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ろっくす超大特選盤

*パンクど真ん中から登場してきたバズコックス。超高速1stでデビュー、それが成功、7ヶ月後にこの2nd発表と順風満帆、タイトルはラブ・バイツ、最早パンクであろうがなかろうが本人達はどうでもいいのでは無いかと想像してたらさにあらず、思いっ切り真面目にパンクしてたのでありました。つまりブームや風潮に惑わされず他人と違う自分達だけのことをやるのがリアル・パンクの精神では無いかと。それがパンク自体にも向けられてのこのぼよよ〜んとした服装、ラブソングばっかの歌、とゆう訳だったそうです。そしたらそうした姿勢が売れたことででか誤解され軟弱な連中とゆうそしりを受けることになり彼らは悩んでご乱行の数々でプレスを賑わすことになってそれが天狗になったかとまた誤解されフロントマンのピート・シェリーちゃんは謎々にはまったり抗鬱剤打つ様になったり忙しさも相まって散々な状況になっていたとはわしゃ知らんかったよ。だってこの盤自信、力強さ共に溢れたとんでもない代物だったから。音楽的にこれだこれがわしらの音楽だってのを掴んで炸裂してたからこその理解されない悩みだったのかもしれん。1stでの性急なスピードは姿を消し、腰の座ったビートといよいよ目標定まれりの男女どっちかわからん私を求めて愛の歌。胸かきむしられるような感情の吐露。トロにゃ。それをとことん無表情にあの怒涛のバズコックス・サウンドにのせて歌います。形は4ピースの只のギターバンド、それでいて出てくる音はビートルズそしてブラック憧憬のそれまでのビートバンドから完全に縁の切れた音楽。こればっかは聴いていただかなかれば。試聴してみてハナからどうも気になる、もしくはピンと来た、グッと来たこのいづれかであれば行っちゃって下さい。ハマリます。既にハマってどうしょうもなくなってしもうた人間がおります。私です。当時も浮いた存在でありました。今も浮いております。ですから古くなりようがありません。26年前とまったくおんなじ輝きを放っているバズコックス・サウンド。三枚ある盤のど真ん中。彼らの音楽でもど真ん中。ノスタルジア、エバー・フォール・イン・ラブの確実に一線を超えた名曲入りのラブ・バイツ。噛んでみてくれる人が一人でも増えて25年前の彼らを今励まそう。あんたら大した人達やで。

(山)2004.11.16



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↑私製ジャケです。このような日本盤シングルは実在しません。

エヴァー・フォールン・イン・ラヴ?
バズコックス
1978/9/8


も完璧に好きで完璧にイカれ続けてるバンド。
そいつはバズコックス。
何せ31年経っても飽きない。それどころかますますイカれてます。
あっしが相当イカれてるのか、あいつらがもっとイカれてるのか。イカれ合戦続行中。
それもこれもこないな歌を作り演りやがったからだ。
バズコックス中、1,2を争う極め付け歌、

エヴァー・フォールン・イン・ラヴ?
〜Ever Fallen In Love (With Someone You Shouldn't've)


これで完全にイギリスでも爆発しました。バズ人気。3回目のチャートイン・シングル。
2枚目のアルバム”ラヴ・バイツ〜Love Bites”1978年9月22日発売から一足早い先行シングル、
9月8日発売。
9月下旬には39位で初登場、以後、月を三つに分けた推移で、26-19-13-(12)-17-25位。
瞬間最高位12位。
作は頭、ピート・シェリー君。製作はマーティン・ラシェント氏。
これ以上何が足せる、何が引けるつほど、ド完璧です。
唄ってることもそのまんま、ウチのCDの和訳が無茶苦茶なのが不思議なくらいわかりやすし。
まー、間違ってるのは唄い方があまりにへにゃで聞き取れなかったからだろうけど。
正直こそパンク。そして愛の絶望パンク。
これだけの赤裸々です。これで駄目ならバズのコックスはお仕舞い。
皆さんにとって用が無いもの。諦めちゃおう。

Buzzcocks - Ever Fallen In Love (With Some You Shouldn't)
http://www.youtube.com/watch?v=TfAoeVRktwU





君は僕の気持ちを逆なでする
僕をゴミみたいな気持ちにさせる
そして僕は傷つく

で、もし僕がそれでわめいたなら
僕は君を失ってしまうかもしれない
そんなことはもっと嫌だ

これまで誰かに恋に落とされたことがあるかい
これまで恋に落とされたことが 誰かに
これまで恋に落とされたことが

誰かと恋をして
君は恋をすべきじゃなかったんだ

僕は大した未来を想像することが出来ない
自分の責められるべき何かを見つけられない限り
何て恥さらしだ

そして僕らはそんなに長く一緒にいられないだろう
二人とも同じだと感じない限り

これまで誰かに恋に落とされたことがあるかい
これまで恋に落とされたことが 誰かに
これまで恋に落とされたことが

誰かと恋をして
君は恋をすべきじゃなかったんだ

君は僕の気持ちを逆なでする
僕をゴミみたいな気持ちにさせる
そして僕は傷つく

で、もし僕がそれでわめいたなら
僕は結局、君を失うことになるだけ
そんなことはもっと嫌だ

これまで誰かに恋に落とされたことがあるかい
これまで恋に落とされたことが 誰かに
これまで恋に落とされたことが

誰かと恋をして
君は恋をすべきじゃなかったんだ

これまで誰かに恋に落とされたことがあるかい
これまで恋に落とされたことが 誰かに
これまで恋に落とされたことが

誰かと恋をして
君は恋をすべきじゃなかったんだ

がががががががががが

これまで誰かに恋に落とされたことがあるかい
これまで恋に落とされたことが 誰かに
これまで恋に落とされたことが

誰かと恋をして
君は恋をすべきじゃなかったんだ

誰かと恋をして

これまで誰かに恋に落とされた
君は恋をすべきじゃなかったんだーー



1950年に初演されためちゃ浮かれのブロードウェイ・ミュージカル、
”ガイズ&ドールズ”

をピート君が1977年にTVで見て、このタイトルのセリフを聞いて作ったそうです。

Guys and Dolls Opener - Horse Right Here
http://www.youtube.com/watch?v=Fl6MHgh1vFQ

Guys and Dolls 2002 月組 parade
http://www.youtube.com/watch?v=nKisappb2HU

こうゆうの見てこうゆう唄を作る人。


B面は、
ジャスト・ラスト
〜Just Lust


同じく2ndアルバムから。これぞまさにシングルB面。
愛想も何もありゃしない。
しかしてこれまた問答無用。
ここまでハマったら、ここまでハマる、これまた愛の絶望パンク。
アルバムで聴きますとアンタ、どーしてそれもシングルにしなかったのつ、

ノスタルジア

つ、も、のけぞりものの名曲のあとにお出ましして絶望をさらに後頭部しっぺされる一品です。

Buzzcocks - Just Lust
http://www.youtube.com/watch?v=OMBZHw5vpRk




君の目にはベッドがある
でもそこには信じられるものは何も無い
ただの欲望、ただの欲望

君は僕に嘘を言っている
君がそれを言う時はそれが必要だから
ただの欲望、ただの欲望

君は僕の夢をすべてぶち壊した
それで僕の頭は破裂しようとしてる
それってほんとにマジかよ そう見える通りなのか
でもそんなのは全部ゴミ箱行きなのさ

君の両手が求めたいと思ってる
僕にはわからない それがやり過ぎなのかどうか
ただの欲望、ただの欲望

そいつはただ貪欲なだけに見える
君のタッチを全部味わいたいだけの
ただの欲望、ただの欲望

君は僕の夢をすべてぶち壊した
それで僕の頭は破裂しようとしてる
それってほんとにマジかよ そう見える通りなのか
でもそんなのは全部ゴミ箱行きなのさ

君は奪いたい心に狩り立てられている
そいつは傷つくことだ
そいつはあまりにも不公平
ただの欲望、ただの欲望

もし大切なことだったら
僕は騒いだりしない
ただの欲望、ただの欲望

僕は理解が遅かった
そしてそれがより事態を悪くする
もし情熱ってのがファッションだったなら
その時は感情は呪いだ

ギタア

僕は理解が遅かった
そしてそれがより事態を悪くする
もし情熱ってのがファッションだったなら
その時は感情は呪いだ

君は奪いたい心に狩り立てられている
そいつは傷つくことだ
そいつはあまりにも不公平
ただの欲望、ただの欲望

もし大切なことだったら
僕は騒いだりしない
ただの欲望、ただの欲望

それは僕の想像だ
僕なりに選んで物事を見ること
愛は有名なんだよ
それがただ失う為にあるもんだと・・・



轟音ギターには訳がある。
ご理解していただけるかと。

で、
こちらとしてはこうゆうたまらん歌をやりたくてバンドをやり始めたんすが、
これはバズコックスだけのもので、自分のは自分で見つけなければならない。
見つけたバズが羨ましくてたまりません。

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(山)2009.11.10

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ラヴ・バイツ

ラヴ&バイツ+7

Love Bites


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The Buzzcocks Ever fallen in love live
http://www.youtube.com/watch?v=Bif2q_Zo3-4


Ever Fallen in Love (2005) - Roger Daltrey, Elton John, Robert Plant, David Gilmour
http://www.youtube.com/watch?v=X61vk_VqtuM


FINE YOUNG CANNIBALS EVER FALLEN IN LOVE
http://www.youtube.com/watch?v=tfdIAbHzxmg


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ろっくすバズコックスのページ

資料

資料(英版)

English Version

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みなさんオピニオン
マスター> リズム・セクションが違っているのでビート感が違うのが悔しいんですが。それでもかなり良いです。新しい面がバッチシで。

name : きーすうぇすと
comment : ラブ・バイツ・・・なんていい響き。コレもいいアルバムですね。がっちりしてる。
私は"Ever Fallen In Love"なんてファイン・ヤング・カニバルズのを先に聴いたような遅れて来たファンですが、できれば中学生位の時に出会いたかった。この人たち最近もアルバム出してるようですが未聴なんです。やっぱりいいですか?
how : search engine

マスター> とにかく好きなバズコックス。3枚とも甲乙付けられません。中でこれが一番音がぶっといです。 [11/16 07:54]







++ご意見をこちらより是非。後ほど掲載させていただきます++
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