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*これまで名曲含有率94%とゆう恐るべき英国無国籍音楽探検バンド、モノクローム・セット。今回は新大陸摩天楼に上陸いたしました。前々作はイタリアからモロッコへの旅、そして前作ロスト・ウイークエンド(レコード会社の関係からいつまでも再発無しくやしー)は新大陸へ渡る船中の物語しかもタイタニック、女装してた為生き残って命からがらニューヨークにたどり着いただよ。一曲目から意気揚々ビル街を闊歩するかのようなハツラツとした音が飛び出して来ます。ドラムに初めてゲートエコーをかけた。90年になってやっと。世の中はもうこの音飽き飽きしてるっちゅうのに。けどこれが効いてまして気分高揚してる様をヴィヴィッドに活写してる次第。使うべきとこに使えば使えますってほくそえんでるビド氏の顔が思い浮かぶ。で曲目がベラモンテでっからまだヨーロッパ気分が抜け切ってません。せっかくアメリカに来たのに訪れるのは外人街ばかり。2曲目ではスパニッシュ、ゲートは外して、復帰レスター・スクエア氏のギター冴え渡り踊り子が踊りまくる。3曲目、元カウボーイが経営してるハイテクビルに潜入、ゲート強烈、わーいつのまに世間はこんななっちゃんだとちとびっくりそして意気消沈、そしたら4曲目で綺麗な女人が慰めてくれました。インド系の美女だよ。すっかり元気取り戻してその場で踊ります(5曲目)。モロッコで見た金色の水の唄で。その場にいたカウボーイが生ギターで伴奏してくれた。すっかり意気投合した三人は一緒に住もうとゆうことになり不動産屋さんと物件を廻ります。出来れば家の神様が住んでるうちにしたいって言ってるけどそりゃ無理かも(6曲目)。見つけました神様がいる家。郊外の森の外れ小さいながらかわいい家です。さっそくバルコニーで歌う主人公(7曲目)。放浪の旅の想い出と共に。すっかり落ち着いたけど根はやっぱバカボンドな人間。ふらふらとまた街に出てきてしまいました。街には凶悪な顔をした悪漢が一杯。恐ろしい顔で笑顔を浮かべ悪の誘いをしてきます(8曲目)。走って逃げて誰もいない通りに。雨上がりの路上に光るはガス灯の白い光のみ(9曲目)。何をここにしに来たのかしばし考える。光が青に金に銀に虹色に。自分は平和と愛を探してるだけだそしたらいつまでも若い命を燃やせるぞいと走り出し(9曲目)迷い込んだのは袋小路、そこで待っていたのは・・・・。
とゆう話(多分)を完璧なアレンジとKOメロディで奏でてます。雰囲気はビートルズ前ビド君幼少期の音楽の記憶、そして現在、を行ったり来たり。またも聴く人それぞれに自分の映像を持つことが出来るアルバムを作ってくれました。

(マスター)2003.10.8

みなさんオピニオン