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*アメリカン・ロックちゅうと、うーんクリーデンスだがや。クリーデンスちゅうとそりゃプラウド・メアリーだがや。プラウド・メアリーちゅうとティナ・ターナーだがや腰ミノガニマタださー。とゆう連想化してしまいますか?それはまずい(^0^)。そりゃもう人気有りました。いや私が洋楽聴き始めた頃には既にもういなかったバンドですから人気有った模様ですと言わなきゃならん。しかしその時でもそれは充分に感じられるほどでした。今だって駅前の怪しいCDワゴンセールには必ず1枚は入っております。うちだって買ってしまいました。全部知っております曲。どこで最初に聴いたのかわからん。洋楽にはだって洋楽ですから知られているけど知られていないのではないかってバンドはけっこうありますがこのCCRもそれかもしれません。知った気になってる可能性大。聴いたらそりゃもういや良いなあとなるに決まってますのでこの際改めて行ってみませんか?まずはこのベストから。ワゴンセールはあきまへん。ふーんそうだったなあで終わってしまうきっと。知ってるヒット曲は網羅されてるだろうけど。その点、このクロニクル第1巻。こいつはちと違います。最初がスージーQ。そりゃデビュー・ヒットがそれですからそうなんだろうけど2曲目がプタスペルオンユー。これも初期ヒットだから並びなんだけど。それにしてもまともに来たこの2曲は強力です。ぐっと重心が下に。覚悟せいよと。そして出てくるプラウドメアリー。全然違って聴こえてくるから不思議で。CCR。ジョン・フォガティそしてそのカリフォルニアの同級生2人とその兄トムとで59年にバンドを結成したのがそもそもの始まり。最初は時が時なんでブリティッシュ・ビート風で行こうとしたけどまったく駄目、ジョンさんとドラムのダグさんが徴兵されて帰って来て再出発したところあらあらあらどうしたのの大成功。徴兵中ジョン兄さんが夢見たアメリカの風景と他の兵士そしてアメリカ人が夢見たアメリカの風景がびったし合致したのかもしれん。何たってカリフォルニアのバンドですからこの南部は憧れの想像の南部です。それはカナダでそれを夢見たザ・バンドと同様。ロックンロールの道を進んだら右下からソウル、ブルースの道が左下からカントリーの道が。魔のクロスロードでそれが合流してジョン・フォガティの富士サファリパークか和田アキコ30倍の声で歌われます。神様がくれた100万ドルの声だけで勝利は70%確実。源流遠くで合流したザ・バンドとはまた違いそれはまだ熱を持って赤い血の臭いがぷんぷん。ハンバーガー・ショップのガスレンジのこびり付いた汚れの臭いも。汗染みで真っ黒のTシャツで資材を運んでる最中傍らにいつもあるラジオで流れて応援してくれます。出てくる音はエフェクターも何も通してないギターを触ったそのまんまの音。朝飯食った直後の漏れそうな声。もはやトウが経ち忘れかけた頃に出されたこのベスト盤、はいあれが入ってないこれが入ってないあります。20曲でも足りないほどヒットありますから。しかーしクリーデンスはまるごとクリーデンスでくりーでんす。これを着火点としてどこに進むか?あのナイスな装丁のボックスか?それともオリジナル・アルバムをじっくりと時がはまる時に一生かけて買い集めるか?もう彼らは逃げませんから。少しづつでOK。毎日のお米と同じようにとっても必要な音楽である気がとてもいたします。

(マスター)2004.6.30








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