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ろっくす特選盤


*およそ人とゆうものはどん詰まりの時は言わずもがなまったく順風漫歩うまく行ってる時でも全てを破壊して台無しにしたいとゆう欲求がふともたげる事があり、大体怖いか大人の理性なんてものでそんなこたあしないのだけどそれをいとも簡単にやっちまう男がこのジョン・ライドン氏。他に初代ゴジラか猪木くらいしか思い当たらない昭和の破壊王だ。出る杭は打たれる事を承知で出てるから打たれてもあの目つきでやってくれる妙な信頼感有り。したがってこの盤、ちょっと聴かれてこんなもの音楽じゃないぞと無視され罵倒されても屁とも思わんな。な気迫がここまで確かにありました。前作メタルボックスでこれぞまごう事無きPILサウンドを作っておきながら扇の要ベースのジャー・ウォッブル氏が脱退するやいとも簡単にそれを捨てて残ったレヴィン氏にもろくにギター弾かせずドラムと歌とノイズでこんなアルバムを。虚空に鳴り響くドラム爆音と声。有無を言わさず聴き入ります。偽善野郎のケツにキック、芸術野郎の顔にパンチ、スカした野郎も見掛けだけ尖がってる野郎もぐっちゃんぐっちゃんんにしてしまいには己も自爆しようが後先考えずに突っ走るやっぱ真性パンク人間はこの兄ちゃんだけだったのだなあと実感、そしてここまで追い込んでやったのもこの人ぐらい、この後レヴィン氏も脱退、爆沈して長い間もがき悪あがきだとしてもわたしゃ尊敬いたします。覚悟たっぷりとても出来んことをやり通してるこの盤は誰が何と言おうと名盤だ。楽しめなかったら眉をひそめて唾でもかけてやって下さい。緑色に光って喜ぶよきっと。

(マスター)2004.2.10

みなさんオピニオン

name : 気づいたらNEET
comment : バイトでスキだった先輩にかえせなかったままのこのCD。いまでもたまに聞いてますよ先輩
how : search engine







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