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ろっくす特選盤


試聴はここで


*昨日のWANTEDはいとしのレイラ(^0^)。に比べりゃあ売り上げは惨憺、知名度も地の果てなタイラ・ギャングさん。それに相等しい駄目駄目盤だったらそだよなあで終わるんだけど中身極上、何らかの原因で人気出なかった場合は別じゃ。お節介であろうとも強力に応援させていただきます。原因の一つはは多分ボーカルのシーン・タイラ氏のルックスかと。バンコのジャケのおじさんかマンザネラちゃんかと思っちゃう。で音はと言うと...。悪玉ロックってジャンルがあるかはわかりませんがあるとしたらこんなんだぜ。他にはルー・ルイスのセイブ・ザ・ウォール。あっちはほんとの犯罪者だけど。はは。リーダーでボーカルのタイラ氏はニック・ロウ在籍のブリンズレイ・シュワルツと並んでパブロック界の双頭バンドと言われたダックス・デラックス出身。ダックスは解散後モーターズ、ルーモアそしてこのギャングと分かれました。ダックス時代は他のパブ・ロック連と同様のーんきなザ・バンド風味濃しのロックンロールをやっておったのが、アメリカでのブルース・スプリングスティーン登場、仲間内からのドクター・フィールグッドの登場、そして何よりパンク登場前夜の不穏な空気の中、このタイラ・ギャングではすっかり不良おじさんになっちゃってまー。音の中に飛び出しナイフ15本忍ばせてガンガン行ってます。ストーンズ好き前記のブルースさんドクター好きにはたまらん世界だー。曲も粒揃い。演奏もハッとする瞬間多数の締まりに締まったもの。「救命ボート無し」での無謀な出発の心意気ここにひしと感じました。タイラさん以外はけっこうかっこいい人たちだしこの音だしでライバルのグラハム・パーカー兄さんくらいブレークしても良かったんだけど、レーベルが弱小ビザークレーだしタイラ氏のむさーいルックスだしで(^0^)、音と等しいやさぐれイメージが出来なかった。くそー、しゃあないか。今なら同期もみな立派な親父だから対等じゃ。去年見事にCD化されて復活の時来たり。繰り返すけど中身は極上だからよーてめーら買いやがれ\(^o^)/。スティッフの名コンピ「バンチ・オブ・スティッフ」に入ってた”ヤング・ローズ”もがっちり入ってます。

(マスター)2004.6.4







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