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試聴はここで


*今年に入ってドはまりのUKチャート。忘れかけていたあの曲この曲が出てきて嬉しい悲鳴を上げています。これもその一つフライング・マシーン。うちにシングルあったんだよなあ。「笑って!ローズマリーちゃん」「急いで!ベイビーちゃん」の2つのキラー以外の曲が聴きたくて聴きたくて。作曲家マコーレイ・カルキンじゃ無かったトニー・マコーレイの作品集買ってとろとろー。そしたら先日中古屋さん行ったらLPのベスト・オブ・フライング・マシーンが有って仰天、高かったけど一にも二にも買ってしまいました。もしやと調べたらなんと今年の春、キャッスルからCDが出ておった。二度びっくり。ダブリまくりなんで今すぐは手は出せんけど廃盤になるまでにはこれも行っちゃいたいです。チャートをつらつら眺めると英国人ってやつぁ毎週毎週ニューエントリーばっかで実に新し物好き、流行大好き。でもあれなんです、一回好きになった曲は忘れない。再発とか何らかのチャンスがあればそれこそその時の流行など関係無しで再びチャートに上げちゃったりする。このフライングマシーンの音楽もそんな感じかと思います。と言っても音楽自体はそんな感じなんだけど英国本国ではヒットせんかったですけど(^_^;)。時は60’s後半、69年、英国ラグビー出身の(ラグビーって土地あるんだー)ギター、ヴォーカルのトニー・ニューマン、ギターのサム・ケンプが地元のバンド、ピンカートンズの面々と合体、メインライターのトニー・マコウレイと運命的出会いをしたのが運のつき、どうゆう訳かアメリカのコングレスってレーベルから先の「笑って!ローズマリーちゃん」を出してどゆう訳かイギリスよりアメリカで5位まで上がる大ヒット、1stアルバムをこれまたアメリカのジェイナス・レコードから出して2弾シングル「ベイビーちゃん」71年5月に第3弾「ヘイ・リトル・ガール」とこれらはヒットしなかったんだけど(^0^)。えー多分本国でヒットしなかったのはアメリカで先にヒットしたってことが第一原因かと思われます。むかついたんだわきっと。妙なとこにこだわる節ありUK人。まヤンキイもそうだけど。だってマコーレイさん絡みの他のバンドの曲(しかも同じローズマリー登場しちゃったりする)はおしなべて当たってるのでそれ以外ちと思い当たらないす。ヒットはともかく中身が重要、ローズマリーちゃん、ビートルズのヒア・ゼア・アンド・エブリホエア思い出します。しかも匹敵する名曲。マコーレイ氏の曲って職業作曲家のくせに手馴れた技術でちょいちょいって感じがちいともしません。本人も天からメロディが降って来るまでいつ出来るか3分か2ヶ月かわからんて申してたそうでそれも納得の自然で染み渡るメロディをお作りになります。ヘルプからラバーソウルまでのビートルスはあっとゆうまに駆け抜けたけどほっとくには実に惜しかったあの感触、そしてバカラック世界の洗練さ粋さ、相棒のマクロード氏と組むとモータウンの味も加わってのポップスの美味しいとこ満点でもう悶えちゃうのみ。そんな彼らの作にベストぴいたしなのがトニーさんのほんのり甘いボーカルとゆうことで。マコーレイ−マクロード両氏以外の曲ももちろんやってますがこれもいいやつばっか。モンキーズぽいのやらカントリー風のやらよくぞそんなんばっかやらせてもらえたなあと感嘆してしまいました。まあLPの10曲がそうだったんでCDでの残りの40曲ちょっとどきどきしちゃうけど、あれだ10曲必殺あれば大当たりでは無いですか。先にお買いになった方是非感想をお聞かせください。私も入手の暁にはもう一回ご報告させていただきます。こうゆうのがちゃんとCDになる世の中、まだまだ捨てもんじゃないなあ。

(マスター)04.10.5







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