*愛すべき英国ハードロックバンド、ジョーディの2ndです。題して「名前でだまされませんぜ」。ヴォーカルは後年AC/DCでお馴染みになるブライアン・ジョンソンさん。デビュー曲「オール・ビコーズ・オブ・ユー」が大ヒット、勢いに乗って来日までしてしまいおって。最初はどう考えてもスレイドだーてな感覚で受けておったはずで1stも彼らに勝るとも劣らないまでもかなり迫る(^0^)ファニーな大バカ三太郎で最高でした。さてこの2枚目、いかん、このままではスレイド二番煎じで終わってしまうと真正面大真面目ハードロックに挑戦。特にゼップ路線。ゼップ二番煎じに終わってしまうぢゃないかー?とは誰も疑問を呈しなかったらしい。はは。結果、ものすごーパワフル力ロック成功です。ただ売上げはコケた模様。みんなバカヤロウ望んでいたのね。かくゆう私もそうゆ面ではちと寂しい。だけどブライアンさん歌えるからねえ。演奏力も基礎体力有りだから貴重なリアルタイム・ハードロック・アルバムなのだ。けっしておろそかには出来ぬ。目玉は「朝日のあたる家」。同郷のアニマルズに敬意を表して。これだけはバカロックだけど。なんせ肝心なオルガン弾きがいませんからそれをコーラスで補おうとしてます。「むー」って(^0^)。これはどう考えても無理筋。けどその無理がかわいいの。はい。他の曲はえーっと、曲を作ってるギター弾きのマルコム氏のアイドルはジミー・ペイジさんってことでリフの鬼と化してる。ただギターソロが嫌いらしく。いいのかそれで。時々弾いてて先の「朝日の〜」とか3.のソー・ホァットとかでは見事なスライドとかやってんだけど弾かないねえしかし。謎だ。やっぱこれはハードロックバンドとしては弱点だろなあ。どうしたってみんなギターヒーロ待っちゃうから。でもそれで関節技しかしないレスラーのようにガチンコになってるとも言えます。関節技つうよりずーっとヘッドロックとかスリーパーホールドかけてる感じかな。体は馬鹿でかく顔も凶悪。ドン・レオ・ジョナサンとか。人間発電所。4.のマーシナリイ・マンではジミー・ペイジ、ステージ上で弓とテルミン使用のパフォーマンス風の音を再現してます。弓とテルミン抜きで。とゆうことでジョーディに関してはこの言葉を捧げるしかない。「人は欠点があるから素晴らしい。」。聴きながらけっこう文句ばっか言ってるくせに大好きでしょっちゅう聴いてるよ俺。ブツ見たら即買っちゃうし。名盤じゃ無くても楽しいのあるからロックって最高なんだよなあ。 (マスター)2004.10.7 |
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