し。その歩け歩けハードロック絶好調。益々冴え渡るアンガスちゃんの一球入魂フレーズのギター。そして歳末御徒町新巻鮭売り尽くしヴォーカル、ブライアン・ジョンソンだって一歩一歩歩を進めながらいかり肩でうめくがなるうなるその姿もう眼前に。まったもって嬉しいのはあの志半ばにして離れることととなったジョーディの魂を見事に引き継いでいるところ。おおヴィック・マルコムさんよ聴いているかー。ベスト・トラックは、むー、全名曲だけどしいて言えば私は「バーニン・アライブ」。「燃える燃える生きたまま燃える」。これぞAC/DCです。「ラブ・ボム」もたまらん。「なーぼーなーぼー」の出だしのフレーズでもうやられたー。「頑張ってパンツだ」って曲だってあるぞ。そうです寒くても頑張ってパンツです。 (マスター)04.10.22 |
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